Blast BIG BANGコンペ優勝プロジェクト「YOLO Games」とは?|Blastエコシステム最注目のGambleFi

2024/03/19・

Crypto Troll

Blast BIG BANGコンペ優勝プロジェクト「YOLO Games」とは?|Blastエコシステム最注目のGambleFi

イーサリアムでは多くのレイヤー2エコシステムが日々成長していますが、現在最も加熱しているのはBlastかもしれません。

Blastは、NFTマーケットプレイス「Blur」創設者のPacman氏(@PacmanBlur)によって開発されるイーサリアムレイヤー2です。2月29日にメインネットをローンチしてからもTVLは右肩上がりに推移しており、そのエコシステムに対する注目は冷めることなく続いています。

Blastでは、1月から「Blast BIG BANG」と題したコンペティションを行っていました。そして、2月23日、3000以上の応募プロジェクトの中から、47の優勝プロジェクトが発表されました。

今回の記事では、BIG BANGコンペ優勝プロジェクトの1つである「YOLO Games」を特集します。

YOLO Gamesとは?

Big BANG BLAST優勝プロジェクトGambleFi:開発者向けエアドロップを全てプレイヤーへ還元予定

YOLO Gamesは、BIG BANGコンペにてGambleFiカテゴリーとして選ばれた6つのプロジェクトのうちの1つです。

Blastでは、BIG BANGコンペ選出プロジェクトに対して、開発者向けのエアドロップを実施すると発表しています。

YOLO Gamesは自身に割り当てされる$BLASTエアドロップを、100%プレイヤーに対して還元すると発表しており、プレイヤーのより良いゲーム体験の実現に努めているGambleFiと言えるでしょう。

全てのゲームを完全にオンチェーンで提供

GambleFiを楽しもうとするプレイヤーにとって、ゲーム結果が運営によって操作されておらず、公平であるかどうかは非常に重要です。

YOLO Gamesでは、全てのゲームが完全にオンチェーンであり、ランダム性と価格フィードのために様々なオラクルを使用しています。

全てのランダム性を常に検証可能とすることで、YOLO Gamesはプレイヤーが求める透明性や公平性を実現しています。

プレイヤー重視のインセンティブを構築:手数料や利回りの100%を還元

YOLO Gamesでは、プレイヤー報酬が重視されています。その試みをいくつか紹介します。

  • ゲームから発生した手数料の100%をプレイヤーに還元
  • ネイティブ利回りの100%を還元
  • Blastインセンティブを100%還元

YOLO Gamesでは、手数料の還元について幾つかの方法を用意しています。ここでは、そのうち主要な2つであるRakebackとくじ(Lottery)について紹介していきます。

Rakeback:30%分の手数料を還元

Rakebackは、手数料還元施策の30%を占めており、一定期間にわたって利用料金の一部をプレイヤーに還元する仕組みです。例えば、とあるプレイヤーが1ETHを手数料として使用した場合には、手数料還元として0.3ETHを請求することが出来ます。

この手数料返還請求の期間は、12時間ごとに4つのフェーズで構成されています。各フェーズでは4分の1ずつ(上記の例だと0.075ETH)の返還を請求することが可能となっています。

フェーズが移ってしまうと、前のフェーズの手数料は請求出来なくなることには注意が必要です。

くじ(Lottery):15%分の手数料を還元

もう1つのプレイヤーにとって身近な還元は、くじ(Lottery)です。これは、手数料還元施策の15%を占めています。

プレイヤーはYOLO Gamesで遊ぶことによってポイントを獲得出来ますが、1000ポイントごとにチケットを1枚獲得可能です。

このチケットを使うことで、賞金を獲得できるくじに参加することが可能です。この賞金プールは手数料によって構成されています。

くじは、デイリー抽選とウィークリー抽選が用意されており、プレイヤーは好きな方で抽選に参加することが可能です。

その他にも多くの手数料還元を実施予定

ここまで紹介してきた手数料還元は、全体の45%を占めるものです。

残りの55%については、30%が将来のプロモーションやインセンティブに使用される予定とのことであり、20%の用途についてはまだ未発表となっています。

勝っても負けてもポイントを稼ぐことが可能

YOLO Gamesが提供するゲームでは、勝っても負けても報酬がもらえます。ゲームに参加するたびにポイントを獲得し、リーダーボードのランキングも上がっていきます。

デイリークエストをこなしたり、マイルストーンを達成することで、シーズン終了ごとに多くの報酬を得ることも可能です。

YOLO Gamesのゲーム紹介

オンチェーンゲームのスイートを提供

YOLO Gamesは、オンチェーンゲームのスイートを提供しています。

勝者が1人のみのハイリスク・ハイリターンなゲーム(YOLO)から、敗者が1人だけのローリスク・ローリターンなゲーム(Poke the Bear)まで、幅広く提供されています。

ここでは、現在、YOLO Gamesで提供されている3つのゲームを紹介していきます。

MOON or DOOM:BTCやETHの価格傾向を予測

一定時間の間に暗号資産の価格が、上昇(MOON)するか下落(DOOM)するかを予想します。的中すれば、勝利となります。

予想する暗号資産は、ETHUSDとBTCUSDのペアとなります。これらの価格情報は、Pythのフィードから直接取得されたものです。

実際のプレイ画面

上記添付画像が、実際のYOLOの画面となります。

一定時間ごとの価格を基準に、その価格よりも上昇しているか下落しているかを予想します。基準となる価格は「Current」となっている価格です。(上記画像の場合、$68,562.9)

