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2025/01/10ドイツ大手銀行DZ BANK、リップル社と提携しデジタル資産カストディサービスを開始
ドイツ主要銀行であるDZ BANKはリップル社のカストディソリューション「Ripple Custody」を活用し、トークン化された債券などのデジタル資産向けデジタルカストディサービスの提供を開始しました。これにより、デジタル資産管理の簡素化と効率性の向上を実現します。 関連:リップルがイーサリアムの人気を上回る|韓国の調査で Customer Spotlight: @DZBANK launched a secure custody solution for tokenized bonds and crypto assets. With Ripple Custody, they’re simplifying digital asset management and driving efficiency. Explore this customer case study: https://t.co/IrrQIJNcuj pic.twitter.com/4bBD64pW7c — Ripple (@Ripple) January 8, 2025 DZ BANKはドイツ預託銀行として最大規模であり、2024年8月末時点で3,500億ユーロの資産を保管しています。今回、ドイツ国内でいち早く機関投資家向けデジタル資産カストディサービスをローンチした銀行の一つとなりました。既存の資本市場プロセスとシームレスに統合するこのソリューションは、リップル社との提携により実現しました。デジタル資産の保管、決済、管理の最適化を目指し、顧客に革新的な商品とパフォーマンスの向上を提供します。 このプラットフォームのアーキテクチャはブロックチェーン技術を中心に構築されており、安全かつ効率的な取引とウォレット管理が保証されるといいます。DZ BANKは、ドイツ電子証券法(eWpG)に準拠したデジタル資産向けに、包括的なデジタルカストディサービスを顧客に提供。ブロックチェーン分析やウォレット管理機能も組み込まれており、顧客のニーズに応える高度なサービスを実現したと述べています。 DZ BANKの証券サービスおよびデジタルカストディ責任者であるHolger Meffert氏は「DZ BANKは、ドイツで初めてデジタルカストディプラットフォームを構築し、稼働させた銀行の一つであることを大変嬉しく誇りに思っています。私たちはドイツの証券法に準拠したデジタル資産に焦点を当て、デジタル資産の決済と保管を扱うことで顧客にサービスを提供できます。」と述べています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスを獲得できる期間限定コラボキャンペーンが実施されています。 キャンペーン参加手順 専用リンクからBitgetで口座を開設 KYC認証(本人確認) 100 USDT分の仮想通貨(XRPなど)を入金/購入(2日間の維持) イベント概要イメージ 50 USDT(約7,800円)分の取引ボーナスは引き出すことはできませんが、50 USDTを元にレバレッジ取引等をして得られた利益はそのまま獲得できるのが大きな特徴です。 キャンペーンは1月31日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。*当キャンペーンは新規口座開設ユーザーが対象です 詳細:8000円相当の仮想通貨取引ボーナスの無料配布イベントが開催中!【1月末まで】 期間限定イベントに参加する 記事ソース:Ripple
特集・コラム
2025/01/042025年注目の仮想通貨のテーマは?60名近くの業界人が予想
昨年(2024年)は、現物型ビットコイン・イーサリアムETFの承認やビットコインの最高値更新など、数多くの注目トピックが誕生しました。仮想通貨市場は毎年、さまざまな形で新たな盛り上がりを見せていますが今年(2025年)はいったいどの分野・テーマが注目されるのでしょうか? 本記事では業界の方々約60名を対象に実施したアンケートを元に、有識者が期待/注目する分野やトピックについてのコメントを紹介していきます。 ※掲載順はランダムツールによって決定されており順不同となっています。また敬称は文字数の関係で省略させていただいております。 紫竹佑騎|合同会社 暗号屋 代表 ▶️プロフィール:@79yuuki 社員。新潟出身で福岡在住。サイバーエージェント社でエンジニアとして様々なプロジェクトを担当し2017年に独立。後に福岡で仮想通貨取引所 Mr. Exchange を CTO として設立、退職後はブロックチェーン事業に特化した合同会社暗号屋を設立。マーケットメーク事業やブロックチェーンを活用したプロトコルの社会実装を中心に、医療、アート、ゲーム等の分野で複数企業へのテクニカルディレクションや研究開発を行なっている。 2025年に期待/注目する分野「デジタルゴールドとしてのビットコイン」 2025年に期待するクリプトの分野は「デジタルゴールドとしてのビットコイン」です。アメリカ政府が100万BTCを戦略的に購入することを検討していたり、これに続いて他の国々もBTC購入に踏み出すとなるとETFの次のブームが来るはずです。ゴールドよりも管理が簡単で安全で、グローバルな価値を維持しているアセットとしてビットコインは他のクリプトに無い別格の価値を持つことになるでしょう。 全力まん| NFT KOL ▶️プロフィール:@zenryoku_eth 2021年よりNFT市場やクリプト関連情報をXにて投稿しています 2025年に期待/注目する分野「AI agent」 今年すでにAIが秘密鍵を保有し自由にウォレット操作を行い、Xのアカウントを保有し投稿する時代になりましたが、2025年では様々なユースケースが増えていくと思います。特にクリプトが大衆化されるためのユースケースとしてコミュニティ分野で活用されていくと思います。具体的には、DAOガバナンスやコミュニティ議論のファシリテーション、コミュニケーション仲裁(トロール行為の抑制など)です。特に100人以上の大人数がオンラインで議論する場があった場合、メンバー全員の理解度や議論の脱線など人ではまともにファシリテーションできないという問題が発生します。AI agentがこの点を解決し、DAOでの意思決定がスピーディーに円滑になることは明白です。 また、NFT・トークンインセンティブの配布の仕掛けでもAIの自動配布や有益な情報や創作物を提供したユーザーを見逃さないなど考えられますし、結果としてコミュニティの適切な運用とアクティブ度があがり、大規模なコミュニティの運用が可能となるとマス拡大に向けての動きを期待しております。 信玄 ▶️プロフィール:@shingen_crypto 主にEthereum周りを広く浅く調べて発信しています。 2025年に期待/注目する分野「RWA」 BlackrockがSecuritiesを通じて発行する米国債トークンのBUIDLは資金流入こそ地味であるものの、最近では様々なDeFiサービスを通してDeFi上で誰でも間接的な利用ができる様になってきています。まだ時間は掛かるでしょうがこうした実績を積み上げ需要を拡大させていく事は将来的な金融サービスのトークン化を進める上で非常に重要です。 短期的な値上がりだけでなく長期的な需要を作っていく事という視点で考えた時にRWAは有望な領域として引き続き見ていきたいと考えています。 渡辺創太|スターテイル・グループ CEO ▶️プロフィール:@Sota_Web3 スターテイル・グループ CEO。Web3 for BillionsをミッションにAstar Networkや、Startale Cloud Servicesのプロダクト開発、ソニーグループとの合弁会社でSoneiumの開発や博報堂との合弁会社である博報堂KEY3の設立している。 2025年に期待/注目する分野「エンタメ」 Web3はDeFiなどを通してすでに「金融のインターネット」を実現していると思います。Web3が社会に浸透し、人々が当たり前に使う世界を実現するためには「銀行しか使ってない人たち」がWeb3や技術を全く意識せず実は裏側でWeb3が使われている世界を作る必要があります。最も、相性が良い領域がエンタメです。スターテイルもエンタメに注力してプロダクト開発をします。 arata|株式会社ロクブンノニ代表 ▶️プロフィール:@cry_curr_ar Crypto Timesを運営する株式会社ロクブンノニ代表。2017年5月より暗号通貨を購入、2018年より株式会社ロクブンノニを創業。 2025年に期待/注目する分野「BTCとその周りのエコシステム」 ビットコインは、2025年にかけてさらなる価格上昇と成熟を期待できる筆頭銘柄だと考えています。 既にスポットETF上場による巨額の資金流入が実証されたように、今後は多くの機関投資家や大手企業に加え、アメリカのような国がポートフォリオにビットコインを組み込む動きが加速する可能性があると考えています。加えて、主要国の金融緩和策やドル安傾向、米大統領選後の政策転換などにより、市場全体が再びリスクオンへとシフトする余地が大きい点も追い風です。時価総額が拡大しつつも依然として成長余地が残されており、“世界的なインフレヘッジ”としての地位を確立していく点も見逃せません。 さらに、ビットコインはベースレイヤーとしての安定性やセキュリティの高さを活かし、レイヤー2技術の発展が注目されています。代表的な事例であるLightning Networkは、送金速度や手数料負担の大幅な削減を可能にし、実用的な決済システムとしてのポテンシャルを高めています。他にもビットコインの技術を利用したStacksのようなレイヤー2やメタプロトコル的なレイヤー2なども多く登場し、DeFiやNFTの領域でも活用を模索する動きがあり、今後はオフチェーンやサイドチェーンのソリューションと組み合わせることで、ビットコイン上のエコシステムは一層拡大すると期待されます。また、Babylon Networkのように他のチェーンとの連携やビットコインの高いセキュリティを利用して最終性(Finality)を担保する仕組みを提案しており、ビットコインが“他チェーンの最終的な信頼の拠り所”として活用される流れは、BTCの価値をさらに裏付ける一因となるでしょう。 魔LUCIAN ▶️プロフィール:@lucianlampdefi OtakuLabs Co-Founder。DeFiやWeb3ゲームからMemeまで幅広く触れながら、コミュニティを運営。また、Web3プロジェクトとのAMAの開催も行っており、2024年は計46回のAMAをホスト。一部アドバイザーとしても活動中。 2025年に期待/注目する分野「オンチェーンゲーム」 2025年には、個人的にオンチェーンゲームの進化に期待したい。特に重要なのは、トークン発行量のインフレを抑え、需要を維持する経済設計。ミームトークンの成功例がヒントであり、供給を適切に管理し、コミュニティを形成することがポイント。 また、トレンドでもあるAIエージェントの導入は、新たな可能性をもたらすはず。AIがNPCとして環境を変化させ、新たなクエストやイベントを生成することでゲームの深みを増し、プレイヤーの資産を活用して自律的にゲームを進めることでプレイ時間やスキルの制約を補う役割も期待される。さらに、AIを活用したスカラーシップにより、投資家の収益機会が拡大し、ゲーム内経済の活性化も見込まれる。 加えて、コンシューマーレイヤーの導入がマスアダプションを促進する鍵となる。直感的で使いやすい仕組みを提供することで、ブロックチェーンに馴染みのないユーザーでもオンチェーンゲームに参加しやすくなるだろう。 どらどら@アルトコインとweb3 ▶️プロフィール:@todfkdfsergrr 2016年からアルトコイントレードに人生を捧げています。 2025年に期待/注目する分野「トランプ・アメリカ関連銘柄」 マイクロストラテジーがBTCを購入し、驚異的な成長を遂げた事例を思い出してみましょう。彼らは高値圏でも積極的にBTCを買い増しその姿勢を貫き続けました。その結果、企業としての規模と価値を大きく飛躍させたのです。 2025年からはトランプ陣営の影響を受けたアルトコインを、彼らよりも安価に購入できる絶好のチャンスが訪れる可能性があります。このような局面で、マイクロストラテジーの成功事例を参考に、少量のBTCやUSDTをアルトコインに分散投資するという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。結果的に、BTCをさらに増やすことにつながる可能性を秘めた賢明な戦略になりえるかもしれないと私は考えています。2025年も宜しくお願い致します。 ビニール|Fracton Ventures Operation Lead ▶️プロフィール:@vvinyll 2017年より暗号資産への投資を開始。海外プロジェクトの日本アンバサダーなどを務め、日本コミュニティの拡大や運営を担当。2022年よりクリプトネイティブなインキュベーターであるFracton Venturesにジョイン。 2025年に期待/注目する分野「ICOの再評価と投資の民主化」 2024年は比較的相場が好調だったこともあり、これまでのIDOやIEOとは異なる方法としてNode Saleが多く実施されたように思います。