米ウェストバージニア州、選挙でブロックチェーンの投票アプリを利用する方針

米ウェストバージニア州、選挙でブロックチェーンの投票アプリを利用する方針

この記事の3つのポイント!

    1. 米ウェストバージニア州の選挙で、ブロックチェーンを利用した投票アプリを導入へ
    2. 対象は海外駐留の兵士のみで、11月の中間選挙で実施される
    3. 専門家や選挙関係者からはセキュリティの懸念の声もある

記事引用元:West Virginia to introduce mobile phone voting for midterm elections :CNN

米ウェストバージニア州が、ブロックチェーンを利用した投票アプリを選挙で導入する方針を示したと、CNNが伝えました。

ボストンに拠点を置く企業Voatzが開発したアプリを用いて、政府発行の身分証明書とセルフィー動画によって投票者の本人確認を行い、投票したデータは匿名化されブロックチェーン上に書き込まれます。

11月の中間選挙で導入される予定ですが、対象は海外駐留の軍隊兵士で、実際に利用するかは各郡が決定します。

この方針に対して、「セキュリティの低いデバイスとネットワーク環境で投票が行われることは、恐ろしい考え」という専門家もいます。

選挙保全監視団の議長マリアン・シュナイダー氏はモバイル投票が良い考えかを問われ、「端的に言えばノー」と答えており、モバイル投票は攻撃領域が広く、ネットワークでの変化を検出できないことを危惧しています。

NT
ブロックチェーンを活用した投票は、投票が完了するまでのセキュリティにも注意しなければなりませんね

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