価格を予測する期間は、BTCとETHで異なっており、BTCの場合は5分間、ETHの場合は1分間となっています。

時間が経過した後は、最終結果が表示され、予想が的中した人には報酬が与えられます。

ここで注意が必要なのは、最終価格は画面に表示されている価格ではなくオラクルによって決定された価格になることです。それぞれに時間差があるため、DOOMの結果がMOONの結果に変わる(またはその逆)こともあります。

また、まずありえないことではありますが、始値と終値が同じとなった場合には、両者(MOONとDOOM)敗北となります。

YOLO:勝者総取りの宝くじ

YOLOは、勝者総取りの宝くじです。プレイヤーは共有ポットにETHもしくはUSDB(Blast上のステーブルコイン)をベットします。プレイヤーの勝率はポット総額の自身のベット金額に比例するようになっています。

ベットが終了すると、ランダムに勝者が1人選ばれます。勝者は手数料を除いた全額を獲得します。

このランダム性には、Gelatoが使用されており、結果の透明性や公平性が証明できるようになっています。

実際のプレイ画面

上記画像は実際のYOLOのプレイ画像です。ベットした金額に比例して、それぞれのプレイヤーの領域が多くなっており、勝率が高まっていることが分かります。

プレイヤーはタイマーが切れる前に、ETHもしくはUSDBをベットします。タイマーが切れると、ホイールが回転します。

ホイールが止まったプレイヤーは、そのラウンドでベットされた金額の全てを獲得することが可能です。

最低入金額として、0.01ETHに相当する額をベットする必要があります。

Poke the Bear:熊を起こさないようにつつくゲーム

Poke the Bearは、敗者が1人だけになるように設定されたゲームであり、YOLOをローリスク・ローリターンにしたようなゲームです。

プレイヤーは特定の金額をベットし、眠っている熊がいる洞窟に入ります。プレイヤーは交互に熊をつつき、熊が目を覚まさないように祈ります。仮に熊が起きた場合には、他のプレイヤーで賞金プールを山分けします。

これも、YOLOと同じく、Gelatoによって透明性と公平性を証明できるようにしています。

実際のプレイ画面

Poke the Bearでは、幾つかのグループ(Cave)が設定されており、それぞれ参加費やプレイヤー数が異なっています。

上記添付画像の場合、「参加費0.03ETH、プレイヤー数6人、賞金プール0.18ETH」のCaveとなっています。

仮にこの枠に参加し勝者となった場合には、手数料(3%)を除いた賞金プールを5人で山分けすることになるため、一人当たり「0.03582ETH」を獲得することとなります。

Caveは数多く設定されており、中には参加費が25ETHにも及ぶ高額なものも設定されています。

熊をつつくプレイヤーはランダムに選ばれます。熊をつついてしまったプレイヤーは、唯一の敗者となり他のプレイヤーたちが報酬を得ます。(右のプレイヤー枠参照)

熊が起きるかどうかは完全にランダムなため、必ずしも最初の方につついたプレイヤーが有利になる訳ではありません。

独自トークン$YOLOをローンチ予定

YOLO Gamesでは、独自トークン$YOLOをローンチ予定です。

ローンチは、暫定的に2024年5月に予定されています。これは、$BLASTのトークンローンチと同じ時期となっています。

$YOLO獲得方法

現在の$YOLOの獲得方法として、2つあります。

1つ目は、シーズン1でポイントを獲得し、リーダーボードに乗ることです。

2つ目は、LooksRareで$LOOKSをステーキングすることでYOLO Shardsを獲得し、将来的に$YOLOと交換することです。

それぞれ詳しく解説してきます。

ゲームをプレイしてポイントを稼ぐ

YOLO Gamesでゲームをプレイすることで、ポイントを稼ぐことが出来ます。シーズン終了後に$YOLOと$BLASTを手に入れることが出来ます。

ポイントは、ゲームの勝敗に関係なく獲得することが出来ます。また。3つのゲームを紹介してきましたが、それぞれのラウンドの最初に参加することで、追加で500ポイントを獲得することが出来ます。特に、YOLOのラウンドに最初に入金した場合には、3000ポイントを獲得することが出来ます。

また、全てのゲームには倍率が設定されており、賭けた金額によっては通常以上のポイントを獲得することが出来ます。

この他にも、デイリークエストやマイルストーン、紹介といった様々な方法が用意されており、自分に合ったポイント稼ぎを行うことが可能です。

LooksRareで$LOOKSをステーキングする

$LOOKをステーキングすることで、YOLO Shardsを獲得することが可能です。

YOLO Shardsを獲得する速さは、1$LOOKにつき、1分間で0.01YOLO Shardsとなっています。

また、長期間のステーキングに対してインセンティブが与えられており、$LOOKのステーキングが1ヶ月継続するごとに0.5倍の倍率が加算されるようになっています。

$YOLOには興味があるけれども、ギャンブルは苦手という方に向けた仕組みと言えるかもしれません。

YOLO Gamesまとめ

ここまで、YOLO Gamesについて紹介してきました。

Blast BIG BANGコンペ優勝プロジェクトという知名度だけでなく、プレイヤーの需要に合わせた幅広いゲーム展開や、将来のトークンローンチへ向けたキャンペーンにも余念がありません。

5月のトークンローンチへ向けて注目が集まるBlastですが、その中でもYOLO Gamesは、GambleFi分野において一際注目を集めているプロジェクトと言えるでしょう。

YOLO Games各種information

YOLO Games公式サイト:https://yologames.io/ja

X:https://twitter.com/YOLO_Blast

Discord:https://discord.com/invite/7SHJdtZz37


Sponsored Article by YOLO Games

※本記事はYOLO Gamesさまよりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。

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