アマゾンウェブサービス(AWS)がフルマネージド型ブロックチェーンサービスを一般公開
2019/05/03・
Crypto Times 編集部
ニュース
アマゾンのクラウドサービスAmazon Web Service(AWS)が、ブロックチェーンサービスAmazon Managed Blockchain(AMB)の一般公開を開始しました。
Amazon Managed Blockchainは昨年11月に発表されていたサービスで、フルマネージド型台帳データベース「Quantum Ledger Database(QLDB)」と同時に発表されました。
Amazon Managed Blockchainは、Hyperledger FabricやEthereumフレームワークを使用した、スケーラブルなブロックチェーンネットワークを簡単に構築・管理できるサービスです。
数クリックでセットアップが完了するフルマネージド型のサービスで、パフォーマンスの低いノードを自動で置き換えたり、投票APIを利用してノードの追加・削除をネットワーク参加者による投票で決定する機能などが提供されています。
また、QLDBと連携しイミュータブルなネットワークアクティビティをコピーすることで、ブロックチェーンネットワーク外で安全にトランザクションの分析が可能になります。
QLDBはプレビュー版のままですが、こちらも今後数ヶ月で一般公開する予定のようです。
Amazon Managed BlockchainはAT&Tやアクセンチュア、シンガポール証券取引所などが既に利用を開始しており、「ブロックチェーンソリューションをゼロから構築する必要が無くなり、ビジネス価値の付加に焦点を当てることができる」という声が上がっています。