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2025/04/25Web3ゲーム冬の時代は終わるか?アクシー創業者が明かす「ヒット作」に必要な要素
2021年に「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」モデルで世界的なブームを巻き起こしたWeb3ゲーム「Axie Infinity」。その開発元であるSky Mavisの共同創設者Jeff Zirlin氏がWeb3ゲーム業界の現状と未来、そしてヒット作を生み出すための条件について語りました。 「冬の時代」とも評されたWeb3ゲーム市場は、再び熱気を取り戻すことができるのでしょうか。 Axie Infinityの熱狂と教訓 Zirlin氏はAxie Infinityが2021年に爆発的な人気を得た当時を振り返ります。30人しかいなかったDiscordコミュニティは世界最大級の80万人規模に数百人だったユーザーは数百万人へと急増したといいます。「まるで一夜にして成功したように見えますが実際にはそこに至るまで3、4年の継続的な努力と改善がありました」とZirlin氏は述べました。 成功の渦中では喜びと同時に押し寄せる課題への対応に追われたと言います。「成功はより多くの機会を生み出しますが同時により多くの問題も生み出すのです」と、当時のプレッシャーを語りました。 Axie Infinityはピーク時からユーザー数を減らしたものの、現在でも月間約30万人がプレイしており、Web3ゲームとしては依然として大きな存在感を示しています。しかしZirlin氏は現状に満足しておらず、「数千万人、5千万人、1億人のユーザーを持つクリプト(仮想通貨)ゲームを実現する必要があります。それが私たちを前進させ続ける原動力です」と、さらなる高みを目指す意欲を示しました。 ヒット作に必要な「3つの要素」 数百万、数千万規模のユーザーを惹きつけ、維持するWeb3ゲームを今日生み出すには何が必要なのでしょうか。Zirlin氏は単に既存のゲームにトークンを加えるだけでは成功しないと指摘します。次世代のヒット作にはいくつかの要素が不可欠だと強調しました。 第一に「没入感のある体験と新規性のあるゲームプレイ」です。プレイヤーを強く引き込みこれまでにない楽しさを提供することが求められます。 第二に「強力なコミュニティ」の存在です。プロジェクトを支え、共に成長していく熱心なコミュニティは成功の鍵となります。Zirlin氏自身も元々はAxieのコミュニティメンバーから共同創設者になった経験を持ち「コミュニティは仮想通貨における最高の戦略です」と述べています。 そして第三に「(トークン導入前の)収益源」を確立することです。トークンに依存しない持続可能な収益モデルをゲーム自体が持っている必要があります。Axieもトークン(AXS)をリリースする前にマーケットプレイスの手数料やブリーディング(キャラクターの配合)システムといった収益源を確立していました。 Zirlin氏は「成功するクリプト(仮想通貨)ゲームに求められる基準や品質のハードルは確実に上がっています」と述べ、これらの要素を満たすことの重要性を説きました。 トークン設計の進化と課題 Web3ゲームにおけるトークンの役割について、Zirlin氏は「プレイヤーとの長期的なインセンティブの連携」と「特定の行動を効果的に調整すること」の2点を挙げました。トークンによってプレイヤーはゲームの「所有者」となり、開発側はゲームがより楽しくなるようなプレイヤーの行動(例:多くの人が同時にプレイするなど)を促すことができます。 一方で課題も存在し「トークンを獲得してすぐに売却する目的のユーザーやボットを引き寄せてしまう可能性があります」とZirlin氏は指摘します。こうした課題に対応するため、トークン自体に特定のルール(例:獲得後すぐに売却する場合の手数料、ステーキングか使用しかできない制限など)を埋め込める新しいトークンタイプ「ERC 20-C」に注目していると明かしました。「トークン設計の分野で多くのイノベーションが起こり、これらの経済をより良くする方法が見つかると思います」と期待を寄せています。 ゲームからDeFiへ - Roninの新たな展開 Roninはゲーミング分野を超えた拡大も見せています。ミームコイン取引所や予測市場、NFTマーケットプレイスのOpenSeaなどがRonin上で展開されており、最近では大手DeFiプロトコルのCompoundもデプロイされました。 Zirlin氏はゲームを通じて仮想通貨に触れたユーザーが次にDeFi(分散型金融)へと関心を広げる流れに大きな機会を見出しています。「DeFiは新たなユーザーベースを必要としています。私たちはDeFiプロトコルがまだDeFiに慣れていないが仮想通貨を所有している市場へと利用を拡大する手助けができると考えています」と述べました。Ronin上でステーキングされたRONトークンに流動性を与える「Liquid RON」のような取り組みも進んでいます。 Web3ゲームの未来像 今後のWeb3ゲームのトレンドについて、Zirlin氏は二極化が進むと予測します。