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2024/11/1213年間無事故の実績と300万以上の先物取引ユーザーを誇る暗号資産取引所「BTCC」AMAレポート
執筆:MARU 暗号資産市場が盛り上がりを見せる現在、信頼性の高い取引所を選ぶことが非常に重要です。このような状況の中で、暗号資産取引所として高い信頼性と先進的なサービスを提供するBTCCについて、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にてAMAを開催しました。 今回のAMAでは、BTCCの取引プラットフォームの安全性や、ユーザーに提供される様々なキャンペーン、サポート体制の充実度などについて詳しく伺いました。以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年10月25日(金)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:100 USDT × 3名 13年間セキュリティー事故ゼロの実績と300万以上の先物取引ユーザーを誇る暗号資産取引所「BTCC」のAMAを開催✈️ ⏰10月25日(金)21:00 🎁Giveaway:$100USDT × 3名 ✅Like, RT & Follow ↓@btcc_japan & @bb_jpdao ✅Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️… pic.twitter.com/ayjx28LE7L — boarding bridge (@bb_jpdao) October 19, 2024 ・Nakamon | Branding Manager (Japan) ・Yurufuwa | Guest ・Aki | boarding bridge (敬称略) 質問トピック 自己紹介 BTCC取引所でBranding を担当しているマスコットキャラクターNakamonです。ビットコイン創始者サトシ・ナカモト氏が名前の由来です。 取引所としての歴史や特徴を教えてください BTCC取引所は、米国、カナダ、ヨーロッパで正式なライセンスを取得している暗号資産取引所です。設立から13年間、セキュリティ事故が一度も発生していないという、業界でも珍しい実績を持っており、この長い歴史が利用者にとっての大きな安心材料となっています。 BTCCの特徴の一つは、先物取引に強みがあることです。先物取引とは、将来の価格を予測して利益を得る取引方法ですが、BTCCでは初心者の方でも実際の資金を使わずに「デモ取引」で練習することができます。また、プロ向けには1倍から最大500倍までのレバレッジ(借り入れた資金で取引を拡大する仕組み)を利用可能で、初心者から上級者まで幅広く楽しめるプラットフォームです。 さらに、現物取引や、他のユーザーの取引をそのままコピーできる「コピートレード」などの新しいサービスも次々に追加されています。 【最新情報】最大500倍レバレッジスタート! 対象:BTC、ETC、DOGE、SOL、XRP(USDT先物取引) *レバレッジ設定に関して、許容範囲内でお取引をお楽しみください。 ⏬ 先物取引はこちらhttps://t.co/jO1LiwT5Ov pic.twitter.com/6dJHoyFIwP — BTCC Japan【公式】 (@btcc_japan) September 19, 2024 BTCCを使うメリットは何ですか? BTCCは、13年間一度もセキュリティ事故が起きていない安心感が特長です。この取引所は長い運営実績があり、多くの取引所がビットコイン流出などのセキュリティ問題を抱える中で、信頼性が高いとされています。この安定したセキュリティは、初心者からプロの投資家まで多くのユーザーにとって大きな魅力となっています。 また、BTCCにはユニークな友人紹介プログラムがあります。友人を一人紹介するごとに最大で10,000USDTのリベートがもらえる仕組みで、紹介した人数が増えると取引資金も増え、収益も大幅に向上します。さらに、新規ユーザーには最大10,055USDTが当たるキャンペーンや、LINE登録するだけで特典がもらえるサービスも展開しています。このように、紹介制度やキャンペーンが充実している点はBTCCの強みです。 BTCCのサポート体制も、他の取引所と比較して非常に充実しています。公式LINEアカウントやお問い合わせフォームを通じて日本語対応のカスタマーサービスを完備しており、日本のユーザーが気軽に相談できる環境が整っています。特に、LINEに登録すると取引のサポートが受けられるバウチャーなどももらえ、初心者でも安心して先物取引の体験ができるよう工夫されています。 加えて、BTCCではVIPレベルの昇格も比較的簡単です。例えば、200 USDT以上を入金するだけでVIP0からVIP1に昇格でき、VIPレベルが上がるごとに出金手数料割引などの特典が受けられます。最上位のSVIP5に達すると、取引手数料が最大で0.02%(先物Taker)まで引き下げられるなど、利用者にメリットがあります。 さらに、日本国内の銀行口座を利用した振込に対応しているため、日本円でUSDTを購入することも可能です。日本人ユーザーにとっては、このような日本円対応の仕組みがあることで、取引の手間が省け、利用しやすい取引所となっています。 リベートとは 取引所がユーザーに提供する報酬の一種。友人紹介などで得られるお金のこと。取引資金に充当することができ、収益を増やす手助けになる。 VIPレベルとは BTCCの利用頻度や入金額に応じて設定されるランクで、VIPレベルが上がると手数料割引などの特典が増える BTCCが選ばれる理由 | BTCC公式ウェブサイト サポート体制について教えてください BTCCは、日本のユーザー向けに完全に日本語対応のサポートを提供しています。問い合わせは、公式LINEアカウントとお問い合わせフォームの両方で受け付けており、誤送金などの問題にも対応しています。VIPレベルに関わらず、LINEを通じて日本語話者が対応し、サポートの時間帯は平日の10時から19時までとなっています。 ※VIPレベルのランクで特典の内容が異なる場合がありますが、サポート対応はランクに関係なく利用できます。 BTCC取引所公式LINE 現在のユーザー数や取引量はどれくらいですか? BTCCは、グローバルで約300万人のユーザーに利用されており、13年間の総取引量は7.5兆USDTに達しています。具体的な日本のユーザー数は公開していませんが、日本のユーザーにも利用しやすく、魅力的な取引所を目指しています。 BTCCユーザー数 | BTCC登録者数 今後のロードマップやキャンペーンはありますか? BTCCは、「誰もが安心して暗号資産取引を利用できる環境を作る」というモットーのもと、ユーザーの声を反映しながらサービスの改善を進めています。最近も、ユーザーの意見をもとにアプリのインターフェース(UI)を大幅にアップデートしました。これにより、ユーザーにとって使いやすいプラットフォームとなることを目指しています。 日本市場向けには、公式マスコットNakamonさんと協力し、BTCCが持つ先物取引の豊富な経験とセキュリティの強みを日本のユーザーに広く伝えていきたいと考えています。 また、BTCCでは、ユーザーが取引を楽しみながらさまざまな特典を獲得できるキャンペーンを多数開催中です。以下がその内容です。 1. 新規ユーザー限定キャンペーン 新規登録ユーザー向けに、最大10,055 USDTが当たるキャンペーンを実施しています。 2. 友達招待キャンペーン 友人をBTCCに招待することで、1人招待するごとに最大10,000 USDTの報酬が得られます。招待すればするほど取引資金が増える特典です。 