レポート
2021/10/15GoodFiパネルディスカッション「DeFiは2025年までにユーザー1億人を達成できるか?」【前編】
GoodFiは、「2025年までにユーザー1億人」を目指してDeFiに関する様々な教育情報やイベントを提供している非営利団体です。 こちらの記事では、GoodFiが主催で業界の第一線で活躍する海外ゲスト5名を招き、DeFi普及への最初の一歩について議論してもらうパネルディスカッションイベントの内容を紹介します。 司会はMaker DAOのJocelyn Chang氏、パネルはRadixのCEO Piers Ridyard氏、Sushiのマーケティング担当Amanda氏、Terraform LabsのSJ Park氏、そしてBancorのMark Richardson氏の計5名となっています。 「DeFiは2025年までにユーザー1億人を達成できるか?」ディスカッション前編 DeFiが持つ強みは「競争力」 ―DeFiはどのような分野に変革をもたらしていると思いますか? Richardson: 今のDeFiを見ていると、90年代にIMG Directがオンライン預金というサービスをリリースしたころを思い出します。 当時の人々は「小切手帳も、キャッシュカードも、支店もない。窓口で現金を手渡してくれる人もいない。これは何なんだ?詐欺なのか?」となっていました。 これはまさに今のDeFiの成長過程での経験そのものだと思います。 今、世界中の金利が以上に低く、なかにはマイナス金利のところもあります。 貯金がある場合、一番良くないのは銀行に預けておくことです。保有する資本の一部を銀行に引き渡すことになるわけですから。 これがDeFiがまず最初に変革をもたらす分野です。 DeFiは「様々な場所に存在する無駄な仲介人を取り除く」というブロックチェーン・ムーブメントの意志そのものに直結します。 金融業界には、多額のマージン・報酬を受け取るブローカーや決算報告書の作成者など、エコノミーに無駄を発生させる仲介役がたくさんあります。 こういったところもDeFiが狙っているところですね。 Ridyard: DeFiでは常に驚異的な競争が起こっています。 競争の激化すれば消費者によりよい結果をもたらすことはよく知られていますが、トラディショナルな金融業界が規制の影響もありどれほど競争力を失っているのかはあまり知られていません。 DeFi界隈は常にシームレスな競争が行われているため、最も良いアイデアが市場の資本を獲得しイノベーションを起こすには最適の環境だと思います。 ―トラディショナルな金融機関は実際にDeFiを取り入れる準備ができていると思いますか? Richardson: 規制に準拠しているプロジェクトもあれば、そうでないものもあるので、その質問に対する答えは「当面はプロジェクトによる」なのではないかと思います。 例えば、私たちBancorははじめからスイス政府と密接な関係にある非営利団体と共同で作られたので、国内はもちろん米国でのコンプライアンスにも準拠できています。 実際、スイスの銀行の顧客口座はユーロ等に並んでBNTにも対応していて、オンラインバンキングを通して購入・取引までできるようになっています。 また、スイスのプライベートバンクは顧客のためにより良い利回りを探そうとする結果、BancorやSushiSwapなどを含むパイププロトコルを利用しDeFiに参加することを強いられています。 とはいえ、DeFiが主流になる準備はまだ整っていないと思います。 この先、影響力の強いDeFiプロトコルが規制準拠にフォーカスした、トラディショナルな機関のためだけに改変された特別なバージョンのプロトコルを出すことになっても、驚くべきことではありません。 また、銀行はただ暗号資産の売買をしたいだけではありません。DeFiが本当に採用されるには、銀行間のオーバーナイト取引など、既存の金融業務を代わってできるようになるまで成長しなくてはならないと思います。 もちろん、大規模な機関の中にはDLTを採り入れることだけに興味を持っている部署もあれば、プライベートウェルスマネジメントや機関投資家向けのマネジメントサービスなど実際に暗号資産への投資を考えている部門もあることと思います。 DeFiの参入障壁 ―DeFiプロトコルは大口のためだけにあるようなものだという話をよく聞きます。みなさんは、もっと少額のプレイヤーにも参加してもらうにはどうしたらよいと思いますか? Ridyard: これは大きな問題だと思います。何か取引するたびに100ドルもの手数料がかかるのは確かにおかしいです。今、界隈ではこういったコストを下げようと挑戦し続ける人々がたくさんいます。 しかし、この手数料問題の解決はDeFi普及の最初の一歩に過ぎません。この手数料の高さをないものとして考えても、一般的なユーザーはまだまだDeFiの利用には恐怖感を覚えるでしょう。 Metamaskや秘密鍵の所有・管理に加えて、様々な台帳やセキュリティ対策について理解し、詐欺やハッキングのリスクについても考えなければなりません。 現状、ツイッターのクリプトコミュニティを監視していなければこういった脅威から自分の身を守るのは難しいと思います。 こういった点も改善されなければならないのです。 GoodFiが重要である理由のひとつは、新規参加者が安全にはじめられるスペースを提供するという教育的な目的を持っているからです。GoodFiだけでなく、業界全体でもっと努力する必要があります。 「ボタンをクリックすると、自分のお金がどこか安全なところに送られて、リターンが得られる。」 いまほんの一部の人しか知らない最先端のテクノロジーを、私たちのように様々な資料に目を通す時間の無い一般的な人々が、このようにわかりやすく簡単に使えるようにしなければいけないのです。 Richardson: 最終的には、ユーザーがどのブロックチェーンを使っているかすらわからないくらいのものになれば、DeFiは本当に普及するでしょう。 Avalancheのローンチを喜んでいる人もいれば、Polygonのローンチを喜ぶ人もいます。どちらもイーサリアムの混雑状況を改善したのですから、当然です。 しかし一般ユーザーには、そんなイーサリアムの使用コストなんてことすべてを学ぶ時間はないのです。 私たち業界のプロでさえ、新しいブロックチェーンが出てくるたびに時間をかけて色々調べなくてはならないのですから。 自分がはじめてxDaiを使おうとしたとき、何をすればよいのか理解するのに丸一日かかったことをまだ覚えています。 そういった意味で、現状では資金量以外の面でも大事な障壁が存在することも意識しなければいけません。 セキュリティと競争のつり合い ―DeFiのセキュリティについてはどうお考えですか?先日のPolyネットワークのハッキングのようなことが二度と起こらないようにするにはどうしたらよいと思いますか? Park: 成長過程の副産物だとは思いますが、この問題を解決するにはDeFiコミュニティ全体の力が必要になると思います。 セキュリティを深刻なものと捉え、入念にテストを繰り返し、効果のあるバグバウンティプログラムを実施し、コード監査も行う。こういったあらゆる努力をしていかなければいけないと思います。 まだDeFiというもの自体がとても未熟な段階にあるため、プロジェクトはこの激しい競争の中一刻も早くプロダクトをローンチしなければならないというプレッシャーを感じています。 Amanda: Sushiでは3ヶ月ごとに新機能を発表していますが、従来のビジネスでは例えば指値注文などの機能を実装するのに、社内許可や監査を含め2年くらいはかかるそうです。 ですから短期間で開発されるこういったDeFiの最新の技術は、どんなに優秀な監査員でも思いつかないようなシナリオに出くわすことになるのです。 Ridyard: 私たちはまだ非常に未熟な言語と仮想マシンの上にプロダクトを構築しています。 Solidityは開発当初からあまり変わっていません。不可逆性のある台帳を起動した時点で、その仕組み上、もとの言語を変更するといったことは非常に難しいからです。 Radixはそういった点から新しい言語も開発していて、コードの間違いを減らせて、監査もしやすいよう攻撃対象となるような側面をできるだけなくしたデザインを心がけています。 これで安全なものが作れるようになれば、新規の参入障壁も下がると思いますし、開発者側の負担も減らせるようになると思います。 Richardson: Amandaさんの言ったことは間違いありません。 私たちは常に何かを生み出さなければならないというプレッシャーに圧倒されています。 DeFiでは、他の産業と違い、メールやツイートなどで24時間連絡してくれるコミュニティと毎日向き合っています。 これは素晴らしいことですが、プロダクトをもっと早くリリースしなければならないというプレッシャーにもなります。 私たちは「v3はいつリリースされるのか」などといった質問に対し「聞くのはやめてくれ。準備ができたら発表するから。」と応えています。 何十億ドルものお金が動くプロダクトですから、焦って余計なリスクは取りたくないのです。 監査機関だって同じです。いま業界では監査の専門性も人手も不足していると思います。 最も忙しい監査機関が担当したプロジェクトが次々とハッキングされているのは、すでにこの影響が出ているからだと思います。 Bancorのバージョン2.1はかなり慎重にリリースしました。TVLをできる限り小さくキープして、実世界でもシミュレーション通りの動きをしているか確かめました。 だいたいのプロジェクトはここまでしていないと思います。机上のアイデアを、それが実際どう機能するのかよく理解しないまま実世界に送り出しています。 良い例がアルゴリズム型ステーブルコインでしょう。こういったセキュリティリスクは取り返しのつかないもので、多くの人々を動揺させることになります。 まとめ 以上が「DeFiは2025年までにユーザー1億人を達成できるか?」ディスカッション前編のダイジェストになります。 DeFiの強みは「競争力」であるというところから始まり、金融機関や少額ユーザーそれぞれが抱える参入障壁、そしてそれを解決するためのプロジェクトの様々な努力が語られました。 ディスカッション後編では、同パネルが規制に関して政府・プロジェクト両サイドの現状、そしてGoodFiの「2025年までにユーザー1億人」を達成するためのカギについて熱く語ります。 後編につづく
レポート
2021/10/02『GameFi』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事では、GameFiについて、先日開催されたAMAイベントを元にQ&A形式で解説していきます。 Axie Infinityの流行をきっかけに注目を集めているP2E分野ですが、操作や初期費用の面での課題もあります。 今回紹介する「GameFi」は上記のような課題に切り込んでいくプロジェクトです。 本稿では主に下記の流れで説明していきます。 ・GameFiとはどんなプロジェクトなのか ・どんな問題を解決できるのか ・競合と比較した時の強みはなにか ・トークンの使い道はなにか ・その他細かい部分に関する内容 「GameFiについて知りたい」 「P2E分野で面白そうなプロジェクトを教えてほしい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 GameFiの概要 GameFiの概要 ティッカー/通貨名 $GAFI/GameFi Token 主な提携先 Gate.io、DODO、PancakeSwap 時価総額 14億円(9/26時点) Coingeckoページ $GAFI/GameFi 特徴 ゲームスタジオ、ゲーマー、トレーダー、投資家にオープンで多様的かつ包括的なエコシステムを提供。スカラーシップ、トークンIDO、NFTボックス販売、マーケットプレイス、NFTレンタルなどのゲームファイナンスに対応。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram channel Telegram group Medium GameFiのAMA AMAにはGameFiのCOOであるLexia氏が参加してくれています。 Q1. あなた自身とGameFiで働くチームのバックグラウンドを教えて下さい 私はGameFiのCOO(最高執行責任者)、つまりGameFiのオペレーション全体を統括しています。 財務会計、人事管理、企業文化、マーケティング・コミュニケーション、ビジネス法からデザイン、プロジェクト管理、開発まで、さまざまな分野で10年近く働いてきました。GameFiの前は、いくつかのブロックチェーンプロジェクトのPMを担当していました。 Q2. GameFiに関して教えて下さい、最もメジャーなポイントは何でしょうか? GameFiの目標と使命は、ブロックチェーンゲーム業界全体をたった一か所で提供することができる包括的なハブになることです。そのため、ゲームスタジオ、ゲーマー、トレーダー、投資家にオープンで多様なエコシステムを提供しています。 私たちが注力しているのは、 スカラーシップ トークンIDO NFTボックス販売 マーケットプレイス NFTレンタル などのようなゲームファイナンス活動です。 GameFiのエコシステムには、Yield Guilds、Launchpad、Aggregator、Marketplace、Acceleratorがあります。 GameFiは、BSCとPolygonネットワークで開発された有望なブロックチェーンゲームの取り組みをゲームコミュニティに提供し、これらのネットワークでは、ほとんどトップレートのPlay-to-Earnタイトルがホストされています。 Q3. GameFiはどのような問題を解決しうるのでしょうか? 皆さんもご存知のように、ブロックチェーンを利用したPlay to Earnのゲーミングは、現在、ブームとして現れています。しかし、ブロックチェーンを利用したゲーム内エコシステム全体は、まだ初期のフェーズです。 私たちがGameFiを作り始めた時点では、 ブロックチェーンゲーム専用のローンチパッドは存在せず、興味のある人は適格のあるゲームに早期にアクセスすることができる 優れたブロックチェーンゲームのプロジェクトや貴重なゲーム内アイテムを探せるゲームハブがない プレイヤーが簡単に収益を追跡したり、ゲーム内アイテムを管理したりできる中央レポジトリがない 取引、資金調達、スカラーシップの機会など、包括的なゲームファイナンスツールを提供するプラットフォームがない ゲームアイテムの所有者が、ゲームをプレイしていない時に、所有物の価値を最大化できるモデルがない また、ブロックチェーンを導入しようとするゲームスタジオの多くは、必要である技術的専門知識や、ゲームプレイヤーやトークン保有者にアプローチするための効果的なプラットフォームを持っていませんでした。 そこで、これらの課題を解決するためにGameFiを立ち上げました。 CryptoTimes編集長 AxieやP2Eが発達したのはScholorshipが大きいと思いますが、現状のYGGなどをみてもDiscordやTwitterでのやりとりなどで、個人的にもまだまだこれからだと思ってます。 Q4. 他の競合と比べたときの強みは何でしょうか? GameFiの他にもいくつかのイールドギルドやゲーム専用のローンチパッドを持ったプレイヤーが市場に存在します。 しかし、GameFiは収益を追求し、優れたゲームを発見するためのアグリゲータ、ゲームのためのローンチパッド、イールドギルド、マーケットプレイス、アクセラレータなど、オールインワンのソリューションを提供しているのが特徴です。 また、Icetea Labs、DAO Maker、Animoca Brands、Morningstar Venturesなどの信頼できるパートナーと緊密に連携し、ゲームプロジェクトの大規模なネットワークを含むGameFiゲームコミュニティの成長と多様化を図っています。 さらに、IGO活動、ゲーム内アイテムのマーケットプレイス、生産ギルドの成長にも貢献しています。 -日本ではまだ法律が難しい部分もありますが、日本発のブロックチェーンゲームはたくさんあるので、それらの企業との今後のコラボレーションが実現することを期待しています 我々には評判の良い法律家がいるので、可能な方法を考えられると思います。 Q5.GameFiが発行するトークンのユーティリティはなんですか? 現時点で、GameFiが発行する$GAFIには以下のようなユーティリティがあります。 トークンセールやNFTセールに参加するためのティアを獲得するためにステーク ファーミングやNFTのレンタルでより良い利益を得るためにステーク マーケットプレイスの利用費の割引を受けるためのステーク マーケットプレイスでの広告枠の購入するため 超高額商品のオークションに参加するためのチケット購入のため ミニゲームやキャンペーン、新作ゲームのアーリーアクセスなどに参加するためにステーク DAOのガバナンスに参加して報酬を得ることができる CryptoTimes編集長 GameFiはオールインワンプラットフォームとして、非常にいろいろな機能があると思うので、GAFIを持つことで色々なメリットが有りますね Q6. ロードマップにはオークションハウスというのが書かれていますが、これは具体的には何でしょうか? オークションハウスとは、ゲーム内で希少価値のあるアイテムを持っている人が、そのアイテムをオークションに出すことができる場所です。 通常のオークションハウスの仕組みと同様です。ただし、ここで競売にかけられるのは、ゲームスタジオやパブリッシャーが市場に出したいと考えているNFTやゲーム内資産、限定版などです。 - ユーザーはアイテムをオークションハウスで売れるのでしょうか? 10月にリリースされるGameFi Marketplaceという機能があります。GameFi Marketplaceがリリースされた時点では、まずパートナーのショップ用にオープンします。P2Pの売買については、後ほどアップデートする予定です。 オークションハウスの仕組みについては、2022年第1四半期のサービス開始時に発表します。 Q7. AnimocaBrandがインベスターやパートナーにいますが、将来どのようなコラボを考えてますか? Animoca Brandsは、デジタルエンターテインメント、ブロックチェーン技術、ゲーム分野の世界的なイノベーターであり、多様なNFTやゲームプロジェクトを作成・公開している会社です。 Animoca Brandsは、当社のプロダクトや機能を開発するための資金を提供することで、GameFiのエコシステムをサポートしています。 Animoca Brandsは、GameFiのローンチパッドでホストされ推進されている、ゲームプロジェクトやメタバースを含む他のすべてのプロジェクトや、GameFi自体の全面的なサポートをします。また、GameFiは今回の提携により、最先端のゲームプロジェクトへの幅広いアプローチが可能です。 - 因みにブロックチェーンゲームはP2Eの要素でより魅力的になっていくと思いますが、GameFiがLaunchpadでサポートするゲームは何が最も重要ですか? GameFi Launchpadは、ゲームに特化したローンチパッドです。 ゲームトークンのIDOを行うだけでなく、ゲームプロジェクトがNFTやゲーム内アイテム、さらにはゲームのミニバージョンを初めて一般に公開することも支援します。これこそが、IGO(Initial Game Offering)と呼ばれる所以です。 - 以前、KabyArenaがIGOを行っていましたし、ゲーム内のTicketなどもIGOをしていますね。今後も多くIGOは行われますか? もちろんです。 長く待たせることはありません。GameFi正式サービス開始後の第1回目のIGOは、近日中に行われる予定です。 Q8. 未来のゲームには相互運用性が必要だと思いますが、これはPolkadot、Terra、Solanaなどのエコシステムの拡大が非常に速いためです。GameFiは今後、より多くのマルチチェーンに対応できるようになるのでしょうか? GameFiは、BSC、Polygon、Ethereumなどのマルチチェーンに対応していますが、近い将来、SolanaやAvalancheにも対応するかもしれません。Polkadotについては、メインネットが立ち上がるのを待っています。 CryptoTimes編集長 これは個人的な意見ですが、NFTの相互運用性は非常に重要なファクターかなと思っていて、マルチチェーンでゲームができることで色々なユーザーを獲得できるのかなと思ってます。 Solana , Avalancheあたりの名前が出てきているので、色々とマルチチェーンも考えられてるようですね。 Q9. 今後、P2EやGameFiの分野はどのようになっていくとお考えですか? GameFiにはまだまだ成長と発展の可能性があります。 GameFiの未来は、ブロックチェーンゲームだけでなく、従来のゲームにおいても、より多くのP2Eの形態が導入されることでしょう。それに伴い、P2Eの形態もより多様で魅力的なものになっていきます。また、そこからメタバースの世界が形成され、発展していくでしょう。s コミュニティからの質問 AMA参加者から寄せられた質問とそれに対する回答を紹介していきます。 Q. IGOでLaunchpadの割り当てを取得するために必要なGAFIトークンの枚数はどのくらいでしょうか? GameFi Tier Policyについては、今週水曜日にGamefi公式チャンネルにて発表いたします。どうぞご期待ください。 Q. プロジェクトについて読んでいると、「プレイせずに稼ぐ」がGameFiの最大の資産の1つであることに気づきました。プラットフォームでプレイしなくても、どのようにして収入を得ることができるのでしょうか? ゲームを楽しむだけでなく、収益性の高い投資に興味がある方や、受動的な収入源を探している方にも配慮しています。だからこそ、「遊ばずに稼ぐ」ことがGameFiの最大の資産なのです。 話題のゲームプロジェクトのトークンやゲームアイテムにいち早くアクセスしたり、ゲームアイテムを他のプレイヤーに貸して収入を得たり、他のプレイヤーのゲームアイテムにトークンを賭けて収入を得たり、利回りの高いギルドに参加して受動的に収入を得たりなど、様々な方法があります。 Q. 今後ゲーム関係のローンチパッドが数多く乱立すると考えられますがあなたのプロジェクトの強みはなんですか? おかげさまで、現在、DeRace、DinoX、Step Hero、Kryptomon、Bunicorn、Kaby Arenaなどのゲームプロジェクトと、Aggregator、Marketplace、Yield Guildで提携しています。 GameFiと提携したゲームプロジェクトは、GameFi Aggregatorで紹介され、GameFi MarketplaceでNFTやゲーム内アイテムを販売するための独自のページを持ち、ゲームのためのスカラシップの仕組みを研究・協力していくことになります。 また、GameFiのミニゲームもリリースしますが、これはユーザーにGameFiのコンセプトを理解してもらうためのシンプルな2Dゲームです。現在のところ、ゲームの開発計画はありません。私たちには、興味深く有望なプロジェクトを持つゲームスタジオとの大きなネットワークがありますので、彼らの成長とブランドの露出をサポートすることに重点を置いています。 最後に 私が日本市場を特に気に入っているのは、日本市場がブロックチェーン技術やブロックチェーンゲーム全般に興味を示しているからだけではなく、私が日本文化に興味を持っているからです。 私の好きなゲームの多くは、日本のゲームスタジオから生まれています。中でも、私が特に好きなゲームデザイナーは、宮崎英高さんと小島秀夫さんです。 まとめ いかがでしたか? 今後はVR、ブロックチェーン、NFT等の技術や環境、法律周りが発展していけば、ゲームで稼ぐことが当たり前になるかもしれません。 今後もGameFiのようなプロジェクトには注目ですね。 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。 『Amasa』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