「クリプト(仮想通貨)ネイティブで経済性を重視するゲーム」と「クリプト要素は表面に出さず、ゲームプレイが非常に洗練されたゲーム」です。中途半端な立ち位置のゲームは苦戦する可能性があると見ています。 また、Zirlin氏はWeb3ゲームが仮想通貨全体のオンボーディング(新規参入)問題を解決する鍵になると考えています。「人々が最初に仮想通貨購入して確信を持たなければならないという問題をゲームは解決します。まずプレイして、稼いで、友達を作ってから最初の仮想通貨を購入する。この順番の変化が新規参入者を呼び込む上でより効果的です」と語りました。 最後にZirlin氏は「Web3ゲームについて意見を持つ人は多いですが実際にアプリケーションを使ってみる前に先入観で判断しないでほしい。製品やゲームは格段に進歩しています」と述べ、実際に体験することの重要性を訴えました。 Sky Mavisは現在、Axieの世界観に基づいたMMO(大規模多人数同時参加型オンラインゲーム)の開発も進めており今後の展開にも注目が集まります。 記事ソース:Spotify

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2025/04/25ビットコイン、金のような「大ブレイク」間近?米での資本逃避が後押しか
株式市場が不安定な動きを見せる中、ビットコインが伝統的な安全資産である金(ゴールド)と同様の値動きを示し、株式との連動性を断ち切る「デカップリング」現象が観測されています。 専門家は米国の政治・経済的な不確実性が高まる中で投資家の資金が米国から代替資産へと向かう「資本逃避」の動きがビットコイン価格を後押ししている可能性を指摘しています。 米国の不確実性とビットコインへの資金流入 Options InsightのImran Lakha氏は「株式は依然としてプレッシャーを受けていますが、ビットコインは分離し金と同様に安全資産としての買いを集め始めています」と述べ、この背景には米国の政治情勢が影響しているとの見方を示しました。特に、トランプ前大統領がFRB(連邦準備制度理事会)の独立性を疑問視するような発言をしていることやパウエル議長がインフレ懸念から金融引き締め姿勢を崩さないことが米国の信頼性への懸念を生んでいると指摘されています。 Lakha氏は「これにより米国からの資本逃避が引き起こされ、ビットコインのような代替資産に資金が向かっています」と分析。さらに、オプション市場の動向にも触れ「投資家はビットコインが金のようなスタイルのブレイクアウト(急騰)を見せる可能性を見ています」と語りました。 リスク資産と安全資産の「二刀流」 FRNT FinancialのDavid Brickell氏はビットコインの特性について、より多角的な見方を示しています。同氏はビットコインを「リスク分布の両端をカバーする資産」と表現し「究極のリスクオン資産であると同時に経済的・政治的構造の混乱に対するヘッジでもある」と解説しました。現在の局面では後者の「安全資産」としての側面、特に国境を越えて移動可能で特定の国家に依存しない「非主権的なドル代替資産」としての魅力が高まっていると分析しています。 ドル安がもたらす世界的な流動性拡大 Brickell氏はさらに、現在のドル安傾向がビットコインにとって追い風となる可能性も指摘しました。同氏は「ドル安は他の国々の中央銀行が自国通貨高を抑えるためにドル買い介入を行うことを可能にし、世界の流動性(マネーサプライ)を増加させる可能性があります」とコメントしています。 今後の展望 米国の政治・経済を巡る不透明感は当面続くと見られています。 こうした状況下でビットコインが金と同様の安全資産、あるいは米ドルに代わる価値の保存手段として投資家のポートフォリオの中で存在感を増していくのか、市場関係者の注目が集まっています。 記事ソース:Spotify 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)

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2025/04/25SEC、仮想通貨ETFの判断を相次ぎ延期|6月に注目集まる
米国の証券取引委員会 (SEC) は、複数の仮想通貨に関連する上場投資信託 (ETF) の上場および取引に関する判断を延期する決定を下しました。 SECは、グレースケール社によるポルカドット信託(Grayscale Polkadot Trust)のETF転換申請とCanary社によるヘデラ(HBAR)ETFの上場申請について、その判断期限を延期することを決定。これは木曜日に公開された申請書類によって明らかになったものです。 当初、これらの申請に対する判断は今週末までに行われる予定でしたが新たな期限は2025年6月11日となりました。 さらに、SECはBitwise社によるビットコイン・イーサリアムETFに関する判断も延期しこちらの新たな期限は2025年6月10日となっています。 グレースケール社のポルカドット信託とCanary社のHBAR ETFに関する申請は今年2月に行われました。これは、現在のSECが以前よりも仮想通貨に対して友好的であるとの期待感から、多くの企業が様々な種類の仮想通貨ETFの立ち上げを目指している動きの一環とみなされています。 SECは前体制において、2024年1月に現物ビットコインETFの上場を同年7月には現物イーサリアムETFの上場を承認し、新たな資金流入経路が生み出されました。今回の相次ぐ判断延期により、6月に予定されている新たな判断期限に向けて市場関係者の注目が集まっています。 記事ソース:SEC (1)、(2)、(3)

