インタビュー
2018/04/27モバイルウォレットアプリ Trust CEO Viktor氏へ独占インタビュー
CRYPTO TIMESでは、TrustウォレットのViktor氏にインタビューを先日、行いました。 Trustウォレットとは、EthereumやERC20上のトークンなどを一括で管理することのできるウォレットアプリです。 本記事では、今回行ったインタビューでViktor氏に語っていただいたTrustウォレットの特徴や魅力などを詳しく紹介させていただきます。 今回インタビューを行ったViktor氏の紹介 Viktor Radchenko氏は、Trust Walletの創設者です。 彼は以前の会社で起業経験があったため、Trustウォレットの2人の正社員という少ない人数にも関わらず、現在彼がCEOを務めるTrustウォレット設立後、すぐに開発を進めることに成功しました。 Trust ウォレットの特徴 Trustウォレットは、ETHやETC、ERC20やERC223などのイーサリアム上の20000以上のトークンに対応するモバイルウォレットです。 このウォレットでは複数のアドレスを切り替えて使用することもできれば、一つのアドレスですべてのICO参加やエアドロップを済ませることができます。 開発は、以下の例にあるようにユーザーが直感的に使いやすいと感じるUXとシンプルなUIの提供を軸に行われています。 行われている/承認待ちのトランザクションが一目で確認が可能 データベースがローカルストレージに保存されるので極めて安全 Dappsのブラウザー搭載でMetamaskのように面倒な操作や設定なしでDappsの利用が可能 他のETHウォレットとの比較 イーサリアムのモバイルウォレットは他にもToshiやCipher、imTokenなど様々なものが存在します。 日本語対応 TouchID Dappブラウザ メッセージ機能 Toshi × × ○ ○ Trust ○ ○ ○ × Cipher × ○ ○ × imToken × ○ ○ × 上のテーブルは他のモバイルウォレットとの比較になります。 上の4つのモバイルウォレットのすべてを利用しましたが、それぞれが提供するサービス・機能に大きな差はない中でもTrustは圧倒的なユーザビリティを誇ります。 Viktor氏へのインタビュー - - 今回はインタビューありがとうございます。まず、Trustウォレットの概要を教えてください。 Viktor : TrustウォレットはETH、ETCやCalisto、ERC20やERC223のあらゆるトークンを扱うことのできるウォレットです。またERC721もcollectable(Dappsゲームのアイテムなど)として保管することができます。ここではすべてのERC20トークンに対応しているという点が極めて重要です。 - - 他のトークンは対応させないのでしょうか? Viktor : 現在ではその予定はありません。理由としてDappsのブラウザーが機能としてついており、0xやKyber NetowrkなどのDEXとリンクさせることでそこから他のトークンへと交換ができるからです。 - - 確かに、ユーザーとしてはERC20に全て対応していて、その他には対応していないと分かれば使いやすいですね。ToshiやCipher、imTokenなどの競合に関してはどう考えていますか? Viktor : それらのETH系のウォレットアプリは競合であると考えていません。まず開発のベクトルが、その他のウォレットは機能の拡充であるのに対して、Trustウォレットは(ユーザーが利用する)機能の拡充は現段階では既に完了しています。Toshiが現在の機能を実装するまでに2年間を費やしたのに対して、Trustは7ヵ月でこれを終え、現在では既にUI / UXの改善に努めています。 - - 今後はユーザーが利用する機能の追加は行わないのでしょうか? Viktor : 現段階では、それぞれが持つ長いアドレスだと個人を判別できないことが多いので、プロフィール機能のようなものの実装を考えています。アバターやプロフィール写真、ENS(Ethereum Name Service)を利用して、友人や家族などで利用するときに個人が判別できれば、皆がわかりやすく便利になると考えています。 また、EOSのメインネットのローンチ後にはEOSのウォレットへの追加も考えています。EOSのトランザクション速度や機能はユーザビリティを劇的に向上させることのできる可能性を秘めているためです。 - - 日本の市場に関してはどう考えていますか? Viktor : アメリカでは人口の約8%が仮想通貨を保有していると言われていますが、実際に利用している層はほぼ存在せず、仮想通貨は資産としてしか扱われないことがほとんどです。日本の市場はそういう意味では多くの店が決済に対応していて、仮想通貨を利用している人が多く魅力的です。先日、日本語化に対応したのもそれが一つの要因です。