トピックベースのweb3フォーラムプラットフォーム「SoMon」AMAレポート

2024/08/02・

boarding bridge

トピックベースのweb3フォーラムプラットフォーム「SoMon」AMAレポート

執筆:MARU

ユーザー所有のコンテンツとつながりのためのスペースを作るというビジョンを掲げ、わずか2週間で30万件以上のオンチェーントランザクションを達成したWeb3フォーラム「SoMon」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。

今回のAMAでは、SoMonのプロジェクト概要や、他のソーシャルアプリとの違い、直近のエアドロップなどについて伺いました。

以下はAMAの内容を要約したものです。

AMA概要

日時:2024年7月24日(水)21:00 JST

場所:boarding bridge Discord & X Space

Giveaway:Collabo Badge × 10名

参加者:114名

スピーカー

waylice | SoMon

TakmanKid | boarding bridge

Kiyu | boarding bridge

(敬称略)

AMAの内容

自己紹介

画像

Waylice | SoMon

SoMonのWayliceです。boarding bridgeさんのAMAでお話しできる事をとても嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

SoMonはどんなプロジェクトか教えてください

SoMonは、簡単に言うと「Web3のフォーラム」です。Web3技術を使って、今のソーシャルアプリをもっと良くすることを目指し、最終的には社会全体を対象にしています。SoMonでは、ユーザーが自分の興味や好きなことを中心にトライブというグループを作ることができます。このグループは、自由に発言し、検閲されることなく、自分たちだけのコンテンツやつながりを楽しむ場所です。

SoMonでは、専用の「$OwO」というトークンを使って、ユーザーが積極的に参加することを促しています。トライブに参加することで、SoMonポイントや報酬を獲得することができます。また、SoMonはコミュニティ文化、クリエイターの経済、そしてミーム的な雰囲気を大切にしています。

さらに、SoMonのNFTキャラクターもとてもかわいいです。そして、SoMonはBaseチェーンというブロックチェーン上で動いており、これによりトランザクションがとても速く、低コストで行えるのが特徴です。

SoMon Promotion Video | SoMon 公式X

チームメンバーの経歴やOpenSocialProtocolとの関係性について教えてください

SoMonのチームには、香港を拠点とする豊富な経験を持つベンチャー構築グループ、Everest Ventures Group(EVG)がいます。EVGは、Web3の開発に特化したグローバルなスタートアップグループです。EVGは、世界中に300人のメンバーを持ち、数多くのデジタル製品を成功させてきました。

更にEVGは、次のような有名なWeb3プロジェクトにも関わっています:
Animoca Brands、Berachain、Immutable、Dapper Labs(Flow)、The Sandbox、Yuga Labs、Kraken、Lukka、Celestia、Wormhole、Dunamuなど。

これらのプロジェクトは、デジタル経済とコミュニティを活性化させるために非常に重要な役割を果たしています。

SoMonは、OpenSocial Protocol(OSP)というインフラの上で動く主要な分散型アプリケーション(dApp)です。OSPは、複数のブロックチェーンで動くSocialFiのインフラです。これにより、開発者やクリエイターが独自のソーシャルdAppを簡単に作成できる基盤を提供しています。たとえば、開発者が新しいソーシャルアプリをゼロから作るときに必要なツールやモジュール、プラグインがすべて揃っています。これによって、多くの時間やコスト、エネルギーを節約できます。

私たちは、このOSPを使ってSocialFiへの参入障壁を取り除き、より多くの人々が簡単にアクセスできるようにしています。そして、ユーザーが自分のデジタルアイデンティティを所有し、コミュニティが力を持つことを目指しています。

OpenSocial Protocol receives $6 million strategic | Medium

SoMonは従来のソーシャルアプリとどう違うのですか?

SoMonは「SocialFi」だけでなく、広く「ソーシャル」に焦点を当てています。従来のWeb2のソーシャルプラットフォームには、次の3つの大きな問題があり、SoMonはそれぞれに対する以下のソリューションを提供しています。

ユーザー所有権の欠如

問題:ユーザーのデータやつながりがプラットフォームに管理されているため、ユーザー自身が完全にコントロールできない

解決:ユーザー間のつながり(ソーシャルグラフ)をブロックチェーンに記録することで、ユーザーが自分のデータを完全にコントロール可能

クリエイター収益の欠如

問題:収益の大半がプラットフォーマーに搾取され、コンテンツ作成者が正当な収益機会を得ることができない

解決:クリエイターが透明な方法で利益を分配されるモデルを実装

プライバシーの欠如

プラットフォームが人気になると、親や知り合いが友達リストに入ってきて、プライバシーが守られない

同じソーシャルメディアプラットフォームで知人とつながることがないように設計

これらの解決策により、SoMonは従来のソーシャルアプリとは一線を画しています。

SOCIAL GRAPHS & ASSETS | OpenSocial Website

Web3技術をどのように活用してユーザー体験を向上させますか?

