【Binanceの手数料ガイド】BNB活用法・送金で手数料を抑えるコツも徹底解説!
さっちゃん
- Binanceの手数料って高い?安い?
- どんな操作で手数料がかかるの?
- 手数料をできるだけ安くするには?
こちらのページではこのような方向けに、Binance(バイナンス)にかかわる手数料についてまとめています。
また、手数料を抑えるコツ、他の取引所との手数料比較でBinanceをどう使うべきかについても紹介しています。
これさえ読んでおけば、Binanceで無駄な手数料を払うことはなくなり、より賢く仮想通貨取引ができるようになります。
目次
Binance(バイナンス)でかかる手数料を徹底解説!有料・無料の手数料一覧
入金手数料(日本円) | 日本円入金非対応 |
---|---|
出金手数料(日本円) | 日本円出金非対応 |
入金手数料(仮想通貨) | 無料 |
出金手数料(仮想通貨) | 通貨の種類で異なる |
取引手数料(売買手数料) | 0.10% |
スプレッド | – |
その他 | BNB払いで取引手数料割引 |
Binanceを使ううえでかかるすべての手数料を上の表にまとめました。仮想通貨の取引や出金のときに手数料がかかることがわかりますね。
また、Binanceはイタリアのマルタ諸島に拠点を置く仮想通貨取引所なので、日本円の取り扱いには非対応になっており、仮想通貨同士の取引のみ行うことができます。
それでは、それぞれの手数料について詳しく解説していきます。
- Binanceの手数料一覧
出金手数料(送金手数料)は仮想通貨の種類によって異なる
仮想通貨 | 最低引出額(コイン) | 引き出し手数料(コイン) |
---|---|---|
BNB | 0.01 | 0.001 |
BCHSV | 0.0001 | 0.0001 |
BTC | 0.002 | 0.0005 |
FTM | 14.4 | 7.2 |
NEO | 1 | 0 |
ETH | 0.02 | 0.01 |
LTC | 0.002 | 0.001 |
XRP | 2 | 0.25 |
Binanceの出金手数料は仮想通貨の種類によって異なります。主な仮想通貨の出金手数料と最低引出額をまとめたのが上の表です。
BTCなら0.0005BTC、Binanceの取引所コインBNBなら0.001BNBのように、それぞれの仮想通貨毎に引き出し手数料が設定されています。
- 最低引出額にも注意しよう
- 出金するためには最低引出額も設定されています。その引出額以上でなければ出金できないので覚えておきましょう。
取引手数料(売買手数料)は一律0.1%
取引手数料とは、Binanceで仮想通貨同士を取引するときの手数料のことです。
Binanceでの取引手数料は一律0.1%と定められています。
Binanceでは4つの基軸通貨(BNB、BTC、ETH、USDT)をメインに取引を行うことができますが、取引手数料は取引のたびに発生します。
取引所形式なのでBinanceが設定するスプレッドはない
スプレッドとは、買値と売値の差のことを表しています。
取引所によっては仮想通貨を販売所形式で取引するところがあり、そのような場合仮想通貨の買値と売値を取引所が設定し価格のスプレッドが発生します。
しかし、Binanceは取引所形式で取引できるため、買いと売りの取引の間に意図して設定されたスプレッド差はありません。
そのため、Coincheckのような販売所形式の取引所よりも手数料をかけずに取引ができます。
取引にかける手数料を少しでも安くするにはBinanceのような取引所も使いこなせるようになっておきましょう。
Binance(バイナンス)でかかる手数料を安くする3つの方法を解説!
ここまでBinanceでかかる手数料について説明してきましたが、せっかくならもっとお得にBinanceで取引をしてみたいですよね。
実は、Binanceで手数料を安く抑えるためのコツが3つあります。
少しでも手数料をかけずに取引できるように、1つずつ確認しておきましょう!