レポート
2021/09/30『MatrixSwap』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事では、MatrixSwapについて、先日開催されたAMAイベントを元にQ&A形式で解説していきます。 昨今、国の規制や透明性などの観点から、分散型取引所(DEX)への注目度が高くなってきています。 しかし、現状のDEXではレバレッジ取引ができないケースもあるため、DEXとCEX(中央集権型取引所)の両方を使っている人も少なくありません。 今回紹介する「MartrixSwap」は上記のようなDEXの課題に切り込んでいくプロジェクトです。 本稿では主に下記の流れで説明していきます。 ・MatrixSwapとはどんなプロジェクトなのか ・どんな問題を解決できるのか ・競合と比較した時の強みはなにか ・トークンの使い道はなにか ・その他細かい部分に関する内容 「MatrixSwapについて知りたい」 「面白そうなプロジェクトを教えてほしい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 MatrixSwapの概要 MatrixSwapの概要 ティッカー/通貨名 $MATRIX/MATRIX Token 主な提携先 N/A 時価総額 N/A Coingeckoページ N/A 特徴 Polkadot、Polygon、Cardanoに対応した分散型デリバティブプラットフォーム。最大25倍のレバレッジがかけられ、DEXアグリゲーターを介すことで一度に複数のトークンのスワップが可能。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram MatrixSwapのAMA AMAにはMatrixSwapのFounderであるJoseph Liu氏が参加してくれました。 Q1. あなた自身の自己紹介と、MatrixSwapのチームのバックグラウンドを教えて下さい 私の名前はJoseph Liu、MatrixSwapの創設者です。私は台湾出身で、現在はドイツに住んでいます。私は2016年から主に投資家とスイングトレーダーとして仮想通貨に参加しています。 2017年からは、暗号の複数の初期段階のスタートアップの資金調達を支援し、暗号の強力なネットワークを構築してきました。私たちのチームはアジアを拠点としており、Defi、oracle、NFTのプロジェクトに携わった経験豊富な開発者がいます。 Q2. MatrixSwapに関してと、最も優れている点を教えてください。 MatrixSwapは、レバレッジド・トレーディング、マルチトークン・スワップ、適切なリスク管理ツールをDeFiスペースにもたらします。 Uniswapのような従来のAMMは、レバレッジ取引を提供しておらず、単一トークンの取引に限られています。Matrixswapでは、トレーダーはあらゆる資産を最大25倍のレバレッジで取引することができ、当社のDEXアグリゲーターを介して一度に複数のトークンをスワップできるようになります。 CRYPTO TIMES編集長 後の質問でもありますが、最近では各国のデリバティブ規制もあるため、非常に注目における分野です。しかも、マルチチェーン対応なのですが、どのように対応するか気になりますね。 Q3. どんな問題を解決しようとしているのでしょうか? Uniswapのような伝統的なAMMではレバレッジ取引を提供しておらず、一部のトレーダーにとっては機会損失となっています。 ほとんどのAMMでは複数のトークンのスワップを提供していないため、非常に時間とコストがかかることがあります。 -ドキュメントには、レバレッジAMMとしてあらゆるトークンに対応する事が書かれていましたが、最初はどのトークンに対応するかなどはありますか? 最初はBTC、ETH、ADA、BSC、DOT、SOLなどの主要なマーケットをサポートします。その後、他のアルトコインを徐々に紹介していきます。 Q4. 他の競合と比べたときの強みは何でしょうか?今だとVegaやDydxなどが競合として考えられると思いますが。。 証拠金取引のDEXに比べて、LP(Liquidity Providers)を必要としないので貸し手による数量制限がありません。 ユーザーやトレーダーを呼び込むことができる限り、流動性は無限に拡張できます。 Q5.MatrixSwapが発行するトークンのユーティリティはなんですか? MATRIXトークンには2つの機能があります。 1. ユーティリティー プラットフォーム上のプレミアム取引機能を利用するためには、ユーザーは一定量のトークンをウォレットに保有する必要があります。 2. ガバナンス $MATRIXトークンの保有者は、プロトコルの方向性を提案し、投票し、決定する能力を持ちます。 Q6. ドキュメントの中で、MatrixSwapは無限のオンチェーン流動性を持つ取引体験を約束すると書かれています。これはどのように行われるのでしょうか? チェーン上の流動性が無限であるということは、全員に返済できるだけの流動性が常にあるということです。 技術的には、Uniswapプールはプロダクトカーブが一定であるため、無限の流動性を持っています。この場合、通常のレバレッジ取引には貸し手と借り手であるトレーダーが必要となります。そのため、取引量は相対的に貸し手の資金に限られます。 バーチャルAMMの設定では、ポジションを取るトレーダーがいる限り、流動性や貸し手を必要とせず、スケーラブルで、トレーダーの担保を通じて利益や損失を返済するのに十分な信頼性の高いオンチェーン流動性を確保することができます。 - 「https://docs.matrixswap.io/#vamm-virtual-amm」の内容ですね? はい。その通りです。 - AMMではPrice Impactやスリッページなども考慮されますが、MatrixSwapではここらへんはどう考慮されるのでしょうか? uniswapと同じ定積式を使います。 x*y=k そのため、推定される建玉とボラティリティーに応じて、より大きなk値を設定することが鍵となります。k値が大きければ大きいほど、スリッページの発生が少なくなります。 CRYPTO TIMES編集長 詳しくはこちらの中に書いてあるので読んでみると良さそうですね。https://docs.matrixswap.io/#k-value Q7. CEXが提供するデリバティブは各国で規制されつつあり、今後は分散型のデリバティブがトレンドになると思います。そのためには、多くのユーザーにCEXを利用してもらうことが不可欠です。どのようにしてユーザー数を拡大していくのでしょうか? 私たちは、より多くのリテール/一般ユーザーを獲得するために、DeFiプロトコルやトレーディングコミュニティと複数のパートナーシップを結んでいます。IDO後、ベータテストの段階に入ると、取引コンペを開始する予定です。 機関投資家の皆様には、いくつかの大口口座を確保して取引していただいています。また、トランザクションマイニングの可能性も検討しています。基本的には、このプロトコルでポジションを取って取引してくれるトレーダーに報酬を与えます。 CRYPTO TIMES編集長 Polygonの助成金も獲得していましたね。今後のパートナーと協力したプロダクトのローンチも楽しみですね。 Q8. クロスチェーンの取引に特化した分散型パーペチュアルはこれまでなかったと思うのですが、まずはカルダノとポルカドットから始めて、他のチェーンにも展開していくのでしょうか? 我々は最初に、Cardanoでのローンチを予定しており、Polkadot,、Polygonと続きます。費用対効果が十分に高ければ、他のブロックチェーンにも展開していく予定です。 Q10. デリバティブでは、迅速な取引と価格データの検索のために取引速度が必要です。資料を見ると、TWAPデータと外部のオラクルを組み合わせたデリバティブ商品だと思うのですが、外部からの価格操作をどのように防ぐのでしょうか? 私達は、TWAPのデータを正確に使うことで、それを防いでいます。そして、ファンディングレートはTWAPで1時間単位で計算されます。オラクルのデータを操作して資金調達率を少しでも上げようとするインセンティブはありません。 私たちの清算メカニズムは、オラクルデータではなく、永続的な市場価格の変動によって行われます。 CRYPTO TIMES編集長 これ、どういうことかというのをちょっと説明するといわゆるレバレッジで取引をする際に、市場の歪み的な部分を突くために、価格操作が外部からできるんじゃないの?というお話でした。ただ、TWAPのデータオラクルを使えば、正確にできるし、市場価格の変動だから大丈夫だよということですね。 コミュニティからの質問 AMA参加者から寄せられた質問とそれに対する回答を紹介していきます。 Q. プラットフォームのプレミアム取引機能を利用するには、どのくらいのトークンが必要ですか? 我々は2段階設けるつもりで、第1段階は500ドル相当のMATRIX、第2段階は1,000ドル相当のMATRIXが必要になります Q. MatrixSwapがCardano EcosystemのIDO LaunchpadでIDOを行うと聞きました。Cardano、Polkadot、Polygon、Deployと多くのネットワークが利用できる中で、スマートコントラクトの実装が遅れていたCardanoを主なローンチ先に選んだ理由は何ですか? Cardanoは私たちが展開するブロックチェーンのひとつですが、「メイン」としては扱っていません。幸運にもCardstarterのサポートを受けることができたので、そこでIDOを立ち上げているわけです。 私たちが注力して開発するのは市場投入までのスピードなので、Polygonが最初に展開するチェーンになるでしょう。 Q. 私も同じ疑問でCardanoはスマートコントラクトが来週ようやく実装されると聞いています。これらの3つのチェーンを選んだのはなぜですか?利点が聞きたいです CardanoとPolkadotはどちらもコスト効率が良く、安全でスケーラブルな基盤を約束しています 私は長い間、両ブロックチェーンの初期の支持者でした。これらのコミュニティを発展させ、強化することができれば素晴らしいと思います。 Polygonにとっては、イーサリアムのユーザーが私たちのプラットフォームを簡単に利用できるようになり、レイヤー2のイーサリアムのスケーラビリティを享受できるようになります。 将来(CardanoとPolkadot)に備える一方で、ユーザーが簡単に利用できるものを提供したいと考えています(Polygon)。 Ethereuを採用しなかったのは、我々のプロトコルを運用するにはあまりにもフィーが高くて遅いからです。 Q. Matrixswapと、1Iinchなどの市場で利用可能な他のDeFiアグリゲーターとの違いは何ですか? Matrixswapを他の人から最高のものにする能力は何ですか?なぜMatrixswapを選択する必要があるのですか? 当社のDEXアグリゲーターは、ユーザーに最良の取引価格を提供するだけでなく、ユニークなマルチトークンのスワップ機能を提供しています。 ユーザーは「nuke」ボタンをクリックして取引を承認するだけです。 アプリは事前に承認されたすべてのトークンを自動入力し、最大販売数に設定します。 まとめ いかがでしたか? MatrixSwapが手掛ける分散型取引所のレバレッジ取引の分野は今後、伸びていく分野だと思うので、気になる方はMatrixSwapの動向を追ってみてはいかがでしょうか? 最後まで読んでいただきありがとうございました。 MatrixSwap公式リンク - Telegram community::https://t.me/matrixswapofficial Twitter:https://twitter.com/matrixswap Website::https://www.matrixswap.io/
レポート
2021/09/06『Amasa』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事では、マイクロインカムの統合を目指すユニークなプロジェクト「Amasa」について、先日開催されたAMAイベントを元にQ&A形式で解説していきます。 ネットを利用するだけで仮想通貨が稼げるブラウザ「Brave」を代表とするWeb3.0アプリケーションは着々と進歩を遂げています。しかし、これらのアプリで稼げる金額はわずかで、生活を豊かにできる程ではありません。さらに、複数のWeb3.0系のプロジェクトが各々でトークンを発行しているため「トークンの管理が大変である」点も問題視されています。 今回紹介する「Amasa 」は上記のような課題に切り込んでいくプロジェクトです。 本稿では主に下記の流れで説明していきます。 ・Amasaとはどんなプロジェクトなのか ・どんな問題を解決できるのか ・競合と比較した時の強みはなにか ・トークンの使い道はなにか ・その他細かい部分に関する内容 「Amasaについて知りたい」 「面白そうなプロジェクトを教えてほしい」 「Web3.0についての最新動向を知りたい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 Amasaの概要 Amasaの概要 ティッカー/通貨名 $AMAS/Amasa Token 主な提携先 N/A 時価総額 N/A Coingeckoページ N/A 特徴 マイクロインカム(少額の報酬)がもらえるWeb 3.0アプリのトークン等をAmasaのプラットフォームで包括的に管理。ステーブルコインへの対応や、Web3.0アプリで稼いだ通貨をAmasaのプラットフォームでDeFiによる運用も可能。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Medium AmasaはBrave等のWeb3.0系のアプリで少額の収入を稼ぐ「マイクロインカム」をサポートするプロジェクトです。 Amasaのプラットフォームでは、複数のWeb3.0アプリのトークンやウォレットをまとめて管理でき、さらにステーブルコインへの交換やステーキングも可能となります。 Amasaを利用すると、これまで"生活の足し"程度にしかならなかったWeb3.0アプリによるマイクロインカムへのアクセスを容易にし、運用も可能となります。 プロジェクト紹介ムービーもあるので下記も参考にしてみてください。(*英語音声) https://www.youtube.com/watch?v=wTHOx1FOBdM&feature=emb_title AmasaのAMA AMAにはCore ContributorのWill氏とSylvan氏が参加してくれました。 Q1. あなたの自己紹介と、Amasaチームのバックグラウンドを教えて下さい Sylvan:このプロジェクトには、5人のコア・コントリビューターとアドバイザー・チームがいます。Amasaのコア・コントリビューターは以下の通りです。 Will:プロジェクト管理とエコシステムの開発 Sylvan:コミュニティとグロース Scott:投資家向け広報活動とパートナーシップ Chirag:技術面でのエキスパート James:デジタル戦略とマーケティング 主なアドバイザーは以下の通りです。 Sameep Singhania - Co-founder Quickswap Reza Naeeni - Co-founder and CEO Swash Niki Ariyasinghe - Chainlink Labs (add title) George Samman - Co-founder Geora.io コアチームのメンバーは全員、過去5年間にわたって暗号空間に積極的に関わってきました。 CRYPTO TIMES編集長 ChainLink Labsのメンバーなどもアドバイザーにいるのは気になりますね。マイクロインカムだけかなと思っていました。 Q2. Amasaに関して教えて下さい、最もメジャーなポイントはなんですか? Sylvan:Amasaは、スマートフォンを持っている世界中の誰もが、価値を生み出し、富を増やし、生活を向上させられるようにします。私たちは、投資ストリーミングアプリを初めて市場に投入することで、投資ストリーミングを実現しています。 つまり、Amasaは、Web 3.0アプリのユーザーが、他のサービスや方法よりも簡単で、効率的で、低コストな自動化された方法でさまざまなトークンの価値を組み合わせ、増幅することを可能にします。 人々は、ゲーム(例:Axie Infinity)、ウェブブラウジング/広告の閲覧(例:Brave)、データの共有(例:Swash)、ソーシャルネットワーキング(例:Sapien)、その他多くの通常のオンライン活動を通じて、マイクロインカムストリームを得られます。もしあなたがこれらの活動を楽しんでいるのであれば、Amasaはあなたにユニークな資産形成の機会を提供するだけでなく、ユーザーがこれまで気づかなかった幅広い収入のストリーミング活動に触れることができるでしょう。 CRYPTO TIMES編集長 ここで、マイクロインカムの話が出たので補足すると、上の例に有るように色々な体験をして現在はトークンを獲得することができるようになりました。これのサポートをしてくれるのがAmasaというところです。 -日本では、マイクロインカムを得るために「ポイ活」と呼ばれる活動をする主婦がとても多いです。日本とも相性がとても良いように感じますね! Sylvan:それを知ることが出来てよかったです。このような小規模で断片的な収入源こそ、私たちがその価値を最大限に高めるために求めているものなのです。 Q3. どんな問題を解決しようとしているのでしょうか? Amasaが解決する本当に重要な問題はいくつもあります。 1 - 細分化されたエコシステム: 非常に多くの異なるプラットフォームがネイティブトークンや異なるウォレットを持っているため、ユーザーが収入を追跡したりアクセスしたりすることが困難になっています。Amasaは、このような流れを単一のプラットフォームに集約し、ユーザーの価値観の自由を擁護します。 2 - 価値のボラティリティ : Amasaは、ステーブルコインへの交換やステーキング機能により、マイクロインカムストリームを一定の価値の変動から安定させ、ユーザーが毎日/毎週どれだけ実際に稼いでいるかを簡単に知ることが可能です。 3 - 相対的な価値の低さ: ほとんどのユーザーにとってマイクロインカムストリームは、少なくとも初期段階では意味のある価値を持たないものであり、大量採用は困難です。Amasaへのマイクロペイメントは、DeFiプロトコルに簡単かつ自動化された方法で接続でき、これを投資ストリーミングと呼んでいます。 CRYPTO TIMES編集長 もう書いてあるとおりなので補足はそこまでいらないと思うのですが、無数のマイクロインカムを包括的に管理し、それをステーブルコインに変え、かつDeFiの投資にも使うというような形になります。 Q4.競合と比較した際の強みは何でしょうか? Sylvan:Amasaは、このユースケースでは初めてのプロダクトなので、現在のところ直接のライバルはいません。マイクロインカムストリームを獲得できる既存のプロジェクトやDeFiプロトコルは存在しますが、Amasaの真の強みは、プロセスの複雑さを取り除けることです。 Amasaのもう一つの大きな強みは、ユーザーの収入ストリームの断片化の問題を取り除けることです。 現時点では、ストリームはそれぞれ異なるネイティブトークンで、異なるウォレットに入っており、その中には使用が困難なものや不換紙幣に戻すのが困難なものもあります。Amasaは、すべてのユーザーの資金を1つのシンプルな口座に集約し、スマートフォンのダッシュボードからアクセスできるようにすることで、この問題を解決します。 -ちょっと、疑問に思ったことは、マイクロインカムを手に入れたけどそのトークンの流動性が無い、いわゆるあまり価値のないプロダクトなども統合したりするのかというところが気になりました。 Sylvan:いい質問ですね。まず第一に、私たちは主に、かなり高い収益の可能性と流動性を持った優秀なプロジェクトを統合することを考えています。 しかし、これもAmasaの大きな特徴のひとつで、微々たる収入を得る可能性しかないプロジェクトであっても、ユーザーはAmasaのエコシステムに参加することで、そのトークンの価値を最大限に発揮することができます。 Q5. Amasaトークンのユーティリティを教えて下さい Will:$AMAS はガバナンストークンです。そのため、$AMASの保有者は、以下のようなことに投票できると考えています。 コミュニティがAmasaに統合したいと考えているWeb3.0マイクロインカム・プラットフォームはどれか 取引手数料 その他、コミュニティが提起し、推進する事項 -トークンのローンチは因みにいつ頃でしょうか? 9月末にトークンをローンチする予定です。ローンチパッドや日程などの詳細は来週発表しますので、すべての情報を得るために私たちのソーシャルをフォローしてくださいね。 Telegram community::https://t.me/amasa_community Twitter:https://twitter.com/home Website::https://www.amasa.io/ Medium:https://amasa.medium.com/ CRYPTO TIMES編集長 9月末にローンチ予定!来週発表!!!期待が高まりますな Q6. 様々なプロダクトのインセンティブによってマイクロインカムを得る機会があると思いますが、これをお金に変えるのはとても面倒なので、Amasaにはとても興味があります。Amasaのプロダクトは、先進国よりも発展途上国に届くのが良いと思いますが、今後の展開についてどうお考えですか? Will:コミュニティからのすばらしい質問ですね! 私たちは、マイクロペイメントの収入源を組み合わせて増幅することで、発展途上国の人々に大きな変化をもたらし、他の収入機会と比較して非常に有利な富の源を解き放つことができると考えています。 だからこそ、早期導入のために途上国市場を視野に入れているのです。しかし、先進国市場のユーザーも、自分にとって意味のある富を生み出すことができると信じています。 私たちは、人々が現在DeFiから得ている利益を見て、DeFiがまだ開発の初期段階にあると認識しています。将来的には、先進国市場のユーザーがいくつかのストリームから収入を得て、それらをAmasaアプリで組み合わせ、さらにDeFiを使って増幅させれば、特に市場サイクルに注意を払いながら、長期的に本当に大きなリターンを生み出せると考えています。 CRYPTO TIMES編集長 個人的にもかなり注目できそうなのと、今のGameFiみたいなところのニーズからも、多くのユーザーが流れ込むんじゃないかなあと個人的に思っています。 Q7. ユーザーがAmasaエコシステム内のウェブブラウザやソーシャルメディアアプリの広告を見ることで、お金やトークンを稼げることは理解していますが、私の過去の経験ではこれらのサービスではあまり稼げませんでした。日本のユーザーは、1日のうちに小額のお金をコツコツと稼ぐのではなく、ある程度まとまったお金が欲しいと思っていると思います。Amasaはどれくらい稼げるのでしょうか。 Will:これこそが、Amasaが解決しようとしている問題です。現状多くのユーザーは、自分の経済状況や生活に実際の価値をもたらさない小さな収入源しか得られません。 Amasaはこの問題を解決するために、小規模な収入源をすべて1つの口座にまとめ、暗号空間内の利回り最大化のための一連のDeFiでの機会を活用することで、その口座の価値を増幅させています。 これらのプロジェクトに参加するユーザーが増えれば増えるほど、ネットワーク効果が発揮され、収入を得る可能性が高まっていきます。 Braveのような収入を得るプロジェクトからの収入の可能性も、おそらく多くの人が思っている以上に高く、このような収入の可能性は時間の経過とともに増加していくでしょう。 Q8. Amasaはマイクロインカム×DeFiの要素を持っていてとても面白いと思います。