加熱するイーサリアム上でのW杯予想賭博に当局が警戒していたと発表

加熱するイーサリアム上でのW杯予想賭博に当局が警戒していたと発表

この記事の3つのポイント!

  • イーサリアム上で行われているW杯の試合結果予想賭博が盛り上がりを見せている
  • 多くの賭博コミュニティがW杯の盛り上がりに便乗
  • 各国当局が取り締まりを強化し、違法賭博などの犯罪を警戒

記事ソース:Ethereum [ETH] based gambling during the World Cup, authorities vigilant

現在開催中のFIFAワールドカップ ロシア大会2018の盛り上がりに合わせ、イーサリアム上で行われているワールドカップの試合結果予想による賭博も大いに盛り上がりを見せており、各国当局が警戒をしている報じられました

今回のワールドカップは世界中で約40億人の人々に視聴されており、この世界規模のブームには賭博コミュニティも乗じていると報じられています。今回の決勝トーナメントでは360億ドル以上もの賭金が集まると見られ、そのほとんどが仮想通貨での取引となるそうです。

今月15日に予定されている決勝戦でも多くの賭金が動くと見られ、仮想通貨賭博プラットフォームの多くがイーサリアム(ETH)、もしくはバイナンスコイン(BNB)上でのものであるとも報じられています。

賭博産業における仮想通貨の使用は多く見られるようになり、中国やその他当局は取り締まりを強化し、ワールドカップの試合結果予想による違法賭博を行う仮想通貨賭博組織の閉鎖などが行われています。中国当局は7月13日、6人の賭博組織容疑者を逮捕したと報じ、500万元相当の現金と1000万元相当の仮想通貨の差し押さえが行われました。

同当局の報告によると賭博組織はダークウェブにおいてビジネスを成功させており、賭博サイトのユーザ数はおよそ35万人にもなるそうです。

ダークウェブとは一般的なウェブブラウザではアクセスできず、アクセスが匿名化されているウェブサイト、アドレス空間のこと。ダークウェブ、ダークネット、ディープウェブ、深層ウェブなど、様々な呼び方がある。

当局はこれらの賭博組織について、

 

”賭博組織は大きな利益を生み出すために、我が国では仮想通貨が効果的に規制されていないという抜け穴を利用したようだ。”

 

と述べています。

Daichi
仮想通貨によってできることも広がりましたが、規制等が整わないうちは犯罪などの温床にもなりかねませんね

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