- Binanceで手数料を削減するコツ
BNB払いで取引手数料が最大半額になる
手数料割引率 | |
---|---|
1年目 | 50% |
2年目 | 25% |
3年目 | 12.50% |
4年目 | 6.75% |
5年目 | 0% |
Binanceには独自の取引所トークン「BNB」という仮想通貨があり、BNBを使用して取引手数料を支払うと、手数料が最大半額になります。
割引率はBinanceのBNBの誕生から1年ごとに半減していく仕組みで、5年目には割引がゼロに。
BNBで取引手数料を支払うには「Account」の中にある「Using BNB to Pay for fee」と買いてある文字の横のスイッチを押すことで設定が可能です。
仮想通貨の出金はまとめて少ない回数で
先ほど「仮想通貨の出金手数料」について解説しましたが、こまめに何度も出金しているとそのぶん手数料が必要になってきます。
そのため、出金はできるだけまとめて、少ない回数で行うのがおすすめです。
例えばBTCで出金することを考えると、BTCの出金手数料は「0.0005BTC」なので、正直高いですよね。
これが積み重なることを考えると、手数料分だけでも数千円〜数万円以上は支払うことになりそうなので、出金はできるだけまとめるようにしましょう。
出金手数料が無料の仮想通貨で出金する
実はBinanceの仮想通貨の中には出金手数料が無料のものがあります。
Binanceで取り扱いのある数ある仮想通貨の中でも、「NEO」という仮想通貨だけは出金手数料がゼロです。
そのため、一度仮想通貨をNEOに交換したあとに外部取引所・ウォレットに出金すれば、出金手数料を完全にゼロにできます。
- NEOに対応していない取引所・ウォレットも
- NEOに対応していない取引所・ウォレットには出金できないので注意しましょう。
Binance(バイナンス)の手数料は高い?安い?主要取引所と徹底比較
Binance | Huobi | Bittrex | Coincheck | bitFlyer | |
---|---|---|---|---|---|
取引手数料(現物取引) | 0.10% | 0.20% | 0.25% | 0% | 0.01~0.15% |
取引手数料割引 | 最大50% | 最大50% | なし | 無料 | 取引量によって減額 |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金手数料(BTC) | 0.0005 | 0.0005 | 0.0005 | 0.001 | 0.0004 |
出金手数料(ETH) | 0.01 | 0.005 | 0.006 | 0.01 | 0.005 |
出金手数料(NEO) | 0 | 0 | 0.025 | 取扱なし | 取扱なし |
ここまでBinanceの取引手数料や出金手数料について解説してきましたが、他の取引所と比較するとどうなのでしょうか。
長期的に取引所を利用すると手数料の小さな差は大きくなって返ってきます。
自分の取引方法にあった取引所を選ぶためにも、国内外の取引所と取引手数料や出金手数料がどのように違うのかを理解しておきましょう。
Binanceの取引手数料は安い
取引手数料(現物取引) | 取引手数料割引 | |
---|---|---|
Binance | 0% | 最大50% |
Huobi | 0.20% | 最大50% |
Bittrex | 0.25% | なし |
Coincheck | 0% | 無料 |
bitFlyer | 0.01~0.15% | 取引量によって減額 |
Binanceの取引手数料0.1%は他の取引所と比較しても安いということがわかります。
Binanceでは独自の取引所トークンBNBを利用すると、さらに最大半額まで手数料を下げることができます。
頻繁に仮想通貨の取引をしたい方には手数料の安いBinanceがおすすめです。
- 国内取引所より取扱通貨が多いというメリットも
- Binanceなどの海外取引所は、国内取引所よりも取扱通貨が多いのが特徴です。国内取引所では取引できない多くの通貨を取引できるので、まずは登録してどんな通貨があるのかをみてみるといいかもしれません。
出金手数料は他の取引所とほぼ同じ
BTC | ETH | NEO | |
---|---|---|---|
Binance | 0.0005 | 0.01 | ゼロ |
Huobi | 0.0005 | 0.005 | ゼロ |
Bittrex | 0.0005 | 0.006 | 0.025 |
Coincheck | 0.001 | 0.01 | 取扱なし |
bitFlyer | 0.0004 | 0.005 | 取扱なし |
Binanceの出金手数料は他の取引所と比較しても、特段お得というわけではなく標準的ですね。
ただ、出金手数料が無料のNEOで出金する方法を使えば、さらにお得に利用できるかもしれません。
いずれにせよ高いことに変わりはないので、「まとめて出金」または「NEOで出金」で出金手数料は極力削減できるようにしましょう。
まとめ
Binanceを利用する上で必要な手数料についてまとめました。
Binanceで必要になってくる手数料は基本的に取引手数料と出金手数料の2つだということがわかったと思います!
Binanceの手数料を安く抑えるための方法も参考にしながら、できるだけ手数料を抑えた取引ができるようにしましょう。