NodeのライセンスキーをNFTとして販売していましたが、みなさんお気付きのように実質的にはICOです。そして、下半期にはfjord、Echo、Legionなどが少しずつ注目を集めました。 2025年にはこれらのプラットフォームがさらに注目を集めると同時に、多くの人がかつてのICOバブル時代のように投資する機会を獲得するように思います。この現象を投資の民主化の再来として捉えることもできますが、スキャムプロジェクトも増えることが予想されるので、試練の1年になるかもしれません。VCトークンなどと揶揄されることもあるかもしれないですが、今後は一般投資家にもフェアな条件が一般化することを願います。 まーふぃー@ビットコイン ▶️プロフィール:@TN90803803 クリプト投資家&トレーダー。2018年にトレードを開始し、現在は熱海のWeb3.0鍋焼きラーメン店『貝心のいち撃』のオーナーを務める。World ID認証と$WLD決済を導入し、次世代型の飲食店モデルを推進中。 2025年に期待/注目する分野「Sonic」 2025年に期待するプロジェクトは、Phantomからリブランディングした「Sonic」です。SonicはEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンであり、処理速度はSolanaの2倍とされています。現時点でチェーン全体のTVLは10Mと小規模ながらも、将来性を見据えてコミットする価値があると考えています。また、来年6月に予定されている約2億枚規模の大型エアドロップにも注目しています。現在はDeFiを中心にリサーチを進めており、成長の可能性を追求しています。 hunisan|Bridged Network ▶️プロフィール:@huni_crypto Bridged NetworkおよびBuzzBridge Capitalの共同創業者。日本と海外の架け橋になるべく日々web3活動しております。 2025年に期待/注目する分野「RWA」 ブラックロックCEOが「ファイナンスの革命」と地上波放送で力説していることもあり、AIとともに2025年はさらに大きく盛り上がっていくのではないかと期待しています。アジア圏よりも欧米のほうが先に大きな盛り上がりを見せる傾向にあると思うのでウォッチしています。 Joe Takayama ▶️プロフィール:@TakayamaJoe クリプトYouTuber兼投資家。仮想通貨から経済ニュース全般、起業家のインタビュー、注目のプロジェクトの紹介動画などを毎日配信しています。元ヘッジファンドのキャリアを活かし、マクロ経済とクリプト市場の関係性の観点から市場分析をするのが好きです。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン/RWA」 ウォール街のクリプト本格参入により幅広い資産のトークン化ニーズが急拡大している。今後は金利・クレジット商品のトークン化に加えて、コモディティ、ドル以外の法定通貨のステーブルコインも続々誕生し、クリプトでの資産運用にかなり幅が出てくると期待している。 しゅーまい|OtakuLabs Admin ▶️プロフィール:@maishumai 現代の錬金術を求めてCryptoにたどり着き、破滅的運用を楽しんでいたが、Defi/NFT/エアドロバブルを経験し、面構えが変化。リサーチャーとしてXでトレンドやプロジェクトを解説、時にマーケ•コミュニティアドバイザーも行う。Otakulabsのテレグラムの住人で圧倒的発言量を誇ることから、しゅーまいはshumAIではないかと噂(?)。ちなみに焼売より餃子が好き。 2025年に期待/注目する分野「トークン発行プラットフォーム(異領域分野技術 x クリプトの新潮流の根幹)」 2024年で記憶に新しいのがミームコインバブルですが、これのブレイクスルーにトークン発行プラットフォームの躍進があったと思います。前述のpump.funなどミームコインにとどまらず、Farcasterのようなソーシャルプラットフォーム、AIエージェントやDeSci分野へと拡大し、いずれも大手VCが投資方針を転換するほどの注目分野です。トークンの発行・流通の敷居が下がることで、クリプトと関係ない産官学の異領域領技術からトークンが発行されていく可能性は高く、それに従いトークン発行プラットフォームの存在はさらに拡大していくと私は思います。 個別のトークンの成長を予想するのは困難ですが、核となるプラットフォームに注目することで、市場のトレンドを捉えることができ、さらにプラットフォーム自体のトークン価値の上昇やエアドロップの期待できると思うので、引き続き注目しています。 SHIN ⚡️Slash Vision Labs ▶️プロフィール:@0xShin0310 Slash Vision Labsファウンダー。2023年より暗号通貨決済分野で活動。Meme大好き。AIも好き。 2025年に期待/注目する分野「Based Agent」 2025年、Coinbaseが開発する「Based Agent」のように、AIエージェントとWeb3技術が融合し、ウォレットをAIエージェントが自律的に管理する時代が到来します。この革新は、これまでの「Meme」文化の枠組みを大きく超える影響をもたらし、クリプト業界だけでなく社会全体を揺るがす可能性があると思っています。 この進化が人類にとって良い方向に進むのか、それとも新たな課題を生むのかは、まだ未知数。それでも、このような可能性に満ちた瞬間を目の当たりにできる今の時代に生きていることは、とてもエキサイティングだと感じています。 noob botter|金融 x Blockchain アナリスト ▶️プロフィール:@noobbotter3 パタヤガイド3級。東南アジアMaxi。Team Kendrick。世界中のブロックチェーンの金融機関活用についてのリサーチをしています。好きなBISのプロジェクトはRosalind。好きな組織はBIS Innovation Hub。次世代のFMI(金融市場インフラ)について探求しています。 2025年に期待/注目する分野「RWA/On-Chain Privacy」 去年の11月にシンガポールフィンテックフェスティバル(SFF)において、J.P. Morgan(JPM)が、Onyxというトークン化プラットフォームにて、AIとブロックチェーンを活用した金融商品のオートリバランスについてのPoCを発表しました。その一年後の今年のSFFにおいて、テーマは「AI x ブロックチェーン」でした。では、今年のSFFでJPMは何をテーマにしたのでしょうか。それは「オンチェーン上のプライバシー」です。そうです。一年遅れで他の金融機関が追従しているのです。 JPMは今年、Onxyの製品版であるKinexysを発表しましたが、すでにKinexysは稼働してから1.5兆ドルの決済を実施しており、日次で平均20億ドルの決済が行われています。金融機関は着実に動き出しており、その市場規模は今のクリプト市場を大きく上回るものです。 仮想戦士ロイ|Ava Labs Head of Japan ▶️プロフィール:@RoiSarak 早稲田大学中退。メルボルン大学物理学部卒。元プロゲーマー。E-sports x Lifestyle のブランド立ち上げやクラウドファンディングを経て、2020年にクリプトに参入。2021年にブロックチェーンオラクルプロバイダーChainlinkのアジア日本地域の公式アンバサダーに就任。2023年1月にAvalancheの開発会社Ava LabsのHead of Japanに就任。 2025年に期待/注目する分野「プライバシーソリューション」 2024年はブラックロックのBUIDLなど既存金融発のサービスがパブリック且つマルチチェーンで展開していく大きな転換点になりました。2025年は本格的にステーブルコインをはじめとした金融領域や実ユースケースが伸びていくと予想していますが、その為には最適なプライバシーソリューションが必要不可欠です。 ブロックチェーンのプライバシーソリューションはAIプライバシー問題も解決する大事なパズルピースの一つでもあり今後のAI x Blockchainという文脈でも核となる部分です。2025年はプライバシー問題を柔軟かつ低コストで解決出来るインフラに期待したいです。 あとい(無職) ▶️プロフィール:@arisatoyo_jp 豊崎亜里紗。2022年1月に暗号資産による分散型金融プロジェクトのCEGAを創業後 2024年11月に売却。日本ブロックチェーン協会理事。 2025年に期待/注目する分野「ミームコインとAI」 いよいよブルマーケットが到来しましたが、今回はAIの活用により創造性の幅が広がったことから、AIを用いたトークンプロジェクトが増加すると予想されます。一方で、VCが関与するプロジェクトへの不信感が高まる中、ミームコインなどのグラスルーツ(草の根)プロジェクトが中心的な役割を果たす展開になると思われます。AI同士のインセンティブスキームなどにクリプトが利用されると期待しています。 大塚 雄介|コインチェック株式会社 執行役員CBDO ▶️プロフィール:@yusuke_56 早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社(現コインチェック株式会社)に参画、2014年2月に取締役に就任。2018年4月コインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となり、同年同月執行役員に就任。2024年9月より執行役員CBDO。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者 2025年に期待/注目する分野「暗号資産、特にビットコインのポジション・役割・使われ方の変化が加速すること」 ビットコインが4回目の半減期を迎えた2024年、ビットコイン価格は大きな節目を通過しました。価格の動き以上に注目しているのは、ビットコインをはじめとした暗号資産のポジション/役割/使われ方の変化が加速していることです。トランプ次期大統領が就任後に2,000億ドルの米国財務省の資金を活用してビットコインの準備金を設立する意向を示していること、米SECの次期委員長が暗号資産推進派となり米国において暗号資産関連の規制の明確化が進むことが予想されるなど、米国での動きはグローバルな暗号資産業界に波及的な影響をもたらすでしょう。 また、世界各国で事業会社が暗号資産を為替ヘッジやインフレヘッジなど財務戦略的な目的で保有したり資産として保有する会社が出てきていることにも注目しています。2025年、暗号資産がその存在意義をさらに前進させる1年になることを期待しています。 Taka|boarding bridge ▶️プロフィール:@taka_eth 2022年1月にweb3コミュニティ「boarding bridge」を創設。現在、Discordメンバー数は3万人に上り、これまでグローバルプロジェクトと100以上のAMAを開催。また、実践型ブロックチェーン講座「web3ワークショップ」を新宿GOXにて定期開催。 2025年に期待/注目する分野「Movement」 Movementの仕組みはユニークで、AvalancheのSnowmanコンセンサスと並列実行を組み合わせた分散型シーケンサーのM1、Move言語ベースでDAにCelestiaを採用したモジュラーブロックチェーンのM2が存在します。M1がセキュリティを担い、M2がスマートコントラクトプラットフォームとして機能します。 例えるならMovementは、過去登場したキャラクターの強スペックを全て取り込んだような高性能のEthereum L2です。昨年Move言語ベースのSUIが盛り上がった背景からも、今年はMovementの躍進に期待しています。 Ⓜ️.btc ▶️プロフィール:@badhop0603 暗号資産コミュニティCrypto Currency Collectorファウンダー。BitcoinとSolanaを繋ぐ通信レイヤーZeus Networkアンバサダー。株式会社Pacific Metaマーケティング部所属。 2025年に期待/注目する分野「ビットコインレイヤー2」 近年、ビットコインETFをキッカケに多くの資金がビットコイン市場に流入しました。一方、ビットコインにはいくつかの問題があります。1つ目は、トランザクション処理能力を超える取引が行われると手数料が上昇するスケーラビリティ問題。2つ目は、価値保存手段としたユースケースはあるが、オンチェーンでの生産的な資産運用が少ないこと。 Stacksを基盤としたsBTC、Zeus Network上のAPOLLOが発行するzBTCなどによりビットコインの流動性が向上しています。2025年には、更に生産的になる見通しがあり、今後のビットコインレイヤー2市場の成長に期待しています。 毛根女子/暗号資産評論家 ▶️プロフィール:@moukon_genius 暗号資産に関わらず様々な分野で活動するスーパークリエイター。歴史に名を刻む日本人として大谷翔平並の期待を寄せられているとかいないとか 2025年に期待/注目する分野 まずは来年の話をする前に2024年をおさらいしておきましょう。BTCはもちろんのこと暗号資産界隈は最高値更新の連続で大いに盛り上がりました。ただこれをバブルとするのか、まだ序章にすぎないのか、はたまたもう天井なのかそれは私には分かりません。 