『MatrixSwap』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!
   公開日 : 2021/09/30

『MatrixSwap』の概要や特徴、AMAの内容をQ&A形式で解説!

ユッシ@暗号通貨ドクターCRYPTO TIMES公式ライター

暗号通貨(主にPolkadot)の情報を発信します / Twitter:@cryptoyusshi

本記事では、MatrixSwapについて、先日開催されたAMAイベントを元にQ&A形式で解説していきます。

昨今、国の規制や透明性などの観点から、分散型取引所(DEX)への注目度が高くなってきています。

しかし、現状のDEXではレバレッジ取引ができないケースもあるため、DEXとCEX(中央集権型取引所)の両方を使っている人も少なくありません。

今回紹介する「MartrixSwap」は上記のようなDEXの課題に切り込んでいくプロジェクトです。

本稿では主に下記の流れで説明していきます。


・MatrixSwapとはどんなプロジェクトなのか
・どんな問題を解決できるのか
・競合と比較した時の強みはなにか
・トークンの使い道はなにか
・その他細かい部分に関する内容

「MatrixSwapについて知りたい」

「面白そうなプロジェクトを教えてほしい」

といった方は是非最後まで読んでみてください。

目次

MatrixSwapの概要

MatrixSwapの概要

ティッカー/通貨名$MATRIX/MATRIX Token
主な提携先N/A
時価総額N/A
CoingeckoページN/A
特徴Polkadot、Polygon、Cardanoに対応した分散型デリバティブプラットフォーム。最大25倍のレバレッジがかけられ、DEXアグリゲーターを介すことで一度に複数のトークンのスワップが可能。
公式リンクWebサイト
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MatrixSwapのAMA

AMAにはMatrixSwapのFounderであるJoseph Liu氏が参加してくれました。

Q1. あなた自身の自己紹介と、MatrixSwapのチームのバックグラウンドを教えて下さい

私の名前はJoseph Liu、MatrixSwapの創設者です。私は台湾出身で、現在はドイツに住んでいます。私は2016年から主に投資家とスイングトレーダーとして仮想通貨に参加しています。

2017年からは、暗号の複数の初期段階のスタートアップの資金調達を支援し、暗号の強力なネットワークを構築してきました。私たちのチームはアジアを拠点としており、Defi、oracle、NFTのプロジェクトに携わった経験豊富な開発者がいます。

Q2. MatrixSwapに関してと、最も優れている点を教えてください。

MatrixSwapは、レバレッジド・トレーディング、マルチトークン・スワップ、適切なリスク管理ツールをDeFiスペースにもたらします。

Uniswapのような従来のAMMは、レバレッジ取引を提供しておらず、単一トークンの取引に限られています。Matrixswapでは、トレーダーはあらゆる資産を最大25倍のレバレッジで取引することができ、当社のDEXアグリゲーターを介して一度に複数のトークンをスワップできるようになります。

 

CRYPTO TIMES編集長
後の質問でもありますが、最近では各国のデリバティブ規制もあるため、非常に注目における分野です。しかも、マルチチェーン対応なのですが、どのように対応するか気になりますね。

Q3. どんな問題を解決しようとしているのでしょうか?

Uniswapのような伝統的なAMMではレバレッジ取引を提供しておらず、一部のトレーダーにとっては機会損失となっています。

ほとんどのAMMでは複数のトークンのスワップを提供していないため、非常に時間とコストがかかることがあります。

-ドキュメントには、レバレッジAMMとしてあらゆるトークンに対応する事が書かれていましたが、最初はどのトークンに対応するかなどはありますか?

最初はBTC、ETH、ADA、BSC、DOT、SOLなどの主要なマーケットをサポートします。その後、他のアルトコインを徐々に紹介していきます。

Q4. 他の競合と比べたときの強みは何でしょうか?今だとVegaやDydxなどが競合として考えられると思いますが。。

証拠金取引のDEXに比べて、LP(Liquidity Providers)を必要としないので貸し手による数量制限がありません。

ユーザーやトレーダーを呼び込むことができる限り、流動性は無限に拡張できます。

Q5.MatrixSwapが発行するトークンのユーティリティはなんですか?

MATRIXトークンには2つの機能があります。

1. ユーティリティー

プラットフォーム上のプレミアム取引機能を利用するためには、ユーザーは一定量のトークンをウォレットに保有する必要があります。

2. ガバナンス

$MATRIXトークンの保有者は、プロトコルの方向性を提案し、投票し、決定する能力を持ちます。

Q6. ドキュメントの中で、MatrixSwapは無限のオンチェーン流動性を持つ取引体験を約束すると書かれています。これはどのように行われるのでしょうか?

チェーン上の流動性が無限であるということは、全員に返済できるだけの流動性が常にあるということです。

技術的には、Uniswapプールはプロダクトカーブが一定であるため、無限の流動性を持っています。この場合、通常のレバレッジ取引には貸し手と借り手であるトレーダーが必要となります。そのため、取引量は相対的に貸し手の資金に限られます。

バーチャルAMMの設定では、ポジションを取るトレーダーがいる限り、流動性や貸し手を必要とせず、スケーラブルで、トレーダーの担保を通じて利益や損失を返済するのに十分な信頼性の高いオンチェーン流動性を確保することができます。

– 「https://docs.matrixswap.io/#vamm-virtual-amm」の内容ですね?

