
VeChain / VEN メインネット移行に伴うトークンスワップ情報

Crypto Times 編集部
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VeChainはメインネットであるThorのローンチに伴い、VENからVETへとトークンが移行します。
約30日後に行われるメインネットへの移行に合わせ、現在のERC20トークンであるVENを保有しているユーザーはトークンスワップの準備をする必要があります。
トークンスワップ自体はメインネットローンチ後に行うことが可能となるので、この記事を参考に準備をしておきましょう。
VENとVETの交換レートについて
トークンスワップを通して、1VENトークンは100VETトークンになります。しかし、保有しているトークンの価値は変わらないので、単純に1トークンあたりの価格が1/100になり、保有量が100倍になるということを意味します。
1トークンを100分割した理由について、VeChain財団は公式ツイッターアカウントでこう述べています。
- VeChain財団からのコメント
- 私たちは、スマートペイメントにおいてトークン数が小数点になることを懸念しています。この懸念を払拭するため、メインネットのローンチに合わせて1VENを100VETへと分割することにしたのです。
Due to the rate of adoption, we recognize that VET would primarily be calculated using fractionals in smart payments. With the mainnet launch’s token swap, we will conduct a 1:100 coin split to alleviate this concern. At that time, every 1 VET owned will be exchanged for 100.
— VeChain Foundation (@vechainofficial) 2018年5月18日
つまり、使用しやすい単位でトークンの利用が行われるようにという措置のようです。
トークンスワップの方法
トークンスワップの方法はスマートコントラクトのようなシンプルなものです。
まず始めに、Thorメインネットのローンチと共にリリースされるVETウォレットのアドレスにVENトークンを送金します。
その後、VETウォレットソフトウェアが自動的にVENトークンをVETトークンに変換します。これでトークンスワップは完了です。
また、VeChainチームはトークンスワップには一定の時間を要することから、しばらくはVENとVETの両トークンに対応するとのことです。
まとめ
メインネットのローンチ後しばらくは両トークンに対応するようですが、VENトークンの仕様ができなくなる時がいつか来ます。
ホルダーの方々はなるべく早いトークンスワップを行いましょう。
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