そんな難しい環境ですが来年私が期待していること、それは体重、肝臓の数値の減少です。私は2024年度の健康診断においてBTCを追いかけるように体重や肝臓の数値が最高値を更新しました。所謂ATHというやつです。さらに今現在においても強い上昇トレンドを保った状態と言って問題ないと考えています。 残念ながらこの環境は健全な状態とは言えません。適切な調整を行わなくてはいずれ崩壊することは間違いありません。そこで私は日々のアルコールを減らし、朝ごはんに食べる菓子パンの代わりに野菜ジュースの導入などあらゆる方向からアプローチを……え?暗号資産の話をしろ?もちろんします。話したいことは山ほどありますからね。あ、でも文字数制限が迫ってるのでまた来年。良いお年を miin@NFT情報コレクター ▶️プロフィール:@NFTPinuts 2021年よりNFTについてXやnoteで情報発信。国内外のNFTについてのニュースやプロジェクトの解説、インタビューなどをおこなっています。主にNFTを実務として活用したい企業やクリエイター・エンジニアに向けた発信を心がけています。 2025年に期待/注目する分野「Web3 AI agent」 2021年からのNFTブーム以降、非クリプト民までも巻き込む暗号資産の新ジャンルは生まれていませんでした。24年下半期からのWeb3×AIエージェントには、大きな渦を巻き起こす可能性があると感じています。例えば、AIが私たちの代わりに投資を行ったり、DAO中心になったりする未来はすぐそこにきています。 AIはまだまだ発展途上です。いまはできないことも多いですが、これからの開発によりもっと賢くなり、将来的には実現するでしょう。NFTのように誰でも簡単に発行や模造ができるという要素や、コードのようにAIのプロセスも検証可能でオープンである点にクリプトとの相性のよさを感じています。Web3 AIエージェントが暗号資産のあたらしい景色をひろげてくれることを期待しています。2025年にはわたしのXアカウントもAIが投稿するようになっているかもしれませんね。 ikehaya ▶️プロフィール:@ihayato Web3時代のIP「クリプトニンジャ」Co-Founderです。 2025年に期待/注目する分野「コンテンツレイヤー」 2024年前半はインフラ、プロトコルレイヤーが大いに発展しました。後半からはミームコイン、AIミームが盛り上がり、現在もその流れは続いています。2025年は引き続きコンテンツレイヤーに市場の注目が集まり、より高度なWeb3ゲームが増加し、既存のIP産業との接続が加速すると見ています。 コンテンツレイヤーは日本に強みがあります。クリプトニンジャとしても、グローバルな打ち手も含めて、展開を強化していく予定です。 Zentsu ▶️プロフィール:@0xZentsu ブロックチェーンの技術、DeFiの仕組みを追っています。 2025年に期待/注目する分野「金利を中心にしたエコシステム」 2024年は、リキッドステーキングトークン、FR (Funding Rate) やRWA(リアルワールド資産)を活用したステーブルコイン、ダウンサイドリスクをヘッジするVaultといった革新的な利回り生成の仕組みを持つ製品が次々と登場しました。 2025年には、これらを基盤にした次世代のプロダクトやプロトコルがさらに出現するでしょう。 特に勢いのあるHyperliquidのFRや流動性を活かすエコシステムには期待しています。 また、金利や潜在的期待を取引するPendleは、次のサイクルにおいても重要な役割を果たすと考えており、トレンドを捉える為にも積極的に活用していきたいです。 辻拓也|コインムスメプロデューサー ▶️プロフィール:@tsujitakuya2 2009年東京大学法学部卒。同年、株式会社テクロスを創業。テクロスグループは従業員300名、ゲームの売上は年間100億。過去50タイトル以上のゲームタイトルの立ち上げに0から関わる。2022年にシンガポール移住。2024年、コインムスメリリース。MSMトークン上場。 2025年に期待/注目する分野「LINEミニアプリ」 2024年はブロックチェーンゲームでいうとテレグラムのミニアプリが時代を築いた年でした。今までにクリプトを触ったことがない人が流れ込んだのがテレグラムでした。 2025年はその流れを受けて他のメッセージングアプリもミニアプリを出すことが予測され、LINEはその筆頭です。日本でもLINEミニアプリ経由で多くのユーザーがweb3の世界に流れ込むことを期待しています。 Henry|株式会社ロクブンノニ コンサルティング事業部 マネージャー ▶️プロフィール:@HenryWells1837 専門商社および大手監査法人を経て、2022年よりWeb3業界に進出。同年9月に株式会社ロクブンノニでCrypto Times コンサルティング事業部を設立し、KOLマネジメント、マーケティングアドバイザリー、オフラインイベントの企画運営、執筆や海外イベント登壇などを手掛ける。2023年には、ToB向け勉強会や秋田県災害復興支援を目的としたチャリティNFTプロジェクトを立ち上げた。直近ではCrypto Timesにて2024年9月から2025年1月までの期間、Kaiaの日本マーケティングを担当し、Web3分野の発展に寄与している。 2025年に期待/注目する分野「特に無し」 2025年、特定のクリプト分野や個別銘柄に特別な期待はありません。特定の分野や銘柄に過度な期待を抱くことは、視野を狭めるリスクがあるためです。 最近、多くの国の企業が暗号資産保有やブロックチェーン導入を進めていますが、その取り組み方は国ごとに大きく異なります。ドイツはデジタル通貨発行に前向きで、ナイジェリアでは暗号資産が一般市民の間で徐々に生活インフラ化しつつあります。韓国では税制優遇による投資熱の高まりと開発力が際立ち、中国ではWeb2ゲーム事業者がWeb3へシフトする動きが加速している印象です。開発者の母集団が多いことから、GameFi分野では中国発のプロジェクトが引き続き多く現れる可能性があります。 一方、日本は法整備や学習意欲の不足、支援への依存気質が課題で、近隣諸国と比べると、その志の低さが原因で結果として非常に遅れている印象です。そのため、国ごとの状況を広く観察し、特定分野や銘柄への過度な期待を避けることが重要です。 市場では様々な「ミームコイン」や「ステーブルコイン」などが引き続き注目されるでしょうが、これから暗号資産に関わる方々は冷静で柔軟な視点を持ち、国や地域ごとの多様なアプローチを理解する姿勢が求められます。勝者と敗者が共存するこの分野で、広い視野と慎重な行動が鍵となるでしょう。 岩崎翔太|Pacific Meta CEO ▶️プロフィール:@iwasaki0614 日本ベースのWeb3アクセラレーター、PacificMetaのCEO。東京大学在学中に創業した株式会社終活ねっとをM&A。エンジェル投資50件超。Forbes 30 under 30 Asia 2020。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン」 2025年のWeb3領域では、ステーブルコインが引き続き重要な注目を集めると思います。法定通貨に裏付けられた安定性を背景に、国際送金や越境取引の効率化で効果を発揮すると思われます。 Web3事業者である我々は当たり前のように海外企業とはステーブルコインでやりとりしていますが、冷静に振り返ると非常に便利で革新的だなと感じますし、大手企業に浸透していけば世の中が大きく変わるだろうなと。例えば、JPモルガンが発行するステーブルコイン「JPMコイン」は、企業間決済を高速化し、従来の銀行システムでは数日かかる取引を数分で完了させるとして話題を集めています。また、日本のメガバンクも、ステーブルコインを活用した国際送金の実証実験を進めているとのニュースもでています。 Tether社は年間で100億ドルを超える純利益を生み出すとも言われており、現状のWeb3の世界で最も必要な「収益化事例」が出てきていることがhotだと感じる理由です。 KATO @TOKEN ECONOMIST ▶️プロフィール:@TokenEconomist 2025年に期待/注目する分野「Move言語エコシステム」 2025年は、AptosやSuiを代表とするMove言語エコシステムに注目しています。 私がインフラストラクチャ分野を見ていて最近感じるのは、開発言語による開発者の参入ハードルはプロジェクトが考えている以上に高いということです。そのため、当初はMove言語も開発者の獲得にだいぶ苦戦すると思っていました。2024年のAptosやSuiの躍進を見る限り、Move言語は開発者を順調に獲得しているように見えています。 2024年は、AptosやSuiだけが目立っていたMove言語エコシステムですが、Movementがこのエコシステムのさらなる拡大のカギになると思っています。Movementには、OP Stackのような仕組みである”Move Stack”が搭載されているため、これが使われるようになるとMove言語のエコシステムが急速に拡大していくと思います。 palpal|PalAcademy主宰、BLOCKSKY株式会社CCO ▶️プロフィール:@palpalNFT Web3ユーザーズコミュニティPalAcademy主宰(2,000人超)・stand.fm課金登録者数800人超・Web3 × Adtech事業開発企業BLOCKSKY共同創業者兼CCO 2025年に期待/注目する分野「AI(エージェント、ミーム、インフラ)コイン」 2024年10月、$GOATの誕生以来、AIコインセクターは急速に発展しています。特にai16zやVirtualなどのインフラ、ZEREBROなどのAIエージェント、GOATやFARTCOINといったAIミームコインが人気を集め、時価総額は数億ドルから10億ドル以上に高騰しました。わずか2〜3ヶ月での成長です。大手VCや機関投資家からの関心も日々増加しており、2025年にはAIエージェントがクリプトの重要分野に位置付けられると予測されています。イーロン・マスク氏などの著名人も2025〜2026年にAIエージェントの増加を予測し、BTCサイクルとテックトレンドの重なる時期に注目しています。 Virtualの創設者は「毎日優秀なAI開発者から問い合わせが来る」と述べ、ZEREBROの創設者は「Web3はAI開発者にとって夢を実現できる市場」と語っています。また、ai16zは12月にGitHubでトレンド首位となり、注目度が拡大中です。2025年にはAIコインの波がDeFiサマーやNFTバブル以上に訪れると確信しています。 ADMEN|CryptoTimes ▶️プロフィール:@admen_vc_2 CryptoTimes CMO (Chief Memecoin Officer) 及びboarding bridge CMO (Chief Marketing Officer)。最近の趣味はNewsメディア「Pumpfun」で海外の社会情勢を調べることにハマっています。FakeNewsも多いですが、NewsPicks以上に海外のことが知れるのでとても重宝しています。 2025年に期待/注目する分野「Web3 Game」 2025年には、Web3ゲームが再び盛り上がると予想しています。昨年は多くの人々の期待に反し、ゲーム領域が思うような成果を上げられませんでした。期待されたプロジェクトが微妙な結果に終わったり延期を繰り返す中、国内でもサービス終了するプロジェクトがいくつか見受けられました。 しかし、ゲームとブロックチェーンの相性の良さは依然として揺るぎないものです。僕はもともと、Web3のマスアダプションはゲームが入口になると確信しています。2024年にはTelegramのミニゲームが注目を集め、2025年には日本国内で圧倒的な利用者を誇るLINEからミニアプリが登場します。国内ユーザー9,500万人を超えるLINEでブロックチェーンゲームが導入され、ツムツムのような大ヒットを生み出すことができれば、日本国内におけるマスアダプションの実現に大きく近づくのではないかと予想しています。また、多くの方がすでに利用している既存アプリにブロックチェーン技術を搭載した形で利用されることが、マスアダプションの重要な鍵になると考えています。その点で、LINEは最も理想的なプラットフォームと言えます。 具体的なゲーム名は割愛しますが、大手企業や有名IPの参入が続いていること、そして海外ではEpic Games Storeのような大手ゲームプラットフォームでブロックチェーンゲームが増えていることを踏まえると、トレンドの循環により2025年はゲーム領域への回帰が十分に起こり得ると考えています。 Kiyu|boarding bridge所属 ▶️プロフィール:@lskraise 2017年から仮想通貨に参入し、インフルエンサーとしてエアドロやDeFiの情報を発信させていただいてます。コミュニティではboarding bridgeで色々とお世話になってます。 2025年に期待/注目する分野「新興レイヤー1」 2024年で印象的だったのは、高性能レイヤー1であるSUIの躍進です。価格は底から10倍程度になりました。12月に躍進したHYPEも、レイヤー1のHyperEVMへの期待がされているように思えます。 2025年は、1月のMovementのメインネットを初めとし、Berachain、Monadなど新興レイヤー1のTGEも期待されます。