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2025/04/25ビットコイン、銀行へ本格普及か|米FRBが方針転換、参入障壁が撤廃
米連邦準備制度理事会(FRB)は木曜日、銀行による暗号資産およびドル連動型ステーブルコインに関する活動へのガイダンスを撤回すると発表しました。 @federalreserve announces the withdrawal of guidance for banks related to their crypto-asset and dollar token activities and related changes to its expectations for these activities: https://t.co/v1MwuswOlE — Federal Reserve (@federalreserve) April 24, 2025 これは、これまで米銀行が暗号資産関連サービスを提供する上での障壁と見なされてきた規制方針の大きな転換点となり、銀行システムにおけるイノベーションをさらに支援する狙いがあると見られます。 これまでの規制と今回の変更点 FRBは今回、2022年に発表した監督書簡を撤回しました。この書簡では銀行に対し暗号資産関連の活動を計画または実施する場合、事前にFRBへ通知することが求められていました。今回の撤回によりFRBは銀行に事前通知を求めることはなくなり、代わりに通常の監督プロセスを通じて銀行の暗号資産活動を監視することとなります。 さらに、2023年に発行された、銀行がドル連動型ステーブルコイン活動に従事する際の監督上の異議申し立てプロセスに関する監督書簡も撤回されました。 加えて、FRBは連邦預金保険公社(FDIC)および通貨監督庁(OCC)と共に2023年にこれら連邦銀行規制当局が共同で発表した銀行の暗号資産活動およびエクスポージャーに関する2つの共同声明からも撤退します。 方針転換の背景と目的 これまでのガイダンスは銀行が暗号資産分野へ本格的に参入することを事実上抑制する効果がありました。今回の措置はFRBが変化するリスク環境に合わせて期待値を調整し、銀行システムにおけるイノベーションを支援するための動きと説明されています。 市場の反応と今後の展望 このFRBの発表は暗号資産業界から好意的に受け止められています。多くは連邦レベルでの暗号資産セクターに対する敵対的なアプローチが緩和される方向への転換を歓迎しています。 世界最大級のビットコイン保有企業ストラテジー社のマイケル・セイラー氏はFRBの発表を共有し「銀行は今や自由にビットコインのサポートを開始できる」とコメントしました。 Banks are now free to begin supporting Bitcoin. https://t.co/mw7KjqJbQr — Michael Saylor (@saylor) April 24, 2025 今回のFRBの方針転換により、これまで慎重な姿勢を取らざるを得なかった米国の銀行がビットコインをはじめとする暗号資産関連サービスの提供に踏み出しやすくなる可能性があります。今後の銀行業界および暗号資産業界の動向が注目されます。 記事ソース:FRB

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2025/04/25セキュリティー抽象化レイヤーCatalysisが125万ドルを調達
Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。 Catalysisは、共有セキュリティの抽象化レイヤーを構築するため、Hashed Emergent主導で125万ドルのプレシード資金を調達しました。 Catalysisについて Catalysisは、EigenLayer、Symbiotic、SatLayerといった複数のリステーキングプラットフォームから経済セキュリティを統合し、「ユニバーサルAVS」やオンチェーン検証可能サービスがアクセスできるようにすることで、統一されたインターフェースを通じてセキュリティを活用できる、初のセキュリティ抽象化レイヤーを構築しています。 Catalysis、共有セキュリティのための抽象化レイヤー構築のため、プレシードラウンドで125万ドルを調達 分散型サービス向けインフラを構築するスタートアップ企業であるCatalysisは、リステーキングプロトコル向けの初の「セキュリティ抽象化レイヤー」構築のため、プレシードラウンドで125万ドルを調達しました。 