Community Governance Offeringについてもう少し詳しく説明していただけますか?通常のDAOとは何が違うのでしょうか? Will:実際、CGO(Community Governance Offering)は$AMASトークンのパブリック・アベイラビリティ・ローンチのための用語として使われています。$AMASトークンは、前述のように、何よりもガバナンス・トークンですが、プラットフォーム上でユーティリティーや機能が追加されます。IDOとしても適用可能です。 私たちは、「通常のDAO」というものは存在しないと考えています。なぜなら、現在は非常に多くのバージョンがあり、急速に進化しているため、「純粋なDAO」の構造を持つことは非常に難しいからです。私たちは、$AMAS保有者のAmasaコミュニティが、増え続ける方法でプラットフォームをより良くすることを支援する機会を確実に持てるように努めます。 Q9. 日本には数多くのポイントサービスがあり(トークンではなくポイントを得られるもの)、その多くがポイントを現金化していますが、今後、Amasaがそのようなサービスとの連携を検討する可能性はありますか? Will:私たちは、あらゆる種類のマイクロインカムの流れを統合することを目指しています。 まず、ブロックチェーン分野をコアモデルとし、ポイントサービスプロバイダーのような他のバージョンにも広げていきます。ユーザーが得たいと思うあらゆる種類のマイクロインカムを検討していく予定です。 従来型のロイヤルティプログラムも、暗号ベースに進化していくかもしれませんが、これは興味深いことです。さまざまな地域や市場で人気のあるものは何でも、ユーザーが価値を見出せば、私たちはそれを取り入れるでしょう Q10. 最近、"GameFi"という言葉が流行っています。AmasaはAnimocaのパートナーでもありますが、GameFiによるMicro Paymentも統合されるのでしょうか? Will:私たちはAnimocaと密に連携しており、彼らが開発・投資しているゲーム/GameFi/P2Eプロジェクトとのエコシステム・パートナーシップは、私たちにとって重要な分野ですが、詳細は近日中に発表できると思います。 GameFi/P2Eは非常に重要なマイクロストリームであることは間違いなく、質の高いプロジェクトと密接に協力して、GameFiでマイクロインカムを稼ぎ、Amasaに接続する可能性を最大限に高めていきます。 GameFiが進化していく中で、NFTユーティリティーやリワードなど、この分野で革新的な取り組みを行っているプロジェクトに付加価値を提供していきたいと考えています。 コミュニティからの質問 AMA参加者から寄せられた質問とそれに対する回答を紹介していきます。 「対応するのはEthereumだけですか?マルチチェーンには対応しないのでしょうか?」「Amasaは今後、BSC、ETH、Polygonなどのあらゆるブロックチェーンに対応するビジョンはありますか?」 マルチチェーンに関する質問がいくつかあるようなので、お答えします。 まずEthereumとPolygonから始めますが、他のチェーンも100%統合していく予定です。Solana、BSC、Polkadotなど、数え上げればきりがありませんが、多くの素晴らしいプロジェクトがそれぞれの上に成り立っています。 Amasaはどういう名前の由来でしょうか?何故この名前を選んだのでしょうか? Amasaという名前は、amassという言葉に由来しています。amassとは、「物事を積み重ねてより大きな全体を作り出す」という意味です。Amasaは、モデル、プラットフォーム、そしてユーザーを表す「amasser」のように、価値を蓄積することを意味しています Web3.0の話はよく耳にしますが、私を含めてよく理解できていない人が多いのも事実です。そういった人をどのように取り込んでいきますか? Amasaが注目しているWeb 3.0の主な特徴は、Facebook、Google、Epic Gamesなどの中央集権的な大企業ではなく、プラットフォームの参加者に価値や報酬を分配することです。 ユーザーが暗号通貨の形で収入を得るために参加できる、そのような活動やWeb 3.0ネットワークはたくさんあります。そして、より多くのユーザーが自分の活動や貢献に対して報酬を得られるような、新しい、より良いインターネットの時代を実現するためには、これらの認知度を高める必要があるのです。 では、どのようにしてこれらのWeb 3.0アプリケーションの認知度を高めていくのでしょうか?主に3つの方法があります。 1つ目に私たちは、志を同じくする他のプロジェクトと積極的にネットワークを構築し、分散型ウェブのビジョンを共有する人々とのパートナーシップとエコシステムを構築しています。志を同じくするサービスのネットワークが大きくなれば、私たちのインパクトも大きくなり、より多くの人々にこれらのアイデアを伝え、関わってもらうことができます。 2つ目に私たちのマーケティングの目的は、 Amasaプロジェクトの促進 マイクロインカムストリームとWeb 3.0の富を築く可能性についての認識を高めること です。 そのため、コンテンツ戦略、記事、ソーシャルメディアのコンテンツ、プレスリリースなどを作成する際には、常にこの2つの目的を達成することを考えています。 3つ目にAmasaアプリは、ユーザーが知らないようなマイクロインカムストリームの機会を教育し、ユーザーを惹きつけます。ユーザーがプラットフォームを利用した後は、マイクロインカムストリームの発見をサポートすることが重要な目的となります。 私たちは、ユーザーがオンラインでの活動を次々と発見し、報酬を得ることで、富を築く可能性がどんどん高まっていくことを望んでいます。 最後に 皆さん、素晴らしい質問をありがとうございました!そして、ホストを務めてくれたアラタさん、ありがとうございました。 これからの4週間、たくさんの出来事がありますので、ぜひオンラインでコミュニティに参加して、Amasaの最新情報を手に入れてください。 来週には大きな発表があります。参加して、しっかりと確認してくださいね。 日本のサポーターの皆さんとつながることができ、とても興奮します。私たちは、Amasaが世界中のユーザーにとって価値のあるものになることを強く目指しています。 まとめ いかがだったでしょうか? 本来マイクロインカムを本当に必要としてるのは、生活費を日々工面してる主婦や、紛争地域の貧しい人達であって、暗号通貨のトレードやIDOなどで一般常識とかけ離れたお金を稼いでる人達ではありませんよね。 しかし、現状、DeFiでの運用やトークンやウォレットの管理など、暗号通貨の世界では1つ1つの作業の難易度がかなり高いです。 この「ニーズと難易度のギャップ」を、Amasaのようなプロジェクトが埋められると良いと思いました。今後のAmasaの動向も注目ですね。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 - Amasa 公式リンク - Telegram community::https://t.me/amasa_community Twitter:https://twitter.com/home Website::https://www.amasa.io/ Medium:https://amasa.medium.com/ Braveブラウザは稼げる次世代高速ブラウザ!特徴・評判・使い方を徹底解説
レポート
2021/08/26『MATE』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事ではDEX系プロジェクト「MATE」について、先日行われたAMAイベントを元にQ&A形式で解説していきます。 Uniswapや1inchなどのDEXは暗号通貨業界で注目を集めていますが、現状DEXを使うのは、 「中央集権的な取引所が利用できない国の人」 「どの取引所にも上場してないマイナー通貨を購入したい人」 「流動性提供で収益をあげたい人」 などが主なタイプだと考えられます。 指値注文などのいわゆる"一般的な暗号通貨トレーダー"が利用したい機能はDEXには備わっていないため、多くのトレーダーはBinanceなどの中央集権的な取引所もDEXと併用して使っているかと思います。今回紹介する「MATE」は上記のようなDEXの不便さを解決するプロジェクトです。 本稿では主に下記の流れで説明していきます。 ・MATEはどんなプロジェクトなのか ・どんな問題を解決できるのか ・競合と比較した時の強みはなにか ・トークンを持つメリットはなにか ・その他細かい部分に関する内容 「MATEについて知りたい」 「DEX系で面白そうなプロジェクトを教えてほしい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 また、MATEは以前CRYPTO TIMESでAMAを行った「Orakuru」というプロジェクトの派生プロジェクトです。興味がある方は下記の記事も是非ご覧ください。 『Orakuru』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説! MATEの概要 MATEの概要 ティッカー/通貨名 $MATE/MATE Token トークンアロケーション 流動性マイニングとステーキング報酬:60%、チーム(3 Years Vesting):15%、トレジャリー:11.5%、マーケティング:3.5%、パートナーシップと投資家(3 YR Vesting + 1 YR Cliff):10% 主な提携先 PancakeSwap 時価総額 N/A Coingeckoページ $MATE 特徴 指値注文が可能なDEX(分散型取引所)を提供。従来の指値注文のメーカー・テイカーモデルを使用せず、DeFi AMMから直接流動性を得る仕組みなため市場の状況が条件を満たしていれば、テイカーを待つ必要がなく指値注文が通る。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Github Discord MATEは指値注文が可能なDEXを提供するプロジェクトです。 MATEではDeFi AMMから直接流動性を得ているため、市場の状況がLimit Orderの条件を満たしていれば、メイカーがテイカーを待つ必要がないモデルが構築されています。 つまり、MATEは従来の中央集権的な取引所と同様、又はそれ以上のトレード機能を、分散的なDEXで実現しようと考えているプロジェクトとなります。 MATEのAMA 今回のAMAにはMateチームからコアデベロッパーのGon氏とコミュニティリーダーのJosh氏が参加してくれました。 自身の自己紹介とMATEチームのバックグラウンドを教えて下さい。 Josh:現在、私はMATEのコミュニティリーダーを務めており、GonはMATEのコア開発者です。 私のバックグラウンドは、マーケティングとコミュニティ構築で、特に暗号コミュニティでは、ブロックチェーン空間にブロックチェーンの採用と教育をもたらすことに情熱を注いでいます。 チームについてですが、MATEに取り組んでいるチームは、Stacks、Airbnb、Badger、ConsenSys、Polygon(旧Matic)、SAPのERPソフトウェアなどの経歴を持つ業界のリーダーで構成されており、ブロックチェーンの分野で最も困難な問題を解決しています。 MATEに関して詳しく教えて下さい。また、最も優れている点は何でしょうか? MATEは、トレーダーが指値注文を行うことを可能にするスマートな指値注文DEXです。 MATEの最大の利点は、トレーダーがMATEを通じて、取引のリターンを最大化でき、取引の実行が保証され、予測できない価格の影響やスリッページがなく、損失を最小限に抑え、取引時に資本を最大限に活用できます。 今回は、LTO-BUSDのペアを例に挙げてみましょう。どちらもBinanceとPancakeswapで利用できます。 LTO-BUSDを取引をする場合、Pancakeswapでは上記の画像のように表示されます。 しかし、Limit orderを使用する場合は、Binanceでは上記のように表示されます。 比較すると、BUSD$10,000はPancakeswapで約59,388.1LTOトークンを得ることができます。一方で同額のBUSDをBinanceで利用すると60,132LTOを得られますよね。 この比較だけでも、Limit Orderで取引すれば、743.9 LTOトークン(米ドルで123.71ドル)が追加で得られることがお分かりいただけたかと思います。その差は、CEXに非上場のトークンではさらに大きくなります。 成行注文で取引を行うと、一瞬で大きな損失を被ります。BSCトークンであれば、指値注文ができるのが最大の強みです。MATEはトレーダーの皆様のトレードを最大限にサポートします。 CRYPTO TIMES編集長 現状、PancakeswapのAMMはMarketでしか注文ができないので、その分、指値注文よりも獲得レートが悪くなってしまうのを、MATEを利用することで指値注文ができるようにして獲得レートを良くできるようにサポートするという形です。詳しいことはAMA進めていく中で詳細に出てくると思うのでかんたんな補足です。 MATEはどんな問題を解決できるのですか? DEX取引の問題点は、取引の大部分が成行注文で実行されるため、価格への影響が大きく、スリッページも発生することです。今後は、CEXとDEXの価格差を示す事例を公開していく予定です。 さらに、DEXの既存の指値注文ソリューションのほとんどは、価格が合致してもほとんどの指値注文が満たされないという非効率なものでした。この非効率性のために、トレーダーは成行注文に頼らざるを得ませんでした。 この問題を解決することで、トレーダーがより多くの取引を行うことができるようになります。 他のプロジェクトと比較した時の強みは何でしょうか? MATEの指値注文モデルは、例えば1inchや0x(抹茶)が指値注文を解決する方法とは全く異なります。MATEの競合他社の多くは、メイカー・テイカーモデルで指値注文を行い、それを満たしています。各メーカーは、テイカーが注文を満たすのを待たなければなりません。つまり、指値に達していても、テイカーがいなければ、その注文は成立しません。 MATEでは、指値注文にメーカー・テイカーモデルを使用せず、DeFi AMMから直接執行流動性を得ています。Limit Orderの約定を最優先にしたいので、市場の状況がLimit Orderの条件を満たしていれば、テイカーを待つ必要がないモデルを構築しているのです。 1inchや0x(抹茶)、あるいはその両方に対して、MATEが持つ主な違いや利点は以下の通りです。 非中央集権的: MATEの指値注文は、中央集権的なデータベースには置かれません。注文はMATEのスマートコントラクトとのやりとりで発注され、実行者のネットワークを介して実行されます。 既存の分散化された執行者のネットワークが、注文の実行を確実に行います。あるエクゼキュータが特定の注文をブラックリストに載せて実行を拒否したとしても、常に他のエクゼキュータがその注文を実行して報酬を受け取るのを待っているのです。 注文料金の報酬が執行者のガス料金を上回る限り、注文を執行する金銭的なインセンティブが常に存在します。 最高の流動性: AMMの流動性プールには、DeFiで最も多くの資産がロックインされているため、流動性が高まり、プロトコルが使用可能になった初日から注文が正常に執行される可能性が高まります。 また、複数のAMMに注文を集約することで、流動性と注文執行の効率をさらに高められます。 最高の注文執行: MATEは完全な非カストディアン方式で設計されているため、ユーザーの資金が不足する問題はありません。つまり、実際の取引(注文執行)が行われるまで、あなたのトークンはあなたのウォレットから離れないのです。 注文を実行するテイカーを待つ必要はありません。注文は、任意のAMMの流動性プロバイダープールで満たされます。 -例えば、1ドルの価格で、XXXトークンを100BUSD買いたい場合、80ドルのみが約定する場合は残りの20ドル分はスマートコントラクトに注文が置かれたままになりますか? 注文は、現在の実装では完全な約定のみに実行されるようになっていますが、プロジェクトの第2バージョンでは注文の分割を追加することを計画しています。 MATEトークンのユーティリティはなんですか? 注文を成立させるための最良の方法は(特に大きな注文や流動性の低いトークンを取引する場合)、注文をいくつかの指値注文に分けることです。 例えば、1,000ドルのBUSDでORKトークンを購入したいとすると、その注文を2つの取引に分けることができます。 1ORKが$0.35の時、1,000BUSDで一括で2,857.14ORK購入するよりも1,428.57 ORK(500BUSD分) + 1,428.57 ORK(500BUSD分) のように分けるべきです。 MATEトークンの実用性について説明します。 MATEはガバナンストークンであり、MATEエコシステムにおける議決権を与えます。 LPトークンをステークすることで、MATEをファームすることができます。 xMATEプールスマートコントラクトにMATEを賭けることで、Mateを経由した各取引の0.05%へのエクスポージャーを得ることができます。 Fee Discount(BNBの手数料削減モデルを参考にしています)のように、さらに多くのユーティリティを提供する予定です。 MATEとOrakuruの関係性は何でしょうか?同じチームですか? MATEは、Orakuruのインキュベートプロジェクトです。 Orakuruのコアチームメンバーの一部は、MATEに積極的に取り組んでいます。ORKのエコシステムの目標は、ブロックチェーン市場における真の問題を解決するプロジェクトをインキュベートすることで、ORKの参加者に最高の価値を提供することです。 ただし、$MATEと$ORKのトークンユーティリティは同じではありません。 コミュニティからの質問 MATEは指値注文ができるようですが、何故この仕組みが必要なのでしょうか? 指値注文は、トレーダーが指定した価格で資産を購入するためのものです。リミットオーダーの場合、注文を満たすのに時間がかかりますが、予測不可能なスリッページからトレーダーを守ります。 流動性が低ければ低いほど、スリッページが発生しやすくなり、結果的に1回の取引で得られる利益は少なくなります。 要するに、あなたは資産/トークンに対して支払うべき金額だけを支払うことになり、余分なことも少ないこともありません。 -MATEを使えば、サンドイッチボットを排除できると思ったのですが、フロントランボットの防止にも効果があるのでしょうか? MATEでは、指値注文時に指定した金額を確実に受け取ることができます。 フードの下で何が起こっても、あなたが受け取るべき金額は、注文時に指定したものであり、そうでなければ、取引は単に実行されません。 CRYPTO TIMES編集長 これは、AMMのサンドイッチボットはだいぶ減るんじゃないかなあって回答ですね 将来のロードマップはありますか?もし、DEMOやUIがあれば、みたいです。 メイトの長期的なビジョンは、オープンソースのプロトコルに基づいて構築された、非常に資本効率の高い、やりがいのある取引プラットフォームになることです。 ロードマップについては、近日中に公開する予定です。それまでは、私たちの公式チャンネルでフォローすることが、最新情報を得るための最良の方法です。 CEXの指値注文は成行注文に比べて手数料が安いですが、MATEにもそのようなメリットがありますか? これが本当なのか、どのCEXにも一般化できるのかはわかりません。CEXでは通常、注文の種類に関わらず取引ごとに固定の手数料がかかります。 ご質問の件ですが、MATEでは取引額に対して0.2%の固定手数料がかかり、MATEには成行注文はありません。(また、MATEには成行注文はありません(私たちは指値注文のみを対象としています。) MateがサポートするのはBSCのPancake Swapのみですか? はい。現在のバージョンでは、複数のAMMから流動性を調達し、近い将来、マルチチェ-ン化する予定です。ご期待ください。 "Executor Node"とはなんですか? 技術的には、執行者は、bot、スクリプト、他のコントラクト、または単に執行注文取引をトリガーするEOAアカウントになります。また、誰でもエグゼキューターになることができます。 エグゼキューターノードは、保留中の指値注文をブロックチェーン上で常に監視し、それを達成して報酬を得るために競争するサーバーです。 MATEはプレセールで配布されますか?それともステークスでのみ配布されるのですか?どのように配布するのですか? プレセールはありません、フェアローンチのみです。$ORK/$BNB LPをステークすることで、あなたの$MATEをファームができます。さらに多くのファームがすぐに登場します。ご期待ください。 MATEにも独自の流動性があるのでしょうか?それとも、指値注文を実行するために他のすべてのDEXの純粋なアグリゲーターになるのでしょうか? 今のところ独自の流動性を持つ予定はありませんが、既存の流動性を複数のAMMから調達することに注力し、近い将来、マルチチェーン化を進める予定です。 現在のDEXのほとんどが成行注文のみなので、指値注文はとても魅力的です。MATEの指値注文は流動性プールがあるものに対して行うことができ、指値注文できるトークンに特に制限はないということでよろしいでしょうか? はい、その通りです!BSCトークンには一切の制限がありません。 昨今、スリッページに苦しむ投資家は多いと思いますので着眼点に感動しました。日本へのAMAを通じて日本に特別してあげたいことはありますでしょうか? 日本のコミュニティがAMAに参加してくれることを嬉しく思います。ご興味があれば、将来的には日本のコミュニティ向けにユニークなコンテストを開催するかもしれませんね。 日本のコミュニティへの展開について何か面白いアイデアがあれば、ぜひ教えてください! CRYPTO TIMES編集長 日本コミュニティ向けに何か面白いこととかを提案してみるのもMateチームは望んでいるようなので是非とも何かある方はTelegramなどで提案してみてはいかがでしょうか! 同金額 同量のトークンでの指値注文の場合、注文を他より優先させる方法はあるのでしょうか? 価格条件が満たされていれば、すべての注文が同じように優先されます。注文が成立しやすいように、1つの大きな指値注文ではなく、いくつかの小さな指値注文を出すようにしてください。) 最後に Gon:興味深い質問をありがとうございました。引き続き、最新情報をお楽しみください。また、公式チャンネルの購読もお忘れなく。 Josh:心より、参加してありがとうございます!これからですよね! -実行が保証され、予期しないスリッページがゼロの指値注文- Read more: https://blog.usemate.com/mate-enabling-limit-order-on-bsc-with-guaranteed-execution-9782450da5b0 Webサイト Twitter Telegram Github Discord まとめ 指値注文が可能なMATEはDEXのセキュリティ問題や流動性の問題がクリアできれば使い勝手が良さそうなDEXになりそうですね。 昨今、様々なDEX系プロジェクトが誕生してきていますが、MATEの今後の動向が気になるところです。 CRYPTO TIMESでは、MATE以外にも様々な新興プロジェクトのAMAを主にTelegramで開催しています。 生でAMAに参加すると、海外の人の熱量など記事では伝えられないものをたくさん感じられるので、 「良さげな新しいプロジェクトないかな?」 という方は是非、公式 Twitter(@CryptoTimes_mag)や本公式サイトをチェックして、AMAイベントに参加してみてください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
レポート
