
【-約1兆1792億円】2021年の詐欺・ハッキング被害総額が判明。Immunefiがレポート公開

Crypto Times 編集部
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昨年の暗号通貨業界での詐欺・ハッキング被害総額が102億ドル(約1兆1792億円)にのぼることがわかりました。
バグバウンティプラットフォーム「Immunefi」が公開したレポートによると、被害総額102億ドルのうち75億ドルが「悪質なプロジェクトによる詐欺」、残り26億ドルが「プラットフォームのハッキング」により失われました。
詐欺として最も被害額が大きかった事例は、南アフリカの取引所Africryptの-35億ドル、次いでトルコ取引所Thodexの-20億ドルとなっています。

2021年ハッキング事例一覧 | 画像引用元:https://assets.ctfassets.net/t3wqy70tc3bv/1Uu42jJx49FHXleMESH2Ii/600bd8f4fafaaac4890bc4fa258cc243/Immunefi_Top_Hacks_In_2021.pdf
ハッキングとしては、
- Venus Network
- Bitmart
- Cream Finance
- Finiko
- BadgerDAO
等が最も被害額が大きかった事件として挙げられ、上記プラットフォームでは1億~2億ドル(平均約170億円)程の仮想通貨が外部の悪質なハッカーの攻撃により失われました。
Immunefiはこれまで1000億ドル(約11兆5600億円)に値するプロジェクトの価値を保護してきたと述べており、2021年にホワイトハッカーへ支払った報酬総額は1000万ドル(約11億5000万円)以上としています。

Immunefiの画面 | 画像引用元:https://immunefi.com/explore/
Immunefiのバグバウンティプログラムには、先日Polkadot Parachainスロットを獲得したAcala NetworkやMoonbeam Network等の多くの主要プロジェクトが参加。
上記プロジェクトでは、発見されたバグの深刻具合に応じて最大100万ドル(約1億1560万円)の報酬が支払われます。
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