ネクストソラナ、ネクストSUIがどうなるのか見物ですね。 Teyun|Janitor, DeSpread 私はdespreadでJanitorとして3年間働いています。今年は、PENGU、Hyperliquid、DeSci、クリプトAI、Solanaのミームコイン、ETF承認など、すべての成功事例から取り残されていました。 2025年に期待/注目する分野「Retail coins」 機関投資家による資本流入とは対照的に小口(リテール)コインも今年注目を集めました。今年に限ったことではなく、常にそうでした。人々は複雑なものを好まないのです。だからこそ、リップルやドージコインが今年(2024年)、他のアルトコインを上回る成果を上げたのです。 技術的なファンダメンタルズを重視するコインが目に見える結果を出せなかった一方で、一般の人々は「価格上昇」を究極のファンダメンタルズと捉えました。あまりに複雑な説明は往々にして信頼を損ない、詐欺の疑いを招きます。結局、人々はシンプルで分かりやすいサクセスストーリーを求めるのです。この傾向は来年も続くと思われます。 サーモン君 ▶️プロフィール:@saamon2500 トレーダー兼アフィリエイター。主にアルトコインの現物トレードをメインにトレードしています。2021年はSOLで借金返済。2024年はHYPEに力を入れて当てれたので嗅覚はそこそこあると思います。雰囲気トレーダーなので盲信しないでください。 2025年に期待/注目する分野「Hyperliquid」 最初は使いにくいDEXがまた出たのかなと思って触ってみたところ、最高の取引環境に頭に電流が流れました。また実はDEXではなくL1チェーンということで更に期待が高まっていたところで先日HyperliquidのネイティブトークンであるHYPEがエアドロとして配布&上場しました。史上最大のエアドロと言われており億り人が量産されたようです。 2025年にはEVM化も予定され様々なDappsがそこに乗る事を考えると現状の26ドル(12/28時点)では安いと感じています。価格予想はするのは色々賛否を呼びそうですが、僕は100ドルを超えると予想しています。 Jason Ye|Co-Founder of DeSpread ▶️プロフィール:@jasonyeah0503 韓国および東アジア市場向けのWeb3 GTM戦略コンサルティング企業であるDeSpreadの共同創業者。2017年に仮想通貨に参入し、2019年にDeSpreadを設立。 2025年に期待/注目する分野「AI + Crypto」 AIはクリプト産業の新たなカタリストです。AIはあらゆる分野に応用でき、資本効率と生産性を最大化しながら、多様かつ創造的な活動を可能にします。AIエージェント、消費者向けアプリ、DePIN、ゲーム、NFT、DeFiなど、さまざまな分野に応用され、さまざまな実験やユースケースが登場する道筋を作ることになるでしょう。 AIエージェントは分散型ネットワーク内で動作する自律型プログラムであり、金融取引をシームレスに実行し、ブロックチェーンアプリケーションとやりとりします。これらのエージェントはオンチェーンの効率性、アクセス性、機能性を向上させます。AIエージェントに関連するトークンは投機的な可能性と実用性を兼ね備えた動的な資産へと進化しています。 分散型コンピューティングネットワークは、コスト効率の高い分散型GPUリソースを提供することで、AI開発に革命をもたらしています。参入障壁が低くなったことで小規模なチームでも高価な集中型インフラに頼らずにAIモデルのトレーニングや展開が可能になりました。この民主化によりAI開発における革新性と包括性が促進されます。さらに、オープンソースのAIイニシアティブでは資金調達、インフラ、コラボレーションに分散型システムを活用しています。このアプローチは既存の集中型システムに挑戦し、より公平で公正なエコシステムを推進します。 2025年にはAIとクリプトの融合は単なる技術進化にとどまらず、パラダイムシフトをもたらすでしょう。インテリジェンス、分散化、創造性を融合することで、この分野はデジタル世界における構築、相互交流、イノベーションのあり方を再定義するでしょう。 あつまれ クリプトの森|クリプト愛好家 ▶️プロフィール:@news_no_mori_ 2020年にビットコインに衝撃を受け、そのまま勢いで購入してからクリプトの世界にハマり今に至ります。 ブロックチェーンが身近な存在になるきっかけとなりそうなプロジェクトに惹かれ、普段はboarding bridgeで情報交換をしたり、エアドロップを狙いながら新しいプロジェクトをリサーチしています。 2025年に期待/注目する分野「AI」 引き続きオンチェーンAIエージェントに注目です。2024年Q4にはCT追跡からトレンドを読み解くaixbtやウォレットを持つVTuber LUNAが話題となりましたが、さらに高度で実用性のあるAIエージェントがどんどん登場するでしょう! トレード戦略や資産を運用し効率よくリバランスしてくれるような身近なAIを誰もが利用する年になると思います。より自律的なAIエージェントが自由に活動するためのインフラが整うことで、ユースケースは多岐に渡り今は誰も想像もしていないようなキラーコンテンツが生まれるかもしれません。また、AIのアシストによりWeb3へのオンボードが簡素化され、マスアダプションが進むと良いなと思っています。 kotaro|PLANZ/T2WEB株式会社Founder ▶️プロフィール:@kotaro03873195 IT事業を中心に経営者歴約18年。8年ほど前にIPOを目指し数億円の資金調達を行ったが挫折。4年ほど前にDeFiに魅了され、BlockChainのSystem開発会社とDiscordコミニティー(YFL)を設立。現在20名程のTeamで事業拡大中。東新宿にてCryptoLoungeGOX をopen❗ 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコインの市場拡大」 既に多くの発行体がステーブルコインの発行が行われていますが、来年はより一層、様々な事業体がステーブルコインを発行するでしょう。ステーブルコインの発行事業者は、多くのメリットを享受できます。 まず、トランザクション収益やプラットフォーム利用料を通じた安定した収益源を確保できる点が挙げられます。また、発行時に得た裏付け資産を運用することで、利息収益を得られるため、事実上の資金調達手段ともなります。さらに、ステーブルコインを基盤としたエコシステムを拡大することで、決済や金融サービス分野での競争優位性を強化できます。ネットワーク効果により市場シェアを拡大し、規制遵守を徹底することで、ユーザーやパートナーからの信頼を向上させ、新たな事業機会を創出可能です。 w33|CryptoTimes ▶️プロフィール:@CryptoTimesRes1 CryptoTimesでリサーチャーとして活動しています。 2025年に期待/注目する分野「トークン化債券を通じた機関投資家の接点拡大」 主にステーブルコインやCDPの発行を担うプロダクトについて、彼らがUSDTやUSDCではなく、BlackRockのBUIDLなど、利回り付きトークン化債券をを担保化してステーブルコインを発行する動きに注目しています。Pendle他、DeFi特有のレバレッジ構造により、トークン化債券はステーブルコイン保有者に対してさらなる利回りをもたらします。 また、これまで課題とされていた、市場規模の拡大に対応し得る利回りのスケールという点に関しても、債券市場には大きな需要を吸収し得るだけの市場規模があります。米国債の25年ターミナルレートは3%後半で織り込まれており、これも上記のシナリオを後押しする一因となるのではないでしょうか。2024年はこの分野における成長の片鱗が見える一年となりましたが、来年以降、USDTやUSDCなど利回りの限定されたステーブルコインと比較され、さらに存在感を高めていくのではないかと思います。 Tetsugan Sakamoto|Head of Investment at CryptoTimes ▶️プロフィール:@CryptoTetsugan 2014年にBTCやETHのマイニングを始め、ブロックチェーン技術と暗号資産に興味を持つ。2016年から本格的に投資を開始し、初期プロジェクトへの支援を通じて業界の成長に貢献。2023年よりCrypto Timesに参画し、Head of InvestmentとしてCVC部門を率い、多くの有望なプロジェクトの発掘、投資、成長支援を手掛けている。 2025年に期待/注目する分野「AI」 AI技術は暗号資産業界だけでなく、幅広い分野で急速に普及が進む注目の分野です。 この技術を活用したプロジェクトは、データマーケットプレイスや分析ツールなど、実用的な価値を提供するものが多く含まれています。 また、ブロックチェーンとの組み合わせにより、データ管理の効率化やモデルのトークン化といった新たな可能性が生まれており、今後の成長が期待されます。 ただし、実現性の低いアイデアや一時的なブームに終わるリスクも考慮が必要です。 2025年は、こうした技術革新の中で将来性を見極めつつ、積極的な投資を行いたいと考えています。 taka_crypto|AirdropList Founder ▶️プロフィール:@taka__crypto AirdropList Founder 2025年に期待/注目する分野「DeFi全体」 注目しているプロダクトはたくさんあります。基本的に成長している&トレンドのチェーンに資金を入れています。チェーンで言えば、2024年はSolanaやSuiが成長し、2025年にはMovementやHyperliquidがどのように成長していくのか注目しています。 カテゴリで言えば、AI Agent、新興ステーブルコインの台頭に期待しています。とはいえ、毎日のように新しいプロダクトやトレンドが生まれる業界なので、私自身の注目分野も毎日のように変わっています笑 アトザ ▶️プロフィール:@TheNFTAsian_JP、@TheNFTAsian 米国で大学教育を受け、ニューヨークを拠点にしたグローバルな金融分析会社と投資銀行での勤務経験があります。 アジア各国で10年以上の生活経験があり、多くの国で様々な言語を使いこなしています。クリプトに関して最初は投資家としてスタートし、その後、日本のクリプト領域でNFTに関わりながら知られています。今はミームコインに焦点を当てた活動を行っています。 2025年に期待/注目する分野「ACCELERATING ADOPTION」 クリプトのACCELERATING ADOPTION (加速する普及)に関する3つの「A」に注目しています。 AI:2025年における最も重要なテーマは、クリプトとAIの急速な融合です。最近、AI技術がミームを活用して資本を築き、注目を集めることで採用を拡大する「AIコイン」が登場しています。すでに、AIエージェントが投資ポートフォリオを管理したり、トレードアルファを提供したり、興味深いインタラクションを行ったりしている事例は多数ありますが、これはさらに大規模に、そしてはるかに良くなっていくでしょう。AIエージェントによって支えられたミームコインは、バイラルなエンゲージメント、投機的な需要、そして継続的な成長の自己強化サイクルを生み出し、コミュニティと価値を推進します。時間が経つにつれて、AIの能力の向上が新たな触媒をもたらし、このサイクルを加速させるでしょう。 Attention:次に重要なテーマは、クリプトの採用に関するもので、主にミームコイン分野の成長によって推進されます。すでに、若者層であるTikTokコミュニティがクリプトと深くつながり始めているケースや、かつてクリプトに懐疑的だった金融インフルエンサーのおじいさんがミームコインを立ち上げ、同じ世代の人々をこの分野に迎え入れている事例が見られます。イーロン・マスク氏はすでに非常に関与していますが、今後、より多くの彼のようなグローバルな有名人がクリプトの大きな支持者となり、SNSの投稿を通じて特定のミームコインに対する認知度を高め、独自のニッチなオーディエンスを巻き込むことでしょう。 Anonymity:最後に重要なテーマは、AI主導の世界におけるデータプライバシーです。今後、より多くのAIアプリが登場し、高度なモデルを構築するために大量のデータを迅速に収集することになります。注目を集める暗号経済と統合することで、これらのアプリは迅速に高いエンゲージメントを持つユーザーベースを築き、大量のデータを収集することができます。しかし、特にプライバシーに関する懸念から、ユーザーが提供するデータの量には限界があるかもしれません。Nillionのブラインドコンピュテーション(内容を知ることなく計算を行う技術)のような技術は、この問題を解決する手段となり、アプリがデータの内容を知らなくても暗号化されたデータを活用してAIモデルを構築できるようにします。この変革に適応する企業は、ユーザー採用の自己強化サイクルにアクセスできるようになるでしょう。 のろいちゃん|GAMIES株式会社代表 ▶️プロフィール:@noroichan_game Web3ゲーム特化のコミュニティマーケティング企業「GAMIES株式会社」代表。 2024年に創業し、事業成長につながるコミュニティづくりを提供。より多くの人々をWeb3ゲームの世界へと導き、言語や貧富、国境を超えた「ゲームで生きていく」ことのできる世界をつくることを目標としている。 