3. 初回コピートレードサポートキャンペーン 初めてコピートレードを利用するユーザー向けに、サポートキャンペーンを実施中です。 4. 口座開設&LINE登録特典キャンペーン 新規口座開設とLINE公式アカウント登録で、70 USDTのボーナスがもらえます。また、20人以上を紹介した場合、紹介した人の取引手数料の35%が出金可能な報酬として受け取れます。 新規ユーザーキャンペーン | ミッション一覧 BTCCの取引手数料について教えてください 国内の多くの取引所では、一般的に10~11%程度の手数料がかかる場合が多いです。それに対して、BTCCはよりお得な取引手数料でサービスを提供しています。詳細については、公式ページで確認できます。 BTCCは、手数料を抑えた取引環境を提供することで、より多くのユーザーにとって利用しやすいプラットフォームとなることを目指しています。 レベル料金 | BTCC公式ウェブサイト BTCCで独自トークンを発行する予定はありますか? BTCCでは、独自トークンの発行について現在も検討を続けていますが、具体的な発行予定はまだ決まっていません。ユーザーの皆様にさらに価値を提供できる方法を慎重に検討しながら、将来的な可能性を探っています。 まとめ 今回のAMAでは、BTCCプロジェクトの安全性、ユーザー向けサービスの強化、取引手数料の改定や新機能の導入などについて詳しく語られました。特に、BTCCのチームが最近実施した「取引手数料0円キャンペーン」や、新たに追加された自動取引機能についての説明は、実用的な情報となり、今後の取引に対する期待感を高めます。 BTCCは暗号資産取引における信頼できるプラットフォームとしての地位を確立しています。今後も、ユーザーの声を反映しつつ、「リアルタイム取引通知機能」や「モバイルアプリのさらなる改良」を通じて、より多くの人々に利用される取引所を目指していくことでしょう。 関連リンク BTCC Website | X (Twitter) | Youtube | Instagram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU X (Twitter) | Link3
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2024/11/11ゲームとエンターテイメントに特化したBase上のレイヤー3「XProtocol」AMAレポート
執筆:summerchon ゲームやエンターテイメント分野に特化し、Web3ゲーム開発のための効率的なインフラとツールを提供する「XProtocol」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、プロジェクトの概要や$KICKトークンの詳細、現在の課題と今後の計画などについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年10月27日(日)21:00 JST 場所:bb Discord & X Space Giveaway: Xardianノード × 3名、XForge DePINスマホ WL × 10名 ゲームとエンターテイメントに特化したBase上のレイヤー3「XProtocol」のAMAを開催✈️ ⏰ 10月27日(日)21:00 🎁 Giveaway: Xardianノード × 3名 & XForge DePINスマホ WL × 10名 ✅ Like, RT & Follow ↓@xprotocol_org & @bb_jpdao ✅ Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信… pic.twitter.com/B9gM1ET5Fo — boarding bridge (@bb_jpdao) October 21, 2024 スピーカー ・ish | social media manager ・maturi | アンバサダー/通訳 ・フーミン | ゲストスピーカー ・AKI | boarding bridge (敬称略) 質問トピック 自己紹介 ish | X はじめまして、ishです。これまで約2年間、金融業界やWeb3領域のプロジェクトに携わってきました。 現在は、XProtocolにてソーシャルマネージャーを務めています。 フーミン | X フーミンです。普段は主にブロックチェーンゲームに関するリサーチやプレイを行い、自身で運営しているサイトにメディアとして記事を書いて活動しています。 XProtocolはどのようなプロジェクトですか? XProtocolは、エンターテインメントに特化したDePINスーパーチェーンで、Saison CapitalやDragonflyなどからの支援を受けています。高いスケーラビリティにより、2億5000万人以上のユーザーに対応可能で、低コストかつ迅速な取引が実現します。100以上のエンターテインメント企業と提携し、デジタルエンターテインメントを新たな形で提供することを目指しています。 代表的な製品には、モンスターと戦って報酬を獲得するTelegramゲーム「Smash Quest」や、報酬やエアドロップが得られるノード付きスマートフォンの「XForgeフォン」があります。XProtocolは、500万ドル以上の資金調達を基に、エンターテインメント体験の進化を推進中です。 At XProtocol, our mission is powered by Investors & Partners who align with our vision and drive our pursuit of innovation ✨ ⧈ $5M+ in Total Funding ⧈ Backed by @Razer, @CogitentV, @coinfund_io, @dragonfly_xyz, & more ⧈ Partnered with @animocabrands, @AethirCloud,… pic.twitter.com/UhQffHj7Zg — XProtocol.org | Xardian Nodes & XForge Smartphone (@xprotocol_org) September 23, 2024 他のチェーンと比べてどのような技術的な優位性がありますか? XProtocolはレイヤー3アーキテクチャを採用し、複雑な取引や高い拡張性に対応可能です。毎秒1000トランザクション(TPS)以上の処理速度を持ち、ガス料金もほぼゼロです。セキュリティ対策として多層プロトコルを導入し、異なるブロックチェーン間のシームレスな通信や資産移動を可能にしています。また、モジュール設計を採用し、コミュニティ主導のガバナンスでユーザーがネットワークの運営に参加できる点も特徴です。 エコシステムにはTelegramゲーム「Smash Quest」と、ノード操作型DePINフォン「XForgeフォン」も含まれており、XProtocolはスケーラビリティ、セキュリティ、相互運用性の面でブロックチェーン分野をリードしています。 XProtocol | Litepaper Xardianノードの役割は何ですか? Xardianノードは、XProtocolネットワークの安全性と分散性を高め、取引の円滑化とエコシステム全体の安定に貢献します。特にゲーム関連のトランザクション処理を支援し、XProtocolのスムーズな運営を支えています。 ノードオペレータは以下の報酬を得ることができます。 ・ネットワーク参加による$KICKトークンの獲得 ・ネットワーク維持に対するシーケンサー手数料の一部 ・将来のエアドロップによる追加の$KICKトークン獲得機会 XProtocol | 公式サイト $KICKトークンはエコシステム内でどのように利用されますか? $KICK トークンは XProtocol エコシステム内で極めて重要であり、さまざまな重要な機能を備えた主要なユーティリティ トークンとして機能します。 