このラウンドは、インドのWeb3エコシステムに注力するアーリーステージのベンチャー企業であるHashed Emergentが主導しました。その他の参加企業には、Presto Labs、Spaceship DAO、Funfair Ventures、Cosmostation、Crypto Timesなどが含まれます。 Catalysisは、開発者とノードオペレーターが、既存および新興のリステーキング・エコシステムから経済セキュリティにアクセスし、展開する方法を簡素化することを目指しています。同社の中核製品は、共有セキュリティプロトコルとの統合の複雑さを抽象化し、AVS(Actively Validated Services)と呼ばれる分散型アプリケーションの構築と実行を容易にします。 「共有セキュリティは強力なプリミティブですが、現状では統合が断片化され複雑になっています。私たちは、あらゆる種類の検証可能なサービスにアクセス可能で、拡張性が高く、本番環境ですぐに使用できるインフラストラクチャレイヤーを構築しています。」と、Catalysisの共同創設者であるAbhishek氏は述べています。 同社は現在、Eigenlayer、Symbiotic、Kernelなどの主要なリステーキング・プラットフォームと連携しており、Babylonと Satlayerへのサポートもまもなく開始される予定です。 Catalysisは、ブリッジ、オラクル、データ可用性レイヤーから、エンタープライズ・ソフトウェア、ヘルスケア・データ・システム、サプライチェーンの検証可能性などのゼロ知識アプリケーションやWeb2サービスまで、幅広いユースケースをターゲットにしています。 また、Catalysisのパブリックテストネットは、2025年第2四半期に開始される予定です。 Links: ウェブサイト:https://catalysis.network ドキュメント:https://docs.catalysis.network Twitter:https://x.com/0xcatalysis

NFT
2025/04/251日で6倍以上に|NFT「もりうさ」完売後に価格高騰
エンターテインメント企業STPRが手掛けるキャラクター「もりうさ」のNFTコレクションが完売し、二次流通市場での価格も急騰しています。 Did you get your @moriusa_STPR Mofee yet? The "FCFS" stage is now open. (Public starts at noon ET.) Mint yours! 👇https://t.co/wAxfrRRAfQ — OpenSea (@opensea) April 24, 2025 もりうさのNFTコレクションは、2025年4月24日にローンチされました。発行上限は2,222点でイーサリアムネットワーク上で展開されています。 プライマリーセール(一次販売)では、1点あたり0.05ETH(イーサリアム)で販売されましたが、用意された2,222点すべてが完売しました。 二次流通市場での価格高騰 一次販売の完売後、二次流通市場での取引が活発化し、価格は大幅に上昇しました。記事執筆時点でのフロアプライス(最低取引価格)は0.338ETHとなっており、一次販売価格の6倍以上に高騰しています。この価格変動はもりうさNFTへの高い需要と期待を示していると言えるでしょう。 もりうさとは もりうさはエンターテインメント企業である株式会社STPRによって制作されたキャラクターです。人気歌い手ユニット「すとぷり」のリーダーであるななもり氏がプロデュースを手掛けるマスコットキャラクターとして知られています。 これまで、もりうさはLINEスタンプの販売や楽曲配信などデジタルコンテンツを中心に活動を展開してきました。同プロジェクトは、NFTローンチ前の4月20日、世界的に注目されているweb3プロジェクト「Memeland」と提携しています。 We’re partnering with @Memeland to expand the future of entertainment with @moriusa_stpr! Together, we’ll unlock new distribution channels, onboard new audiences, and bridge communities across Web2 and Web3. This collaboration marks a major step forward in growing the Moriusa… pic.twitter.com/0pOECCc34m — Moriusa (もりうさ) (@moriusa_STPR) April 20, 2025 今後、もりうさNFTがどのような展開を見せるのか引き続き注目が集まります。 記事ソース:OpenSea

プロジェクト
2025/04/2499ドルでWeb3へ参入!アフリカ発「JamboPhone」徹底解説|「使うだけで稼げる」スマホの正体とは?
