Binance、イーサリアム「マージ」への対応を追加発表
Crypto Times 編集部
Binanceがイーサリアム最大のアップグレードThe Mergeに対する最新の発表を行いました。
#Ethereum will migrate to a PoS chain at approximately 12:30am UTC on September 15, 2022.
Ahead of any possible ramification from this event, #Binance is taking steps to reduce trading risks and to keep user funds SAFU.
🧵 on some things to note about our plans for The Merge.
— Binance (@binance) August 25, 2022
Binanceは、The Mergeにおけるコンセンサスレイヤーでのアップデート「Bellatrix」と実行レイヤーでのアップデート「Paris」の2つの段階で、ETHやERC-20トークンの入出金を下記日時で一定時間停止するとしています。
- 2022-09-06 20:00 -「Bellatrix」アップグレード
- 2022-09-15 09:00 -「Paris」アップグレード
また、BinanceはThe Mergeで起こりうる2つのシナリオを想定し、それぞれに対する対応を発表しています。
新しいトークンが作成されない場合
- ETHとERC-20トークンの入出金をできるだけ早く再開予定
- さらなるアナウンスが掲載予定
チェーンが分裂し、新しいトークンが作成された場合
- Ethereum PoSチェーンに「ETH」のティッカーを使用
- Parisの実行レイヤーのアップグレード前のETH残高のスナップショット( ETHメインネットブロックバイト15,540,293、または 2022-09-15 09:30 でおよそ1:1の割合でフォークされたトークンをユーザーのBinanceアカウントにクレジット )
- フォークされたトークンの出金をサポート
- 配布に関する詳細は、別の発表で記載予定
上記以外にも、Binance Crypto Loanやステーキングに一定時間制限がかかるとしています(詳細)
先日イーサリアム財団が発表した内容によると、The Mergeはマイニングの累積難易度を示すTTD(Terminal Total Difficulty)の値が58750000000000に達した時(9月10日~20日)に実行されます。
「9月10~20日」イーサリアム財団がThe Merge実施日を発表
記事ソース:Binance