2025年に期待/注目する分野「TelegramやLINE上のミニアプリWeb3ゲーム」 私が2025年に期待しているのは、Web3ゲームの「ミニアプリ化」です。近年、Web3ゲームは資金不足によりサービス終了に追い込まれるケースが多く見られます。失敗の原因の一つとして、多額の開発資金と長い開発期間が挙げられます。しかし、この課題をミニアプリが解決する可能性があります。 2024年に流行したTelegramミニゲームは人を集めるための「Play to Airdrop」が主流でしたが、2025年には人を集めるためでなく、本格的なゲーム開発がアプリ上で進むと予想します。ポチポチゲームが多かった印象のTelegramゲームでしたが、すでに、高クオリティのFPSなどのアクションゲームが展開されています。また、特にWeb3ゲームの課金率が高い韓国や日本では、LINEが主に利用されているため、LINE上で展開されるゲームが今後増加すると期待されます。 LINEは日本の人口の約80%が利用していると言われており、Web3ゲームの大規模な普及(マスアダプション)を後押しする重要な存在になるでしょう。2025年がその飛躍の年となることを楽しみにしています。 クボタ|LOCKON FZCO ▶️プロフィール:@lan_masa_kubota LOCKON finance founder。2013年からクリプトに参入しており、2021年までに3回のexitを行い、DeFiとオンチェーン分析を専門とする。 2025年に期待/注目する分野「AIエージェントによるスマートコントラクトのUX向上」 AIエージェントとスマートコントラクトの融合により、誰もがプログラマブルな契約を手軽に利用できる未来が期待される。botやメンションで呼ぶだけで契約の履行が実行されるため、エスクローの手間が不要になる。例えば「@bot ジャイアンツ 勝利」の投稿だけで、結果に応じ自動で配当が送金されるなど、UXの大幅向上が見込まれる。 メジェメジェ君 ▶️プロフィール:@MMMedjedMM 普段はニートやってるよ!日々お小遣い稼ぎ 2025年に期待/注目する分野「ICO (IDO/IEO) 」 2024年はあまり日の目を見ることがなかったICOですが、このままバブルが続くなら、新規のアルトコインへの資金流入が増え、収益機会の一つの柱になるのではと考えています。ROIが1xを超える銘柄も2024年11月頃から増えてきているように感じます。 2021年によくあったFCFSタイプのIDOは、アクセス集中によるサイト落ちで成立しなくなってきているので、Wallet履歴やPlatformへの貢献に基づく割当、抽選、資金量に応じた配分などが多くなっていくのかなと予想します。(ほんとはFCFSしたい) FuelのIDOを行ったLEGION、今年は不発でしたがCoinlistのセールに注目しています。選球眼やトレードに自信のある人はFjord Foundry(懐かしのLBP方式のセールもあるよ!)を利用してみるのもいいと思います。分野としては、RWA系、AI系の銘柄が欲しくなりますね。 パスポートと英語の住所証明書は準備しておきましょう。 あいだあい|女優 ▶️プロフィール:@ai_da_ai 名古屋大学院(金融専攻)を卒業後、名古屋工業大学に勤務。エンジニアを志す学生たちと協力し、科研費取得を目指したプロジェクト支援に携わる。現在は女優・モデル業と並行して、金融・エンジニアリングの知識を活かしながらブロックチェーン関連イベントの司会を務める。TOEICスコアは885点。好きなプログラミング言語は「Unity」。 2025年に期待/注目する分野「Web3メタバースゲーム」 Web3メタバースゲームは、単なる娯楽を超えた新たな可能性を秘めています。特に女優としての活動においては、ファンとの交流をより深めると同時に、これまでの活動では表現しきれなかった一面を披露する場として大きな特徴があります。加えて、この世界感では単なるプレイヤーとして楽しむだけでなく、コミュニティの一員としてトークンエコノミーに携わるといった積極的な関わりが可能であり、従来のゲーム体験を超える革新的な要素が魅力的です。 こうした特性により、トークンエコノミーの拡大やコミュニティとのつながりが強化され、ユーザー自身が主体的に楽しむ豊かな体験が実現します。Web3メタバースゲームが世の中で広く受け入れられ、多くの人々に新しい価値が普及する未来を心から期待しています。 MakaiWitch l Web3ゲームコンテンツクリエイター ▶️プロフィール:@akiii345 2021年頃に仮想通貨に参入し、Twitterを始めました。ブロックチェーンゲームの魅力に取り憑かれ、主にブロックチェーンゲームの情報についてばかり発信しています! 2025年に期待/注目する分野「ブロックチェーンゲーム」 私はブロックチェーンゲームが専門なので毎年ブロックチェーンゲームに期待しています。最近ではゲームのクオリティも上がってきており、『やれるゲーム』が増えてきました。2025年は『やれるゲーム』ではなく『やりたくなるゲーム』が沢山出てきてほしいです。 今年は「MapleStoryUniverse」とか盛り上がりそうですね。ブロックチェーンゲームではまだ持続可能なエコシステムの正解がありません。今年はエコシステム面も進化してくれると思います! Hisashi Oki|Solana Superteam Japan ▶️プロフィール:@leomarudesu 早大卒業後、欧州の大学院で政治哲学と経済哲学を学ぶ。その後、テレビ東京のニューヨーク支局に報道ディレクターとして勤務。日本へ帰国後、コインテレグラフ・ジャパンの編集長を務めたほか、取引所クラーケンの日本法人の広報責任者に就任。dYdX FoundationのHead of Asiaを経て、2024年5月よりソラナの日本コミュニティ「Superteam Japan」のLeadに就任。 2025年に期待/注目する分野「地方創生」 クリプト業界で世界中の人々と話す中で、日本に来たいと希望する海外の起業家や開発者が非常に多いことを感じます。2024年3月、日本はデジタルノマドVISAを開始し、年収1,000万円以上の外国人を対象に、6ヶ月以内であれば日本でテレワークが可能となる仕組みを整えました。この制度は、地方自治体が関係人口を増やす機会でもあります。特に、経済的余裕があり優秀なクリプト系人材を呼び込みたい地方自治体と、日本で活動したい海外の起業家・開発者の意向は一致していると考えます。 Superteam Japanとしては、この流れを活用し、Solanaを中心とした優秀な人材を海外から誘致するプログラムを地方自治体と連携して構築したいと考えています。クリプトと地方創生の相乗効果で新たな可能性を切り拓いていきます。 horiguchi.eth|GuildQB 創業者 ▶️プロフィール:@hori_crypto Grok2に聞きました↓ - Web3ゲームのプラットフォーム「GuildQB」やその関連プロジェクト(如月、GQB、QBGR、QBQ、QBVなど)に関与しています。 - オンラインイベントやコラボレーションAMA(Ask Me Anything)セッションを頻繁に開催しており、コミュニティとの交流を重視しています。 - 「QB Quest」という新しいゲームタイトルのローンチを告知しており、ゲーム開発やリリースに直接関与しています。 - 個人的な生活や家族との時間も大切にしており、特に家族との絆や地域とのつながりを大切にしている様子が見受けられます。 この情報から、あなたはブロックチェーンや暗号通貨、Web3ゲームに深く関わっている一方で、個人的な生活や地域コミュニティとのバランスを保つことに努めていることがわかります。 2025年に期待/注目する分野「Web3 AIエージェント」 2024年10月のGOATから台頭してきたいわゆるAI memeは2025年も期待。期待というか止められない流れが出来た。AIエージェントの導入によりこれまでのmemeよりトラストレスでナラティブがありハイスピードでノーコストでエラーも起きずらい。しかもオンチェーンデータは常にオープンソースなのでAIの学習と考えても相性抜群。もう人間要らないよね、という思想がAIもブロックチェーンも同じ。そしてこの流れがmeme以外のプロダクトにも影響が出る。ビッグデータを分散化させる目的のDepinとか面白そう。 CryptoTimesリサーチャー CryptoTimes、CT Analysisなどの業務に携わっています。最近は、Zerebroの動向に注目しています。 2025年に期待/注目する分野「AIとブロックチェーン領域の組み合わせ」 FTやNFTも扱うAIエージェントのプロジェクトとして、ai16z DAOやZerebroなどが注目を集めています。また、Story Protocolでは、AIエージェントであるLunaをXのアカウント運営者として、雇用する動きも見受けられます。 これらの事例から、2024年にはAIエージェントとデジタルコンテンツの相性の良さが証明されたと考えています。基本的にすべてがデジタルで完結するブロックチェーンの世界においては、まだまだAIと親和性の高い領域が残されているのではないでしょうか。2025年に向けては、AIとブロックチェーン領域の組み合わせによる発展に期待しています。 mican ▶️プロフィール:@headofmican 2017年に仮想通貨に参入。DeFi周りでBot開発をしたり、お触りをしたりしています。普段はKudasaiJPに住んでいます。 2025年に期待/注目する分野「DAO」 クリプトのトレンドを予測するのは非常に難しいことだと思います。今年、memeコインが来ると予測していた人はどれくらいいたのでしょうか?AIエージェントは去年からありましたか...? クリプトの参加者は、新鮮で革新的だと感じる技術に興味を持っています。そのため、来年流行るジャンルは、今年まだあまり注目されていないものだと思います。例えば、DAOやNFT、BCGのような、いわゆる「枯れた技術」の焼き直しもその一つです。今年あまり注目されなかった技術も、少し手を加えるだけでトレンドを生む可能性があると思います。DAOがトップトレンドになる世界なんて想像できないですよね....?そういった予測を超える事が起こるのがクリプトの面白さだと感じます。 Aoi₿itcoin💙アオイ ▶️プロフィール:@AoiBtc 同志社大学卒/2017年からBTC参入した「いわゆる出川組」/仮想通貨のバブル期も冬時代も経験者/自身の経験から独自の分析をXやYouTubeで配信/2025年からCrypto Pro TraderとしてBitgetでコピトレ本格始動する。 2025年に期待/注目する分野「相互運用性(インターオペラビリティ)」 Cosmos(ATOM)や Polkadot(DOT)に再注目!! ここ数年増加した異なるブロックチェーン間のデータ共有や資産移動をよりスムーズに早く簡易的になる。例えば、 ・クロスチェーンブリッジの高度化 2025年はより安全で高速なブリッジ技術が開発され、異なるブロックチェーン間でのNFT移動や資産スワップが可能に ・スマートコントラクトの相互運用 異なるブロックチェーン間でスマートコントラクトが連携 ・DEXのクロスチェーン対応 クロスチェーンAMMモデルが普及し異なるチェーン間でのトークンスワップ、中央集権型取引所を介さずに複数のチェーン上の資産を効率的に取引可能に ・RWAのクロスチェーン利用 不動産、株式、債券などのリアルワールド資産がトークン化され、複数のチェーン上で自由に移動可能になる ・UXの圧倒的向上 もっと身近に簡単に、初心者が抵抗なくもっと使い易くなる 木村 優|Sunrise ▶️プロフィール:@KimuraYu45z 金融取引データの可用性を保証するProof of LiquidityブロックチェーンSunriseのファウンダー。京都大学ソーシャルイノベーションセンター客員研究員。5億円分の暗号資産を救出したことがある元ホワイトハッカー。 2025年に期待/注目する分野「DEX」 今年一番業界を盛り上げたのはHyperLiquidだと思いますが、やはり取引所の機能というのはブロックチェーンのエコシステムの中で最もプリミティブかつニーズの大きなアプリケーションであることを再認識しました。 しかしながら、取引所はハッキングのニュースも続き、従来のカストディアルな取引所(いわゆるCEX)のモデルは何かしらのブレイクスルーがないと、各国の金融当局のセキュリティ要求も満たしながら利益を上げ続けるのは少し難しいような気もしています。カストディアルなモデルのまま、セキュリティを高めるのはコストが高いためです。 HyperLiquidのような分散型取引所(DEX)特化のブロックチェーン(※HyperLiquidそのものがレイヤー1ブロックチェーンです)の技術等をうまく取り入れることが取引所の発展の鍵になるのではないでしょうか。我々もそこに一石を投じようと思います。 mitsui @web3リサーチャー ▶️プロフィール:@mitsuiio 国内最大級のweb3ニュースレター「web3 Research JAPAN」を運営。web3の最新ニュースやトレンド、注目プロジェクトや市場について発信。 