スマートフォンが普及し、私たちの生活に欠かせないものとなる中、ブロックチェーン技術を基盤とする「Web3」が新たな技術融合の形として注目を集めています。特に金融インフラが十分でない新興国市場では、Web3がもたらす金融包摂への期待が高まっています。 アフリカ・コンゴ共和国発のスタートアップ「Jambo」は、わずか99ドルで購入できるWeb3対応スマートフォン「JamboPhone」を開発しています。 本記事では、このJamboPhoneの機能や特徴、そしてJamboエコシステムの中核をなすネイティブトークン「$J」について、詳しく解説していきます。 Jamboスマートフォンの概要 Jambo(ジャンボ)は、コンゴ共和国を拠点とするWeb3スタートアップです。2021年に設立され、「次の数百万人、将来的には数十億人のアフリカの人々をWeb3の世界へ導く」ことを使命としています。 同社は、ParadigmやCoinbase Venturesといった著名なベンチャーキャピタルから支援を受けており、2022年にはParadigmが主導するシリーズAラウンドで3000万ドルの資金調達を達成しました。 当初、Jamboは教育コンテンツやPlay-to-Earnゲームを統合した「スーパーアプリ」の開発を目指していましたが、現在は自社開発による低価格のWeb3対応スマートフォン「JamboPhone」の提供を中心に事業を展開しています。 99ドルの格安スマートフォン JamboPhoneは、わずか99ドルという価格設定が特徴のAndroidスマートフォンです。 これにより、分散型金融(DeFi)や分散型アプリケーション(dApps)といったWeb3サービスへのアクセスを、特に金融インフラが未発達なアフリカ、東南アジア、中南米などの新興市場のユーザーに向けて拡大することを目指しています 入手しやすを背景に世界的に急速普及 JamboPhoneの普及は急速に進んでおり、20225年4月時点で、サービス提供国は128カ国。累計予約注文数は約89万台以上、Jamboエコシステム内のウォレット(JamboWallet)作成数は999万件に達しています。 このように、Jamboは新興国におけるデジタル経済への入り口として、その存在感を急速に高めています。 JamboPhoneの特徴と機能 JamboPhone(最新モデル「JamboPhone 2」)は、99ドルという低価格ながら充実したスペックを備えています。 標準で12GBのメモリと128GBのストレージを搭載し、ディスプレイは約6.7インチの大型LCDを採用しています。バッテリー容量も5000mAhと大きく、長時間の利用に対応可能です。 プロセッサにはオクタコアのUnisoc T616を採用し、日常的な利用には十分な性能を提供します。また、デュアルSIMに対応しており、ユーザーは複数の通信サービスを柔軟に利用できます。 Web3エコシステムに即参加が可能 JamboPhoneの最大の特徴は、購入後すぐにWeb3エコシステムに参加できるよう、多数の関連アプリケーションがプリインストールされている点です。中心となるのは「JamboApp」と呼ばれるスーパーアプリで、ウォレット機能、分散型アプリストア、報酬獲得サービスなどが統合されています。 内蔵されている「JamboWallet」は、ソラナ(Solana)やアプトス(Aptos)など複数のブロックチェーンに対応するマルチチェーンウォレットであり、異なるチェーン上の資産を一元管理できます。 「JamboEarn」で報酬獲得が可能 JamboAppには「JamboEarn」という機能が搭載されており、ユーザーはスマートフォン上でクイズに答えたり、ミニゲームをプレイしたりといったクエストを達成することで、「Jポイント」と呼ばれる報酬ポイントを獲得できます。 これにより、「スマートフォンを使うことで収入を得る」という新しい体験が可能になります。Jambo自身もJamboPhoneを「持っているだけで仕事になるスマホ」として位置付けており、購入者がすぐに収益機会を得られるエコシステムを構築しています 他Web3スマートフォンとの比較 近年、ブロックチェーン技術を統合した「Web3スマートフォン」がいくつか登場しています。代表的な例としては、HTCの「Exodus」シリーズやSolana Mobileの「Saga」が挙げられます。 これらの端末は、一般的なスマートフォンに搭載される暗号資産ウォレット機能(例:Samsung Galaxyシリーズ)よりも、さらに高度なブロックチェーン連携機能を提供します。 以下、各種スマホとの比較表となります。 HTC Exodus 1 HTC Exodus 1は2018年に発売され、初期のブロックチェーンスマートフォンとして注目されました。 当時の価格は約960ドル相当と高価でしたが、秘密鍵をOSから隔離して安全に管理する「Zion Vault」や、信頼できる連絡先と鍵情報を分割してバックアップできる「ソーシャルキーリカバリー」といったセキュリティ機能が特徴でした。