保有者は$KICKをステークすることで、統合プロジェクトのエアドロップ報酬を得られるほか、主要な報酬トークンとしての利点を活用できます。これにより、保有者にはエコシステム内での参加インセンティブと報酬が提供されます。 主な特徴: ネイティブガストークン: $KICK は、Base上のXProtocolのエンターテイメントに重点を置いたスーパーチェーンにおけるメインガストークンとして機能し、エコシステム内でのスムーズなトランザクションとやり取りを保証します。 ステーキングのメリット: $KICKステーカーは、さまざまな統合プロジェクトからのエコシステムエアドロップの対象となる場合があります。 買い戻しメカニズム: 関連会社およびパートナーの運用収益の一部は、$KICKの買い戻しに割り当てられる場合があります。 内部報酬システム: $KICKは、XProtocol内の主要な報酬トークンとして機能し、ブロックチェーン全体でより効率的なユーザーエクスペリエンスを提供します。 XProtocol | Litepaper XProtocolの課題と今後の計画について教えてください XProtocolは競争が激しいブロックチェーン業界で、ユーザーの獲得・維持や規制対応といった課題に直面しています。さらに、スケーラビリティやセキュリティ強化も重要なテーマです。 今後は、ユーザー体験の向上に重点を置き、新製品の展開を進めていく計画です。また、セキュリティとコンプライアンスを徹底し、コミュニティ主導のガバナンスを推進することで、ユーザーの信頼を築きます。これにより、ブロックチェーン分野でのリーダーシップを確立し、革新的なソリューションの普及を目指しています。 XProtocol | Litepaper 目標や競合と考えている他のプロジェクトやゲームはありますか? いつかHamster Kombatや他の大きなTelegramゲームのように大きくなりたいと思っています。 Smash Quest | X XForgeフォンについて教えてください XForge は、世界初のノード操作型ブロックチェーン DePIN スマートフォンであり、ブロックチェーン技術との関わり方に革命をもたらします。 XProtocol を搭載したこの最先端のデバイスにより、ユーザーは自分の電話から直接 DePIN ネットワークに参加し、報酬、エアドロップ、その他の暗号通貨ベースのインセンティブを獲得できます。299ドルという価格帯のXForgeは、分散型インフラストラクチャのパワーを体験できる手頃でアクセスしやすい方法です。 現在、8GBのRAMと256GBのストレージを備えていますが、将来的にはカラーバリエーションやメモリ容量の増加も検討していく予定です。 https://youtu.be/Zx8wnVQku3w?si=Y3trd0mD1r_WnLoY XProtocol | Litepaper ノードの稼働と報酬の関係について教えてください トークン全体の20%がノードオペレーターへの報酬に割り当てられ、稼働時間が最も長いユーザーには追加のxKICK報酬(将来的に$KICKと変換できるもの)が与えられます。 また、スマートフォンからXProtocol Xardianノードを実行すると、他のノードオペレーターよりも20%のボーナス報酬を獲得できます。 XProtocol | Litepaper まとめ 今回のAMAでは、XProtocolのビジョンや主な機能、将来の展望が共有されました。 XProtocolは、エンターテインメントに特化したDePINスーパーチェーンで、Saison CapitalやDragonflyから支援を受けています。2億5000万人以上のユーザーに対応可能なスケーラビリティと、低コスト・高速な取引が特徴です。100以上のエンターテインメント企業と提携し、デジタルエンターテインメント体験の革新を目指しています。 代表的な製品には、報酬が得られるTelegramゲーム「Smash Quest」や「XForgeフォン」があります。技術的には、レイヤー3アーキテクチャを採用し、ガス料金をほぼゼロに抑えつつ、異なるブロックチェーン間のシームレスな資産移動を実現しています。 また、ネットワークの安定を支える「Xardianノード」を運用することで、$KICKトークンの獲得などの報酬が得られる仕組みもあります。今後のXprotocolのエコシステムの発展に期待です。 関連リンク Xprotocol Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:summerchon X (Twitter) | Link3
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2024/11/02Web3データを拡張するための分散型AI OS「0G Labs」AMAレポート
執筆:summerchon 次世代のAIアプリケーションを実現するための分散型AIオペレーティングシステムを開発する「0G Labs」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、プロジェクトの概要やAIを誰もが利用できる共有資源にするための具体的なビジョンについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年10月24日(木)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice X(Twitter) Giveaway:100 USDC × 2名 ノードWL × 5名 スピーカー ・Lai | VP of Ecosystem ・ビニール | boarding bridge ・AKI | boarding bridge (敬称略) 35M$調達済の分散型AI OSでWeb3データを拡張するインフラ「0G Labs」のAMAを開催✈️ ⏰ 10月24日(木)22:00 🎁 Giveaway:$100USDC × 2名 ✅ Like, RT & Follow ↓ @0G_labs & @bb_jpdao ✅ Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️ https://t.co/pQh58i0SMx 💁♂️… pic.twitter.com/uzBXP9Xrld — boarding bridge (@bb_jpdao) October 17, 2024 AMAの内容 自己紹介 Tiffany Lai | X こんにちは、0G財団エコシステム担当VPのTiffanyです。私はパートナーや開発者、コミュニティと連携し、分散型AIエコシステムの構築と拡大に注力しています。 0Gの使命はAIを公共財とすることであり、完全なオンチェーンAIの実現を目指しています。10年のブランディング・マーケティング経験を持ち、Avalancheでは成長責任者を務め、台北ブロックチェーンウィークのディレクターも担当しています。 0G Labsがどのようなプロジェクトか教えてください 0G Labsは、次世代のAIアプリケーションを実現するための世界初の分散型AIオペレーティングシステムを開発しています。私たちの目標は、AIを誰もが利用できる共有資源にすることです。 0G Labsでは、分散型のデータ保存やAIを動かすネットワークを活用し、リアルタイムでAIの正確さを確認できる仕組みを整えています。これにより、AIが一部の組織だけでなく、コミュニティ全体により管理される未来を目指しています。 