はい。その通りです。

– AMMではPrice Impactやスリッページなども考慮されますが、MatrixSwapではここらへんはどう考慮されるのでしょうか?

uniswapと同じ定積式を使います。

x*y=k

そのため、推定される建玉とボラティリティーに応じて、より大きなk値を設定することが鍵となります。k値が大きければ大きいほど、スリッページの発生が少なくなります。

CRYPTO TIMES編集長
詳しくはこちらの中に書いてあるので読んでみると良さそうですね。https://docs.matrixswap.io/#k-value

Q7. CEXが提供するデリバティブは各国で規制されつつあり、今後は分散型のデリバティブがトレンドになると思います。そのためには、多くのユーザーにCEXを利用してもらうことが不可欠です。どのようにしてユーザー数を拡大していくのでしょうか?

私たちは、より多くのリテール/一般ユーザーを獲得するために、DeFiプロトコルやトレーディングコミュニティと複数のパートナーシップを結んでいます。IDO後、ベータテストの段階に入ると、取引コンペを開始する予定です。

機関投資家の皆様には、いくつかの大口口座を確保して取引していただいています。また、トランザクションマイニングの可能性も検討しています。基本的には、このプロトコルでポジションを取って取引してくれるトレーダーに報酬を与えます。

CRYPTO TIMES編集長
Polygonの助成金も獲得していましたね。今後のパートナーと協力したプロダクトのローンチも楽しみですね。

Q8. クロスチェーンの取引に特化した分散型パーペチュアルはこれまでなかったと思うのですが、まずはカルダノとポルカドットから始めて、他のチェーンにも展開していくのでしょうか?

我々は最初に、Cardanoでのローンチを予定しており、Polkadot,、Polygonと続きます。費用対効果が十分に高ければ、他のブロックチェーンにも展開していく予定です。

Q10. デリバティブでは、迅速な取引と価格データの検索のために取引速度が必要です。資料を見ると、TWAPデータと外部のオラクルを組み合わせたデリバティブ商品だと思うのですが、外部からの価格操作をどのように防ぐのでしょうか?

私達は、TWAPのデータを正確に使うことで、それを防いでいます。そして、ファンディングレートはTWAPで1時間単位で計算されます。オラクルのデータを操作して資金調達率を少しでも上げようとするインセンティブはありません。

私たちの清算メカニズムは、オラクルデータではなく、永続的な市場価格の変動によって行われます。

CRYPTO TIMES編集長
これ、どういうことかというのをちょっと説明するといわゆるレバレッジで取引をする際に、市場の歪み的な部分を突くために、価格操作が外部からできるんじゃないの?というお話でした。ただ、TWAPのデータオラクルを使えば、正確にできるし、市場価格の変動だから大丈夫だよということですね。

コミュニティからの質問

AMA参加者から寄せられた質問とそれに対する回答を紹介していきます。

Q. プラットフォームのプレミアム取引機能を利用するには、どのくらいのトークンが必要ですか?

我々は2段階設けるつもりで、第1段階は500ドル相当のMATRIX、第2段階は1,000ドル相当のMATRIXが必要になります

Q. MatrixSwapがCardano EcosystemのIDO LaunchpadでIDOを行うと聞きました。Cardano、Polkadot、Polygon、Deployと多くのネットワークが利用できる中で、スマートコントラクトの実装が遅れていたCardanoを主なローンチ先に選んだ理由は何ですか?

Cardanoは私たちが展開するブロックチェーンのひとつですが、「メイン」としては扱っていません。幸運にもCardstarterのサポートを受けることができたので、そこでIDOを立ち上げているわけです。

私たちが注力して開発するのは市場投入までのスピードなので、Polygonが最初に展開するチェーンになるでしょう。

Q. 私も同じ疑問でCardanoはスマートコントラクトが来週ようやく実装されると聞いています。これらの3つのチェーンを選んだのはなぜですか?利点が聞きたいです

CardanoとPolkadotはどちらもコスト効率が良く、安全でスケーラブルな基盤を約束しています

私は長い間、両ブロックチェーンの初期の支持者でした。これらのコミュニティを発展させ、強化することができれば素晴らしいと思います。

Polygonにとっては、イーサリアムのユーザーが私たちのプラットフォームを簡単に利用できるようになり、レイヤー2のイーサリアムのスケーラビリティを享受できるようになります。

将来(CardanoとPolkadot)に備える一方で、ユーザーが簡単に利用できるものを提供したいと考えています(Polygon)。

Ethereuを採用しなかったのは、我々のプロトコルを運用するにはあまりにもフィーが高くて遅いからです。

Q. Matrixswapと、1Iinchなどの市場で利用可能な他のDeFiアグリゲーターとの違いは何ですか? Matrixswapを他の人から最高のものにする能力は何ですか?なぜMatrixswapを選択する必要があるのですか?

当社のDEXアグリゲーターは、ユーザーに最良の取引価格を提供するだけでなく、ユニークなマルチトークンのスワップ機能を提供しています。

ユーザーは「nuke」ボタンをクリックして取引を承認するだけです。

アプリは事前に承認されたすべてのトークンを自動入力し、最大販売数に設定します。

まとめ

いかがでしたか?

MatrixSwapが手掛ける分散型取引所のレバレッジ取引の分野は今後、伸びていく分野だと思うので、気になる方はMatrixSwapの動向を追ってみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

MatrixSwap公式リンク –

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