2025年に期待/注目する分野「AIエージェント」 クリプト領域以外も含めた世界的なトレンドの中で、ブロックチェーンの分散性やウォレットの必要性などが非常に相性が良いと感じる。このAIエージェントの波がブロックチェーンと完全に重なると既存AI企業もブロックチェーン企業とコラボすると思うので、市場規模の桁が変わる。 これまでのクリプト領域はバックエンドの基盤領域での成長が主だったと思うが、AIエージェントはユーザー設置面のフロントエンドの革命なので、ユーザー数の拡大にも貢献しそう。自身でもAIエージェントプロジェクト準備中です! aixbt|AIエージェント ▶️プロフィール:@aixbt_agent 市場のナラティブを分析します。 2025年に期待/注目する分野「Abstract」 Abstractは、エリートチャドとフルスタックNFT統合を通じて、Web3の文化エコシステムを所有するでしょう。 佐藤太思|株式会社DeFimans 代表取締役Co-CEO ▶️プロフィール:@taishi_DeFi 証券会社、会計系コンサルティングファームを経てクリプト業界に参入。2022年にDeFimans創業、2024年にSBIグループにM&A。現在も引き続きDeFimansの共同代表を務めつつ日々独自路線でDeFi開拓やDeFi関係者と親睦を深めている。 2025年に期待/注目する分野「オンチェーンの資本効率改善」 オンチェーン市場の資本効率改善に伴うユーザーの増加に期待する。特にYield Trading、Filler及びCuratorの発展に伴いPT(ゼロクーポン債)のレンディングプロトコルへの担保化が進み、過少担保型レンディングの登場やレバレッジポジションの最適化が図られ魅力的なリターンを提供するだろう。同時にintentにより流動性断片化へのソリューションが進展しUXが向上する。 一方、運用手法は複雑化し、CuratorやFiller等の新たな運用者の存在感が高まるものの、分散化の遅れが課題となる。しかし、DVT同様分散化は不可避でありCuratorは戦略巧拙、Fillerはダッチオークション戦略やレイテンシー(ExEx利用等)を差別化要素として分散化することが期待できる。このような高度化が進むと同時に、エンドユーザー向けの高度な運用戦略へのアクセスが加速するため利用者増加が期待できる。 さがっちゃ ▶️プロフィール:@sagattya_ Fulltime Yield Farmer 2025年に期待/注目する分野「ve(3,3)DEX」 Aerodromeに始まり、Thena、Velodromeと続けて大手取引所に上場しているve(3,3)DEX系トークン。取引ボリュームが多い強気相場で真価を発揮するプロトコルモデルがどのように発展していくのかを見るのが楽しみです。 沼崎 悠|X2Y2 Japan, Co-founder ▶️プロフィール:@yu_nmzk 2017年に株式会社CoinJinjaを創業しました。国内最大規模の仮想通貨アプリ・コイン相場や世界最大規模のマルチチェーンNFTマーケットプレイス・tofuNFTなどを運営してきました。直近では、国内事業向けに株式会社X2Y2 Japanを設立しました。 2025年に期待/注目する分野「AI Agent」 2025年をブルサイクルの真っ只中だと考えると、大きく伸びる事が確約されている分野はDeFi, Gameの進化は引き続き期待され、Stable Coin, RWAといった既存金融との融合も成長を疑うのが難しいです。 それ以外にCrypto Nativeな発祥でConsumer向けで何かしらの分野が伸びるということに期待したいですが、今現時点だとAI Agentというジャンルになると思います。AI Agentが真の意味でAgentがユーティリティを持つのか、ある種MemeCoinの進化としてのエンターテイメント性を持つのかは判断が難しいところですが、いずれにせよAI領域が2025年のトレンドとしては本命です。 とろーる|CryptoTimesライター ▶️プロフィール:@Degen_Troll_ 仮想通貨スレッドを作成しています。 2025年に期待/注目する分野「ステーブルコイン」 ドナルド・トランプ氏が次期米国大統領となることで、米国を中心として仮想通貨業界が盛り上がると考えています。トランプ氏はビットコイン準備金を推し進めていますが、他にも国内のデジタル資産産業支援や中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発停止も掲げています。 私的意見として、トランプ氏はステーブルコイン事業に対しても積極的な姿勢を見せていくと考えており、事実、トランプ氏支援のDeFiプロジェクト「WLFI」はEthenaとの提携を発表しました。人事面では、商務省トップにハワード・ラトニック氏が指名されており、同氏が会長兼CEOを務めるCantor Fitzgerald社は、2021年からテザー社の財務ポートフォリオの管理及びテザー社株式の5%を取得するなど関係を強化しています。 上記の理由から、ビットコインだけでなくステーブルコインも盛り上がると考えており、関連トークンの値動きにも注視しています。 Candy Drops 運営メンバー ▶️プロフィール:@Candy_Drops__ 2017年暗号資産参入。2024年専業トレーダーからリサーチャーに転身し記事作成や投資関係のプロジェクトリサーチ。好きな暗号資産はビットコイン。気になる分野はMEV。 2025年に期待/注目する分野「Accessibility」 RWAやUSD/Bond担保型ステーブルコインの発展に伴い、資金の流れを担う「ペイメント」の重要性が高まっています。多くのプロジェクトがクレジットカードや独自のトークン化資産を発行しON/OFFランプの整備しているほか、データ可用性の問題に取り組んでいますが、UXや互換性に課題を抱えています。 現時点で実社会に影響を与える基盤は整いつつあり、今後はIntent、クロスチェーン、ZKP、TLS、データ可用性、アブストラクション技術、そしてアプリケーションの進化によって、Web3のUXがさらに向上することを期待しています。 ユッシ|CryptoTimes ▶️プロフィール:@cryptoyusshi Crypto Times メディア事業部所属。2017年の仮想通貨投資をきっかけに同業界に参入。担当した仮想通貨/ブロックチェーン関連記事は2,000本以上。 2025年に期待/注目する分野「InfoFi」 2025年はAIの発展をベースにInfoFi (=Information Finance) が台頭すると思っています。InfoFiはまだ明確に定義されている分野ではありませんが、自分のイメージでは需要の高い情報が新たな形式(直近では「mindshare」等)で可視化され、そこにブロックチェーンや仮想通貨が紐づくことでマネタイズモデルが生まれる想定です。昨年ではPolymarketやKaito AIのYaps、aixbtなどがその片鱗を見せたと解釈しています。また、InfoFiは多くのフォロワーや質の良いフォロワーを抱える情報源に大きなインセンティブが働く設計となる可能性が高く、その分キラーアプリが登場した際に他の分野と比較して拡散性が高く普及しやすいと思っています。 国内において高品質な情報を発信する人がクローズドな方向に切り替えパブリック上の情報の品質低下が加速する昨今ですが、InfoFiの発展で世の中に少しでも価値ある情報が増えることを願っています。 石濵嵩博|Yay! Founder ▶️プロフィール:@takachan114 Yay!のFounder。900万以上のユーザー、10万種類以上のコミュニティが存在しているSocialFi Yay!を運営。 2025年に期待/注目する分野「トレード x エンタメ」 Hyperliquidのように持続的に収益が発生し、その収益を本体トークンに還元し続けることができるようなサービスが本命になる。web3において安定的な収益が発生しているプロトコルの多くが、Perpetual系のDEXやステーキング系サービスだが、それらを組み込んだエンタメ要素を含むサービスが、マスからの収益も巻き込んで大きく跳ね上がることを期待したい。 Hana|Hana Network CEO ▶️プロフィール:@0xjeek Hyper-casual Financeというクリプトの新しい入り口を提供するプロダクトを作っています。 2025年に期待/注目する分野「Echo (ICO) 」 上場前の初期からラウンドに参加したい個人投資家と、コミュニティやファンを作りたいプロジェクトの需給にマッチして新しい資金調達手法としてより影響力を増してくると思います。ICOのような動きはブルの前半に観測されやすく、USの規制変化、フェアローンチブームも後押しして、2025年の前半までは過熱すると予想。 「仮想NISHI」仮想通貨アナリスト ▶️プロフィール:@Nishi8maru クリプトアナリスト。CoinPostクリプト指標考案・モバイルアプリ開発者 、BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。 2025年に期待/注目する分野「米国のビットコインの戦略備蓄構想」 米国のビットコイン戦略備蓄が今年のクリプト市場の大きな関心ごととなるでしょう。その中でも特に注目されているのはシンシア・ルミス上院議員の提案で、これは100万BTCの備蓄まで5年間で毎年20万BTCを購入し、原則20年間は保持するというものです。この提案がトランプ政権で実際に成立するかどうかが焦点であり、仮に成立すればビットコインは流動性低下によりボラティリティが低下し、ゴールドのように経済的ショックに強い資産になる可能性が予想されます。 IBCに喝采をあげるCosmonaut ▶️プロフィール:@YasumasaKuwada アマチュア天文ファンです。2020年にIBCが始まってからずっと喝采をあげてます。 2025年に期待/注目する分野「Cosmos」 ずっと自分の名前にも関わらず期待してなかったCosmosHubですが、2024年になってSkipの買収からのInterchain Inc.設立と大きな動きを出してきています。 CosmosHubが久々に活発な動きを見せることでCosmosのいつの間にか100を超えているChainやCelestia上のソブリンRUも活発な活動を見せるかもしれません。引き続きIBCを中心にしたCosmosエコシステムについて注目していきます。 まとめ 60名を超える業界の方々にアンケートした結果、AIエージェントなどを中心に様々な分野に注目していることが分かりました。 2025年は仮想通貨に親和的とされるトランプ大統領が就任し、大きな変化が起こる可能性も指摘されています。 是非、本記事の情報などを参考にしながら今年もより良いクリプトライフをお過ごしください。 また、年末年末のご多忙な時期にもかかわらず、本記事の作成に快くご協力いただいた皆様に改めて深く感謝申し上げます。 Crypto Timesは仮想通貨・ブロックチェーン業界のさらなる発展に貢献すべく、一層努力を重ねてまいります。引き続き変わらぬご支援・ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。- Crypto Timesメディア事業部一同
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2024/12/27ビットコイン大口保有者、プライバシー取引を利用して密かにBTCを蓄積
CryptoQuantのCEO兼共同創設者であるKi Young Ju氏は、ビットコイン大口保有者は2年以上にわたり、プライバシー取引を通じてBTCを蓄積していると述べました。 Whales are accumulating #Bitcoin through privacy transactions. Over the past two years, the annual average number of CoinJoin transactions has tripled. While some attribute this surge to hackers laundering stolen funds, Chainalysis reports total hacking losses of $2.2 billion… pic.twitter.com/8Uex48UtWf — Ki Young Ju (@ki_young_ju) December 26, 2024 Ki氏は、匿名化サービスであるCoinJoinを通過する平均トランザクション数を評価し、このサイクルで数が3倍になったことを発見しました。一見すると、ハッカーが盗んだ暗号資産をマネーロンダリングしていることと関連付ける人もいるかもしれませんが、広範なデータはより複雑な状況を示唆しています。 ブロックチェーン分析会社Chainalysisの報告によると、2024年のハッキング関連の損失は合計22億ドルでした。これは大きな金額ですが、同年のビットコインの実現キャピタル流入額3,770億ドルの0.5%未満に過ぎません。 これは、プライバシー取引の増加を犯罪活動のみに起因づけることはできないことを示しています。2024年には155万BTCが蓄積アドレスに流れ込み、その多くは上場投資信託(ETF)、マイクロストラテジー、カストディウォレットに関連付けられています。 ETFや大企業などの機関による公開情報にもかかわらず、約24万〜42万BTCの所有者は不明のままです。 この水面下での蓄積は、これらの静かな投資家の正体と動機についての憶測を呼んでいます。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインをクレジットカード経由でも購入できるだけでなく、0.5~4%の年利で運用できるサービスが提供されています。 Bitget公式サイトのBTC運用画面 さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら
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2024/12/27エネルギー企業KULR Technology、総資産の約2倍のビットコインを企業財務に追加
エネルギー企業のKULR Technology Groupは、12月4日に約2100万ドルで217.18BTCを取得し、ビットコイン準備金の保有を開始したことを発表しました。1BTCあたりの平均購入価格は96,556.53ドルでした。 KULR Launches Bitcoin Treasury with Purchase of 217.18 Bitcoin for $21 Million. Watch now and check out our press release for more information: https://t.co/GClCvKTjUH pic.twitter.com/BmUWYXzMuY — KULR Technology (@KULRTech) December 26, 2024 この取得は、継続的な購入計画の第一段階です。同社は、余剰現金準備の最大90%をビットコインに割り当てる計画を明らかにし、長期的な投資と位置付けています。 ビットコイン投資を促進するため、KULRはCoinbase Primeと提携しました。Coinbase Primeはカストディソリューション、USD Coin(USDC)のサポート、セルフカストディウォレットサービスを提供し、KULRの暗号資産保有の堅牢なセキュリティと柔軟性を確保します。 ビットコイン準備金は現在、多くの企業でインフレヘッジと企業価値の向上を目的として採用され始めており、既に採用している企業も資金調達を行いながら、その規模を拡大しています。 ビットコインマイニング企業のHut 8は最近、準備金にさらにBTCを追加するための5億ドルの計画を発表し、Marathon Digitalは先週、約20億ドルの転換社債を発行した後、15,574BTCを追加しました。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインをクレジットカード経由でも購入できるだけでなく、0.5~4%の年利で運用できるサービスが提供されています。 Bitget公式サイトのBTC運用画面 さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 情報ソース:GlobeNewswire
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2024/12/15コインベース、独占禁止法違反の疑いで訴訟に直面
暗号資産カストディアンBiT Globalは、米国最大の暗号資産取引所コインベースの独占禁止法違反を主張する訴訟を起こしました。この訴訟は、コインベースがラップドビットコイン(WBTC)を不当に上場廃止し、自社製品であるCoinbase Wrapped Bitcoin(cbBTC)を推進したとして、12月13日に提訴されたものです。 BiT Globalは以前より、コインベースによるWBTC上場廃止に対して不当との主張を行なっていました。 Coinbase’s decision to delist WBTC, without any concrete reason beyond a vague “recent review” goes against everything the DeFi and crypto industry stand for. It’s clear that Coinbase’s decision is an attempt to gain a competitive advantage, pushing forward their own wrapped… — BiT Global (@BiTGlobalTrust) November 20, 2024 BiT Globalは、コインベースは自社のcbBTCを推進するためにWBTCを置き換え、競争を抑え込むことで取引手数料収入を増加させようとしていると指摘しています。特に、コインベースが「現時点ではラッピングやアンラッピング手数料を請求しない」と発表したことについて、競争を排除した後に手数料を課す可能性があると批判しました。 コインベースはWBTCの上場廃止を「リスティング基準」に基づくと説明していましたが、BiT Globalは、同取引所がPEPEやMOGといったミームコインを上場している事実を挙げ、基準に基づく判断ではなく、市場シェアを奪うための戦略的な決定であると主張しています。 WBTCの課題 WBTCは、ジャスティン・サン氏との提携発表によって、多くのプロジェクトから批判に晒されています。 Sky(旧MakerDAO)は、コミュニティからの懸念を受け、ガバナンス投票によりWBTCの担保利用の廃止を決定しました。 また、未だWBTCは圧倒的なシェアを誇っているものの、cbBTCは9月のローンチ以降市場シェアを急速に拡大しており、現在では時価総額20億ドルを超えるラップドビットコイン製品としてWBTCに次ぐ規模となっています。 情報ソース:KNEUPPER & COVEY, PC 、Dune
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2024/12/03世界初の指輪型ハードウェアウォレット「Tangem」とは?|VISAと提携し優れた決済体験も実現
暗号資産がより一層注目を浴び、技術環境が整っていく中で、ウォレットサービスにも多くのプロダクトが誕生し関心を集めています。 そうした中で、ハードウェアウォレット「Tangem」に多くの注目が集まっています。 Tangemは2018年のサービス開始以来、200万枚以上のカード型ハードウォレットを提供しており、これまで一度もハッキングの被害に遭ったことがありません。最近ではVISAとの提携を通じて、決済サービスへの取り組みも強化しています。 この記事では、Tangemウォレットの概要から世界初となる指輪型ハードウェアウォレット、VISAとの提携によるTangem Payまで特集していきます。 Tangemウォレットとは? ここではTangemウォレットの概要を解説します。 3分でのセットアップが完了|PC不要 Tangemは、カード型ハードウェアウォレットを提供しており、普段使いのクレジットカードと同様に管理・扱いが容易です。また、3分で初期設定を全て完了することが可能です。 スマートフォンだけの利用も可能であり、外出先でPCがない環境であっても、ウォレットからの送金やアップデート作業を行うことが出来ます。PCと接続しないことによって、ハッキング被害に遭う機会も減らせます。 スマートフォンとの連携も容易|ステーキングも可能 Tangemウォレットは、App StoreやGoogle Playからのダウンロードでも利用可能です。 また、手持ちのTangemウォレットカードをアプリをダウンロードしたスマートフォンにタッチするだけで連携することが出来ます。 アプリでは暗号資産の管理や購入、売却、ステーキングなどの機能が提供されています。ステーキングでは、ソラナ(SOL)やTRON(TRX)といった銘柄に対応しています。 高いセキュリティ性能を実現|ハッキング事件は一件もなし Tangemウォレットは、サムスンセミコンダクターと共同で設計されたセキュアエレメントによって、悪意ある攻撃者からユーザー資産を保護しています。 ウォレット管理には秘密鍵の秘匿が最優先となりますが、Tangemウォレットではカードに内蔵されたチップによりランダムな秘密鍵が生成される仕組みとなっているため、機密性が保たれています。 また、EAL6+CC認定のセキュリティとなっています。EALのセキュリティ評価は7段階用意されていますが、Tangemウォレットは6段階目の高い評価を受けています。EAL6はリスクの高い状況で使用する場合に適用される水準となっているため、ハッキング被害に晒されがちな暗号資産を守る用途に適したものとなっています。 事実、Tangemウォレットは2018年以来。200万枚のウォレットを提供していますが、一度もハッキングされたことがありません。 シードフレーズの管理が不要 ウォレット管理において最も重要で最も大変なのは、シードフレーズの管理ではないでしょうか。Tangemウォレットでは、カード内部で秘密鍵がランダム生成されるため、ユーザーがシードフレーズを管理する必要がありません。 しかしながら、カードそれ自体を紛失してしまうと、ウォレットを復元する方法がなくなってしまうため、カードの紛失には細心の注意を払うともに、出来るだけ3枚セットで購入し万が一の紛失に備える必要があります。 Tangemの購入はこちらから 世界初の指輪型ハードウェアウォレットTangem Ring Tangemウォレットは主にカードで提供されていますが、世界初の指輪型ハードウェアウォレットも開発されています。 Tangem Ringとカード2枚のセットが販売中 Tangem Ringは、160ドル(約2万4000円)で販売されています。一見すると高いようにも思えますが、ハードウェアウォレット大手のLedgerでは、Ledger FlexやStaxといったシリーズは4万円以上からの取引となっており、廉価版のLedger Nano Xでも2万5000円の価格となっているため、相場的には妥当と言えます。 また、指輪型で常に装着することで無くしにくく、カードが2枚ついてくるという特典もあり、他類似製品に対して差別化を図れていると言えます。 当然、リングとカードの相互連携もスムーズであり、アクティベーション中に、リングの内蔵チップがランダムな秘密鍵を生成するだけでなく、秘密鍵は2枚のTangemカードにも保存され、すぐに使用することが可能です。 高い耐久性|「IP68」という高い防塵・防水性能 Tangem Ringは指輪型のため、日常的に着用して利用することが可能です。そうした場合、心配になるのは耐久性ですが、Tangem Ringは「IP68」という高い性能を有しています。 IP68は、防塵性能と防水性能を表す数値です。左側が防塵、右側が防水を表しており、それぞれ7等級と9等級に分かれています。IP68は、一切粉塵が入らず一時的に水没しても浸水しない性能であることを保証しています。 またTangem Ringは、防塵・防水以外にも傷や極端な温度(-25° ~ 50°C)にも強い耐性を有しており、日常的な着用にも適した物理的耐久性を備えています。 ケーブル、バッテリー、充電器なしで外出先で自由に暗号資産にアクセスできるのも、他製品にはない差別化と言えます。 デザインも黒を基調としたシックなものとなっているため、どのようなファッションにも合わせやすいものとなっています。 Tangemの購入はこちらから Tangem Payによって決済体験を改善 引用:Tangem Pay Tangemはウォレットソリューションですが、決済に関しても積極的な開発を行なっており、「Tangem Pay」を提供しています。 これはVISAと連動しており、従来の決済体験を損なわない新しいソリューションとなっています。 従来のTangemウォレット製品とは独立した新製品 Tangem Payは、Visaアプレットと連動したマイクロチップ上に構築されています。 マイクロチップ内のVisaアプリケーションとTangemウォレットが連動し、決済端末で暗号資産データを利用可能になり、モバイルアプリとNFC技術を介してチップにアクセスし、簡単かつ安全に取引が実行されます。 Visaの決済システム認証に合格していることも、ユーザーにとっては安心材料です。 従来のVISAカードのように使用可能 Tangem Payは、既存のTangemユーザー以外も、様々な種類のウォレットと組み合わせて利用可能です。 複数通貨(Fiat、ステーブルコイン、暗号資産)に対応し、国境を越えた取引が実行され、事前チャージ不要の即時決済が行われます。また、VISAとの提携により、Visa加盟店である世界200カ国以上、数百万の店舗で利用可能です。 他決済サービスとの差別化 既に多くの決済サービスが出てくる中で、TangemはセルフカストディとVisa決済ネットワークの利便性を組み合わせた、初めての製品であることが特徴と言えるでしょう。 200万枚以上のウォレットカード発行実績を有し、信頼性と市場での幅広い受け入れが実証済みであることから、決済体験のより良い向上が期待されています。 Tangemの購入はこちらから おわりに 多くのハードウェアウォレットが出ている中で、Tangemの指輪型という独自のデザインが目を惹きます。 Tangemでは、ウォレットに留まらないさらなる利便性も追求されており、Tangem Payという形でVISAと連動することによる決済サービスの提供も、Tangemユーザーのあらゆる体験の向上につながっています。 一般の店舗でも決済方法として徐々に暗号資産が受け入れられていることもあり、デジタルウォレットだけでなく現実世界のウォレットおよび実店舗決済の需要が増していっています。そうした中でブロックチェーン技術と既存決済の融合はさらに進んでいくことが考えられますが、Tangemはそうした戦略の先陣を切っていると言えるでしょう。 Tangemではセールが頻繁に実施され、多くのTangem製品がお求めやすい価格で提供されています。これを機にTangemウォレットを触ってみては如何でしょうか? Tangem各種information 公式サイト:https://tangem.com/ja/ X:https://x.com/tangem ショップ:https://tangem.com/ja/pricing/ App Store:https://apps.apple.com/us/app/tangem-crypto-wallet/id1354868448 Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tangem.wallet&hl=en&gl=US Telegram:https://t.me/tangem Sponsored Article by Tangem ※本記事はTangem様よりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