Dappsゲームへのアクセスがシンプルであれば、利用者の増加も十分に見込める市場だと思います。Crypto Tittiesなどのユーモアのあるゲームの登場もまた、Dappsゲームへの入り口を広げるものとなると考えています。 - - 日本は確かに子供から大人までスマホでゲームをプレイしているイメージですね。この点でDappsゲームの普及に関して、いまどのような展望がありますか? Viktor : Trustはユーザーが仮想通貨の使い道を見出すためのシンプルさを最も大事にした、にユーザーエクスペリエンスの向上を目指しています。POA NeworkやThunder Tokenなどを利用し、ゲーム内のトランザクションでのスケーラビリティ問題を解決しストレスを与えないことが一つ、さらにインターフェースにおいては既存のAppstoreなどで見かけるアプリと判別がつかないようなデザインを目指しています。 また、多くの機能をつけすぎてしまうとそれぞれの管理が面倒になり、それがユーザビリティの低下に繋がります。ユーザーが一目でこのウォレットで何ができるかを理解できるようなデザインに仕上げることで、それが最終的なユーザー獲得につながると考えています。 - - セキュリティに関してはどう考えていますか? Viktor : Trustウォレットはソースコードが全て公開されている(オープンソース)ため、ウォレット自体のセキュリティは問題ありません。更に他のプロトコルやPOA Networkなどの採用で個人の評価を加えることで、匿名であると同時に評価を組み込むことに成功した、より高度なセキュリティを保つことができると考えています。 - - 今回はありがとうございました! Trust ウォレットのダウンロード iPhoneはこちら Androidはこちら 公式リンク 公式サイト(英語) Twitter(英語) Telegram(英語) Medium Github
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2018/04/26メッセージアプリケーション NYNJA(ニンジャ)にプロジェクトインタビュー
Crypto Timesでは今回、d10eのメディアパートナーになりました。 d10eにも参加予定で基調講演を行うメッセンジャーアプリを開発しているアメリカ発のNYNJAというプロジェクトに今回は、お時間をいただきCRYPTO TIMESでの独占的なインタビューを行いました。 このプロジェクトは、グローバル規模でのメッセンジャーアプリにおけるイノベーションを目指しており、様々なユニークな機能を搭載・統合しUI/UXにこだわり抜いたアプリを生み出そうとしています。 インタビューの最初には10~15分を使って、プロジェクトの概要を説明をしていただきました。 NYNJA APPのプロジェクト概要 NYNJAは、既存のSNSやメッセンジャーのアプリの状況を客観的に分析し、それの何が問題であるかを改善しようとするアプローチをとっています。 世界のSNSやメッセンジャーの利用状況 現在、世界各国では様々なSNSやメッセンジャーが利用されています。 中国ならWechat、日本ならLINE、ロシアならTelegramなどが使われていますが、第一にこのように国により異なるメッセンジャーアプリが使われている状況は、2か国間でビジネスを行う際の障害となっています。 第二に、例えば日本国内だけで見ても、コミュニケーションの手段が用途によって、プライベートはLINE、仕事はGmailなどとそれぞれが複数のプラットフォームを使い分ける状況を我々は普通であると感じています。 第三に、これらのSNSやメッセンジャーのビジネスモデルは、ユーザーデータを利用した広告などによって成り立っており、個人のデータが知らない場所で利用されている結果となっています。 NYNJA APPはこれらの問題のなぜを考え抜き、以下の二つの機能を統合させることでこれを解決することができると考えました。 NYNJA APPの機能 このアプリには、CommunicatorとMarketplaceの2つの代表的な機能があります。 Communicator(メッセンジャー) NYNJA APPでは、NYNJA WHEEL(忍者ホイール)と呼ばれる画像のような独特なUIを採用しており、これまでにないユーザーエクスペリエンスを提供します。 さらに、メッセンジャー内で自身の秘密鍵から複数のアカウントをを作成することができ、これによりプライベートとビジネスでの使い分けが可能になります。 メッセンジャーアプリ(特にビジネスシーン)において不可欠な個人情報の認証は、uPortと呼ばれるEthereum上のプロトコルを用いたソリューションを採用しており、これにより自身のクレデンシャルを証明することも可能になります。 Marketplace(マーケットプレイス) Marketplaceでは、Gems Protocol(日本語解説)と呼ばれるプロトコルを使いサードパーティによる無駄なフリクションコストの発生を抑え、マイクロタスキングの効率化を実現させます。 