0G Labs | 公式ブログ 開発チームと投資家について教えてください 0G Labsの開発チームは、AIやブロックチェーン、暗号技術の経験豊富な専門家たちで構成され、MITやスタンフォード、清華大学出身の博士や、MicrosoftやAmazonなど大手企業出身のメンバーが集まっています。多くのメンバーがユニコーン企業の立ち上げ・成長にも関わった実績を持ちます。 投資家については、分散型AIの未来を信じる強力なパートナーが支援しており、私たちのビジョンに賛同しています。最新の資金調達ラウンドでは目標の20倍の応募があり、3500万ドルのプレシードラウンドを成功させました。世界トップクラスのチームと投資家に支えられていることを大変誇りに思います。 0G Labs | 公式ブログ プロダクトの優位性はどのあたりですか? 0G Labsは、AIアプリケーションの高度な要件に特化した世界初の分散型AIオペレーティングシステムを構築しています。従来のブロックチェーンと比べ、0Gのインフラは50,000倍のスループットを100分の1のコストで提供し、大量データを扱うAI、ゲーム、分散型金融などに最適です。また、無限にスケーラブルなデータ可用性(DA)、分散型ストレージ、検証可能なAI推論ネットワークを備え、AIモデルを完全にオンチェーンで運用できる仕組みを実現しています。 このアプローチにより、AIが求める透明性やセキュリティ、アクセシビリティが確保され、従来のブロックチェーン技術では対応しづらいリアルタイム性や拡張性も実現可能です。私たちは、分散型AIを強化し、未来を見据えたエコシステムの創造を目指しています。 0G Labs | 公式ブログ 分散型AIオペレーティングシステムの具体的なユースケースを教えてください 0G Labsの分散型AIオペレーティングシステム(dAIOS)は、さまざまな分野で応用可能です。 ゲームとメタバース: キャラクターとの対話や世界構築など、リアルタイムで拡張性のあるAIが没入型のゲーム体験や仮想世界の向上をサポートします。 高頻度DeFi取引: DeFi市場での高頻度取引や市場予測にAI駆動型のアルゴリズムを提供し、0Gの高速スループットと低コストで大量取引の効率化と透明性を確保します。 サプライチェーンとロジスティクス: AIでサプライチェーン業務を最適化し、商品の追跡や予測分析を行いながら透明性と改ざん防止を実現します。 0G Labsは、こうした分野を含むさまざまな産業でAIの変革を後押しすることを目指しています。 今後のロードマップについて教えてください 今後のロードマップは、0Gの分散型AIインフラをさらに拡大し、パートナーや開発者、コミュニティからなるエコシステムの強化に焦点を当てています。 特に注目すべきマイルストーンは、2024年11月11日に開始予定の「AIアラインメントノードセール」です。このセールは、コミュニティや個人がAIの未来に直接関わる機会であり、AIの分散化への重要な一歩になります。参加者は、ネットワーク上でAIの透明性とセキュリティを確保し、長期的なエコシステムの成長にも貢献できます。 さらに、ノードセールの後には、ノードの活性化や分散型ストレージ、データ可用性(DA)、AI推論レイヤーの統合を進め、世界初の完全オンチェーンAIインフラを構築する計画があります。これにより、多様な産業でスケーラブルなAIユースケースが可能となります。また、パートナーシップの構築や開発者ツールの強化を進め、日本の暗号資産エコシステムとの協力も積極的に展開していきます。 0G Labs | 公式ブログ データを保存する際に支払うトークン数はデータあたりで固定ですか? 現在テストネット段階にあり、詳細は今後確定していく予定です。メインネットの時期が近づくにつれ明確になりますが、現時点では正確な情報をお伝えできない状況です。 0Gの名前の由来を教えてください 0G Labs(Zero Gravity Labs)の名前は「ゼロ重力」の概念にインスパイアされています。現在のデータ可用性やデータストレージは、まだその可能性を最大限に発揮できていません。「ゼロ重力」は、従来の限界を超えてイノベーションを追求し、データをオンチェーン上で「重さのない」状態にすることで、AIの可能性を最大限に引き出すという目標を象徴しています。 0G Labs | 公式ブログ 直近予定しているイベントはありますか? 次のイベントはDevConをタイにて開催予定で、開発者やKOL、エコシステムのメンバー、0Gに関心のある方々と協力する一連のイベントが行われます。また、来年にはAPAC(アジア太平洋地域)でのロードショーも予定しており、日本でのイベントも計画に含まれています。 ノードを購入することでどのようなメリットがありますか? ノードを購入することで、今後0Gエコシステムへの貢献ができ、リワードプログラムなどで還元を受ける可能性もあります。また、0Gには300以上のパートナーが参加しており、AIが健全かつ利用しやすいエコシステムの構築に貢献しているため、ユーザーにとってメリットが多いと考えています。なお、購入前にはリーガル面での規制等についてご確認ください。 0G Labs | 公式ブログ ノードの運用に技術的スキルや知識は必要ですか? いいえ、必要ありません。AIアライメントノードの運用は非常に簡単です。多くのノードプロバイダーがサポートを提供しており、一般的なノートパソコンがあれば十分です。また、node.0g.aiの専用サイトにノード仕様が詳しく記載されており、詳細を確認できます。 まとめ 今回のAMAでは、0G Labsのビジョンや主な機能、将来の展望が共有されました。 0G Labsは、AIを公共財とすることを目指し、次世代AIアプリケーションのための分散型AIオペレーティングシステム「dAIOS」を開発しています。その特徴は、高速かつ低コストなインフラであり、ゲームやDeFi、サプライチェーンなど多様な分野での応用が可能な点です。開発チームには世界的な専門家が集結し、投資家の支援も受けています。 また、2024年11月11日には「AIアラインメントノードセール」が予定されており、AIの分散化に向けたコミュニティ参加の機会が提供されます。ノード運用は技術的な知識がなくても簡単に始められます。 ゼロ重力に触発された0G Labsが、データの「重さ」を取り除き、AIをコミュニティ全体で管理する未来を目指す姿勢には大きな期待が寄せられます。今後の展開が楽しみです。 関連リンク 0G Labs Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:summerchon X (Twitter) | Link3
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2024/10/24登録者950万人を誇り、ゲーマーにデータの所有権と収益機会を提供する「CARV」AMAレポート