SoMonはWeb3技術を活用して、ユーザー体験を大きく向上させています。

1.Web2ユーザーのためのより良いWeb3体験

ウォレットにAccount Abstractionを採用することで、ユーザーは既存のWeb2ソーシャルプラットフォームを使って簡単にログインすることができます。さらに、初めてweb3を利用するユーザーに対して一部のガス代を補助することで、シームレスなオンチェーンアイデンティティの確立とソーシャル活動をサポートします。

Account Abstraction(アカウント抽象化)ウォレットとは
ユーザーが複雑なブロックチェーン操作を意識せずに使用できるコントラクトアカウントベースのウォレット

 

2.NFTの活用

SoMonは、NFT技術を活用してメンバーシップ、オンチェーンのソーシャルグラフ、コミュニティの所有権を実現しています。これによりユーザーは、自分自身でデータを所有しながら他のソーシャルアプリでもそれを活用でき、全体としてソーシャルグラフを中心としたエコシステムが構築されます。

現在、SocialFiは「Axieモーメント」(大きな転換点)を迎えていません。そのため、業界を支配する明確なリーダーや標準が存在せず、最も断片化されたセクターとなっています。Web2ユーザーが既に優れたソーシャルメディア体験を持っているため、SoMonはこれをさらに向上させることでWeb3への移行を促進しています。

具体的には、以下の方法でユーザー体験を向上させています。

・オンチェーントランザクションの認識を減らす

ユーザーがブロックチェーン操作を意識せずに使えるようにする

・最初のトークン獲得をサポート

ユーザーがアプリケーション内で初めてのトークンを簡単に獲得できるようサポートする

・ゲーミフィケーション機能の活用

ゲーム要素を取り入れてユーザーが楽しみながら質の高いコンテンツを作成できるようにする

SoMonはこれらの技術とアプローチを通じて、Web2からWeb3への移行をスムーズにし、ユーザー体験を向上させています。

SoMon-OwOg-collection | OpenSea

今後のロードマップや直近のアップデートについて教えてください

SoMonはこれからの7日以内に、$OwOというトークン生成イベント(TGE)とエアドロップを実施します。このエアドロップではユーザーが無料で$OwOトークンを受け取ることができ、多くの方がこのイベントに参加してくれることを期待しています。$OwOトークンは、SoMonの製品と経済モデルの出発点であり、今後もさらなる開発を続けていきます。

現在、SoMonは10万件以上の登録があり、5万人のオンチェーンユーザーと1万人のDAU(デイリーアクティブユーザー)を達成しています。また、Baseチェーン上で2番目に大きなソーシャルアプリとなっています。しかし、SoMonはここで止まることなく、さらなる成長を目指しています。

今後のシーズン2とシーズン3では、Web3クレデンシャルとしてのコミュニティやコミュニティ経済など、さらに多くの機能が登場する予定です。さらに、OpenSocial Protocolも間もなく第2ラウンドの資金調達を発表し、Q3末にはエコシステムの構築を開始する予定です。

私たちは多くのタスクを抱えていますが、その分多くのことを共有できるのを楽しみにしています。これからも疲れを感じることなく、ワクワクしながら進んでいきます。SoMonは今後もさまざまなアップデートと新機能を提供し、ユーザー体験の向上を目指していきます。

Web3クレデンシャルとは
ブロックチェーン技術を利用して、ユーザーのアイデンティティや行動履歴などの情報を安全かつ透明に記録・証明する仕組み。これにより、ユーザーは自身のデジタル資産や経歴を管理し、他のプラットフォームやサービスに持ち運ぶことができる。

画像

SoMon Over View | Base allday X

今回はシーズン1ですが、今後は何シーズン続く予定ですか?

シーズン1の後も続けていく予定です。現在のシーズン1には、トークンノミクスという仕組みが関わっています。具体的には、全体の4%が流動性のために使われ、3%が「ジェネシスエアドロップ」として初期に配布されます。これを除くと、残りの93%が今後のシーズンで使われることになります。各月に1%が追加されるので、最終的には少なくとも93シーズンは続く計画です。

これからのシーズンでは、もっとたくさんの機能が登場し、アプリ内で「$OwO」というトークン(デジタル通貨)を使えるようになる予定です。興味がある方はぜひ楽しみにしていてください!

シーズン1終了後もまだチャンスはあるのでしょうか?

はい、シーズン1を見逃してもまだチャンスはあります。シーズン1はまだ始まったばかりですし、今からでも遅くありません。さらに、NFTを手に入れると、特典がいくつかあります。

具体的には、3回まで「100%のスコアボーナス」を得ることができ、また「メンバーシップ」を持つと、5回までそれぞれ「20%のボーナス」がもらえます。これにより、合計で最大「400%のスコアボーナス」を受け取ることができるので、後からでも十分に追いつくことができます。

トライブとは、グループやチームとどう違うのでしょうか?

SoMonではユーザーが自分で好きなトライブを作ることができます。また、自分たちのコミュニティを作ることも可能です。これは単なるグループやチームとは少し異なり、より自由に自分たちの集まりを作り、管理することができるのです。

次のシーズンからは「トライブ・シーズン」という新しい形式が導入される予定です。このシーズンでは、さらに多くの遊び方や稼ぎ方が提供される予定です。また、「OwOトークノミクス」と呼ばれる仕組みを通じて、各シーズンごとに新しい特集や特典が組まれる予定です。

まとめ

今回のAMAでは、SoMonのWaylice氏が登場し、プロジェクトの概要や他のソーシャルアプリとの違い、現在予定されているエアドロップなどについて詳しく話しました。

SoMonは、Web3技術を駆使して新たなソーシャル体験を提供する革新的なプロジェクトです。AMAでは、SoMonが単なるソーシャルアプリを超え、ユーザーが自由にトライブを作成し、独自のコミュニティを形成できることが強調されました。

また、従来のソーシャルアプリに見られる所有権の欠如やクリエイターの収益問題、プライバシーの課題を解決するために、SoMonはブロックチェーン技術を活用しています。

$OwOトークンのTGEとエアドロップも近々予定され、これを機にさらに多くのユーザーが増えることが期待されます。

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