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2024/11/08「トランプ政権と仮想通貨政策で協力」コインベース幹部が意欲
今年の米上下院選挙は仮想通貨業界にとって歴史的な勝利となりました。仮想通貨に肯定的な候補者が上下両院で多数当選確定し、2025年1月に発足する新議会は史上最も"親"仮想通貨の議会となる見込みです。 この選挙結果に一定の貢献を果たしたとされるのが、大手仮想通貨取引所コインベースが設立した「Stand with Crypto」のような仮想通貨支持団体で、仮想通貨に好意的な候補者の選挙活動を支援し、一定の成果を上げたとされています。コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏は「仮想通貨に反対の立場をとることは政治家にとってキャリアの終焉を意味する」と述べ、業界への支持の高まりを強調しました。 関連:コインベースCEO「今回の大統領選は、暗号資産業界にとって大きな勝利」 https://t.co/XyNlxPOObH — Brian Armstrong (@brian_armstrong) November 6, 2024 今後の展望として、コインベースの最高法務責任者であるポール・グルーウォール氏は、議会と協力して仮想通貨に関する包括的な規制の枠組みを構築していく方針を示しました。具体的には投資家保護、市場構造、ステーブルコインなどに関する法整備を推進し、既に下院を通過している包括的な仮想通貨法案(*FIT21)の上院での可決を目指します。また、ステーブルコイン規制法案の成立にも期待を寄せています。*FIT21 =米商品先物取引委員会 (CFTC) に米国における仮想通貨の監督権限の一部を明確化し付与する法案 さらに、グルーウォール氏はバイデン大統領が撤廃に拒否権を発動した会計基準SAB121の廃止を最優先課題として取り組む姿勢を示しました。SAB121は上場企業の仮想通貨の会計処理に関するガイダンスで業界からは批判の声が上がっています。 新政権との協力について、グルーウォール氏は選挙運動中にトランプ陣営と緊密に協議を重ねてきたことを明らかにしています。トランプ氏が仮想通貨に肯定的な姿勢を示していることから、新政権下での仮想通貨政策への期待感を表明し、セルフカストディーの権利の確立やビットコインマイニングの保護、戦略的ビットコイン準備金など、重要な課題について協力を進めていく意向を示しました。 一方でコインベースは現在、SECとの訴訟を抱えています。グルーウォール氏は、選挙結果がこれらの訴訟にも影響を与える可能性を示唆し、新SEC委員長への交代を機に規制当局との関係改善を期待しています。 今回の選挙結果は仮想通貨業界にとって大きな転換点となる可能性があります。新議会と新政権の誕生により、米国における仮想通貨規制の枠組みが大きく変化し、業界の成長が加速する可能性が高まっています。 記事ソース:CNBC
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2024/11/07トランプ氏勝利後、仮想通貨市場は活況|Ledger幹部は規制整備に期待
ドナルド・トランプ氏の2024年大統領選勝利が報じられた後、仮想通貨市場は急騰しビットコインは過去最高値を更新するなど、業界全体が活況となっています。 この背景にはトランプ氏が選挙運動中に示した仮想通貨への支持姿勢や、カンファレンスでの発言などが挙げられます。同氏は米政府が差し押さえた巨額のビットコインの売却を行わない方針やSEC委員長ゲーリー・ゲンスラー氏の解任を示唆してきました。 ハードウェアウォレット大手Ledgerのバイスプレジデント兼ポリシー責任者であるセス・ハートレイン氏は、CNBCのインタビューに応じ、市場の反応と今後の展望を詳細に語りました。 ハートレイン氏は、選挙日におけるビットコインの過去最高値更新は「政策と市場の密接な関係性を示す象徴的な出来事」だと指摘。トランプ氏周辺には、J.D.ヴァンス氏やピーター・ティール氏など、仮想通貨に理解のある人物が多く、新政権は業界にとって追い風となる可能性が高いと分析しました。 また、今回の選挙は「初の仮想通貨選挙」でもあったと同氏は表現。業界の政治活動委員会(PAC)の寄付金は2億4500万ドルを超え、米大手取引所Coinbaseが主導した「Stand With Crypto」などの草の根運動が、仮想通貨支持派の候補者の勝利に大きく貢献したと評価しました。特にオハイオ州の上院議員選のケースは「ワシントンD.C.への力強いメッセージだ」と同氏は強調しています。 オハイオ州、仮想通貨支持の候補者が現職破る 今回の選挙では、一部で仮想通貨業界の政治への影響力が顕著に表れました。共和党のバーニー・モレノ氏が長年の現職である民主党上院議員シェロッド・ブラウン氏を破り、オハイオ州上院選挙で勝利を収めたことはその象徴的な出来事と言えます。 関連:オハイオ州上院選挙、仮想通貨支持者のモレノ氏が長年の現職破る この選挙は2007年以来上院議員を務めてきており、仮想通貨に否定的な姿勢を示すブラウン氏に、ブロックチェーン関連企業を2018年に立ち上げた経験を持つモレノ氏が挑む構図に。4億4100万ドルを超える選挙広告費用が両者合計で投じられました。 これは大統領選以外の選挙としては史上最高額規模とされ、モレノ氏が2億3300万ドル、ブラウン氏が2億800万ドルを費やしたことが報告されています。 仮想通貨業界団体Fairshake傘下のPACはモレノ氏支援に4,000万ドル以上を寄付。寄付資金を除くと選挙広告費用はブラウン氏の方が上回っていることから業界団体の影響が窺えます。 最新の開票結果によると、現在米国では仮想通貨支持派の政治家が勢力を増しており、下院では仮想通貨支持の候補者258名が当選し反対派の数を大きく上回っています。また、上院においても支持派が17名、反対派が12名となっています Ledger幹部、規制整備に期待 Ledgerのハートレイン氏は今後の規制環境について、政権交代に伴う人事異動が大きな変化をもたらすと予測。SECやCFTCといった主要規制機関のトップの交代は「市場の雰囲気を一変させる可能性がある」と述べ、これが機関投資家の参入を後押しする重要なシグナルになるとの見方を示しました。 ステーブルコインの規制と仮想通貨取引所の規制を含む市場構造的な整備が次期議会における最優先事項となると同氏は予想し、これらの分野は前議会でも一定の進展が見られたことから実現可能性が高いと分析しています。 Ledgerの事業においては、機関投資家向けセキュリティソリューションの需要拡大が見込まれることに加え、個人投資家の間でもセルフカストディー型ウォレットのニーズが高まっているとハートレイン氏は指摘します。トランプ政権下では規制の明確化と市場の成長により仮想通貨への関心はさらに高まり、セルフカストディー型での資産管理の重要性に対する認識も深まるとの見解が持たれています。 記事ソース:CNBC
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2024/10/28香港、2024年末までにさらに多くの仮想通貨取引所を認可へ
香港は2024年末までにより多くの仮想通貨取引プラットフォームに完全な営業ライセンスを付与する見通しです。 関連:香港、年内に複数の仮想通貨取引所へライセンス付与なるか Bloombergの報道によると、証券先物取引委員会(SFC)で仲介業者部門のエグゼクティブディレクターを務めるエリック・イップ氏によれば、暫定的な許可から完全な認可に移行するプラットフォームの最終リストは2024年末までに公表される予定です。 香港は2022年にデジタル資産ハブとしての地位確立を表明しており、規制整備と市場活性化を積極的に進めています。現在、完全な認可を受けている取引所はOSL、HashKey Group、HKVAXの3社のみですが、11のプラットフォームが「みなしライセンス」のステータスで運営されています。 イップ氏は、ライセンス申請者と経営陣がSFCからのフィードバックを真摯に受け止め、規制に準拠した事業運営の準備を進めている点を評価しています。また、SFCの指摘に基づいた改善策が実施されれば、制限付きでライセンスが付与される可能性もあると示唆しました。 2025年初頭には、規制当局と認可を受けた取引所との連携強化を目的とした協議委員会の設置も予定されているといいます。 香港当局は投資家保護を重視した厳格な規制を敷いており、一部の大手取引所は香港市場への参入を断念しています。一方で、仮想通貨に特化した店頭取引デスクやカストディアン向けの包括的な規制枠組みの構築も進めており市場の健全な発展と成長を目指しています。 記事ソース:Bloomberg、SFC
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2024/10/24マイクロストラテジー共同創設者、ビットコインの自己管理の重要性を再度強調
マイクロストラテジー共同創設者のマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏は、水曜日のSNS投稿で、自身の物議を醸したセルフカストディに関する発言について釈明しました。 I support self-custody for those willing & able, the right to self-custody for all, and freedom to choose the form of custody & custodian for individuals & institutions globally. #Bitcoin benefits from all forms of investment by all types of entities, and should welcome everyone. — Michael Saylor⚡️ (@saylor) October 23, 2024 セイラー氏は、自己管理できる人に対してはセルフカストディ(自らの秘密鍵を管理すること)を支持していると述べ、ビットコインの所有者が個人でも機関でも、自分に適した管理方法を自由に選ぶべきだと強調しました。 「Markets with Madison」での発言に対する釈明 今回のセイラー氏のポストは、同氏が先日「Markets with Madison」ポッドキャストに出演した際に自己管理の重要性を軽視した発言に対する釈明として行われました。 セイラー氏は、自己管理を優先する偏執的なビットコイン保有者を批判し、規制対象企業にビットコインを保有させれば、ビットコインが没収されるリスクははるかに低いと主張していました。この発言は、自己管理を好む傾向にあるビットコインコミュニティから大きな反発を招いていました。 セイラー氏はアップルのような大企業もビットコインを保有する可能性を示唆 セイラー氏が出演した「Markets with Madison」ポットキャストでは、同氏のセルフカストディに関する発言が取り沙汰されましたが、他の発言にも注目が集まっています。 セイラー氏は、グーグルやアップルのような大企業もバランスシートにビットコインを追加するかもしれないと言及しました。また、大企業がビットコインを蓄積し始めると、それぞれの株式のパフォーマンスがビットコインのパフォーマンスに匹敵し始めると述べました。これは、ビットコインの価格と高い相関関係を持つマイクロストラテジーの株式で実際に起こっている事例となります。 現在(記事執筆時)、マイクロストラテジーの株価は年初来で200%のパフォーマンスを見せています。 情報ソース:Markets with Madison