執筆:summerchon ゲームとAI分野で最大規模のIDとデータレイヤーを構築し、950万人以上の登録ユーザーと900以上の企業を統合する「CARV」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、プロジェクトの概要やユーザーがCARVを利用するメリット、今後のロードマップなどについて詳しく伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年10月18日(金)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice X(twitter) Giveaway:$100USDT × 5名 登録者950万人を誇りゲーマーにデータの所有権と収益機会を提供する「CARV」のAMAを開催✈️ ⏰ 10月18日(金)21:00 🎁 Giveaway:$100USDT × 5名 ✅ Like, RT & Follow ↓@carv_official & @bb_jpdao ✅ Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️ https://t.co/NtpmRF9LI5 💁♂️… pic.twitter.com/2SvBRNTcP2 — boarding bridge (@bb_jpdao) October 11, 2024 スピーカー ・Paul Delio | Chief Business Officer ・MOLYA | Guest ・AKI | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Paul Delio | X 私はCARVのチーフビジネスオフィサーのポールです。主に、プロジェクト、投資家、KOLとの戦略的パートナーシップの確立を担当しています。CARVで働き始めてから2年以上が経ちました。日本のアニメのヒロアカが好きです。 MOLYA | X MOLYAです。Web3には2021年頃から触れ始めました。Web3ゲーミングコミュニティでは古参のJapanGamingGuildをCo-Founderとして初期から運営し、今年卒業しました。その知見を活かして今は国内外様々なプロジェクトをサポートしています。幅広く情報は追うようにしていますが、元々クールジャパン的な日本の文化が好きで、Web3ゲームに一番時間を使っています。 CARVがどのようなプロジェクトか教えてください CARVは、主にゲームとAIの分野で活躍するプロジェクトで、「個人が自分のデータをもっと自由に管理できるようにすること」を目指しています。具体的には、自分のデータを使って利益を得たり、そのデータを安全にやり取りしたりできる仕組みを作っています。 CARVプロトコル これは、データを企業や個人が安全にやり取りするための技術です。プライバシーを守りながら、データをスムーズに交換できる仕組みを提供します。 CARV Play ゲームで遊ぶことで報酬を得られるプラットフォームです。プレイヤーがゲーム内での活躍に応じて報酬をもらえるので、ゲームを楽しむだけでなく、仲間とのつながりも強くなります。 CARV Labs 5000万ドルの資金を使って、新しいゲームやAIプロジェクトを支援するプログラムです。特にスタートアップやゲーム開発者に必要なサポートを提供して、新しいアイデアが形になるのを助けています。 CARVは「データを自由に使いこなし、ゲームを通じて楽しみながら利益を得られる未来」を目指しているプロジェクトです。 CARV | 公式Medium CARVの主な機能や特徴を教えてください CARVには、次のような重要な機能があります。 CARVプロトコル これは、データを安全に管理したり、共有したりできる仕組みです。ユーザーが自分のデータをしっかりコントロールできるようにします。 CARV Play プレイヤーがゲームで活躍すると、報酬や特典がもらえるプラットフォームです。ゲーム内での成果に基づいてインセンティブが提供されます。 CARV ID ゲームごとのプロフィールやデータを一つにまとめて管理できる仕組みです。これにより、複数のゲームをまたいで自分のデータを所有し続けることができます。 CARV AIエージェント AI(人工知能)に力を入れていて、CARVが集めたデータを使ってAIモデルの開発をサポートしています。これにより、開発者やユーザーにとって役立つAIが生まれます。 これらの機能が組み合わさって、ユーザーや企業、開発者が一緒に働きやすく、かつ報酬も得られる仕組みを作り上げています。 CARV | 公式Medium ユーザーがCARVを利用することでどのようなメリットが得られますか? CARVを利用することで、ユーザーは次のようなメリットを得られます。 データを使ってお金を稼げる 普通は企業が皆さんのデータで利益を得ますが、CARVを使うと、自分のデータを自分で管理し、それを使って収益を得ることができます。 ゲームを遊んで報酬がもらえる CARV Playを使うと、ゲーム内での成果が現実の報酬に変わるので、遊びながら特典をゲットできます。 プライバシーが守られる 自分のデータを誰と共有するか、自分で決めることができ、プライバシーも守られます。 特別な機会が得られる ゲーム会社やAI開発者との特別なイベントや新しい製品に、他の人より早くアクセスできるチャンスがあります。 CARV | 公式Medium $CARVのエアドロップについて教えてください $CARVのエアドロップは、エコシステムのユーザーにトークンを報酬として配るイベントであり、3シーズンにわたって実施されます。これは、初期のサポーターや活発に活動している参加者に感謝し、コミュニティをさらに盛り上げることを目的としています。 全体のトークン供給量の10% がエアドロップ用に割り当てられています。その内訳は以下の通りです。 TGE(トークン生成イベント):4% トークン発行時に、初期のコミュニティメンバーに配布されます。これで、ローンチ時から参加できるようになります。 シーズン2:3% 次のシーズンに向けて、エコシステムに積極的に関わるユーザーへの報酬として配布されます。 シーズン3:3% シーズン2と同様に、継続して参加するユーザーに報酬を与えます。 エアドロップの対象になるには $CARVトークンをステーキングしたり(預けて増やす)、ネットワークに貢献したり、CARV Playに参加したりするなど、様々な活動を通じてエコシステムに積極的に関わることが必要です。 シビルアカウント問題への対応 一部のユーザーが不正アカウント(シビルアカウント)として誤ってラベル付けされたことへの懸念がありましたが、CARVはこの問題に対処しています。外部の検証サービス(Nansenなど)と協力し、正しくユーザーを識別するための基準を見直しています。ユーザーの大部分がこの解決策に同意しており、不正ラベルを削除する方向で進めています。 最終的な目的 $CARVトークンは、ゲームやAIの分野でユーザーが自分のデータをコントロールできるようにするための重要な役割を果たします。このエアドロップは、透明で公平なデータ経済を実現するための一歩です。 CARV | 公式Medium 今後のロードマップを教えてください CARVには、今後多くのエキサイティングな計画があります。重要なポイントを以下にまとめます。 パートナーシップの拡大 もっと多くのゲームプラットフォームや開発者、AI企業と協力して、CARVのエコシステムをさらに広げていきます。 Infinite Playの立ち上げ ゲーム開発者がユーザーのデータを使って、より良いゲーム体験を作り、ユーザーを引きつけたり、長く遊んでもらったりするためのプラットフォームです。 トークンユーティリティの拡張 $CARVトークンを使って、ステーキング(トークンを預けて利益を得ること)や、ガバナンス(プロジェクトの運営に参加すること)など、トークンの使い道が増えます。 データ交換の改善 異なるプラットフォーム間で、よりスムーズで安全にデータをやり取りできるように、CARVのプロトコルを改良しています。 Web3インフラストラクチャとの統合 より分散化されたサービスを提供するために、Web3技術との連携を進めています。 これらの計画によって、CARVはさらに大きく成長し、期待が高まります! X投稿 | CARV CARVは人気のゲームプラットフォームとどのように統合されますか? CARVプロトコルではユーザーがSteamアカウントをCARV ID(ERC 7231)にリンクできます。以前は、ポイントを稼いだり、SOULをファームしたりすることができました。SOULは先週、$CARVに変わりました。