2021/08/16『MDEX』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事ではDEX系プロジェクト「MDEX」について、先日行われたAMAイベントを元にQ&A形式で解説していきます。 昨今Uniswapや1inchなどの分散型取引所(DEX)が仮想通貨市場で注目を集めています。DEXには「トークン交換を中央集権的な一部の企業に依存せずに行える」という魅力がある一方、手数料が高額だったり、トークン交換に時間がかかったりするのが現状です。 今回紹介するMDEXは、上記のようなDEXが抱える課題を克服するためのDEXプロジェクトです。 本稿では主に下記の流れで説明していきます。 ・どんなプロジェクトなのか ・どんな問題を解決できるのか ・競合と比較した時の強みはなにか ・トークンを持つメリット ・その他細かい部分に関する内容 「MDEXについて知りたい」 「最近のDEX事情について知りたい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 また、MDEXの基本的な使い方はこちらの記事でも確認していますのでぜひともチェックしてみてください。 HECOやBSCなどのマルチチェーンに対応したAMM『MDEX』の使い方や特徴を徹底解説 - CRYPTO TIMES MDEXの概要 MEDXの概要 ティッカー/通貨名 $MDX/Mdex トークンアロケーション 49%:流動性マイニング・取引マイニング(HECO)、31%:流動性マイニング・取引マイニング(BSC)、10%:チーム報酬、7%:初期投資家へのシェア、3%:広告 主な提携先 Binance、Huobi 時価総額 約835億円(8/7時点) 特徴 HuobiのHECO、BinanceのBSC、Ethereumといった複数のチェーンでの取引をサポートし、さらにこれらの長所を組み合わせることで高性能な複合DEXを目指す。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Telegram(Official Channels) Discord Medium MDEXはHECOやBSC、Ethereumといった様々なチェーンに対応したDEXを主に手掛けているプロジェクトです。 MDEXでは、幅広い種類のトークンのスワップや流動性マイニングが可能となります。また、MDEXはDEXだけでなく、IMO(Initial Mdex Offering)、DAOも統合したDeFiプラットフォームの構築を目指しています。 MDEXのAMA 今回のAMAにはMDEXのCMOであるKiko氏が参加してくれました。 自己紹介、MDEXを開発した背景やチームについて教えてください。 こんにちは、MDEXのCMOのKikoです。私は3年前から暗号通貨の市場に身をおいています。私は、暗号通貨産業、特にDeFiにおいて幅広い経験を持っています。 MDEXは、市場におけるエキサイティングで革新的なプロジェクトであり、同業他社に比べて短期間で大きな進歩を遂げています。暗号通貨業界に入ってからは、決して後ろを振り返ることなく、この分野についてできる限り多くのことを探求することを目標としています。 MDEXについて、またMDEXの最も大きなメリットを教えてください。 MDEXの当初の意図とビジョンは、 DEX IMO(Initial Mdex Offering) DAO を統合した複合的なDeFiエコロジーの創造から始まりました。私たちは、信頼性が高く、多様性があり、費用対効果の高い顧客体験を提供することを約束しています。 MDEX.COMは、BSC、HECO、ETHの分散型クロスチェーン取引をサポートしており、その取引量はCoinMarketCapやCoinGeckoのDEXで1位を獲得しています。 MDEXは、HECOの低い取引手数料とイーサリアムの繁栄という利点を組み合わせることで、複数のチェーンの強みをさらに取り込み、流動性マイニングと取引マイニングの「デュアル・マイニング・インセンティブ」によって参加者のリターンを最大化する高性能な複合DEXエコロジーを目指しています。さらに、買戻しとバーンを行う仕組みにより、価値獲得のための自己完結型の無限ループを実現します。 詳しくはこちらのリンクから各種リンクに飛ぶことができるので、ぜひともチェックしてみてください。 Official website: www.mdex.com Discord: https://discord.gg/3TYDPktjqC New Medium account: https://medium.com/@MdexOfficial New Twitter account: https://twitter.com/Mdexswap Global Telegram: https://t.me/MdexEN Official Channels: https://t.me/MixDexAnn MDEX Russia: https://t.me/MDEXRUSSIA MDEXが解決できる問題は何ですか? MDEXは、DEX、IMO、DAOを統合したDeFiプラットフォームの構築に取り組んでおり、より多くの高品質なアセットに対してワンストップ流動性サービスを提供すると同時に、ユーザーにはより安全で信頼性が高く、多様且つコストパフォーマンスの高い取引体験を提供しています。 最高の取引体験、低い取引コスト、最速の取引スピードを求めるユーザーの方々には、是非MDEX.COMを使用して欲しいです! -因みにMDEXのサイトが昨日から開けませんがメンテナンス中ですか? 現在、MDEXアクセスするには www.mdex.co or www.mdex.me のどちらからかアクセスしてください! 競合する他プロジェクトと比較し、どのような点がMDEXの強みでしょうか? パブリックチェーンであるEthereumのデータエコロジーが拡大するにつれ、UniSwapに代表されるDEX取引における「高いガス料金」「遅いブロック認証」「高い取引スリッページ」などの問題に、ユーザーからの不満は高まっています。 MDEXは、HECOとBSCの高いTPS性能を活用することで、ガス代の高さやブロック認証時間の長さといった問題を大きく改善しています。4月8日にMDEXがBSCでサービスを開始して以来、BSCの優れた生態系がMDEXのさらなる発展を実現するための大きな後押しとなり、MDEXの取引量、ロックアップ量、ユーザー数は過去最高を記録しています。 MDEXトークンのユーティリティはなんですか? MDEXのプラットフォームトークン「$MDX」の総供給量は約10億で、そのうち10%はチーム運営や技術研究開発などのチーム報酬として使用され、スマートコントラクトによってローンチ後24ヶ月かけてアンロックされます。そして7%は、MDEXの発展のためにより有益な資金やリソースを提供するための初期投資家へのシェアとして使用され、3%は市場プロモーションやブランド構築に使用されます。これら2つのシェアは12ヶ月でロックが解除されます。残りの49%と31%は、それぞれHECOとBSCの流動性マイニングと取引マイニングに使用されます。 MDXの活用シーン $MDXは、MDEXのコアとなる取引所トークンとして保有者の権利を表すだけでなく、実用的な利用価値も備えています。具体的には下記のような場面で使用できます。 $MDXはコミュニティ主導の分散型プロジェクトであり、MDEXのコミュニティガバナンスに使用することで、コミュニティの主要な問題に関する意思決定を行うことができます。例えば、取引手数料の比率の投票、その他の重要なルールの見直し、トークンの定期的な買戻しやバーンに伴うデフレ達成の判断などです。 リストは以下の通りです。 1.1 投票 総合的な評価は、プロジェクトの取引量とロックされた総価値によって行われ、MDXユーザーの投票によって決定されます。 1.2 買い戻しとバーン MDXは取引手数料として0.3%を徴収し、手数料収入全体の66%を$MDXの買い戻しとバーン、$MDXを担保にしているユーザーにエアドロップするためのHTの購入に充てています。このうち、上記の配分比率の40%は$MDXの買戻し・バーンに、残りの60%は$MDXを抵当に入れているユーザーにエアドロップするためのHTの購入に充てられており、そのチェーンは透明性のあるものとなっています。 2 スタンダードな資金調達トークン $MDXは、MDEXプラットフォームをベースにした非中央集権型の資金調達プロトコルであるHT-IMOで使用されるスタンダードな資金調達トークンでもあります。ETHを使ってEthereumプラットフォームでICOを行うのと似ていますが、IMOが広く使われるようになれば、より大きな価値を持つようになるでしょう。 IMOはすでに実施されましたか? はい、IMOはすでに実施され、最初のIMO(Initial Mdex Offering)では、8,874人以上が参加し、資産総額は3億8700万ドル以上になりました。 現在、MDEXはBSC、HECO、Ethereumなどの複数のチェーンに対応しています。今後、対応するチェーンの数は増えていくのでしょうか?その場合、どのように決定されるのでしょうか? DEX開発の方向性は、良いユーザー体験を提供し、利益を保証し、投資を保護するものでなければなりません。これらの期待に応えられないプロジェクトは必ず失敗します。 DEXの競争環境は必然的にマルチチェーン展開と相互運用性になります。なぜなら、DEXでもCEXでもコアは「価値交換」だからです。1つのチェーンでしか交流できないのであれば、トークンが自由に流れるバリューハブを夢見るのはナンセンスです。ですから、マルチチェーン展開はDEXが発展するための大きな流れとなっています。 MDEXの競合優位性としては、 トランザクション・マイニング補助金(手数料0) 低スリッページ 主流トークンのDepth などで、これらは良質なユーザー体験に集約されます。 プラットフォームのため、また、DeFi業界のために境界を広げながらプロジェクトを進めていきます。 -この回答を読むとマルチチェーン対応とかインターオペラビリティは必須って感じが読み取れますね。 MDEXは、HECOチェーンで大きなTVLとボリュームを獲得した後、他のチェーン展開でもうまくいっていると思います。今後、新たなチェーンを統合する際に、ユーザーを惹きつけ続けるためにはどうしたらよいとお考えですか? MDEXは、DEXの中でリーダー的存在になるまで、あらゆる面でHECOやBSCのサポートがありました。ですが、市場で人気を博している大きな理由の一つは、MDEXの製品特性の強さだと思っています。 優れた製品デザインと、早期参加による収益性の高いマイニングにより、MDEXのトラフィックを順調に増加させることができました。 MDEXは、製品の改良を続け、より多くの機能、より良いユーザー体験、より多くの収益機会を生み出しています。将来的に、さらに多くのパブリックチェーンと接続されれば、MDEXは他のパブリックチェーンユーザーからも人気を集めると思います。 マルチチェーン展開 クロスチェーンプロトコル バーニングメカニズム 新市場機能 IMO など、これらの革新的な機能はすべて市場で歓迎されています。MDEXは、さらなる成長のために、より広い空間を求めて止みません。「花が咲けば、蝶がやってくる」という言葉があります。MDEXは、ユーザーの利益を優先するという原則を守り、富の効果がある限り、人々はMDEXに参加すると固く信じています。 MDEXは、WeStarterやHuobiとも強力なパートナーシップを結んでおり、これが成功の理由のひとつだと思います。今後、HECO以外のエコシステムをどのように拡大していく予定ですか? HECOにおけるMDEXの現在の発展は、 MDEX自体の低いスリッページ トランザクション・マイニング・フィーの補助 基本的に0のガス料金 豊富なアセット・タイプなどの利点 Hecoのサポート などが主な要因となって、非常に良いものとなっています。 しかし、MDEXをより大きくするためには、チェーンやプラットフォーム、エコシステムを超えて、さまざまなアプリケーションやシナリオをつなぐ必要があります。マルチチェーンで高性能な複合生態系DEXの構築は、常に我々の努力の方向性であり、今回のBSCの導入は必須でした。 次のステップとして、ETHやOkexChain、DOTなどのパブリックチェーンのレイアウトがあります。我々のクロスチェーンへのステップは一度始まると、異なるエコシステムの異なるユーザーが満足するまで、止まることはありません。 MDEX Trade Miningはとても良いと思います。最近では、1inchも同様の取り組みを始めています。今後、ユーザーが報酬を得られるような、このような新しい機能はありますか? 7月19日、MDXを長期的に保有していただくために「Boardroom Lockup」という新しい機能を導入し、より多くの資金や株式を投資することで、積極的な参加者に報いることにしました。 Boardroom Lockupの具体的なルールは以下の通りです。 1. Boardroom(日本語表記では取締役会)ロックアップ機能では、$MDXトークン単体のステーキングにおいて、異なるロックアップ期間をサポートするようになりました。つまり、ユーザーはボードルームのシングルトークンのステーキングプールにおいて、現在、30日、90日、180日、365日のポジションを簡単に選択してロックアップすることができます。 2. ユーザーは、リターンを得るために異なるロックアップ期間を選択できます。ロックアップ期間が長ければ長いほど、報酬のウェイトが高くなります。つまり、同じ金額のステーキングでも、ロックアップ期間が長い方がロックアップ報酬は手厚くなります。 3. ユーザーは、ボードのロックアップ期間中に元本を引き出すことはできませんが、ロックアップされた報酬はいつでも引き出すことができます。 4. ロックアップポジションが失効した後、対応するロックアップの未請求の収益がある場合、自動的にユーザーのウォレットアドレスに収益を転送します。 - ユーザーが多くのインセンティブ機会を得られる仕組みは素晴らしいと思います。 最近、中国の暗号資産に対するネガティブなニュースが多いが、MDEXはこれを踏まえてどのように対応しますか? 中国の暗号通貨に関するニュースが多いことには同意しますが、MDEXは中国に拠点を置いていませんし、MDEXは完全に分散化されています。ですから、中国の規制がMDEXに影響を与えることはありません。 私たちは、グローバルな規制の展開を見守り、それに応じて調整していきます。 ユーザーがMDEXを長期的に使うことや、$MDEXトークンを持ち続けることにはどのようなメリットがありますか? 1. MDEXはデュアルチェーン(BSC+HECO)を展開し、資産のクロスチェーンブリッジをサポートしており、一般ユーザーにとって便利で迅速なサービスを提供しています。 2.完全な製品機能:リキッドマイニング、トランザクションマイニング、ボードルーム 、IMO、買戻しと破壊など、ユーザーの様々な取引ニーズを満たしています。 3. トランザクションマイニングを行うと$MDXに報酬が支払われ、一般ユーザーは手数料が約0円で、ほとんど損失のない取引を体験できます。 4. 主要通貨の取引深度はネットワーク全体で常にトップ3に入っており、ユーザーは最もスリッページロスの少ない取引を体験でき、ユーザーの利益を守ることができます。 5. MDEXはDeFi業界をリードする取引所として、安全で安定しており、安心して取引することは一般ユーザーの核心的な要求です。 プロジェクトの現在のステージと、今後のマイルストーンやニュースはありますか? DEXの今後の展望は、マルチチェーン展開と相互運用性が必然的に求められます。なぜなら、DEXもCEXもコアは価値交換だからです。ユーザーが1つのチェーンでしかやりとりできないのであれば、トークンはスムーズに流れません。そうなると、バリューハブは問題外となります。そのため、DEXでマルチチェーン展開をするのは必然的な流れと言えるでしょう。 MDEXは2021年1月19日にトランザクションマイニングとリクイディティマイニングを正式に開始し、2021年6月5日には最初の半減期を迎えました。過去6ヶ月間で、MDEXは両チェーン(すなわちHECOとBSC)での展開に成功しました。デュアルチェーンでの最高TVLは57億ドルを超え、累積取引額は3,400億ドルを超えました。 2021年2月6日、MDEXはBoardroom repurchase と burn poolを開設し、買戻し価格(72時間平均価格)がトリガーされると、自動的にMDEXの買戻しとバーンを実行するようになりました。それ以外の場合は、資金は買戻しプールに入り続けます。現在までにMDEXは6,687万個の$MDXトークンをバーンし、使用した買戻し資金の総額は1億7,000万ドルを超えました。MDEXのボードルームでは、合計2億2,000万ドルのリワードを配布しました。 MDXの応用シナリオを充実させるため、第1回目の「Burning Black Hole」では464,000個以上のMDXをバーンしました。配布されたMDXの報酬を差し引くと、最終的な実際の燃焼量は417,600MDXを超えました。最初のIMO(Initial Mdex Offering)には8,874人以上が参加し、資産総額は3億8700万ドルを超えました。 次のステップとして、MDEXのブランド力を海外にも広げ、MDEXのトランザクションマイニングやリクイディティマイニングなどの応用シーンをより多くのユーザーに知ってもらいたいと考えています。 今後、日本でのビジネスをどのように展開していきますか? 私たちは、日本を含むすべての地域への認知度を高めるために、M-angelの採用プログラムを開始しました。 多くの日本人が興味を示してくれており、すでに一緒に仕事をしています。また、日本のメディアを通じてプロモーションを行い、日本の皆様にもっと知っていただけるようにしていきます。 M-angelへの参加に興味のある方は、こちらをご覧ください。 https://mdexdoc.gitbook.io/doc/activity/mdex-is-launching-its-second-round-of-m-angel-recruitment コミュニティからの質問 MDEXは競合他社が多いですが、勝つために開発力やマーケティングなど、何に力を入れますか? 私たちは、MDEXを競合他社よりも優れたDEXにするためのいくつかのユニークな機能を持っています。いくつかの特徴とは、トランザクションマイニング、買戻しと破壊、取締役会、そして年率が非常に高いことです。 今後、決済プロバイダー企業との業務提携などのお考えはありますか? プロジェクトを成功させるためには、パートナーシップが重要であり、これは私たちの優先事項のひとつです。我々はすでにいくつかのパートナーシップを結んでおり、プロジェクトの長期的な持続性をもたらす貴重な企業とのコラボレーションやパートナーシップにも取り組んでいますが、決済プロバイダーとのパートナーシップについてはコメントできません。今後、何かあればお知らせします。 既存の提携先については、当社ウェブサイト(https://mdex.com/#/)でご確認いただけます。 polygonへの対応予定があると聞いています。いつ頃か回答可能なら教えてください。 はい、これは現在パイプラインに入っており、将来的にはより多くのチェーンをサポートする予定です。具体的なスケジュールや詳細は追ってお知らせします。私たちのアナウンスメントチャンネルにご注目ください これから先にMDEXを模倣したプロジェクトもたくさん出ると思います。そういうプロジェクトに負けないための想いを聞かせてください まず、mdex.comを模倣したプロジェクトが出てくることを恐れていません。 私たちはオープンソースであり、誰もがオープンソースプロジェクトをフォークすることができます。競合他社よりも優れている点をいくつか挙げてみましたが、今日のDEXをリードしているのは私たちであり、技術的にもMDEXは傑出した存在であり続けると思います。 初心者の参入を促進するための取り組みはありますか?また日本に期待する点はありますか? そうですね、MDEXは初心者の方にも使いやすいと思います。誰でも簡単にmdex.coを使うことができますし、私たちは初心者がmdex.coを簡単に使うことができるように多くのガイドを用意しています。 ここでは、リクイディティとトレードマイニングのガイドをご紹介します。 MDEXトレードマイニングの実施方法: https://www.youtube.com/watch?v=jwzbZmhjsUo 流動性マイニングの実施方法(PC版) https://mdexofficial.medium.com/how-to-conduct-liquidity-mining-pc-version-b74fe6c2e13c?postPublishedType=initial 流動性マイニングの実施方法(モバイル版 https://mdexofficial.medium.com/how-to-conduct-liquidity-mining-mobile-version-405d0c88b0cf?postPublishedType=initial Mdexでのトレードマイニングの実施方法(PC版 https://mdexofficial.medium.com/how-to-conduct-trade-mining-in-mdex-pc-version-1f3a5bce32a4?postPublishedType=initial Mdexでのトレードマイニングの実施方法(モバイル版 https://mdexofficial.medium.com/how-to-conduct-trade-mining-in-mdex-mobile-version-c988e269a699?postPublishedType=initial まとめ いかがだったでしょうか? 筆者自身はいち暗号通貨ユーザーとしてCEXもDEXも利用しますが、CEXはビットコインの価格急落時はまともに板が機能しなかったり、DEXはスワップする度に高額なGas代がかかったりなど、どちらも一長一短、得手不得手があると感じています。 なので今後、MDEXが目指す従来のDEXの欠点を克服するような取引所が出てくれば是非使ってみたいと思います。 DEX、今後の暗号通貨取引所の動向を追っていきたい方はMDEXの情報をチェックしておくといいかもしれません。 MDEXの基本的な使い方はこちらの記事でも確認していますのでぜひともチェックしてみてください。 HECOやBSCなどのマルチチェーンに対応したAMM『MDEX』の使い方や特徴を徹底解説 - CRYPTO TIMES - MDEX 公式リンク- Official website: www.mdex.com Discord: https://discord.gg/3TYDPktjqC New Medium account: https://medium.com/@MdexOfficial New Twitter account: https://twitter.com/Mdexswap Global Telegram: https://t.me/MdexEN Official Channels: https://t.me/MixDexAnn MDEX Russia: https://t.me/MDEXRUSSIA
レポート