画像左は、Built-in Freelance Marketと呼ばれ、α版リリース時では翻訳やその他サービスなどを世界各地のユーザーに依頼し、仲介者なしにこの取引を円滑に行うことができます。 更に独自のビッグデータを用いたアルゴリズムにより、各ユーザーに最も適していると考えられるマイクロタスクを自動で選別し提案します。 タスクの完了に対する報酬は共通でNYNトークンで支払われるようです。 その他の機能 これらの機能をよりグローバル規模で円滑にするために、メッセンジャーやマーケットプレイスには自動翻訳機能が搭載されています。 開発者の一人は7言語を話すことができたり、チームには言語に強い人を採用していくことでこれに関しても実現が可能と考えられます。 その他時間指定のメッセージ、ボイスメッセージを送ることもできます。 ビジネス面での大きな仕事であってもNYNJA APPを持っておくことで、相手の正体が一目でわかるので安心して安全に送金や金銭的なやり取りをすることができます。 インタビュー 今回は、NYNJA GROUPの共同経営者でありながら、Chief Strategy Officer である Marshall Taplits 氏にインタビューを行いました。 インタビューの中では実際にNYNJA のプロダクトのアルファバージョンのデモも見せてもらいながらの進行となりました。 - - 今回はインタビューをさせていただき、ありがとうございます。NYNJAのプロダクトにマーケットプレイスとメッセンジャーを組み合わせようと思った理由はなんですか? Marshall : データに基づくマクロな視点でのトレンド予測です。マイクロタスキングの人口が年々増え続け数百万、仮想通貨の認知度やメッセンジャーの利用もSNSを抜いて一日600億件以上のメッセージが送信されています。このトレンドを捉え、まずはビジネスサイドからのユーザーを獲得していくことで、長い目でユーザーを獲得できると考えています。 - 彼によれば、アプリの当初のターゲットは一般ユーザーというよりもビジネスユーザー向けとのことです。 - 彼らに対して適切なアプローチをとることができれば、やがてクリティカルマスに到達することができると考えているようです。 - - 国ごとに規制が異なると思うのですが、その中でNYNJA自体をグローバルに普及していくにはどう目指していこうと考えていますか?? Marshall : 確かにICOによる資金調達は、アメリカや中国では規制されていますが、サービスそのものの利用に関して、それらの国においては規制されていません。資金調達は法律で禁止・規制されていない国で行い、その後大衆へのマーケティングを中国やアメリカなどの国で行うことで、それらの国においても十分に認知されるプロダクトになると考えています。 - - NYNJAでは、アプリにおいて、ビッグデータやIoTの活用にも力を入れているみたいですね。 Marshall : はい。NYNJAのフリーランスやマイクロタスキングでは、ユーザーのニーズに合わせたタスクの提供ができるアルゴリズムの創造を目指してます。そのためには、ビッグデータやメタデータを洗練させることは極めて重要になります。また、IoTの方面では、アレクサやIFTTTとの互換性を搭載していく予定です。 - - 最後に、プロジェクトの名前はNYNJAですがこれに特別な理由はありますか? Marshall : アメリカで「ニンジャ」というと何事も素早くこなすというイメージがあります。私たちのアプリは操作性を向上させユーザーが何でもこなすことができるように、という意味でNYNJAと名付けました。 現在はエアドロップキャンペーンも開催中 NYNJAでは現在、Telegramの参加などを条件としたエアドロップキャンペーンを行っているようです。 このキャンペーンへの参加方法は以下になります。 キャンペーンへの参加方法 ①下記のの2つのTelegramに参加します。 https://t.me/nynjaJP https://t.me/nynjaEN ②こちらからリンク先のGoogleフォームで必要事項を入力します。 BitcointalkのユーザーIDとプロフィールのURL、Telegramの名前とETHアドレスを入力。 これで参加は完了となります。 公式リンク NYNJA Webサイト(英語) NYNJACoin Webサイト(英語) Telegram(英語) Telegram(日本語) GitHub ホワイトペーパー(英語)
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2018/03/29【対談】SamuraiX(サムライエックス) Legal Advisorにインタビュー
