ガイコツNFT『Wicked Craniums』の二次流通取引ボリュームが5億円を超える

ガイコツNFT『Wicked Craniums』の二次流通取引ボリュームが5億円を超える
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Wicked Craniums 二次流通取引が約5億円に

ガイコツをモチーフにしたNFTアートの『Wicked Craniums』はリリース後、約3日で二次流通の取引高が2,404.35ETHに到達しOpenseaで第2位となっております。この価格は日本円にして、約5億円です。

こちらの画像は、Openseaの過去7日間のプロジェクト毎のランキングです。取引アベレージは約0.36ETHとなっています。『Wicked Craniums』の初期販売は0.06ETHなので約6倍の価格がついています。

Openseaの取引履歴を確認してみても、現在は(2021年6月24日)頻繁に取引をされています。

二次流通での最高価格がついているNFTはこちらです。価格は19ETHとなっています。0.06ETHで購入したことを考えると、約30倍の価格です。

Wicked Craniumsとは

Wicked Craniumsは、10,762個のCraniumsを絵で表現したものです。初期販売の価格は1個あたりETH 0.06で、絵柄には180以上の特徴があります。Craniums(NFT)を所有することで、メンバー専用のSNSである「The Cradle」へ参加できます。

主な特徴はこちら

  • 発行枚数:10,762枚
  • 初期価格:0.06ETH
  • NFTの使用権および商業権をOK
  • SNSプラットフォームへ参加
  • 販売枚数に応じてプロジェクトが開始

大きな特徴としては、NFTを所有していることで、コミュニティへの参加ができるようになっています。NFT所有者は、商業権も持てるので、グッズ販売なども可能になっています。

販売枚数は、100%売れたようなのでプロジェクトはこれらが開始される予定です。

  • Wicked Cranium Merchandise Storeが開始
  • 10個のCranium Sculptureがランダムなオーナーに郵送
  • テーマソングがリリース
  • 限定コレクションのトレーディングカードがドロップされる
  • インタラクティブなARとWicked Cranium Liquidity Pool

Wicked Craniumsが数日でありますが、高い流動性を保てたのは、SNSプラットフォームへの参加などの影響が大きいと考えられます。今までのNFTは受動的なインセンティブがあるものはありましたが、SNSのような能動的な活動のできるユーティリティは珍しいものになっています。

NFTから話題はそれますが、クラブハウスの例を考えてみるとユーザーの参加を限定的にしているSNSは爆発力がとても大きくなりやすいです。この影響が現状の取引ボリュームに反映されていると思われます。

ただ、今後どこかで落ち着いて、徐々に小さくなってくる可能性もあります。NFTは流動性がなくなってしまうと、売却しににくなるので、もし購入する場合はこの辺りも気をつけてください。

https://www.wickedcranium.com/

記事ソース:Wicked Craniums

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