また、大手暗号資産取引所Binanceと提携し、端末から直接BinanceのサービスやBNB Smart Chain(BSC)へアクセスしやすい点も特徴でした。 しかし、高価格帯であったことなどから、一般ユーザーへの普及は限定的でした。 Solana Saga Solana Sagaは、Solanaブロックチェーンの開発を支援するSolana Foundationによって2023年にリリースされた端末です。 Qualcomm製のハイエンドプロセッサ(Snapdragon 8+ Gen1)、12GBメモリ、512GBストレージを搭載するなど、高性能なスペックを備えています。発売当初の価格は約1,000ドルでしたが、後に599ドルに値下げされました。 また、Solana専用のdAppストアやモバイルウォレットアダプタが搭載されており、Solana PayやNFTマーケットプレイスMagic Edenなど、Solanaエコシステムのサービスへシームレスに接続できます。 Saga購入者には、特典としてSolana関連のNFTやトークン(例:ミームコインBONK)がエアドロップ(無料配布)され、大きな話題となりました。 JamboPhone JamboPhoneは、これらHTC ExodusやSolana Sagaとは異なるアプローチとターゲット層を持っています。最も大きな違いは価格帯です。 JamboPhoneの99ドルという価格は、JamboPhoneはアフリカ、東南アジア、中南米といった新興市場の、銀行口座を持たない(アンバンクト)層に焦点を当てているために実現されました。 コストを抑えたプロセッサを採用しつつも必要十分な性能を提供することで、手頃な価格で経済的価値を生み出すWeb3体験」を実現しています。 ネイティブトークン「$J」 Jamboエコシステムの中心的な役割を担うのが、ネイティブトークンである「$J」(Jトークン)です。 このトークンはSolanaブロックチェーン上で発行されており、総供給量は10億枚に設定されています。$Jは2025年1月にトークン生成イベント(TGE)を経て発行され、初期エアドロップの後、主要な暗号資産取引所で取引が開始されました $Jの主要用途としては、サービスやコンテンツの支払い手段、エコシステムの運営方針に関する意思決定への参加(ガバナンス)、ユーザーへの報酬付与、割引特典の提供などが挙げられます。 ステーキングも実装 $Jトークンにはステーキング機能も計画されており、ユーザーはトークンを一定期間預け入れることで報酬を得られるようになります。 ステーキング参加者には、ネットワークのガバナンスへの投票権が付与されるとともに、インセンティブとして追加の$Jトークンが報酬として配布される予定です。 これにより、トークンの長期保有者にメリットを提供し、エコシステムへの継続的な貢献を促します。公式のステーキングプログラムは、2025年第2四半期に開始される計画です。 Jambo Phoneで効率的に$Jを稼ぐことが可能 ユーザーはJamboEarn機能を通じてクエストを達成することで「Jポイント」を獲得でき、このポイントは特定の条件を満たすと$Jトークンと交換可能です。 特にJamboPhoneの所有者には、JamboAppとの連携によりボーナスポイントが付与されたり、提携プロジェクトからのエアドロップを優先的に受け取る権利が与えられたりするなど、端末の普及とトークン利用を相互に促進する仕組みが採用されています。 このようなモデルは、ユーザーにアプリを積極的に利用して報酬を得る動機を与え、結果としてJamboエコシステムへの定着を促しています。Jamboの急速な成長の背景には、低価格な端末提供だけでなく、このトークン報酬による高いユーザーエンゲージメントがあると考えられます。 まとめ JamboPhoneは、単に低価格なだけでなく、Web3への入口を手軽にし、「使うことで稼げる」という新しい価値を提供することで、特に新興国市場において大きなインパクトを与えようとしています。 高価で複雑なイメージがあったWeb3を、誰もがアクセス可能なものへと変える可能性を秘めており、高機能・高価格路線をとる他のWeb3スマートフォンとは明確に異なるアプローチで、デジタルデバイドの解消と経済的機会の創出を目指しています。 そのエコシステムの持続的な成長と活性化の鍵を握るのが、ネイティブトークン「$J」です。決済手段や報酬としての機能だけでなく、今後導入されるステーキングやガバナンスへの参加を通じて、ユーザーはJamboネットワークの発展に貢献しその恩恵を受けることができます。 JamboPhoneに興味を持った方がいれば、今回の記事を機にぜひ購入してみてはいかがでしょうか? Janbo公式情報 X:https://x.com/JamboTechnology 公式サイト:https://jambophone.xyz/ja