2021/07/04『Moma』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事では「Moma Finance」について、先日行われたイベントの内容を元にQ&A形式で解説していきます。 単純なレンディングとアグリゲーター機能のみを搭載したプロジェクトが多い中、Moma ProtocolはFactoryとLaunchPoolまで対応予定の非常に興味深いプロジェクトです。(FactoryとLaunchPoolについては後ほど説明します。) 本稿では大まかに下記の流れで説明していきます。 ・どんなプロジェクトなのか ・どんな問題を解決できるのか ・競合と比較した時の強みはなにか ・Momaトークンの使い道はなにか ・その他細かい部分に関する内容 世間ではびこっている仮想通貨に関する情報の多くは、発信者の都合やバイアスによって歪められるものです。 本記事では、プロジェクト「内部」の人の話を「直接」伝えてきます。 「Moma Protocolについて知りたい」 「DeFiレンディング市場について知りたい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 また、Moma Financeでは7月6日にBounceでのIDOが実施が予定されています。 こちらのIDOは現在、Whitelistのプロセスが6日15時までOpenしているので、IDOに実施したいユーザーは忘れないようにしましょう。 詳細の記事はこちらより読むことができます。 https://twitter.com/Moma_Finance/status/1411309246281617418?s=20 Moma Financeの概要 Moma Financeの概要 ティッカー/通貨名 $MOMAT / Moma Protocol Token トークンアロケーション Advisors:3%、Foundation:67%、Private Sale:14%、Public Sale:1%、Team:10%、Seed Sale:5% 主な提携先 N/A 時価総額 N/A(7/6にIDO) 特徴 Factory(Launchpool,LendingPoolの作成) ,、LaunchPool、Lending、Aggregatorを備えたプロジェクト。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Medium Discord ドキュメント Github 初期の仮想通貨市場では、利益を出すには値上がりした通貨を売却する方法しかありませんでした。 しかし、昨今の様々なプロジェクトや市場の発展により、レンディングやステーキングといった「仮想通貨を運用して利益を出す方法」が確立されつつあります。 仮想通貨運用の中心にいるのがDeFiですが、DeFi市場は参入障壁が高いことや一般ユーザーは手数料を払うだけで利益を挙げられない点が、「多くのユーザーがDeFiを利用できるようにすべきだ」と考える人々にとっては問題視されています。 Moma Financeは、そんなDeFi市場における様々なニーズに対応するためのプロジェクトです。 Moma FinanceのAMA 今回のAMAにはMoma Finance CEOのOcean氏が参加してくれました。 自己紹介 皆さん、こんにちは! 私は、ブロックチェーン業界の起業家であるOceanです。 2017年から、Gravity(30万人以上のトークン保有者がいる最大のEOSノード)、Lichang.io(100万人以上のユーザーがいるコミュニティアプリ)、TokenUp Wallet(10万人以上のユーザー)などのプロジェクトを構築してきました。 私は、中国のブロックチェーン・コミュニティの中では、「おなじみの名前」や「ベテラン」と言えると思います。 そして、私は現在は、Moma FinanceのFounder & CEOです。私自身は長期的な視点を持ち、理想主義者だと言えるでしょう。私は、革新的なことをするのが好きで、0から1になる過程を楽しみたいと思っています。 毎回成功するわけではないですが、自分とチームの努力で世界を変えようと常に考えています。 CryptoTimes編集長 2017年から業界にいる連続起業家による新たなブロックチェーンプロジェクトというわけですね、非常に気になるところです。 Moma FInanceについて教えて下さい。また最もメジャーな強みは何でしょうか? Moma Protocolは、レンディング市場の流動性、スケーラビリティ、インセンティブの多様化、投機的ニーズを満たすソリューションです。 Moma Protocolを使えば、誰もがレンディング市場を作り、管理できます。本プロトコルは、独自のカスタマイズ可能なスマートコントラクトファクトリーを提供し、レンディングマーケットとユーザーに下記の3つの役割を提供します。 Factory Launcher Aggregator Factoryは、Launch PoolとLending Poolを作成・管理できるスマートコントラクトファクトリーです。 Launch Poolは、コミュニティマイニングのために設計された、カスタマイズ可能なPre-Lending Poolです。 コミュニティトークンは、Launch Poolを通じてあらゆるプロジェクトに配布できます。 Lending Poolは、カスタマイズ可能なレンディング市場プールで、過担保な融資構造を持っています。このプールは、あらゆる市場での貸し借りをサポートできます。 Aggregatorは、プールと市場データに基づいた計算機と分析機を意味します。暗号通貨の貸し借りやコミュニティマイニングのためにパーソナライズされたDeFi需要を、ユーザーが解決するのに役立つのです。 Factory Launcher Aggregator という3つの機能を搭載したのがMoma Financeです。 CryptoTimes編集長 個人的にはFactoryが自分で作れるのかとかも気になります。 Moma Financeはどのような問題を解決するのでしょうか? Moma Protocolは、 レンディング市場の流動性 スケーラビリティ インセンティブの多様化投機的なニーズ を満たすソリューションです。 現在、市場にはDeFiレンディング市場の流動性を提供するプラットフォームが存在しますが、Moma Protocolは、Aave、Compound、Creamなどの競合製品と比較して、より拡張性の高い設計の製品となっています。また、既存の機能の拡張だけでなく、さまざまな独自機能を搭載しています。 他のDeFiレンディングプラットフォームの中には、プールが1つしかないものもありますが、Moma Protocolでは、Factoryを利用して、ユーザーがカスタマイズできるプールを無制限に増やすことができるため、プラットフォームのユーザーに無限の種類のインセンティブトークンを提供できます。 また、私たちは、誰もがDeFiレンディング市場を創造し、参加し、収益を得ることができるべきだと考えており、ここではINFINITE LIQUIDITY(無限の流動性)を目指しています。 競合と比較した際の強みは何でしょうか? 競合プロダクトと比較した場合、Moma Protocolの優位性は主に以下の点があります。 1. 無制限なマーケット Momaは無制限のアセットに対応できますが、Aave、Compound、Creamは限られたアセットにしか対応していません。 2. ユーザーによって定義されたプール Momaはカスタマイズ可能なプールソリューションを提供しますが、Aave、Compound、Creamにはありません。 3. アプリケーションシナリオ MomaのユースケースシナリオはLaunch、Lending、Aggregateに拡張されていますが、Aave、Compound、CreamのユーザーケースシナリオはLendingに限定されています。 4. インセンティブ・トークン Momaでは、Aave、Comp、Creamのトークンのみに限らず、インセンティブ・トークンの種類は無制限です。 5. リスクマネジメント Momaは、以下のような多面的で洗練されたリスク管理フレームワークを構築しています。トークンリスク評価データベース、リザーブプール、ステークス管理プール、内部告発メカニズム。Aave、Compound、Creamは、主に単一のトークンリスクフレームワークに依存しています。 6. 誰でも作れる ! 誰でも使える ! 誰でも稼げる ! CryptoTimes編集長 Momaはレンディング市場だけにフォーカスしたわけじゃないよってことですね。これを見ていると、レンディング系のプロトコルも次のステージに来てるんだなと感じますね。 Momaトークン($MOMAT)の利用用途は何でしょうか? Momaトークン($MOMAT)は、Momaプロトコルのネイティブガバナンストークンです。MOMATの有用性と使用例は以下の通りです。(これらに限定はされません) MOMAT保有者は、$MOMATをStakeして、当社のプラットフォームの収益の一部を得られます。 MOMATの保有者は、将来、プラットフォームの貸付市場やその他のサービスを利用する際に、一定の特典や利益を享受できます。 MOMATホルダーは、プラットフォームの開発や主要なガバナンスに参加するために投票を行えます。 MOMAT保有者は、MOMATをDAOプールにStakeしてインセンティブを得られます。 CryptoTimes編集長 $MOMAT を持つことで、基本的には収益の還元やガバナンスみたいなところですね。 ウェブサイトを見ると、MomaにはFactiryというユニークな機能があります。ユーザーは自分のレンディングプールやローンチプールを作ることができるようですが、このプロセスはどれくらい簡単で、誰でも作ることができるのでしょうか? Moma's FactoryはUniswapと同じようなものです。 Uniswapはトレーディングペアを作れますが、Momaはレンディングプールを作ることができます。 確かに誰でもプールを作れますが、正直なところ、レンディングプールの作成はトレーディングペアよりも少し複雑で、リスク管理のためのパラメータ設定が必要になります。 AaveやCompoundのような担保付きのレンディングプラットフォームの仕組みを理解している方であれば、すべてのプロセスがより簡単になるでしょう。 私たちは、独自のレンディングプールを運営したい人たちをガイドし、支援するための説明書を提供します。 今のところ、最初のプール構築者は、私たちのようなブロックチェーンプロジェクトチームと、CEXやトークンファンドのようなファンドを運営する機関だと考えています。 - ユーザーはFactoryでLending Poolを作ることでなにかインセンティブはありますか? Momaプロトコルでは、レンディングプールを作った人を奨励するためのインセンティブプールを設定します。インセンティブトークンは、TVLと貸し借りの取引で分けられます。 コミュニティからの質問 EthereumやBSCではFlashloan Exploitが非常に多く発生していますが、Moma Financeはどのように対処する予定ですか? 最近、DeFi市場ではFlashloan Exploitが多発しており、我々のチームもFlashloan Exploitに注意を払っています。 Flashloan攻撃の多くは、プロトコルが単一のデータソースから価格データを取得していることが原因です。しかし、Momaプロトコルでは、Committee Price FeedとDecentralized Price Feedの仕組みを組み合わせた独自のオラクルシステムを提供することで、マルチチャネルでの価格取得を実現し、価格操作の可能性を低減しています。 また、Momaのレンディング市場はサブマーケットで構成されています。仮にある市場でFlashloan攻撃が発生したとしても、他の市場の運営には影響を与えません。Moma Protocolのレンディング市場は、リスクの隔離をうまく行っています。 CryptoTimes編集長 ここでいうサブマーケットというのは、例えば、AaveでもCompoundなどは担保となる資産を預けたら、全ての資産をプールから借りることができます。でも、サブマーケットで1つずつレンディング市場が別れてるので、仮にAでなにか起きても、Bには影響ないよってことですね。 DeFi市場はここ1年で本格的に立ち上がってきましたが、まだ規制が明確でないことや、UIが分かりづらくて使いづらいことがあります。Moma Financeはこれらの問題をどのように解決していますか? 私自身もDeFiユーザーですが、DeFiプロダクトを使っていて多くのユーザーエクスペリエンスの問題に遭遇しました。特にインターネット上に存在するプロダクトのユーザーエクスペリエンスと比較すると、DeFi製品には改善の余地がたくさんあります。 Moma Protocolのユーザーエクスペリエンスについては、まず、この問題を非常に重要視しています。 ユーザーコンバージョンを達成できるかどうかは、この点が重要ですよね。そのため、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために多くの時間とリソースを投入します。 また、当社のプロダクトチームはインターネットプロダクトに関する豊富な経験を持っていますので、Moma Protocolのユーザー体験をより良く改善することができるでしょう。 レンディング市場にはすでに多くの競合他社が存在するが、ユーザーを引き付けるためにどのようなことをおこないますか? Momaはゼロスタートのプロジェクトではありません。Momaのチームは、過去2年間で100万人の登録ユーザーを持つコミュニティアプリを完成させました。中国では、私たちは素晴らしいユーザーベースを持っています。 もちろん、海外のDeFiコミュニティの重要性も認識していますので、多くの海外企業を投資機関に紹介し、彼らの協力を得て多くのKOLを登用することで、Momaに長期的な影響力とユーザーをもたらしてくれます。 Momaはマルチチェーンのプロトコルです。異なるパブリックチェーンにプロダクトをデプロイすることで、より多くのユーザーを獲得し、より多くの価値を生み出します。 Ethereumでのプロダクトローンチを終えた時点で、BSC、Heco、Polkadotの3つが計画に入っていました。 Momaプロトコルには、とても重要な機能があります。それは、Launch Poolです。どのDefiプロジェクトでも、Launch Poolを作ることで、コミュニティの初期のトークン配布を完了させることができます。これはIDOと多少似ていますが、ユーザーは様々な種類の暗号化された資産を賭けることが可能なので、リスクは全くありません。 ロスレス・マイニングを完成させること。この機能はプールの拡大をもたらすことができ、私たちにもユーザーをもたらしてくれます。 - Binance Launchpoolと一緒のものを考えたら良いですか? 同じ機能で、MomaのLaunchpoolは、スマートコントラクト版、パーミッションレス版、トランスペアレント版があります。 ビジネス開発の面では、以下のような計画と目標で進めています。 1~2週間 私たちの製品と最初のLaunch Poolが稼動します。 私たちはより多くの質の高いプロジェクトをパイプラインに入れ、市場の注目と資本参加を集めるために高利回りを利用していきます。 3~6ヶ月 DeFiプラットフォームとの戦略的提携により、他の競合プラットフォームのギャップを埋めるべく、多品種のトークンレンディング市場を提供していきます。 ユーザー側については、プロジェクトアンバサダー計画、継続的なコミュニティイベント、DAOの立ち上げ、トラフィックの良い他のプラットフォームとのインセンティブプログラムなど、さまざまなユーザーファーストのキャンペーンを積極的に展開し、参加を促していきます! $MOMATの保有者は利益を享受できるとありました。少し具体的な例を教えていただけないでしょうか? 貸し出しプロトコルであるMomaには金利の収入があり、$MOMATの保有者はその収入を分配できます。 また、$MOMATの保有者は、ステーキングを行うことによってより多くの$MOMATやその他様々なプールインセンティブトークンも得られます。 日本市場に対してどのような印象を持っていますか?例えば、Polkadotの上にDappsを構築することを考えているようですが、Plasm(日本人が開発したParachain候補者)の上にDappsを構築することも考えていますか? 現在、計画中のマルチチェーンの目標としては、polkadotのみを考えています。 私たちは、他のパブリックチェーンやL2プロトコルを試してみたいと思っています。Plasmは素晴らしいプロジェクトであり、私たちはそのエコロジーパートナーであることをとても嬉しく思っています。 正直なところ、日本のDeFiコミュニティは私たちには少し馴染みがありませんが、今回のAMAのようなコミュニティ活動を通して、私たちも日本のDefiコミュニティの活力を感じています。Momaのために日本のコミュニティを作り、皆さんに参加していただきたいと思っています。 ステーキング報酬のトークンの種類は無限のようですが、momat以外のリワードは誰が用意しますか?作成者が用意するとなると、トークンを持つプロジェクトの作成者以外は難しいのではないでしょうか? 他のDeFiプロジェクトのように、Launch PoolやLending Poolを作ってくれるパートナーがたくさんいて、彼らがある種のインセンティブ・トークンを提供してくれるでしょう。これはあくまでも第一段階です。 今後は、様々なコミュニティのレンディングプールが作られ、スポンサーやインキュベーションによってプロジェクトにインセンティブ・トークンが注入されていきます。 このようにして、コミュニティとDefiのプロジェクトは完璧な協力関係を築き、Win-Winの関係を築くことができるのです。 最後に Moma Protocolの詳細を知るために時間を費やしていただき、ありがとうございます。 DeFiレンディング市場には、すべての人のために作られ、カスタマイズや流動性に境界や制限のないソリューションが必要であるという私たちの信念に共感していただける方は、ぜひMoma Protocolに参加して、一緒に旅を楽しみましょう!私たちのTelegramに参加してください: https://t.me/Moma_Official また、Moma Protocol Airdropは現在進行中で、誰でも5000ドル相当の報酬を獲得するチャンスがあります。 https://gleam.io/gYM22/moma-protocol-airdrop まとめ いかがだったでしょうか? DeFiは仮想通貨初心者が使いこなすにはまだまだハードルが高い分野です。 今後Moma Financeのようなプロジェクトによって「かんたんに」「稼ぎやすく」なるといいですよね。 今後もCRYPTO TIMESでは、暗号通貨のあらゆる分野の情報を発信していくので、是非積極的にチェックしてみてください。 冒頭でも書いている通り、Moma Financeでは7月6日にBounceでのIDOが実施が予定されています。 IDOは現在、Whitelistのプロセスとなっておりが7月6日15時までOpenしているので、IDOに実施したいユーザーは忘れないようにしましょう。 詳細の記事はこちらより読むことができます。 https://twitter.com/Moma_Finance/status/1411309246281617418?s=20 -Moma Finance公式リンク- Webサイト Twitter Telegram Medium Discord ドキュメント Github
レポート
2021/06/26『OpenOcean』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
本記事では注目プロジェクト「OpenOcean」について、先日行われたAMAの内容を元にQ&A形式で解説していきます。 OpenOceanについて知ることで、仮想通貨取引プラットフォーム全体の動向を把握できます。 大まかな内容は下記です。 ・「OpenOceanとはどんなプロジェクトなのか」 ・「OpenOceanはどんな問題を解決できるのか」 ・「競合と比較した時の強みはなにか」 ・「OOEトークンの使い道はなにか」 ・「DeFiの規制や、UI、UXが良くないプロダクトが多い現状についてどう解決するのか」 ・コミュニティからのQ&A 「OpenOceanについて知りたい」 「仮想通貨取引プラットフォームの動向について知りたい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 OpenOceanの概要 OpenOceanの概要 ティッカー/通貨名 $OOC/OpenOcean Token 創設者 Cindy Wu 主な提携先 N/A 時価総額 N/A トークンアロケーション Community:2%、Foundation:70%、Private Sale:10%、Public Sale:1%、Team:17% 特徴 ETH、BSC上のAMM、Binance、CoinbaseなどのCEXの中から最適なレートで仮想通貨の購入が可能なプラットフォームの提供 公式リンク Webサイト Twitter Telegram Medium Discord Document ビットコインを始めとする仮想通貨は、初期段階では企業が運営する中央集権的な取引所(CEX)で取引が行われてきました。 そして、今ではUniswapや1inchなどの"特定の企業が運営していない"非中央集権的な取引所(DEX)が普及してきています。 様々な取引所が誕生し選択肢が増えた一方、ユーザー側は最適な取引のために無数のプラットフォームを行き来しなければなりません。 OpenOceanは取引プラットフォームが乱立することでの不便さを解決するためのプロジェクトです。OpenOceanのプラットフォーム上では複数の取引所の中で最適レートでトレードができます。 事前に押さえておくべき単語 アグリゲーター:暗号トレーダーが1つのダッシュボードを介して広範な取引プールにアクセスできるようにする金融プロトコル。 パブリックチェーン:誰でも自由にネットワーク参加可能なブロックチェーン。ブロックチェーンの種類はコンソーシアムチェーン、プライベートチェーン、パブリックチェーンの3つ。パブリックチェーンの代表はEthereum。 アービトラージ取引:同じ仮想通貨が異なる取引所間で価格が異なる場合、その差額で利益を出すトレード方法 AMM:取引のルールを"アルゴリズム"によって制御されたマーケットメイカー。 レイヤー2:ガス代の高騰やトランザクションの遅延を解決するために、トランザクションをブロックチェーン外で処理する技術の総称。Plasma、Optimistic Rollup、zk Rollupなどが例として挙げられる。 OpenOceanのAMA 今回のAMAにはOpenOceanのFounderであるCindy氏が参加してくれました。 自己紹介 OpenOceanの共同設立者であるシンディです。以前は、RBSでストラテジー・マネージャー、グローバル・プライベート・エクイティでシニア・インベストメント・ディレクターを務めていました。 ヨーロッパでポートフォリオマネジメントとヘッジファンドを中心としたファイナンスのマスタープログラムを卒業しました。2017年からは、ブロックチェーン分野のダイナミクスに注目し、クリプトへの投資を行っています。 私たちのチームは、伝統的な取引プラットフォームのリーディングカンパニーや、IBM、HP、インテルなどの多国籍IT企業、国際的な銀行から、平均10年以上の関連経験を持つ専門家が集まっています。 アグリゲーションプロトコルが暗号通貨のエコシステムに大きな価値を提供できるという信念のもと、我々のチームは2020年9月からOpenOceanを完全なアグリゲーションとして構築し始めました。 CryptoTimes編集長 OpenOceanのチームは2020年9月からのチームということで、かなり新規なチームなんですね。 1. OpenOceanについてとOpenOceanの最も強いポイントを教えてください。 OpenOceanは、深く最適化されたインテリジェント・ルーティングアルゴリズムを適用することにより、パブリックチェーンや取引所を集約し、トレーダーにとって最良の価格、追加手数料なし、最低のスリッページを見つける世界初のDeFi&CeFiフルアグリゲーターです。 スワップのアグリゲーション以外にも、OpenOceanはデリバティブ、イールド、レンディング、保険商品のアグリゲーションを行い、独自の複合マージン商品やインテリジェントなウェルスマネジメントサービスを開始する予定です。 