将来的には、このデータを使って収益を得ることができます。 例えば、ユーザーのデータがアクセスされるたびに(ユーザーの同意のもと)、その収益の一部がシェアされるようになります。新しい統合を行うには、プロダクトチームがリサーチや実装を進める必要があります。 Paul Delio | Discord投稿 今後、著名な企業やプロジェクトとのコラボは予定していますか? はい!もうその話を進めています。私の夢は、バンダイナムコやセガと協力して、「進撃の巨人」のIPを使って何か一緒にできることです! ヒロアカで1番好きなキャラクターは誰ですか? すごく迷いますが、やっぱりカッチャンですね。 ノードオペレーターはエアドロップをもらえますか? ノードオペレーターはエアドロップを受け取りました!今、メインネットでノードを動かしている場合、1日に約12 veCARVをもらえます。veCARVは、1:1の比率で$CARVに変換でき、一定の請求期間があります。 CARVを始めたきっかけは何ですか? 私がCARVに参加した理由は、分散化とプライバシーを信じているからです。これらはCARVが力を入れている分野で、私自身のゲームへの興味ともぴったり合っています。 CARVネットワーク上のノード オペレーターの主な責任は何ですか? 私たちのネットワークを分散化することです!ネットワークのプライバシーを確保する上で重要な役割を果たしています。 Upbitに上場した反響はどうですか? 韓国から素晴らしいポジティブな価格の動きと盛り上がりを見ました。今、価格は安定しています。0.2ドルでローンチして、現在は約0.85ドルです。Upbitに上場できてとても感謝しています! CARV | 公式Medium CARVのチームは、どのようなゲーマーが多いですか? 私たちのチームには、Mihoyo、EA、Tencent、Garenaなどで働いていたメンバーがいます。私たちはいろんなゲームを楽しんでいます。私は個人的に、ポケモン(初代が一番!)、ウィッチャー3、スカイリム、スライ・クーパー、ジャック&ダクスター、大乱闘スマッシュブラザーズ(Melee)、NBA 2K、エルデンリング、FIFA、最近ではアメイジング・スパイダーマン2をプレイしています。 CARVノードの実行により予想される運用コストと収益はどれくらいですか? コストは低く、最小限の手数料で委任するか、自分で運用することができます。現在、1日あたり約12 veCARVのリターンがあります。 主要なパートナーシップによる CARVの成果について教えてください 私たちは600万人のユーザーに成長し、しばらくの間、どのアプリよりも高いユニークアクティブユーザー数を記録し、900以上のパートナーがいます。一番誇りに思っているのは、素晴らしいコミュニティを作り上げたことです。 X投稿 | Coin98 Analytics プロジェクトの収益モデルは何ですか? 私たちはB2BとB2Cの両方で収益を上げています。B2Cでは、今年だけで900万ドル以上の収益がありました。これは、ユーザーが.play nsなどのB2C製品を購入したことで得られたものです。B2Bでは、さまざまなキャンペーンやUA手数料が収益の成長を支えました。短期的な目標は、CARV IDをもっと多くのゲームやパートナーに導入することです。 CARVのモジュラーデータレイヤーと他との違いは何ですか? これまで、ブロックチェーン技術は基本的にウォレットに限られており、取引状況しか分かりませんでした。しかし、私たちの「アイデンティティとデータレイヤー」によって、プロジェクトはユーザーについてもっと知ることができるようになります。ユーザーの同意が大切です。 まとめ 今回のAMAでは、CARVプロジェクトのビジョンやその重要な機能について詳しく説明されました。 CARVは、主にゲームとAI分野で活躍し、個人が自分のデータを自由に管理し、さらには収益化できる仕組みを提供するプロジェクトです。CARVの中核を成すのは、データの安全なやり取りを可能にする「CARVプロトコル」、ゲーム内での活動に基づいて報酬を提供する「CARV Play」、そしてスタートアップやゲーム開発者を支援する「CARV Labs」の3つの柱です。 また、ユーザーはCARVを通じて、データを使って収益を得たり、ゲームを遊ぶことで報酬を獲得したりすることが可能です。エコシステムの一部として$CARVトークンが発行され、エアドロップも行われました。今後も、パートナーシップの拡大や新機能の導入が予定されており、Web3インフラとの統合も進行中です。 CARVは、透明性を重視しつつ、データを自由に活用できる未来を目指しています。日本のプロジェクトとも協力する予定があるとのことなので今後の動向に期待です。 関連リンク CARV Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:summerchon X (Twitter) | Link3
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2024/10/13900万人のユーザーを抱える新時代のSNS「Yay!」 AMAレポート
執筆:MARU Web3の力を活かした国内最大級の無料SNSコミュニティアプリであるYay!に関するAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、プロジェクト概要やWeb3参入の背景、トークンエコノミクスなどについて詳しく伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年10月3日(木)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Proof of AMA × 10名 好きでつながるバーチャルワールド 「Yay!」のAMAを開催✈️ ⏰ 10月3日(木)21:00 🎁 Proof of AMA NFT × 10名 ✅ Like, RT & Follow ↓@Yay_Global & @bb_jpdao ✅ Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️ https://t.co/A5xqeenB86 💁♂️ スピーカー:@takachan114 | Founder… pic.twitter.com/3rkRaJNvdV — boarding bridge (@bb_jpdao) September 26, 2024 スピーカー ・Ishi | Yay! Founder ・TakmanKid | boarding bridge ・Aki | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 ishi@Yay! | X 私は大学時代から起業を始め、11年間起業家として活動してきました。そして、4年前に『Yay!』を立ち上げました。社員は約40人で、そのうち約7割が外国人です。これからは海外にも強いチームを作り、グローバルな展開をさらに進めていきたいと考えています。 プロジェクトの概要を教えてください Yay!は、X(旧Twitter)やDiscordの良い部分を組み合わせたSocialFiプラットフォームです。現在、900万人以上のユーザーが利用しており、約10万種類のコミュニティが存在しています。サービスの特徴として、Web2とWeb3のユーザーを明確に分け、初心者でも簡単にWeb3に触れられるように設計されています。 たとえば、Web2ユーザーは、NFTのプロフィール画像(PFP)を設定したり、簡単なタップゲームを楽しむ感覚でトークンやNFTを手に入れることができます。これにより、特別な知識がなくてもWeb2の延長線上でWeb3の世界に入っていけるような仕組みを作り込んでいます。