Yield Guild GamesがYGGトークンを発売することを発表
Crypto Times 編集部
Yield Guild Games ネイティブトークン発行
分散型自律組織である、Yield Guild GamesはネイティブトークンであるYGGの公開発売を2021年6月27日行うことを発表しました。
ANNOUNCING THE YGG TOKEN SALE 🛡️⚔️🍣
We are excited to announce the YGG token sale in partnership with @SushiSwap Miso IDO launchpad on July 27, 2021! https://t.co/SaIgvyRO1n pic.twitter.com/uCrDoUBnOk
— Yield Guild Games (@YieldGuild) June 23, 2021
YGGトークンの導入により、ギルドの所有権をステークホルダーに分散させ、Yield Guild Gamesが投資をするNFTや暗号資産が生み出す価値に触れることができるようになるようです。YGGトークンの保有者は、ガバナンスに参加することが可能になります。
YGGトークンを所有してガバナンスに参加できるということは、Yield Guild Gamesの投資先の決定やNFTの使用用途、プレイヤーの選定などに関わることができるかもしれません。どこまで機能するガバナンストークンなのかは、まだ不明ですが今よりプレイヤーたちがYield Guild Gamesに介入することができるようになることは間違いなさそうです。
YGGトークン概要
- 販売期間:2021年7月27日10:00 AM ESTから3日間
- SushiSwapのローンチパッド「MISO」で実施
- 発行枚数:10億枚
ホワイトペーパーによるとトークンの分配はこのようになっています。アロケーションなどもホワイトペーパーに記載がありましたので、詳しい詳細が気になる方はぜひホワイトペーパーをご覧ください。
エクセルでまとまっているトークンディストリビーションもこちらにありますので、ぜひチェックしてください。
Yield Guild Gamesとは
Yield Guild Gamesは、初期投資を準備できないプレイヤーにNFTを貸し出すことで、新規プレイヤーにPlay-to-Earnを体験してもらい、協力してブロックチェーンゲームで稼ぐグループです。収益はギルド、マネージャー、プレイヤーで分配されています。先日、400万ドルの出資を受けたことで話題になっていました。
ブロックチェーンゲームギルド『Yield Guild Games』が400万USDの資金調達
Axie Infinityを主軸にしていて、フィリピンやベネズエラのユーザーたちにNFTを提供しています。Axie Infinityが広まったキッカケになったギルドと言っても過言ではありません。
Since launching in November 2020, we've grown our player community to over 17k members and invested in 10 games, including @AxieInfinity, @F1DeltaTime, @TheSandboxGame, @illuviumio and @zed_run. pic.twitter.com/7QwJBAv5Ex
— Yield Guild Games (@YieldGuild) June 23, 2021
今までこれらのゲームに投資をしており、これからも様々なPlay to EarnのNFTを利用したブロックチェーンゲームへの参入をしていく予定です。現在はプレーヤーコミュニティを17,000人を超えるメンバーに拡大をしています。
まとめ
Yield Guild Gamesはe-Sportsと違うベクトルで「ゲームで稼ぐ」を実現させてきてます。現状は貧困国などのユーザーが多いそうですが、今後のゲーム次第で先進国のプレイヤーも参入してきたら、ゲーム業界が大きく変わりそうです。
今回のトークン発行によって、DAO化が進みより強固な分散型ギルドとなっていくことを願っています。ブロックチェーンゲームで生活が救われている人々もいると考えると、すごい時代に突入しているのだなと感じます。
記事ソース:Yield Guild Games HP
画像:YGG WP