また、OpenOceanは、ユーザーが自動的にアービトラージ取引を行うためのAPIやアービトラージツールを提供しています。 OpenOceanのビジョンは、暗号取引のための完全なアグリゲータを構築し、現在の断片的なDeFiおよびCeFi市場の孤立した島々をつなぐ架け橋となることです。 小規模な個人投資家や大規模な機関投資家に関わらず、誰もが最適な価格で取引を行い、様々な暗号資産クラスに独自の投資戦略を適用する機会を持つべきであると考えています。 CryptoTimes編集長 どういうことかを簡単に説明します。今、ETH,BSCとか色々なチェーンとその上のAMM、後はBinance、CoinbaseなどのCEXがあるかと思います。ユーザーがUSDTを持っていて、最安値でETHを購入したいと思い、OpenOceanを利用したら、その中から一番最適なレートで購入できるプロトコルだぜ!という感じです。将来的にはアグリゲーターだけじゃなくて、色々な機能を準備してるよというところです。 2. OpenOceanはどのような問題を解決しますか? 今日の暗号市場は、情報が非対称で断片化されており、様々な取引所やパブリックチェーンで取引を行うと、取引が非効率になります。多くのAMM取引所は、互いにサイロ化されており、相互運用性はほとんどありません。 このため、トレーダーは深い流動性を求めて、異なるプロトコルやブロックチェーンに資金を展開するか、スリッページの結果を背負うことになります。 Uniswap、YFI、1inchなどの分散型取引・アグリゲーションプラットフォームの急速な台頭や、DeFiの爆発的な流動性を目の当たりにすることで、アグリゲーターがいかに市場に大きな価値をもたらすかがわかります。 OpenOceanチームはOpenOcean.Financeのプロトコルを開発し、断片的な市場において対称的な情報と最良の価格をユーザーに提供することで、取引の効率を高めるためのワンストップな入り口をユーザーへ提供可能です。 3. 他の競合と比較したときの最も強いポイントは何でしょうか? OpenOceanは、世界初の、そして主要なCeFiおよびDeFiの暗号取引用フルアグリゲーターです。これは、分散型と中央集権型の両方の取引所を集約することを意味し、他のどの取引所も行っていません。 それに加えて、DeFiとCeFiの両方で、デリバティブ、イールドジェネレーション、レンディング、保険商品のアグリゲーションにも取り組み、独自の複合マージン商品やインテリジェントなウェルスマネジメント商品を発売する予定です。 また、当社は独自のアルゴリズムにより、トレーダーに最適な価格、低スリッページ、低いガス料金、追加料金なし、迅速な決済を提供しようとしており、最適な価格を見つけ、ルートを分割することで優位性を高めています。 機械学習の第一人者とともに、イーサリアムでより良い取引価格を提供するために、現在のシステムを補完するアップグレードに取り組んでいます。クロスチェーンスワップを開始し、ワンストップの取引体験をより促進していきます。 DEXのアグリゲーションについては、1inchとMatchaがOpenOceanの競合相手です。 1. より多くのパブリックチェーンを統合 OpenOceanは、ETH、ETH Layer2、BSC、TRON、ONT、Solanaなどのすべての主流パブリックチェーン上のDEXエコシステムを集約しています。また、OpenOceanはクロスチェーン取引をサポートします。 2. ユーザーの取引コストを低減 OpenOceanはユーザーに無料でサービスを提供しており、キャンペーン時にはユーザーのスリッページ損失をOOEトークンでさらに補助します。 3. 商品の拡充 スワップ取引に加えて、OpenOceanはDeFiにデリバティブ、利回り商品、レンディング、保険商品を集約します。 4. OOEトークンの使い道はなんでしょうか? OOEトークンは、保有者がOpenOceanの取引集約プラットフォームに支出・展開する際に恩恵を受けるインセンティブに反映されます。 ユーティリティーには下記が含まれます。 -ガス料金及び取引料金 OOEは、様々なパブリックブロックチェーン上のシングルチェーンスワップ及びクロスチェーンスワップ取引におけるガス料金又は取引料金として使用することができます。 -リクイディティマイニングと取引のインセンティブ リクイディティマイニングプログラムは、OpenOceanの自社DEX、OOSwap、およびパートナーDEXで実施されます。 -OpenOceanのVIP会員になって限定サービスを享受 一定期間、一定金額以上を使用したOOEホルダーは、異なるVIPレベルに付与されます。 -SaaSプラットフォームへのアクセス OpenOcean VIPメンバーは、機関投資家向けに設計された自動アービトラージツールを備えたOpenOcean SaaSプラットフォームに限定的にアクセスできます。 -手数料プレミアム VIP会員は、OpenOceanがアグリゲートする中央取引所での取引において、Taker/Maker手数料のプレミアム、取引手数料の補助、トークン引き出し手数料の補助などの特典を受けれます。 -複合証拠金プール OOEトークンは、異なる取引所間でのワンストップデリバティブ取引を促進するための複合証拠金商品の証拠金として使用できます。これにより、トレーダーは、複数のプラットフォーム間でヘッジを行う際に必要な担保としての証拠金が少なくて済み、資本効率を高められます。 -貸し出しの際のマージンとしての担保 5. ウェブサイトを見る限り、OpenOceanは現在5つのチェーンに対応しているようですが、今後のロードマップや対応予定のCEXなどがあれば教えてください。 正しくは、ウェブサイトに掲載されているEthereum、Binance Smart Chain、Ontlogy、Tron、Solanaの5つのパブリックチェーンですが、実はすでにEthereumのレイヤー2ソリューションであるLoopringも集約しています。 Loopringは、当社のPro版で取引すると見つけることができます。今後は、PolygonやAvalancheなど、さらに多くのパブリックチェーンを集約する予定です。 どのチェーンをアグリゲートするかは、コミュニティやソーシャルメディアの声によって決まります。 我々は最近の投票で44Kを超える投票を得ました。 CryptoTimes編集長 Twitterで集めたら、Polygonが圧倒的だったみたいですね。今後もこのようにコミュニティ手動の質問で決まるっぽいです 6. 最近、フラッシュローンによる資金流出がETH.BSCでも多く発生してますが、OpenOceanではこの問題をどのように対処しますか? ここ数日、悪用された事例を目の当たりにして残念に思っています。DeFiに対する恐怖感や不信感が広がってしまいました。皆様が安全に取引を行い、いかなる事件にも巻き込まれていないことを願っています。 OpenOceanはアグリゲーターであり、多くのチェーンとそのDEXの流動性と価格が検索される仕組みです。これは、フラッシュローンやその他のエクスプロイトが我々のプロトコルでは発生しないことを意味します。 セキュリティについての参考までに、私たちのすべてのパブリックに公開されたコントラクトは、内部手順およびCertiKやSlowMistなどの複数の階層のサードパーティセキュリティ監査会社によって監査されています。 そうは言っても、私たちは、私たちの基準に準拠したプロトコルと取引所のみの集約するため、セキュリティリスク、エクスプロイト、および脆弱性からユーザーを保護する責任がありますよね。 これが、当社のプラットフォームに主要な分散型取引所しか掲載されていない理由です。さらに、潜在的な詐欺コインからユーザーを守るために、取引ペアを制限しています。 7. OpenOceanは、Multicoin Capital、CMS、Keneticなどの評判の高いVCや、BinanceやOKExなどの取引所のVC部門からも投資を受けています。今後、彼らとどのように協力していく予定ですか? 戦略的投資家は、市場への露出、他のプロジェクトの紹介、AMAなどの面で多くのサポートをもたらしてくれました。また、一部の投資家とは、彼らのファンド投資戦略をOpenOceanに適用するために協力する予定です。 Binanceについては、OpenOceanはBSC上にDEXアグリゲーターを構築しており、すでにBinanceをアグリゲートしています。OpenOceanは、BSCとBinance間のアービトラージ、エクスプロイトの回避方法などの技術的な問題についてBSCと常に議論しています。 CryptoTimes編集長 Binanceは既に統合されているみたいですね。色々と動きも早いです。 8. DeFi市場は去年から本当に盛り上がっていますが、まだ規制も曖昧だったり、UIが分かりづらくて使いづらくUXをそこなっていることも多いです。OpenOceanはこれらの問題をどのように解決していますか? DeFiには、技術的に備わっている多くのプライバシー機能があり、例えば、トレーダーが自分のウォレットをOpenOceanに接続してスワップを実行しても、誰が裏で糸を引いているかはわかりません。 私たちが見ることができるのは、ブロックチェーンネットワークで公開されているアドレスと取引のハッシュだけです。 しかし、OpenOceanの集約されたCEXでの取引を希望する場合には、あらゆる管轄区域の法律/規制に違反しないように、厳格なKYC要件を導入しています。これは、ユーザーとプロジェクトを保護するためであり、いかなる場合でも妥協することはありません。 DeFiの業界はまだ歴史が浅く、技術の成熟も早いため、複雑なUI/UXが多く見受けられます。私たちは、初心者やスワップトレーダーにとって非常にシンプルで使いやすい「Classic」と呼ばれる端末と、より洗練され、CEXとDEX間の取引や手動アービトラージ取引など、より多くの製品や機能を提供する「Pro」と呼ばれる端末の2種類を提供することで、この問題に対処しようとしています。 また、ユーザーが当社のプラットフォームを快適に使用し、ミスを犯さないようにするために、ドキュメントを提供し、トレーニングセッションも行います。 9. CeFiにも統合する予定のようですが、DeFiがCeFiを破壊する未来は考えていないのでしょうか? 私たちは、DeFiとCeFiの両方に目的があり、ユーザーに価値を提供できると考えています。この2つの世界にはしばしば相互作用があり、ユーザーの中にはどちらか、あるいは両方を使いたいと考える人もいます。 最近、DeFiから非常に大きなイノベーションが生まれていることは間違いありません。これは今後も続き、CeFiを凌駕するほどになると信じています。 私たちのプラットフォームの主な目的は、 ユーザーができるだけ多くのオプションを検索できるようにする DeFiやCefiに関係なく最高のオプションを提供する ユーザーが取引内容を選択できるようにする ことです。 私たちは単純に、ワンストップのプラットフォームで、最も多くの、そして最高のオプションを手に入れられるようにしています。 10. OpenOceanを長く利用してもらうためにユーザーに対してのマーケティング戦略はどう考えていますか? 私たちはOpenOcean上で様々なキャンペーンを行い、また他のプロジェクトと協力してトレーディングコンテストや報酬を提供してきました。最近のキャンペーンは、20万アドレス達成を記念した取引イベントになります。 トークン発行日には、初期のユーザーや支援者の方々に報いるため、2回に分けてOOEの1.9%である19,000,000を配布します。なお、エアドロップの対象となる個人アドレス数は17万件以上です。 OOEトークンの34%を、流動性提供者や当社ユーザーを奨励するために、流動性採掘・取引コンテストに配分する予定です。この配分は、当社のマーケティング戦略および製品開発戦略に基づいて行います。 また、OpenOceanアンバサダープログラムを立ち上げ、アンバサダーや共同開発者を巻き込んでOpenOceanの普及に努めます。 CryptoTimes編集長 OpenOceanのアンバサダープログラムや流動性マイニングなど、色々なマーケティングでユーザーを増やしていくようですね。 一般の方からのQ&Aセッション - 貴方達は取引ペアを制限しているとのことですが、リスティングの基準はありますでしょうか? 上場する前に、そのコントラクトが監査されているかどうかを確認します。 また、一定期間の取引量を観察し、DEXに十分な流動性があるかどうかを確認して、スプリッページが多くならないようにしています。 - 日本の印象を教えて下さい 東京、京都、北海道、広島など、日本には何度も行っています。この国と文化がとても気に入っています。行くたびに心が洗われるような、穏やかな気持ちになります。 また、大阪ブロックチェーン・ウィークなど、ブロックチェーンのコミュニティにも参加しました。日本には、技術やコミュニティを本当に大切にするエリート開発者やスマートな投資家がたくさんいます。 - UIのインストラクション等を動画で紹介したりする予定はありますか?現在は色々なチェーンに対応しているとの事ですが、将来的にブリッジ等で切り替えしなくても良いようになりますか? はい、近日中にチュートリアルビデオを公開する予定です。TwitterやMediumなどのメディアでご確認ください。 現在のところ、ブリッジを使わずにクロスチェーン取引をサポートする優れたソリューションはありません。将来的には、分散型のクロスチェーン・インフラストラクチャが登場することを期待しています。 - OpenOceanはBinanceのような集中型の取引所に接続されていますが、BinanceはCEXですぐに取引を発生させません。そのため、取引には時間がかかると感じています。これは間違いなのでしょうか? 現時点では、OpenOcean CEXでの取引体験はBinanceと同様です。DEXとCEXの取引を統合し、1つのアカウントでワンストップの取引ができるようなソリューションを検討しています。 - フラッシュローンやエクスプロイトが起こりようがないのは素晴らしいことですね。例え話ですが、OpenOceanをご家族や親しい友人に紹介しろと言われたとします。Cindyさんは躊躇なくご家族や親しい友人にOpenOceanを紹介できますか? もちろん、私たちの友人である暗号技術者のほとんどが、すでにOpenOceanを利用しています。OpenOceanで取引されているアクティブなアドレスは、すでに約20万件あります。 最後に とてもフレンドリーでプロフェッショナルなコミュニティですね。ここでの生活を楽しんでいますし、またすぐに日本を訪れたいと思っています まとめ 取引を頻繁に行う仮想通貨ユーザーとしては、乱立している取引プラットフォームへOpenOceanからすべてアクセスできるようになるととても嬉しいですよね。 取引プラットフォームは仮想通貨を扱う上では絶対に必要なものなので、OpenOceanを始めとするアグリゲーター系のプロジェクトの動向は要チェックです。 今後もCRYPTO TIMESでは仮想通貨の様々な分野の情報を発信していくので、是非積極的にチェックしてみてください。 最後までありがとうございました。 -OpenOcean公式リンク- Webサイト Twitter Telegram Medium Discord Document
レポート
2021/06/23『BSClaunch』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
数年前に非常に盛り上がったICOや中央集権的な取引所が行うIEOなど、仮想通貨市場ではプロジェクトが資金調達する方法の最適解が常に模索されアップデートされています。 そして、IEOに続く資金調達の方法として、昨今注目されているのがIDOです。 本記事では、主にIDO分野でのソリューションの提供を目的としたプロジェクト「BSClaunch」について、先日開催されたAMAの内容を元にQ&A形式で解説していきます。 ・「IDO分野の新しいプロジェクトについて知りたい」 ・「BSClaunchについて知りたい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 BSClaunchの概要 BSClaunchの概要 ティッカー $BSL、$BST、$BSF、$BSW、$BSN 主な提携先 PancakeSwap(V2) 時価総額 41億7000万円(2021年5月31日時点) 特徴 Binance Smart Chainをベースにしたスマート投資プラットフォームを提供。プロジェクトがプロダクトを出す毎にトークンを発行しIDOを行うことで分散的な資金調達も可能。 公式リンク Webサイト Twitter Telegram(チャット) Medium ドキュメント BSClaunchのAMA 今回のAMAにはBSClaunchのマーケティング責任者のHelen氏が参加してくれました。 自己紹介 私の名前はHelenです。現在、私はシンガポールに住んでおり、ブロックチェーン業界で4年働いていた経験があります。BSClaunchプロジェクトでは、2020年末にマーケティングの責任者として働き始めました。 BSClaunchのコアチームは、暗号通貨市場だけでなく、多くのプロジェクトに投資した経験を持っています。また、私たちのアドバイザー、VC、戦略的パートナーらもこの業界の巨人たちです。 そのため、投資家の皆様に最高の投資機会を提供できると確信しています。 1. BSClaunchはどんなプロジェクトなのでしょうか? BSClaunchは、Binance Smart Chainをベースにしたスマート投資プラットフォームで、プロジェクトが分散的に資金を調達し、コミュニティに安全、自由、平等な機会で投資できる機会を提供します。 他のIDOプラットフォームやランチャーとは異なり、BSClaunchはエコシステムのIDOとして広い範囲のプロジェクトの立ち上げも可能です。 CRYPTO TIMES編集長 広い範囲のプロジェクトを立ち上げるっていうのはどういう意味か気になりますね。色々と後ほど質問していきましょう! 2. BSClaunchの最もメジャーなポイントはなんですか? BSCLaunchはユーザー、開発者、投資家に下記を提供します。 ・B - LAUNCH B-Launchは、コミュニティに最高の品質、安全性、透明性、そして最も可能性のあるプロジェクトを提供したいという思いで作られました。BSClaunchでは、プロジェクトに対してB-LaunchプラットフォームでIDOを行い、ユーザーが簡単にアクセスできるようにします。 ・B - INSURE プロジェクトが調達した資金の一部を流動性プールにロックすることで投資家を保護しつつ、流動性を高めます。 ・B - TOOL B-Toolは、アドレスの活動を追跡し、投資家グループの行動予測に焦点を当てた高度なAIシステムです。IDO参加者のデモグラフィックを分析し、提供します。スパマー、ボット、クローンは無く、公平性が保証されています。 ・B - FARM B-FARMは、トークン保有者やユーザーの利益集約を可能にする利益最適化ツールです。自動化された利益生成と複利要素により、ユーザーは賭け金の報酬を手動で再投資する必要はありません。 ・B - SWAP B-SWAPは、Poolingコンセプトに基づいたマーケットプレイスであるAMM分散型取引所です。B-SWAPは、IDOの取引ペアや市場で人気のある取引ペアを提供しようとしています。 ・B - NFT B-NFTは、需要を刺激し、このニーズを満たすためにNFTを作成するソリューションを提供します。 現在、私たちは、コミュニティのサポートと関心に感謝するために、たくさんのホットなイベントを祝っています。また、BSClaunchでの次のIDOに備えて、ハイプを維持しようとしています。 プロジェクトはDeFiの大量導入を目指していますが、Launchpadはプロジェクトの成功に貢献する画期的なインパクトを与えています。多くのプロジェクトがBSCでローンチしていますが、その理由は、 高いスループット レイテンシーの問題のなさ 取引コストの低さ などの優れた特性によるものです。 非中央集権的な未来を推進する莫大なサポートを提供するために、BSClaunchはBSCエコシステムでのDeFi採用を促進するための革新的なソリューションを採用しています。我々はプロジェクトのための独自のLaunchpadを持つオールインワンのDeFiプラットフォームで、低レイズのジェムや大きな資本を必要とする野心的なプロジェクトに対応可能です。 しかし、他のIDOプラットフォームやランチャーとは異なり、BSClaunchはエコシステムIDOとして広い範囲のプロジェクトを立ち上げも可能となり、私たちはこれをエコシステムIDOと呼んでいます。 他の競合他社と比較して、私たちはB-NFT、B-Farm、B-Toolなどの多様なエコシステムを持ち、すべてのアドレスフィールド、トランザクションスクールの生データを追跡しクロールすることで、スパマー、ボット、クローンがいないことを保証し、ユーザーに公平なサービスを提供しています。 - 特にB-Toolのメカニズムは興味深いですね。「エコシステムIDO」についてももう少し詳しく説明してください。 B-Toolは、アドレスの活動を追跡し、投資家グループの行動を予測することに焦点を当てた高度なAIシステムです。IDO参加者の統計情報を分析して提供します。スパマー、ボット、クローンはありません。公平性が保証されています。 すべての投資家が投資機会を見つけられるよう、高度な市場分析ツールとマーケットメーカーツールを提供します。 エコシステムIDOは、より広い範囲のマルチDappプロジェクトのパブリックセールを行うのに最適な方法です。エコシステムIDO形式では、エコシステム・プロジェクトが複数の製品をそれぞれのトークンでIDOします。 これにより、当社のトークン保有者は、全体に投資するしかないのではなく、エコシステムのIDOの中から1つまたは2つ以上のIDOの選択により、より大きな規模のプロジェクトを多角的に支援できます。 また、創業者は、パブリックセールに参加した支援者の裾野の広さからも利益を得られます。 CRYPTO TIMES編集長 簡単に説明すると、A っていうプロジェクトが A1、A2っていうプロダクトを出したときに、両方でトークンを設計してBSCLaunch上でもIDOをヘルプするよっってことですね。これがエコシステムIDOです。Terraのエコシステムでプロダクトごとにトークンがついているって感じを考えたら良いと思います 😊 3. BSClaunchどんな問題を解決しますか? プロジェクトはDeFiの大量導入を目指していますが、Launchpadはプロジェクトの成功に貢献する画期的なインパクトを与えています。 高スループット、レイテンシーの問題がない、取引コストが低いなどのスマートな特性により、多くのプロジェクトがBSCでローンチしています。 4. 現在、MaticやSolanaなどのチェーンにもDeFiが広まっていますが、対応するのは今後もBSCのみですか? 産業革命4.0の文脈では、各個人や組織の財源を開発するための多くの機会が市場にあります。 近年、暗号通貨市場は猛烈なスピードで成長しており、他のどの金融市場よりも大きな利益の可能性を秘めています。参入障壁が低く、遊休資金があれば誰でも簡単に投資が可能です。 しかし、この市場に投資しても、誰もが利益を上げられるわけではありません。なぜなら、この市場には多くの落とし穴や困難があるからです。 そこで、この非常に可能性のある市場への投資を決断する際に、投資家がより安心して投資できるソリューション、それがBSClaunchなのです。 5. 「DeFi」「Farming」「NFT」「Launchpad」「Insurance」などのツールがありますが、ユーザーを惹きつけて使ってもらうために、どのようなマーケティングプランを立てているのでしょうか。 BSCLaunchとチームは、分散型プラットフォームの認知度を高めるために、常に様々なマーケティングプログラムに取り組んでいます。