具体的には、ユーザーは特別な技術を必要とせず、Telegramのようなシンプルなアプリ体験でウォレットを持ち、NFTを保有できる設計です。簡単に始められないと多くの人はWeb3に参入しづらいと考えているため、このようなシンプルな体験が重要だと感じています。 一方で、Web3ユーザー向けには、ステーキングや流動性提供、NFTの売買など高度な機能が使えるダッシュボードを準備中です。また、他のDeFiプロジェクトと比べても高い利回りを提供することを目指しており、ETHの利回りや提携パートナーのポイント、Yay!の事業収益の一部をユーザーに還元する設計を進めています。DeFiの利回りで他に勝ちたい、という強い思いを持ってこのプロジェクトを推進しています。 私たちがこの設計に至ったのは、Web3のサービスでは「稼ぐ」ことが中心になりがちであるためです。これは、単なるゲームの楽しさだけでなく、プレイヤーやトレーダー、コレクターがそれぞれの方法で関与できるポケモンカードのエコシステムに似ています。プレイヤーがゲームを楽しむ一方で、トレーダーやコレクターがその価値を追求することで、流動性が生まれ、新たな価値が生まれるという点が魅力的だと感じています。Web3でもこのような多様なユーザーがそれぞれの楽しみ方を見つけられる環境を整えたいと考えています。 現在、Yay!のユーザーは主に日本が全体の約7割を占め、残りの3割は東南アジアのユーザーです。特に20〜24歳が多く、そこからさらに幅広い年齢層にユーザーが広がっています。 また、これまでにSBIやスカイランドベンチャーなどから2,200万ドル(約32億円)の資金を調達しており、この資金を活用して、さらに多くのユーザーにYay!の魅力を伝えていきたいと考えています。 シリーズB資金調達 | PR Times記事 Web3へ参入した理由を教えてください Web3への参入を決断した背景には、ソーシャルメディア市場の激しい競争と、その中での差別化の難しさがありました。LINE、Telegram、Instagramなど、ユーザーが利用するSNSは、親とのやり取りにはLINE、クリプト関連の友人とはTelegram、大学の友人とはInstagramというように、相手に応じてツールが決まる傾向があります。しかし、これらのツールの機能自体に大きな違いはありません。どのSNSを使っても、基本的なダイレクトメッセージ(DM)機能はほぼ同じです。 つまり、ユーザーがSNSを選ぶ際、ツールの機能ではなく「誰とつながるか」が重要視されているのです。たとえば、ある人と連絡を取ろうと思うと、その相手に最も適したツールが自然に思い浮かぶため、特定の機能が決め手になるわけではありません。このような状況下で、ソーシャルメディアの中で勝ち抜くためには、他のSNSでは得られない「ならではのつながり」を提供する必要があります。 そこで、Yay!では金銭的インセンティブを活用して新しいつながりを生み出すことを考えました。ユーザーにとって、お金がもらえるという動機付けがあれば、サービスを利用するきっかけとなり、人々が集まってコミュニティが形成され、新しいつながりが自然と生まれる可能性が高まります。例えば、「この人とはYay!でしか話さない」といった関係が生まれれば、そのユーザーにとってYay!が唯一無二のSNSとなり、他のツールに頼ることなくYay!を使い続けることになります。 この戦略の基盤として、Web3を活用することが理にかなっています。例えば、日本ではPayPayが金銭的インセンティブを使って急速に市場シェアを拡大しました。PayPayは、利用者に100億円キャッシュバックキャンペーンを実施することでユーザーを引き付けましたが、これはソフトバンクが巨額の資金を投入したからこそ可能だった例です。一般的な企業にはこのような規模での資金投入は難しいですが、Web3ではトークンを使うことで、同様のインセンティブを提供できます。 Yay!はこのWeb3のトークン経済を活用し、金銭的な動機付けを与えつつ、独自のつながりを生み出し、自然とユーザーが集まるプラットフォームを目指しています。 Yay!の主要な機能 | Yay! ホワイトペーパー NFTやFTを絡めたトークンエコノミクスについて教えてください Yay!のトークンエコノミクスは、2種類のトークン「YAY」と「EMPL」を採用したデュアルトークン制を特徴としています。YAYは総発行数が100億枚のガバナンストークンで、コミュニティ内での意思決定に用いられる重要な役割を担っています。一方、EMPLは無制限に発行され、ゲーム内でのアクションや他のユースケースに使用されるユーティリティトークンです。これらのトークンはYay!独自のブロックチェーンであるSoneium上で発行される予定です。 また、Yay!には「Pal」と「Genesis」という2種類のNFTがあります。PalはPlay-to-EarnモデルをベースにしたデジタルペットのNFTで、Soneium上に存在しています。Genesisは5000体限定で発行され、Palをミントするための機能を持っています。このGenesisはEthereum上で発行されていますが、LayerZeroを利用することでSoneium上でもPalをミントできる仕組みを導入しています。 Genesis NFTを保有しているユーザーはPalをミントする権利があり、例えばミントしたPalを0.07ETHで売却すると、コスト0.04ETHを差し引いて0.03ETHの利益を得ることができます。このプロセスは24時間ごとに繰り返すことが可能です(アンコモンのPalの場合は72時間ごとのサイクル)。 Palには約2〜3ヶ月の寿命があり、使用できなくなった後も払い戻しが保証されるため、投資家は損をすることはありません。また、Palを特定のプールに預けることで、他のユーザーが無料でPalを使えるようにし、その間に投資家はYay!のガバナンストークンであるYAYを報酬として受け取ることができます。 Genesis NFTを取得する方法には、ステーキングやポイントシステムなどがあり、Yay! GoldやYay! ポイントを貯めることで取得権利が得られます。上位ユーザーには特別なYay! Prime Passが与えられ、それを用いてGenesis NFTをクレームすることが可能です。Yay!のエコシステム内でこのようなトークンやNFTを活用し、ユーザーや投資家が新しいつながりを作り出し、収益を得る仕組みが提供されています。 トークンエコノミクス | Yay! ポータルサイト Yay! ステーキングキャンペーンの詳細と狙いについて教えてください Yay!では現在、ETHメインネット上でのステーキングキャンペーンを実施しており、これを通じてさまざまなポイントを獲得できる仕組みを提供しています。具体的には、StakeStoneとKelpのVaultがあり、Yay! Goldや特定のポイントを始め、StakeStone、EigenLayer、Symbiotic、Mellowなどのプロジェクトに関連したポイントを稼ぐことができます。また、Kelpに関連するポイントとして、Kelp MileやLinea、Scroll、Karak、EigenLayer、さらにはKelpのインフラパートナーのポイントも獲得可能です。このキャンペーンでは、最上位のNFTであるPrimePassのアロケーションや、YAYトークンのエアドロップも予定されています。 このステーキングキャンペーンの狙いは、最終的にSoneium上での流動性を提供する仕組みを構築することにあります。私たちはWeb3ユーザーがもたらす流動性に特に注目しており、Web3の投資家に対しては、ゲームやソーシャル要素以上に利回りが重要であると認識しています。そのため、Yay!はクリプト投資家に利回りを提供しつつ、事業収益を還元する形で流動性を供給することを目指しています。