CRYPTO TIMESでは先日より、SamuraiX(サムライエックス)というプロジェクトにフォーカスをあてて紹介させていただいています。 第1回目はプロジェクトの概要記事、そして前回の記事ではSamuraiXのCEOであるJasonさんへのインタビュー。 そして、今回の記事ではSamuraiXのリーガル周りのAdvisorであるDanさんへのインタビューを行ってきました。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES 【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー SamuraiX Advisor – DAN氏へのインタビュー - - 今日はインタビューをよろしくお願いいたします。アラタといいます。自己紹介をお願い致します。 Dan : はじめまして。私はDanと言います。今日は、私が通っていたスタンフォード大学であなたと話せることをとても嬉しく思います。 - - 仮想通貨に関して、アメリカの方々っていうのはどういう風に考えているんでしょうか? Dan : アメリカにおいて、仮想通貨というのはここ数年で主流になってきました。ビットコインやイーサリアム、その他の通貨も人々の生活の一部になってきています。例えば、CNBCやブルームバーグなどの金融チャンネルでも、ダウやS&P500の動きを追うのと同じようにビットコインやイーサリアムの価格を参考にしたり、追ったりしています。なので、間違いなく、人々の生活の日常の要素になったといえます。 -- アメリカの会社についてですが、アメリカは法律が厳しいですよね?その中でトークンセールなどはどのように行われているのでしょう? Dan : 法的な見地から言うと、トークンセールを管轄する法律やルールはまだ未完成です。これからどんどん法的整備が進むでしょう。一つの焦点は有価証券法で、通貨がユーティリティなのか証券なのかをはっきりさせないといけません。もし、その通貨が証券よりと判断されるのであれば、発行する会社は米国の証券法に準じ、資金調達が世紀に認可されてないものではないかどうか、有効な私募証券であるかどうかに気をつけて行われなければいけません。 -- ありがとうございます。例えば、日本人を含めた外国人というのは、どうやってアメリカの不動産を保有することができるのでしょうか? Dan : 日本人を含めた外国人だからといって、不動産所有に何か制限がかかるというわけではありません。人々は自由に不動産を購入することができます。 -- アメリカにおいて、不動産の部分保有とかクラウドファンディングというのはどのようになっていますか? Dan : 不動産の部分保有というのは、まず最初に不動産の所有権というものが、LLC(有限責任会社)に移行されます。そして、そのLLCが物件の部分所有権を発行いたします。言い換えれば、投資をする人はLLCの部分所有権を購入し、LLCには沢山の投資者がいることになります。 -- 最後に不動産業界における仮想通貨のトレンドというのはどのようになっていますか? Dan : さっきも申し上げたとおり、仮想通貨は人々の生活のメインストリームになってきています。支払いの手段として仮想通貨を奨励する不動産業者がアメリカでも増えてきています。不動産業界でも仮想通貨はますますのトレンドとなっていき、不動産のトークン化というのは次世代への進化へのステップになると思います。 -- 本日はありがとうございました! まとめ 今回は、SamuraiXのAdvisorであるDanさんへのインタビューでした。 SamuraiXに参加する際、海外の不動産に投資得するのって大丈夫なの...?という心配をしている方も多いかと思います。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。 現在、SamuraiXは、パブリックセールの日程は調整中ですが、Private Saleは実施をしています。 プロジェクトが気になる方は再度、下記の記事も是非ともご参考ください。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES 【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー 公式リンク 公式サイト ライトペーパー ホワイトペーパー ※プロジェクトのICOへ参加される際には、自身でも利用規約やプロジェクト内容に関して十分理解をした上での投資を行いましょう。投資をおこない損失などが生じた場合、CRYPTO TIMESでは一切の責任を負いません。全て自己責任となります。
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2018/03/25【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー
CRYPTO TIMESでは先日、SamuraiX(サムライエックス)というプロジェクトを紹介させていただきました。 前回の記事でもプロジェクトの概要はわかったかもしれませんが、今回の記事では、より理解を深めるためにSamuraiXのCEOであるJasonさんにインタビューを行い、SamuraiXに関して説明をしてもらいました。 ホワイトペーパー、CRYPTO TIMESの記事、そして、今回のインタビューを見て、SamuraiXがどんなプロジェクトなのかをより理解していただけると幸いです。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES SamuraiX CEO - Jason氏へのインタビュー - - 今日はインタビューをよろしくお願いいたします。自己紹介をお願い致します。 Jason : はじめまして。Jasonと言います。マッキンゼーで6年間コンサルタントを経た後、スタートアップやブロックチェーン企業において、起業家、役員、技術アドバイザーとして、キャリアを積んできました。 - - 今回立ち上げたプロジェクトSamuraiXとはどういうプロジェクトなのか教えてください。 Jason : 海外の不動産投資は現在、規制や法律が様々でとても難しい状況です。日本から米国の不動産に投資をする際も、物件を探して、膨大な法的書類の手続きも必要です。SamuraiXではそれらのプロセスを代わりに行います。不動産をトークン化し、投資家はそれに付随するトークンを購入し、不動産の利益が分配される仕組みとなっています。 - - 不動産のトークン化と聞くと、難しそうですけれど簡単にできるものなのでしょうか? Jason : トークン化は非常に簡単です。原則的にLLCが元になる資産物件を所有しています。そこから、物件をトークン化でき、生まれた利益の還元が可能になります。ブロックチェーンを通じて、このプロセスを行うことでトークンを投資家がどれだけ保有しているかが分かります。そして、物件の収入と資産価値のどのくらいが投資家に属するかを把握が可能になります。 - - SamuraiXのプロジェクトは何故立ち上げようと思ったのでしょうか? Jason : 過去何年か、ブロックチェーン分野において投資家、顧問役員として、関わってきていました。この分野の経験の中で思ったこととして、評価不可能な資本が劇的に増大していることです。実存する不動産を後ろ盾として、評価不可能な資本をしっかりした資産として格上げすることがブロックチェーン業界のゴールとして長年の課題でした。資産をトークン化して、投資家の方々を支えるためのブロックチェーンを導入できるプレイヤーは多くないと考えています。 - - SamuraiXのプロジェクトはどのような課題の解決に繋がりますか? Jason : 2つあると思っており、1つ目は海外からの投資の際、外貨に替える際の手数料が問題となります。なぜなら、外貨にする際に為替手数料が莫大なお金がかかってしまいます。ブロックチェーンやビットコインを利用することで、交換手数料の煩わしさがなく、資産やトークンそのものへの投資が可能となります。2つ目として、投資家の可能性が広げることができます。物件への投資に$50000は準備できないが、$500,$1000くらいなら準備ができるという投資家も多いと思います。そのような方に投資物件と投資のチャンスを提供が可能です。 - - SamuraiXのプロジェクトが他のブロックチェーンを用いた不動産のプロジェクトよりも優れている点はどこですか?? Jason : いくつかメリットがあると思いますが1つは、我々は主に不動産に集中し、特に不動産の賃料収入に集中しています。また、利益分配のみでなく、市場での増加を考慮しています。その他のメリットとしては、例えば、日本人がアメリカに投資をしようとすると現状ハードルが高いです。物件を見つけること、正規なものかどうか、所有権の取得、取引そのもの...SamuraiXではこれらを全て代わりに行います。投資家がすることは物件を選んで、投資することだけです。 - -SamuraiXが今回発行するトークン名とユースケースを教えてください。 Jason : 2種類あり、RAXとPATと言うトークンを発行します。RAXは不動産プラットフォームで主にトークン化の手数料として支払われます。我々のプラットフォームではトークン化において、3-6%の手数料が支払われ、これにRAXも利用されます。PATは物件特有のトークンになります。不動産をPATトークンに分割し、これを投資家の方が購入をします。これはBTC,ETH,RAXを含めた仮想通貨での購入が可能になります。 - -SamuraiXの短期的、中長期的なゴールを教えてください。 Jason : 短期的には、我々のプラットフォームで完全にトークン化・売却できる物件を3-5件ほど見つけ、1回目の利益分配を行うことです。プラットフォームを利用するイニシャルユーザーを集めることも短期的なゴールとなります。長期的にはパートナーを多数見つけ、プラットフォームに載せる物件数を増やしていくことです。