あなたがこのプラットフォームを試し、良いニュースを広めることを歓迎します。 私たちは、コミュニティが私たちのプロジェクトの成功を決めると信じています。ですから、私たちはコミュニティのためにオールインワンのソリューションを作り、投資家のコミュニティが利益を集約できるように支援します。 一方、私たちの戦略的パートナーは、私たちがプラットフォームのイメージを促進し、投資家にもっと価値のある投資機会をもたらすのを助けてくれるでしょう。 6. LaunchpadではToken保有数によって、IDOに参加できるのか?その条件を知りたいです。(FCFSなのか、SubscriptionModelなのかなど) 5月23日に行われたPublic Saleの$80,000割り当てのホワイトリストを公開し、48時間後に終了しています。ホワイトリストに登録されると、5月26日にBSClaunchで開催される予定のIDOに参加するチャンスがあります。 これは抽選形式のホワイトリスト登録です。 パブリックセールはFCFS(先着順)で行われ、BSClaunchプラットフォーム上で参加し、パブリックセール割り当ての100%が完売するまでトークンを購入する必要があります。 パブリックセールの詳細(既に終了済) - 日付 2021年5月26日 - パブリックセールの寄付はBNB/BUSDで行われます。 - 総供給量=100,000,000 BSLトークン - 初期マーケットキャップ=217,600ドル - 1BSL=0.08ドル - 80,000ドル相当のBSL - ティッカーサイズ:1,200チケット - 最小=50ドル|最大=200ドル - パブリックセールのリリーススケジュール TGEで100%アンロック - セールの種類 FCFS 7. 例えば、ポルカスターターの場合、3000 POLSあれば参加資格が得られますが、BSLの場合はどのような条件がありますか? 詳細は近日中に更新します。ホワイトリストに登録されるとすぐに、IDOでは1つのウォレットにつき200ドルもの金額を購入するチャンスがあります。 8. Q2には多くの機能がリリースされるようですがどれが一番最初にリリースされるのでしょうか?これは、それぞれの機能で資金調達をするということでしょうか? 最初のものは自社プラットフォームでの資金調達とISO B-Launchが行われています。合計6回の資金調達を行います。 そして、トークンティッカーが$BSLのB-Launchは、その第一弾としてリリースされます。 9. 機能別にトークンがいくつかの種類あるのですか? ここを見てもらえば、全部のプロダクトでTickerが違うの確認できます。 https://bsclaunchofficial.medium.com/bsclaunch-the-incubator-for-future-unicorns-e4e93e6b065a -This is an interesting mechanism. It is true that the tickers of all the tokens are different. Fundraising information of B-Launch Low cap raise: 800.000$ Part of 5 Dapps Sequential IDOs Token name: BSL Fundraising information of B-Tool Low cap raise: 500.000$ 30% of the allocation only for B-LAUNCH + B-SWAP + B-FARM participants Token name: BST Fundraising information of B-Farm Low cap raise: 750.000$ 30% of the allocation only for B-LAUNCH + B-SWAP participants Token name: BSF Fundraising information of B-Swap Low cap raise: 1.200.000$ 30% of the allocation only for B-LAUNCH participants Token name: BSW Fundraising information of B-NFT Low cap raise: 750.000$ 30% of the allocation only for B-LAUNCH + B-SWAP + B-FARM + B-TOOL participants Token name: BSN 重要なのは、B-Launch($BSL)を保有していないと、私たちのプラットフォームで他の資金調達ラウンドに参加する資格がないということです。 CRYPTO TIMES編集長 各プロダクトのIDOに参加者にアロケーションがあったりするみたいですね。 10. Launchpadは少し落ち着いた感じがありますが、BSClaunchは他のプラットフォームに比べて何か新しいことがありますか? ここ数年、何千ものプロジェクトが、時価総額数十億ドルのローンチパッド・プラットフォームで調達されてきました。その大半が驚異的な成長を遂げており、素晴らしい結果が全世界を驚かせていますが、まだまだこれからです。 11. B-NFTを持っているとなにかベネフィットはあるのでしょうか? B-Launchは、最高の品質、安全性、透明性、そして最も可能性のあるプロジェクトをコミュニティに提供したいという思いから生まれました。 BSClaunchのチームは、トップのVCやアドバイザーと直接連携して、最高のプロジェクトを選択します。プロジェクトの可能性とリスクを厳密に評価した後、プロジェクトが基準を満たし、実際に可能性があれば、BSClaunchはそのプロジェクトをB-Launchプラットフォーム上でIDOさせ、ユーザーが簡単にアクセスできるようにします。 これにより、ユーザーはB-Launchを通じてプロジェクトのIDO購入に参加したり、レビューを行うことが可能です。 市場に出回っているデジタル資産は、それ自体の価値が過小評価されていたり、過小評価されていたりします。B-NFTは、需要を喚起するためにNFTを作成し、このニーズに応えるソリューションを提供します。 特徴 - 非ファンジブル・トークンの作成とアクションのためのソリューションを提供。 - プロジェクトのための幅広いハイブリッド資金調達ソリューションの提供 - NFTの上場申請 - NFT資産の契約依頼を行う - Buy Now NFTの価格と条件の設定 - オークションNFTの条件設定 - オークションの開始価格の設定 - スマートコントラクトで交換・購入する際のデジタル資産の移動 コミュニティからの質問 - エコシステムIDOの仕組みは面白いですが、それだとトークンの価値が分散してしまうのではないでしょうか?複数のトークンを持つことのメリットはあるのでしょうか? BSLはBSClaunchプラットフォームの機能をつなぐ接着剤のようなものです。このトークンは複数の方法で使用できます。 イールドファームやステークリワードのため 今後のIDOに参加する機会を増やせる B-Toolの高度な機能のため したがって、BSLを保有することは、強気の市場でも弱気の市場でもメリットがあり、将来的にはBSClaunchのエコシステムの他のトークンに参加したり保有したりする資格を得ることにもなります。 CRYPTO TIMES編集長 個人的な意見としては1プロダクト1トークンの思想はかなり自分的には有りだと思うので、いいアプローチだとは思います。トークンの価値を担保できるかは置いておいて! - IDOプラットフォームに特化するのではなく、NFTやSwapなど幅広く扱うのはどのような利点があるのでしょうか?また今の時点でライバルとなるプラットホームはどこだとお考えですか? まだまだたくさんあります。私たちのビジョンは非常に大きく、それを小さなステップに分けて考えています。詳細なロードマップはこちらからご覧いただけます。: https://docs.bsclaunch.org/about-us/roadmap 私たちはBinance Smart Chain上にプラットフォームを構築することを選択しましたが、最近ではインフラストラクチャとして非常に堅実な選択となっています。多くのプロジェクトがBinance Smart Chainを利用していますが、これは高いスループット、レイテンシーの問題のなさ、取引コストの低さなどのスマートな特性によるものです。 ロードマップに書かれているように、B-SwapとB-NFTの機能は2021年第3四半期と第4四半期に登場します。また、Ethereumなどの異なるチェーンからのNFTをサポートするための最良の方法を提示できることを期待しています。 現在の競合他社は、PancakeswapやBakeryswapなどです。しかし、私たちは、B-NFT、B-Farm、B-Toolを使ったより多様なエコシステムを持っており、すべてのアドレスフィールド、トランザクションスクールの生のデータを追跡し、クローリングすることで、スパマー、ボット、クローンがいないことを保証し、ユーザーに公平なサービスを提供しています。 私たちのチームメンバーは、暗号通貨市場への投資やその他多くのプロジェクトの経験があると先述しました。私たちのVCも数百万の資本金を持つ成功者であり、このプロジェクトを運営できると信じていますが、コミュニティのサポートなしにはできません。 そのため、他のIDOプラットフォームやランチャーとは異なり、BSClaunchではエコシステムIDOとして広い範囲のプロジェクトを立ち上げること可能です。私たちはこれをエコシステムIDOと呼んでいます。低レイズのジェムから大きな資本を必要とする野心的なプロジェクトまで対応できる、プロジェクト用の独自のローンチパッドを持つオールインワンのDEFIプラットフォームです。 最後に このような素晴らしいAMAセッションをありがとうございました。皆さん、ぜひ参加してください。また、BSClaunchの公式メディアチャンネルで最新情報をお届けしますので、ご期待ください。 現在、私たちはコミュニティのサポートと関心に感謝し、5月26日に開催されるBSClaunchでのIDOに向けて宣伝を続けるために、たくさんのホットイベントを開催しています。 まとめ いかがだったでしょうか? BSClaunchは新興プロジェクトが成功しやすい土台を作っていくプロジェクトです。 今後は、BSClaunchのようなプロジェクトにより、ブロックチェーン業界への参加の垣根が低くなるかもしれませんね。 今後もCRYPTO TIMESでは、暗号通貨のあらゆる分野の情報を発信していくので、是非積極的にチェックしてみてください。 -BSClaunch公式リンク- Website : https://bsclaunch.org/ Telegram Channel : https://t.me/Bsclaunchchannel Twitter : https://twitter.com/BSClaunchorg Telegram Chat : https://t.me/Bsclaunchgroup Medium : https://bsclaunchofficial.medium.com
レポート
2021/06/11『Plasm(現Astar)・Shiden Network』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
専門機関による一方向的な情報のやり取りしかできなかったWeb1.0の時代から時を経て、双方向的な情報のやり取りが可能なWeb2.0の時代を我々は現在生きています。 そして今後、Web2.0からWeb3.0への変化が予想されるなか、中心的な技術となるのがブロックチェーンです。 本記事では、未来のWeb3.0におけるアプリケーション開発の基盤構築を目的としたプロジェクト「Plasm Network・Shiden Network」について、先日開催されたAMAの内容を元にQ&A形式で解説していきます。 ・「Plasm・Shiden Networkについて知りたい」 ・「PolkadotのParachainオークションについて知りたい」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 Plasm Network・Shiden Networkの概要 Plasm Network・Shiden Networkの概要 ティッカー/通貨名 $PLM/Plasm Token、$SDN/Shiden Token 創設者 Sota Watanabe 主な提携先 N/A 時価総額 N/A 特徴 Polkadotエコシステム内におけるPlasm・Shidenプラットフォーム上でDappsの開発が可能。Dapps開発者にはPLMトークン、SDNトークンが付与される。 公式リンク Website Website(Shiden) Twitter Twitter(Shiden) Telegram Medium Discord Github Plasm・Shiden Networkは、Polkadotエコシステム内でアプリケーションの開発が可能なプラットフォームの提供を目標とするStake Technologies株式会社が手掛ける日本発のプロジェクトです。 メインはPolkadotのParachainを目指すPlasm Networkで、Shiden NetworkはKusamaのParachainを目指す姉妹プロジェクトとなります。 PlasmはBinanceから出資を受けるなど、Polkadot系のプロジェクトの中でも特に注目されているプロジェクトです。 Plasm Network・Shiden NetworkのAMA 今回のAMAにはStake Technologies株式会社 CEOの渡辺創太さんが参加してくれました。 自己紹介 Stake Technologies株式会社の渡辺創太と申します。 Stake TechnologiesではPlasm NetworkとShiden Networkを作っていて、これらは日本初のパブリックブロックチェーンになります。 個人としてはもともと東京大学のブロックチェーンの共同研究員を2、3年前にやらせていただいていて、その時に会社をスタートさせて、パブリックブロックチェーンをやっていくんだということで、Polkadotのエコシステムに入ってやっています。 最近は、内閣府のTrusted Web推進協議会にタスクフォースメンバーをやらせていただいてます。主にPolkadotの目指す先がWeb3という次世代のウェブなんですが、それをブロックチェーンを使って実現させるムーブメントに絡ませてもらっています。 Plasm Network、Shiden Networkはどのようなプロジェクトなのですか? まず、Polkadotについて説明したいと思います。 今インターネットは全世界で繋がっていますが、2、30年前は大学ごとや企業ごとにネットワークがありそれぞれには互換性がありませんでした。 しかし、共通のレイヤーが出来たためにこれらが繋がってインターオペラビリティ、相互運用性が確保されました。 ブロックチェーンも似た歴史をたどっていて、今BitcoinやEthereumなど色々なチェーンがありますが、基本的にこれらは独立しています。そのため例えば、EthereumのデータをSolanaやAvalancheに持っていこうとすると時間がかかったり、そもそも互換性が無いケースがあるんです。 「ブロックチェーンが社会にアダプションしていく」というのが前提になった時に、確実に重要になってくるのがインターオペラビリティです。ブロックチェーンは将来的におそらく繋がってきます。BitcoinとEthereumやその他諸々のチェーンも繋がってくると思います。 では、どのプロトコルが繋ぐのかとなった時に、今、最も有望なコネクターの役割を果たすチェーンがPolkadotとなります。 このプロジェクト自体はギャビン・ウッド氏によって率いられていて、彼の実績はブロックチェーン業界では化け物級にすごいです。 まず、Ethereumをヴィタリック・ブテリンと作り、その後にSolidity(開発言語)を開発しました。そしてEthereumの技術系のイエローペーパーを書きました。その後に、Ethereum Foundationを離れて、Polkadotを作るParity TechnologyとWeb3 Foundationを作ったんです。 ギャビンウッドはEthereumも作ったし、Polkadotも作った人みたいな感じですね。 その中でPlasm Networkが何をしているかというと、Polkadotが今すごく伸びてて、Polkadot上でアプリケーション作りたいって人がどんどん出てきています。 しかし、Polkadotの大元のチェーンはスマートコントラクトがサポートされてないので、結局誰もアプリケーションを作れないんです。繋がってるチェーンの橋渡しに特化させてるのでアプリケーションはサポートしてないんです。今のBitcoinと同じですね。 そうすると誰もアプリケーションを作れなくなってしまうので、繋がってるチェーンの上でアプリケーションをサポートしなければいけない。そのためにはスマートコントラクト機能が必要になるんですけども、Plasm NetworkはPolkadotに繋がって、スマートコントラクトのハブとして、機能するチェーンということになります。 Polkadotはロジックがかなり複雑です。そのため、PolkadotのチームがKusamaっていうもう1個のネットワーク、1/10の小さいネットワークを立ち上げて、これが今4000億円ぐらいなんですけど。ここに我々は「PlasmはPolkadot、ShidenはKusamaに繋ぐ」という戦略をやっています。 このKusamaに繋ぐためにはオークションに勝つ必要があるんですが、このオークションが迫っているということでコミュニティの色んな人からかなり注目していただいているということになります。 MoonriverやAcala Networkなどもスマートコントラクトに対応していくと思いますが、その中でPlasm・Shidenの強みや同プロジェクトを選ぶ理由はなんでしょうか? これはよく聞かれる質問なんですが、最も大きな特徴はPlasmの上で開発者がアプリケーションやインフラストラクチャーを作ることで、その人達に報酬が入る点です。 例えば、Ethereumでアプリケーションを開発する場合、ガスコスト、トランザクションコストを払わなければいけなくて、これが今すごく高くなっています。一度のスマートコントラクトのトランザクションに5万円ぐらいかかるケースもあると。 例えば、MoonbeamやAcalaのプラットフォームもそうですが、彼らの上でやるとAcalaトークンを持っていなければいけなかったり、Moonbeamトークンを持っていなければならなかったりだとか、さらにネイティブトークンで支払う必要があるので、基本的に開発をすると持っているトークンが無くなっていきます。 でも、Plasmの場合は違います。ブロックチェーンなのでブロックが生成されます。ここのブロック生成報酬の50%ぐらいを開発者に充てています。つまり、Plasmの上で開発をすればPlasmトークンをもらえることになります。 Ethereumの上で開発をしてもETHはもらえないですよね。ただ、Plasmの上で開発をすれば開発することでトークンがもらえると、これがベーシックインカムになります。開発者の。ネットワークにとってまず一番最初に大事なのって、開発者とアプリケーションの「数」と「質」なので、そこに対してのインセンティブ設計が一番できてるんじゃないかなというのが一番大きな違いです。 もう1つ大きな違いとしては、Ethereum Vitual MachineというEthereumの環境と、PolkadotのWebAssenblyという環境の2つを持っています。なので、Ethereumのスマートコントラクトをそのまま我々の上のEthereumの環境にデプロイすることもできるし、Polkadot系のスマートコントラクトを我々の上に載っけることもできます。 でも、例えばMoonbeamとかだと、彼らはEVMしかやってないので、WebAssenblyの環境はサポートしてないんです。そういった違いがあります。 開発者に対するインセンティブがかなり我々が考えられてるんじゃないかなというのと、あと開発者の層、横に広く取れてるんじゃないかなと思っています。 実際、Plasm上でアプリケーションを開発したいというプロジェクトは多いのですか? 多いですね。ものすごく増えていて、我々の手が逆に追いついてないんです。 いい意味で目立ってきてると思っています。客観的に。Polkadot自体が盛り上がるとPolkadotの中の繋がれそうなチームにみんな集まるので、今でいうとAcalaとかPlasmに集まってきているなと。 その中で、今のマーケットにおいて、最もプロジェクト側からして一番やりやすいマーケティング戦略は「パートナーシップを連発する」っていう戦略なんですね。 我々はデモやコントラクトをデプロイしないと、パートナーシップアナウンスメントは出さない方針でやっていますが、それでも今かなりアナウンスメントが出ています。なので、水面下ではコンタクトしていただいているプロジェクトの数は多いですね。 KusamaのPLOのカウントダウンが始まっていると思うんですが、そもそもPLOとはなんでしょうか? PLOというものが、そもそも何を比較対象にすればいいかというとEthereumのICOです。 EthereumのICOみたいなものが、Polkadot上で行われるという一大イベントなわけです。Ethereumの2017年の熱狂が今2021年のPolkadotにきてるというような状況です。 ICOっていう時にとても重要なのが、Ethereumの上でICOをやるとプロジェクトチームが資金を持ち逃げすることができるじゃないですか。スキーム的に普通にやってしまうと。なのでレギュレーションが固くなって実質できないという形になってはいますが。 Polkadotの場合は全く違くて、プロジェクト側がユーザーの資産に対して一寸たりともタッチしないんです。例えば、KSMトークンでParachainオークションに入ったら1年後に全額同額返ってくるんです。手数料は数円払わないといけないんですけども。 もう少しPLOの説明をすると、Parachain Lease Offeringはクラウドローン期間とオークション期間の2つに分かれます。 オークションっていうのが重要で、オークション期間中に他のプロジェクトよりもKSMトークンを集められたプロジェクトから、KusamaのRelay Chain、真ん中のチェーンに繋がっていいくことができます。なので、ここで競争が発生するんですね。 このオークション期間中に他のプロジェクトよりもたくさんのKSMを集めて、それをロックして、Parachainになります。先程言った通り、集めたKSMトークンはプロジェクト側からタッチすることなく、一年後とかにユーザーに返ってきます。 ここが従来のICOと明確に違うところだと思っています。オークション中にたくさんのKSMトークンが必要になるので、クラウドローンというのをオークションの前にやって、クラウドファンディングみたいなスキームをオークション前にやるんですね。 そのクラウドローンにみんなに入ってもらって、この入ってもらった資産をオークションで使うってことがプロジェクトはできるんです。我々の場合はクラウドローンにすごくフォーカスをしてます。 - 端的にいうと、Polkadot版のICOなんだけれども、従来のICOと違って自分のEthereumと引き換えにトークンをもらうのではなくて、ステーキングのように1年間ぐらいのロックすることでPlasmだったらPLMトークンがもらえるよといった形ですね。 そうです。 一言でいうと、日本法で合法なICOみたいなものです。 なぜ多くのプロジェクトがParachainになりたがるのでしょうか? Parachainになってないブロックチェーンって基本的にみんな独自のブロックチェーンを作ってます。なので、我々も今は独自のブロックチェーンを作っています。 一番大変なのってセキュリティを作ることです。