S&P、BTC財務企業を初格付け|メタプラネット社の試金石なるか

2025/10/29・

よきょい

S&P、BTC財務企業を初格付け|メタプラネット社の試金石なるか

引用元: valerii eidlin / Shutterstock.com

大手格付け会社のS&Pグローバル・レーティング(S&P Global Ratings)が暗号資産ビットコイン(BTC)を主要資産とするビジネスモデルのストラテジー社(Strategy Inc.)に対し、初の信用格付け「B-」を付与しました。

今回の格付けはビットコインを担保とする企業の負債構造をS&Pが公式に評価した初の事例です。これによりビットコインは、世界の信用システムにおいて正当な担保資産として認められる第一歩を踏み出しました。

S&Pはストラテジー社の格付けを「B-」(見通しは安定的)と投機的等級に分類。その理由として「ビットコインへの過度な依存」や「ドル流動性の脆弱さ」を挙げています。ヴァンエック(VanEck)のマシュー・シーゲル氏は、この格付けを「ハイイールド債の領域。債務返済は可能だが衝撃には脆弱」と評しています。

一方、暗号資産専門家からはS&Pの評価モデルがビットコインの特性を過小評価しているとの声も上がっています。プロキャップBTC(ProCap BTC)のジェフ・パーク氏は「ビットコインを負の資本として扱うことは、その驚異的な流動性と金融システムからの独立性を無視している」と指摘。財務会計基準審議会(FASB)のルールがビットコインの時価評価を認めるなど、会計や税務の枠組みが実態に追いつきつつある現状を強調しました。

信用格付けは、年金基金や保険会社などが属する巨大な債券市場の投資判断を左右する重要な指標です。これまで規制下の投資家の多くは格付けのない資産への投資を禁じられていましたが、今回の措置により、格付けされた企業の社債を通じて間接的にビットコインへのエクスポージャーを持つことが可能になります。

この度の事例はストラテジー社と同じくビットコインを財務資産の中核に据えるメタプラネット社が、将来的に同様の信用格付けを取得する際の試金石となり得ます。ビットコインがグローバルな金融システムの構成要素として認められていく中で、メタプラネットの先駆的な取り組みは、日本市場における新たな企業価値創造のモデルとして、今後さらに注目を集めることになりそうです。


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情報ソース:SPglobal

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