更にトークン化できる違うタイプの物件を探していきます。 - -SamuraiXへ投資家が投資するメリットを教えてください。 Jason : RAXは物件をトークン化することで3-6%が使用されます。プラットフォームに乗る物件数が増えるほど、取引量も増えトークンの価値も上がっていきます。 - -最後に投資家に一言をお願い致します。 Jason : 私たちはグローバルで不動産をトークン化する新たな方法を開拓しています。そして、投資家を募ることで国境を超えた不動産投資が可能になります。是非SamuraiXで未来に投資し、全世界の物件に投資をしましょう。 まとめ SamuraiXのCEOであるJasonさんへのインタビューでした。 世界の不動産をトークン化して、投資が可能になるというのはとても面白いですし、現状ハードルの高い点が非常に簡単になるのはかなり便利では?と思いました。 SamuraiXは、パブリックセールの日程は現在調整中ですが、Private Saleを実施中のようです。 プロジェクトが気になる方は再度、下記の記事もお読みください。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES 公式リンク 公式サイト ライトペーパー ホワイトペーパー ※プロジェクトのICOへ参加される際には、自身でも利用規約やプロジェクト内容に関して十分理解をした上での投資を行いましょう。投資をおこない損失などが生じた場合、CRYPTO TIMESでは一切の責任を負いません。全て自己責任となります。
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2018/03/12【対談】波多野結衣さん、AVH開発チームへのプロジェクトインタビュー
仮想通貨市場では、毎日のように新しいプロジェクトが生まれています。そして、どのプロジェクトもブロックチェーンの技術を利用して、現状の問題を解決しようとしています。 今回、CRYPTO TIMES内でも取り上げさせていただいた、Animation Video Cash / AVH というプロジェクトに関して、インタビューの機会を設けていただきました。 AVH製作チームの方々へのインタビューに加え、イメージキャラクターとして就任された波多野結衣さんにもお話を聞いてきました。 AVHがどんなプロジェクトでどんなコンセプトを元にやっているのか? 波多野さんがAVHや仮想通貨に対して、どう思っているかなど、根掘り葉掘り聞いてきました! 【仮想通貨】Animation Video Cash(アニメーションビデオキャッシュ) / AVHの特徴・将来性を徹底解説 - CRYPTO TIMES 海外で一番印象に残った出来事 [caption id="attachment_3516" align="aligncenter" width="454"] インタビューに答えてくれる波多野結衣さん[/caption] -- 今日はインタビューさせていただけると聞いて、非常にドキドキというか、緊張しています。アラタといいます。よろしくお願いします。それにしても、波多野さんは海外でもすごい人気ですね!海外で一番印象強かった出来事とかってありますか? 波多野 : 波多野結衣です。今日はよろしくお願いします!海外での印象強かった出来事だと、台湾で悠遊カード(※)のデザインになったことですね!後は清涼飲料水のCMや映画など色々なお仕事ができたことが印象強いです! ※台湾におけるSUICAのような電子カード -- おー。すごいですね。日本だけでなくて、本当に海外でも大人気ですもんね!因みに、女優さんになって、一般職の人よりも大変だと思ったことってどんなことがありますか? 波多野 : たくさんあります!体力勝負な仕事ですし、朝早くから夜遅くまで仕事してることも多いので体調面もとても気をつけなければいけないです! -- 体力勝負!確かにそんなイメージは強いですね。日々忙しいだろうな!と思っているんですけれども、逆に仕事のない休日の日とかは何をしてるんですか? 波多野 : アニメを見たり、ゲームをしたり、後はダーツに行ったりなんかもしますね! -- ちゃんと休日はリラックスできている感じなんですね!良かったです! AVHへのイメージキャラクターになったきっかけ [caption id="attachment_3517" align="aligncenter" width="424"] 仮想通貨に対しての印象やこれからに関して語る[/caption] -- 今回、AVHに対して、イメージキャラクターとしてご協力しようと思ったきっかけってなんだったのでしょうか? 波多野 : 仮想通貨についても、まだ勉強中で知らないことや分からない事も多いですが、AVHさんを通して仮想通貨に関しても色々と知っていくキッカケにしていきたいですし、皆さんにもAVHさんのことをもっと知ってもらえるように頑張っていきたいと思い、ご協力させていただこうと思いました! -- AVH自体の仕組みとかをきいて、どんな風にお考えでしょうか! 