つまり、ネットワークの時価総額、セキュリティをあげるのが非常に難しいと。例えばビットコインってほとんど改ざんできないと言われますけど、なんでかっていうと、それこそ数兆円規模のネットワークだからです。 あれが1万円のネットワークだったら僕でも改ざんできると思うんですよ、プルーフ・オブ・ワークで。それこそ51%攻撃とかありますけど。 つまり、セキュリティ、時価総額っていう観点がパブリックブロックチェーンの領域だと非常に重要なんです。Kusamaとかpolkadotとかに繋ぐことで、彼らのセキュリティをParachain側に持ってくることができるんですね。 つまり、今Kusamaは時価総額4000億円くらいですけど、我々がKusamaに繋げば4000億円分のセキュリティがもらえるんです、手元に4000億円分のセキュリティがなくてもです。 もう1つの理由が、KusamaとかPolkadotに接続することで、他のチェーンと、トークンとかデータを送受信できるというのが、かなりメリットになっています。 例えばどんなことができるかっていうと、ビットコインをPolkadotに持ってこようとしているプロジェクトがいます。これとPlasmが繋がったら、Plasmはレイヤー2もサポートしてるのでビットコインのインスタント・ペイメント・ソリューションができます。ビットコインをそのチェーンからPlasmに持ってきて、Plasmのレイヤー2で決済をやることができるみたいな形です。 ビットコインって今までconfirmationに60分かかるから使えないって言われてきてると思うんですけど、これが5秒でできますとかなったら実社会に応用できそうだと思いませんか?組み合わせ爆発が起こると思います。 - それはInterlayのPolkaBTCの話だと思うんですが、これはPolkadotにビットコインを持ってくる時は、wBTCやBinanceとかFTXのようにカストディとして使ったものをPolkaBTCとかで発行されてそれがPlasm上でも使えるようになるっていう認識で合ってますか? Interlayの場合、彼らがすごいのは完全にトラストレスなことです。なので彼らはCEXのようなカストディ業務には当たらないです。 基本的にロックとミントなので、ビットコインをどこかにロックをして、同じ額をPolkaBTC上で発行するんですが、発行プロセスがDecentralizedで、間違ってるトランザクションを検証できて、それを指摘した人にインセンティブが出るような仕組みになっているので、CEXとは違う、トラストレスになります。 最近、様々なプロジェクトがオークション参加を表明していますが、Shidenネットワークがスロットを獲得するための戦略などはありますか? まず分かりやすくいうと、他のプロジェクトよりも多くの枚数のトークンを準備します。これは非常にわかりやすい戦略です。 我々は最終的にはDAOを目指しているので、コミュニティドリブンでプロジェクト及び開発を進めていきたいと考えています。 なので、プロジェクトのコミュニティのメンバーが沢山持つべきだと思っています。もちろんVesting(トークンにおける権利確定期間の設定)とかはつけます。 もう1個の戦略としては、PLOはクラウドローンとオークションで決まるというのは先程言いましたが、オークションの期間中に勝者が決まるんですね。 オークションって普通、終わった時に入札が高い人が勝つと思います。でもPolkadotのオークションはこうなっていません。 Polkadotのオークションが始まって、終わりますと。ここでランダムな数がトラストレスに選ばれて、例えば、7日間オークションをやって「2日23時間53秒」みたいにどこかが選ばれるんですね。その7日間中の特定の時点で勝ってた人がParachainになります。 なので戦略として正しいのはクラウドローンでKSMトークンを沢山集めて最初から全力でベットするというのが正しいです。 なので、このゲームは一番最後にKSMトークンを集めていたら意味が無いんです。KSMトークンを集めている時間をどれだけ最大化するかのゲームになるんです。 そのため、我々はクラウドローンに注力をとてもしています。クラウドローンに早く入れば入るだけボーナスが高くなるように設定してるんですね。うちは慶應の坂井先生とかに手伝ってもらいながらこういう戦略をとっています。 オークション参加プロジェクトは沢山いますが、他のプロジェクトについてどのように考えていますか? 多くのプロジェクトがユーザーをカモにしてると思っています 最初低い価格でトークンセールをやって、さらにトークンセールやって、ストラテジックトークンセールをやって、まだやるのかみたいな。 そしてここまできて初めてICOみたいな感じでパブリックで売れます、そして上場して誰でもがトークンを買えます、とやるんですけど、一番最初の価格って絶対上場価格より低い価格になっています、100%。 そうすると一般のユーザーは上場してからじゃないと買えない仕組みになっています。この仕組みはかなりトラディショナルすぎませんか?って話です。 この仕組みをブレイクしてるのがブロックチェーンのはずなのに、哲学が無いなって思ってしまいます、こういう事例を見ていると。 我々は逆にロックドロップっていう形で、全く資金を扱わずにユーザーに対して最初にトークンを分配しています。そのおかげで、資金調達が結構たいへんだったんですけど(笑)。ユーザーに先に取らせちゃうとVCは二番目に入ることになります。 以前、Plasm自身もPlasm上でプロダクトを作っていくと言っていましたが、PLOが一段落したら今後プロダクトが出てくるのでしょうか? 我々スマートコントラクトのプラットフォームを作っているんですけど、我々自体もプロダクトを出します。 まず最初に考えているのはポータルを出すところです。ポータルを使って誰でもコードを書かない状態でスマートコントラクトをアップロードできるようにします。 そうなると、どんどんスマートコントラクトがアップロードされて、我々のポータルのDappsリストみたいなのが出来上がってくると思っています。 そのポータル上でユーザーが持っているトークンをステーキングできたり、トークンを送れたり、スワッピングできたりとかそういういった機能を今どんどん作ってるところです。これは、6月ぐらいにリリースできると思います。 このポータルがリリースされると何が嬉しいかというと、Plasm Network自体が1つのプロダクトになります。エンドユーザーが触れる1つのプロダクトに。また、ポータル自体の上でスマートコントラクトをアップロードできる開発者もいて、その開発者がまた違うUIを作るみたいなのも全然いいと思います。 それが出ると、かなり差別化要素になるかと思います。 - それはShidenでも同じようなものが出るんですか? そうですね、出ます。 コミュニティからの質問 KusamaのPLOに敗れた時と、獲得できた時の対応を教えてください オークションの仕組みをもう少し詳しく説明すると、オークションは1回ずつ行われるんですが、1オークションにあたり勝者は1プロジェクトだけです。 そのため、一番最初のオークションで例えばAcalaが勝って、Plasmが負けた場合、2回目のオークションに入る必要がありますと。 オークションの数自体は5回は一気にやるというのはFoundationが発表しているので、5番以内に入れれば、誤差は1ヶ月ぐらいありますが、Parachainとして繋がることができます。5番以内にも入れなければ、最大100まで入れるんですが、今100個もプロジェクトが無いので100までには入れるだろうなと考えています。 事前調査を見ると今Plasmが2位とかなので5番目以内に入れると思いますが、もし入れなかったらEthereum寄りのところを攻めていきます。Ethereumとのブリッジを作ってしまうとか、BSCとのブリッジを先に作ってしまうとか、このあたりを戦略的にやっていくと思います。 ICOと違い、PLOでは預けたトークンが最終的にユーザーに返ってくるならば、Stake Technologyはどうやって収益を上げていくのですか? そもそも収益を上げ続けるという考え方自体を持っていません。 というのは、会社っていう仕組み自体が変わっていくと思っています。そのため、収益を上げ続けて株の価値を最大化するという戦いは我々はもうしてないんです。 そうではなくて、自分たちの法人としての収益は上げ続けなくてもいいから、Plasm Networkのトークンの時価総額を最大化させようと言う動きです。むしろ、Stake Techologysっていう法人は将来的には潰そうくらいに考えています。会社は死んでるけどプロダクトは動き続ける世界観を見ています。 これって日本史上はおそらくないんですよね。Facebook社がなかったらFacebookは動かないし、AmazonがなかったらAmazonは動かないし、Googleがなかったら検索エンジンが動かないですよね。 我々が目指してる世界は、会社はなくなっていくと。ただマルチステークホルダーによってネットワーク自体はガバナンスされているのでこれが発展し続けるみたいな世界観を見ています。 なので法人として収益を上げ続けるっていうところに対してはあまりコミットしていません。 あと、「パブリックブロックチェーンは儲からない」って多くの人が言うんですけど、あれは嘘で、儲かります。 どこからかっていうと、ネットワーク自体のトークンを25%ぐらいもってるので、例えばこれが100億円になった時に我々が自由に使えるPLMトークンが25億円ありますと。開発費が必要になったらそれを現金にしてもいいし、Grantという形で分配してもいいし、みたいなことができるんじゃないかなと思っています。 パブリックブロックチェーンのプロトコルって儲からないって言われますけど、グローバルで事例を見てみると、MakerDAOとかUniswapとかCompoundとかかなり儲かっています。 四半期で数十億とか、もっとかもしれないけど、自由に使えるアセットとかトークンとか現金があるのでとても儲かっていますよ。 そういう事例を日本から作っていきたいと思ってますし、人から見て儲からないと思われてるけどかなり儲かる領域というのは起業家としてもチャンスだと思います。 ただし、儲けるってことがプライオリティ高いわけでなくて、プライオリティはネットワークを大きくしていくことです。 - 自分達が持っているトークンをステークする手段もあるとのことなので、こういうのも手段の一つとしてありなのかなと思っています。 そうですね。あとGrantもかなりいいと思っています。 我々はPolkadotが確実にくると思って2年前くらいから開発を進めていたので、FoundationからのGrantももらっていました。 これらはPolkadotの価格が1ドルとかのときにもらっており、これが売上になっています。PLMをまだ発行してない中、我々のチームは13人ぐらいでやってるんですけど、開発資金があるのはそこからです。 Parachainのスロットは2年経つと再度オークションに参加しなければなりませんが、もし2年後にPlasmと同じようなプロジェクトでまだトークンが未上場のようなプロジェクトが参加してきた場合、どうやってKSMやDOTを集めるのでしょうか? それに対しては何個か解があります。 1つ目が自分たちの資金を最初からずっとオークションに使うための資金として最初から最後まで持っておくということがあります。 例えば1回目のオークションで10億円分のKSMロックすると、1年後に返ってくるのでまた1年後にまた10億円、時価総額が伸びていたら15億、20億をまたオークションに入れる、というのを繰り返すといった形です。 もう1つは、我々の場合は1回目のオークション、これはPolkadotの話なんですけどトークンのバジェットが2年間で30%あります。さらに2年後にもう1回入るために5%のバジェットがあるので計4年で35%あります。 この4年間の間にオンチェーンでトレジャリーと呼ばれるんですけど、例えばアラタさんから僕にトランザクション送ったらその手数料の2割をこのトレジャリーに保管するんですね。 なのでネットワークが活発になればなるほどトレジャリーの額が増えるので、それを使ってもう一度入札するっていうのはできますね。 あと、一番重要なのが、最初のParachain Auctionが一番過酷です。なぜならば1つのスロットで1つのチェーンをみんなで入札するからですね。 例えばPlasmが一番最初のParachainになりましたと、Acalaが2番目のparachainになりましたと。1年後に我々はアンロックされますが、Acalaと僕らとでアンロックされる時期がずれています。なのでアンロックされるタイミングがずれると次に入札するタイミングがずれるので、2回目以降はPlasmとAcalaは競合にならないです。 そのため、入札に必要な価格自体は下がっていくと僕は思っています。 ユーザーがPLMやSDNを持っておくメリットはなんですか? トークンエコノミクスの話ですね。PlasmやShidenが他のプロジェクトと何が違うかというと、トークンをステーキングできます。 他のプロジェクトと比べて、このステーキングができる場所が違います。ネットワークにステーキングっていうのはいくつかのプロジェクトがPoSという形で既にやっていますが、我々はPLMやSDNトークンをDappsに対してステーキングできます。 例えば、アラタさんがEthereum持ってるとします。アラタさんはUniswapとかCompoundなどの応援したいプロジェクトに対してステーキングをすることができます。Plasmのネットワークだけじゃなくてアプリケーションに対してです。 そうすることによってDappsに順位が出てきます。簡単に言うと応援されてるプロジェクトと応援されてないプロジェクトみたいな順位です。 この順位と開発の速度に従ってブロック生成報酬が分配されます。なので開発者の人達は生成報酬、ベーシックインカムがほしいので「我々にステーキングしてください」となります。そうすることによって勝手にPLMとかSDNのアドバタイズメントをしてくれます。 面白いのが、Dappsの数って制限がありません。そのため、Dappsの数が増えれば増えるだけトークンがロックされる額って増えていくと考えています。 我々のトークンエコノミクスだと50%がネットワークステーキングに使われるような形になっていて、最初この50%は普通に流動していますけど、Dappsが増えれば増えるだけ、Dappsにロックする人が増えるんで、ロック総額が50、60、70%と増えていきます。 そうすると、Dappsの数が多くなればなるほどみんな広告していくわけです。「ステーキングしてくれ!」というようにです。しかし、流動性は減っていきます。そうすると需要は増えているものの、流動性が減っているってので価格は経済学的にいうと上がるよねっていうのが、我々の仕組みです。 上場する予定がある場合ですが、例えばCoinbaseのように従業員やパートナーにインセンティブを渡すような計画はありますか? あります。会社の株価格の最大化にコミットしてないので、株を持っていても議決権ぐらいにしかなりません。フィナンシャル的なリターンが見込めないと。 ただ、取ってるリスクと報酬はしっかり紐付いてくる、比例する関係であるべきだと思うので、そこはトークンのストックオプションみたいな形で考えています。 例えば、「PolkadotのParachainになったらあなたには0.1%分のPLMトークンを付与します」と、何かを達成したら何かをしますと事前に計画書に盛り込んでおく事を考えています。 これが日本だと事例が無いのでなかなかできなくて大変なんですが、シンガポールだとこれが合法という形でみんなやっているので、そういうった理由もあって今は日本法人とシンガポール法人の両方で事業をやっているという感じですね。 基本的にパートナーじゃない人にはトークンの配布はしないです。例えば「上場させてくれよ」って裏でPLMトークンをボンって渡すようなことはしないです(笑)。当たり前ですね。 PlasmやShidenが日本に与える影響について教えてください。 日本が世界で勝っている事例が現状無いです、これは我々も含めてですが。 パブリックブロックチェーンが未来だと思っているのですが、勝ってる事例が無いがゆえに蓋を開けてみれば結構プライベート、コンソーシアムとかに寄ってしまっている現状が多いです、企業自体の話です。 なので、しっかり我々がグローバルで結果を出して、パブリックブロックチェーンでもしっかり実績出せるんだぞっていうのを証明したいなと思います。そうすることによってブロックチェーンの業界が1周回ればいいのかなと思っています。 もともとシリコンバレーにいたんですけど、あそこはもう3周ぐらいしてるんです。Coinbaseの創業者が次の人達にいれて、そこがUniswapを排出して、Uniswapの創業者が次のところ、Compoundとかに入れてといった感じで回しています。 なのでその1周目を我々はやりたいなと思っていて、それこそ多分2、3ヶ月のうちにグラントプログラムとか始めようと思っています。そして僕は日本人なので日本語で先にアナウンスメント出します(笑)。 例えばPlasm Networkが仮に100億円作ったときに、PLMトークンで10億円の基金があることになります。これをしっかり日本のプロジェクトとかに配布していくことによってエコシステムを回していきたいなと思っています。 今回のクラウドローンはWaitlistを逃した人は参加できないのかや、1人あたりのロックの上限の有無などについて教えてください。 ハードキャップを設けることは技術的に不可能です。なぜならば、Kusama自体がパブリックブロックチェーンであるからで、パーミッションレスだからです。 なので、アラタさんが僕に100KSMトークンを贈ろうとしたらそれを僕は制限出来ないんです。 多分すでにデプロイしてるプロジェクトがありますが、その人達が例えば5%とか使ったら価値が出ちゃいますね、この5%の額の。 例えば100億円の時価総額を持ってるプロジェクトの5%って5億円です。この5億円をクラウドローンにロックしたら、いっぱい入ってくれば入ってくるほど1人あたりの額って減るんですよね。ゼロサムゲームになっちゃうんですよ。 5億円をゼロサムゲームでやってしまうので、多分デプロイしてるチームって、オークションで結構戦いにくいと思っています。 ただ、AcalaとかPlasmはデプロイしてないんですよ。なので、いっぱいユーザーによるトークンがロックされれば、1人あたりのSDNトークンやPLMトークンは減るんですけど、時価総額が決まってないんで、PLOで需要があればあるほど、時価総額は上がってるんです。 我々は「早くローンチしろ」ってコミュニティからめっちゃ言われるんですけどローンチしない理由はまさにこれです。 - なんでこういう質問したかというと、どっかのPolkadotコミュニティがKaruraなどの1KSMあたりの交換レートを出してたじゃないですか。あれって嘘ですよね。(笑) あれは、嘘ですね(笑) 言いたいことが沢山あるんですけど、あのマーケティングはよくないです(笑)。 あれは、1KSMあたり、例えば12KARとか言ってますけど、あれはあくまでプロジェクト側の予測であって確証できるものではないです。 - 見てると、結構トークンの発行枚数が出てないのに「最低これ以上だよ」みたいなことを書いてるところが結構多いと思うので、あれ?と思いながら見てることも多いです。 そうなんですよ。情報弱者をカモにするよなのはよくないと思っています。これは常々思っています、この業界を見てて。ババ抜きみたいになってるのは悪ですね。 今から新たに開発するとすれば何に取り組みますか? 今流行ってるものをやっても結局2年後に勝てないと思っています。 例えばNFTとかのIPコンテンツとかなら日本は強いし良いと思うんですけど、DeFiが流行ってる時に始めても勝てないです。 我々がPolkadotを2年前に始めた時はかなり馬鹿にされました。「何年かかるんだよ」とか「ブロックチェーンのL1が乱立する世界なんてありえねーよ」とか、そんなことを言われ続けた2年間でした(笑)。 未来の急成長的なカーブに乗るには、今の直線的な段階で仕掛けていかないとグローバルではなかなか難しいなと思うので、今から始めるのであれば僕も何を始めればいいかは正直分からないです。 2年後に急速に伸びてるんだけど、今マーケット小さくて中の人達と密にコミュニケーションとれる領域をやるべきだろうなっていうのは1つ学びでした。 当たり前ですけど流行に流されず待つっていう感じですね。 ShidenとPlasmが両方それぞれParachainになった場合、それぞれの棲み分けはどうなるんですか?Plasmに付くべき機能がShidenに付いた場合、Shidenがメインチェーンになるのではないですか? メインチェーンはPlasm Networkであるのは間違いないです。というのは、繋がってるネットワークがPolkadotのほうがKusamaより10倍大きいので、理論的にはShidenよりPlasmが10倍大きくなるといっていいと思います。 実際のところParachainサイド側から言うと、Kusamaにもローンチするし、Polkadotにもローンチせざるを得ないです。 なぜなら、PolkadotのParachainはローンチされてなくて、いつになるか分からないからです。でもpolkadotのParachainで1、2番なっていくにはKusamaで実績がないとダメなんです。 なのでまずShidenでKusamaでの実績を作って、その後でPlasmでPolkadotでの実績を作っていくのが未来像だと思っていて、ShidenとPlasmの棲み分けっていうのは正直現時点ではなかなか難しいなと思っています。 ただ、Polkadotがない中ではKusamaしかないので、基本的にこっちでみんな作るんだろうなとは思います。 ShidenからPlasmへの乗り換えコストはめちゃくちゃ楽なんです。ただ将来的には実装を一部変えたりオンチェーンでのガバナンスを一部変えると思います。 例えばShidenはDogeコイン、Monaコインとブリッジされてるとか実装の仕方を変えていくと思います。 最後に 我々自体はまだ結果を出してるとは思ってないので、まず我々が結果をグローバルで出さなければならないなってところは思いますし、やっぱり「日本人がグローバルで勝てる」というところを僕は証明したいと思っています。 前例がないので、困ることはかなり多いです。それこそ税制だとか法務的なところだとかプロジェクトのトークンの配布の仕方、チームの作り方、前例が無いがゆえの苦しさみたいなところは結構あります。 ただ我々が切り開いた道を、新しくパブリックブロックチェーンをやりたい人達がそんなコストを払わなくてもできるような環境を、しっかり整備していきたいと思っています。 本当に前例がなくて難しい領域なので一緒に切り開いていける人達がいるといいなと思います。 - 本日はありがとうございました ありがとうございました。 まとめ いかがだったでしょうか? プロジェクト自体のことだけでなく、日本全体の今後を考えていることが分かりましたね。 PlasmはPolkadot系のプロジェクトとして初めてBinanceからの出資を受けているプロジェクトです。 今後Polkadotの情報を追っていきたい方は、Plasm・Shidenの動向に注目ですね。 今後もCRYPTO TIMESでは、暗号通貨のあらゆる分野の情報を発信していくので、是非積極的にチェックしてみてください。 最後までありがとうございました。 -Plasm Network・Shiden Network - Website:https://www.plasmnet.io/ Website(Shiden):https://shiden.plasmnet.io/ Github:https://github.com/staketechnologies/Plasm Twitter:https://twitter.com/Plasm_Network Discord:https://discordapp.com/invite/Dnfn5eT Telegram :https://t.me/PlasmOfficial Medium :https://medium.com/plasm-network