【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー

【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー

CRYPTO TIMESでは先日、SamuraiX(サムライエックス)というプロジェクトを紹介させていただきました。

前回の記事でもプロジェクトの概要はわかったかもしれませんが、今回の記事では、より理解を深めるためにSamuraiXのCEOであるJasonさんにインタビューを行い、SamuraiXに関して説明をしてもらいました。

ホワイトペーパー、CRYPTO TIMESの記事、そして、今回のインタビューを見て、SamuraiXがどんなプロジェクトなのかをより理解していただけると幸いです。

SamuraiX CEO – Jason氏へのインタビュー

– – 今日はインタビューをよろしくお願いいたします。自己紹介をお願い致します。

Jason :  はじめまして。Jasonと言います。マッキンゼーで6年間コンサルタントを経た後、スタートアップやブロックチェーン企業において、起業家、役員、技術アドバイザーとして、キャリアを積んできました。

– – 今回立ち上げたプロジェクトSamuraiXとはどういうプロジェクトなのか教えてください。

Jason : 海外の不動産投資は現在、規制や法律が様々でとても難しい状況です。日本から米国の不動産に投資をする際も、物件を探して、膨大な法的書類の手続きも必要です。SamuraiXではそれらのプロセスを代わりに行います。不動産をトークン化し、投資家はそれに付随するトークンを購入し、不動産の利益が分配される仕組みとなっています。

– – 不動産のトークン化と聞くと、難しそうですけれど簡単にできるものなのでしょうか?

Jason : トークン化は非常に簡単です。原則的にLLCが元になる資産物件を所有しています。そこから、物件をトークン化でき、生まれた利益の還元が可能になります。ブロックチェーンを通じて、このプロセスを行うことでトークンを投資家がどれだけ保有しているかが分かります。そして、物件の収入と資産価値のどのくらいが投資家に属するかを把握が可能になります。

– – SamuraiXのプロジェクトは何故立ち上げようと思ったのでしょうか?

Jason : 過去何年か、ブロックチェーン分野において投資家、顧問役員として、関わってきていました。この分野の経験の中で思ったこととして、評価不可能な資本が劇的に増大していることです。実存する不動産を後ろ盾として、評価不可能な資本をしっかりした資産として格上げすることがブロックチェーン業界のゴールとして長年の課題でした。資産をトークン化して、投資家の方々を支えるためのブロックチェーンを導入できるプレイヤーは多くないと考えています。

– – SamuraiXのプロジェクトはどのような課題の解決に繋がりますか?

Jason : 2つあると思っており、1つ目は海外からの投資の際、外貨に替える際の手数料が問題となります。なぜなら、外貨にする際に為替手数料が莫大なお金がかかってしまいます。ブロックチェーンやビットコインを利用することで、交換手数料の煩わしさがなく、資産やトークンそのものへの投資が可能となります。2つ目として、投資家の可能性が広げることができます。物件への投資に$50000は準備できないが、$500,$1000くらいなら準備ができるという投資家も多いと思います。そのような方に投資物件と投資のチャンスを提供が可能です。

– – SamuraiXのプロジェクトが他のブロックチェーンを用いた不動産のプロジェクトよりも優れている点はどこですか??

Jason : いくつかメリットがあると思いますが1つは、我々は主に不動産に集中し、特に不動産の賃料収入に集中しています。また、利益分配のみでなく、市場での増加を考慮しています。その他のメリットとしては、例えば、日本人がアメリカに投資をしようとすると現状ハードルが高いです。物件を見つけること、正規なものかどうか、所有権の取得、取引そのもの…SamuraiXではこれらを全て代わりに行います。投資家がすることは物件を選んで、投資することだけです。

– -SamuraiXが今回発行するトークン名とユースケースを教えてください。

Jason : 2種類あり、RAXとPATと言うトークンを発行します。RAXは不動産プラットフォームで主にトークン化の手数料として支払われます。我々のプラットフォームではトークン化において、3-6%の手数料が支払われ、これにRAXも利用されます。PATは物件特有のトークンになります。不動産をPATトークンに分割し、これを投資家の方が購入をします。これはBTC,ETH,RAXを含めた仮想通貨での購入が可能になります。

– -SamuraiXの短期的、中長期的なゴールを教えてください。

Jason : 短期的には、我々のプラットフォームで完全にトークン化・売却できる物件を3-5件ほど見つけ、1回目の利益分配を行うことです。プラットフォームを利用するイニシャルユーザーを集めることも短期的なゴールとなります。長期的にはパートナーを多数見つけ、プラットフォームに載せる物件数を増やしていくことです。更にトークン化できる違うタイプの物件を探していきます。

– -SamuraiXへ投資家が投資するメリットを教えてください。

Jason : RAXは物件をトークン化することで3-6%が使用されます。プラットフォームに乗る物件数が増えるほど、取引量も増えトークンの価値も上がっていきます。

– -最後に投資家に一言をお願い致します。

Jason : 私たちはグローバルで不動産をトークン化する新たな方法を開拓しています。そして、投資家を募ることで国境を超えた不動産投資が可能になります。是非SamuraiXで未来に投資し、全世界の物件に投資をしましょう。

まとめ

SamuraiXのCEOであるJasonさんへのインタビューでした。

世界の不動産をトークン化して、投資が可能になるというのはとても面白いですし、現状ハードルの高い点が非常に簡単になるのはかなり便利では?と思いました。

SamuraiXは、パブリックセールの日程は現在調整中ですが、Private Saleを実施中のようです。

プロジェクトが気になる方は再度、下記の記事もお読みください。

公式リンク


※プロジェクトのICOへ参加される際には、自身でも利用規約やプロジェクト内容に関して十分理解をした上での投資を行いましょう。投資をおこない損失などが生じた場合、CRYPTO TIMESでは一切の責任を負いません。全て自己責任となります。

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