波多野 : 仮想通貨の市場においての新たな通貨と聞いているので、とても興味があります!AVH自体もとても良い仕組みだと思っていますし、とても便利だなと思うので今後にも期待してます!そして、もっと盛り上げていきたいです! -- AVHはなかなか、面白いプロジェクトだと私も思います!因みに波多野さんはブロックチェーンや仮想通貨に関してはどのくらい興味関心ありますか? 波多野 : ものすごく興味はあるのですが、今まで仮想通貨をやったことないのでAVHさんを通して色々知っていきたいなと思っています! -- 本日はありがとうございました。よろしければ、最後に今後の目標をお聞かせいただけますと! 波多野 : こちらこそ、ありがとうございました!AVHさんをもっともっと盛り上げていきたいですし、わたし自身もイメージキャラクターとしてがんばっていきたいです! 海賊版や動画の違法ダウンロード問題をなくしたい -- 今日はこのような機会を作っていただきまして、本当に有難うございます。続けて、AVHのプロジェクトのインタビューをさせていただきたいのですが、AVHを知らない方が殆どだと思うので、AVHのメインコンセプトに関して教えてください。 AVH開発チーム : AVHはブロックチェーン技術を活用して、世界中の人々によりいい動画を鑑賞できるプラットフォームを築き、他にライブチャットや周辺グッズなどのトレードも自由にできる環境を作っていきたいと思っています。 -- AVHは独自の再生プラットフォームを利用して映像を見ることもできるようですが、これを利用すると現状、問題になっているような海賊版や違法ダウンロードの問題を解決にも繋がっていくのでしょうか? AVH開発チーム : 完全に解決することができる!とは言えませんが、AVHのプラットフォームがあると、今まで海賊版や違法動画を無料で見ていた人達を最大限誘導することはできるかなと考えています。ユーザーにとって色々と面白いことができて、メリットもあるから、AVHで著作権のあるコンテンツを見る!という流れに向けて、取り組んで行きたいと思います。 AVHが持つ強みと、今後のブロックチェーンの市場 -- 因みにAVHが自信を持っている部分、強みってなんでしょうか? AVH開発チーム : AVHは本来のWeb技術と最新のブロックチェーン技術を取り入れたことが強みとしてあります。Webやブロックチェーンの技術力に関しても、もちろん自信はありますが、我々は日本のアダルト業界へのパイプやメーカーやプロダクションとの関係もあるのが強みだと思っています。 -- 確かに、今日は波多野さんといきなり対談することになって、びっくりしました。笑 AVHは現状、日本のアダルトビデオメーカーとも提携していますが、これからはAVH経由ですべての作品を卸すプラットフォームになっていったりもしますか?そうなるとAVHは独占的な気もしますけれども!笑 AVH開発チーム : それはないと思います。笑 それは本来の非中央集権をコンセプトにしているブロックチェーンの主旨とは逆らっていますから。笑 あくまでも私達のプラットフォームを利用して自由に取引できる環境をつくっていきたいと思っています。不平等さや、壁をなくして、自由かつ平等でトレードできる環境を作ることが目的なので、業界の会社と連携してやって行きたいと考えています。 -- そうですよね。因みに、今の仮想通貨市場に対してはどう考えていますか?ブロックチェーンやビットコインと言ったものがようやく市場だけでなく、一般的にも認知されてきたと思っているのですが AVH開発チーム : 仮想通貨の市場は今までも伸びてきていましたが、これからは、より発展していくと考えています。今まではブロックチェーンを知らなかった人たちにも、是非ともブロックチェーンや仮想通貨に触れてほしいですし、そして機会があるのであれば、AVHにも是非とも注目してもらえたらうれしいですね! -- 世の中の男性はAVHのプロダクトがリリースされると、必然と知る機会も増えていきそうな気もしますね。笑 因みに、今後、ブロックチェーン技術がどのように発展して行くと考えていますか? AVH開発チーム : ブロックチェーンの技術は、今後の生活に関わるあらゆる場面で利用されていくと考えています。本当に生活を変えていける素晴らしい技術だと考えています。 -- 本日は、ありがとうございました。色々と面白い機会をいただきまして、非常に面白かったです。最後にAVHの今後に関しても何かコメントいただけると嬉しいです。 AVH開発チーム : まだまだAVHというプロジェクト自体をご存知ない方は多数いると思います。今後プロダクト開発とともに認知していくことで、徐々にトークンの価値も上がっていくように励んでいきます! 取材・文:アラタ(CRYPTO TIMES) , 写真:CRYPTO TIMES編集部