このようにして、流動性が確保されることで、Yay!ユーザーにも利益がもたらされ、サービス全体がより良い形で機能するよう設計されています。 Staking画面 | Yay! ステーキングサイト Soneiumと具体的な関わり方について教えてください 私たちはdAppsとしてSoneium上に展開していく予定です。現状、DeFiやインフラ関連のサービスは一旦成熟期に入り、ガス代もEigenLayerのTGE時には高騰しましたが、通常時には落ち着いており、スケーラビリティに関しては大きな問題がない段階に来ています。この状況下で、TelegramのTONなどを通じてWeb2ユーザーがWeb3にスムーズに移行できるユーティリティの重要性が高まっています。Soneiumは、Sonyが出したマスアダプションを目的としたチェーンであり、IPやコンテンツも取り込まれることで、さらなる広がりを見せると考えています。SonyはWeb3業界の中でも大規模な企業であり、グループ全体が協力しているSoneiumと一緒に動くことで、より多くの一般ユーザーを巻き込みたいと思っています。 Soneiumは、今後SolanaやBNBの次を狙う存在としても注目されており、私たちもその成功を後押ししたいと考えています。また、Token2049でも非常に盛り上がりを見せていたことからも、SoneiumがこれからのWeb3市場において大きな影響力を持つことが期待されています。Web2からWeb3への移行を目指す私たちとしては、Soneiumに参加し、その成長を支えることは不可欠だと感じています。 Yay!と@Soneiumとのパートナーシップは、ソーシャル体験をさらに進化させます。 Yay!はWeb3を誰でも簡単に利用できる世界へと導く、大きな一歩を踏み出しました。 続報をお楽しみに! https://t.co/PTjeIYYY2g pic.twitter.com/37JoZDw7e7 — Yay! Japan (@Yay_JP) August 26, 2024 今後のロードマップについて教えてください 私たちは今後、多くのロードマップを計画しています。10月中旬にSoneiumのテストネット上で新機能のオープンベータ版を公開し、その後、ユーザー向けのポイントファーミングが開始します。さらに、コミュニティグランツやオンチェーンアクティビティに対するポイント付与など、様々なキャンペーンも予定しています。 ステーキングに関しては、我々のポイントにフォーカスしたVaultが新たに登場する可能性もあります。まだメインネット公開前の段階ですが、コミュニティと協力しながら、Soneium上でのベータテストのフィードバックを基にプロジェクトを進めていきたいと考えています。特に、ラウンド2では5,000ETHの上限を設定し、ステーキングキャンペーンを終了する予定です。今後もメインネットに向けて、さらなる準備を進めていきます。 タイムライン | Yay! ポータルサイト Genesisを持てなかった場合でも稼げる方法があるのでしょうか Genesisを保有しているユーザーは、バリデータに近い役割を担っています。最大で5,000枚の発行を予定していますが、そのバランスをしっかりと取るように配慮しています。Genesis保有者は、運営側に近い立場にあり、他のユーザーとともにプロジェクトのオンボーディングを進める重要な役割を果たしてもらえるようなポジションです。 海外展開について教えてください Yay!の海外展開については、現在タイとインドネシアでユーザーが増加しています。今後もアジアを中心にまずは展開を進めていますが、投資家に対しては全世界にアプローチしています。 提携プロジェクト側でハッキングがあった場合の保証はありますか Kelpなどのプロジェクトはそれぞれセキュリティ監査(オーディット)を実施しており、コードやシステムの安全性を確認しています。 しかし、万が一ハッキングが発生した場合、資金を完全に取り戻すことは難しいため、そのリスクは存在します。今後はこうしたリスクを軽減するための対策を進めたいと考えています。 まとめ 今回のAMAでは、Yay!プロジェクトのビジョンやトークンエコノミクスについて詳しく語られました。 Yay!は900万人以上のユーザーを抱えており、この豊富な基盤は新機能やトークンの導入において大きなアドバンテージとなります。特に、YAYトークンとEMPLトークンの二重構造は、ユーザーに直接的なインセンティブを提供し、さまざまなユーザー層がYay!のエコシステムに参加することを促進しています。このような仕組みは従来のSNSには見られず、Web3の透明性やコミュニティの力を活かした新しい取り組みと言えるでしょう。 Yay!の今後の活躍次第では、SNSの未来を変える可能性も秘めています。引き続きその動向に注目していきたいと思います。 関連リンク Yay! Yay! | Website | X (Twitter) | Youtube | Yay! Web3総合サークル boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU X (Twitter) | Link3
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2024/10/13ヴィタリックも注目のスケーラビリティとデータ主権の両立を目指すL2プロジェクト「INTMAX」AMAレポート
ゼロ知識証明技術を活用してブロックチェーン上のプライバシーとスケーラビリティを向上させるWeb3プロジェクト「INTMAX」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティ Boarding Bridge(bb)で開催しました。 このAMAセッションでは、INTMAXプロジェクトの概要、技術的な強み、そして具体的なユースケースやEVM互換のPlasma Freeについてお二人よりお話をお伺いしました。 AMA概要 開催日時:2024年7月15日(月)21:00 JST - 22:00 JST 開催場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway ( プロジェクト協賛品 ): - Faraday Bag + Sticker + イベントWL × 1名 - Tシャツ + Sticker + イベントWL × 1名 - Anti Skimming Card + Sticker + イベントWL × 1名 - イベントWL × 7名 ※イベントWL:7月25日に開催される「INTMAX x Crypto Times:日本初!Global Partners Meetup」参加権 ( https://lu.ma/tvr1cy0d ) 参加者数:101名(Discord:40名、X:61名) INTMAX AMA × CryptoTimes 次のトレンドとも言われているステートレスな構造を持つ「INTMAX」AMAをCryptoTimesが開催。🎉 📅7月15日(月) 21:00 🎁GIveaway⬇️ ・7月開催オフラインイベント参加確定WL ・FARADAY BAG & INTMAX Tシャツ ・アンチスキミングカード ・INTMAXステッカー… pic.twitter.com/VNEO5SKRv6 — boarding bridge (@bb_jpdao) July 9, 2024 ゲストスピーカー ・日置玲於奈氏 | INTMAX( https://x.com/HiokiLeona ) ・藤本真衣氏 | INTMAX( https://x.com/missbitcoin_mai ) (敬称略) モデレーター ・Arata | Crypto Times(https://x.com/cry_curr_ar ) ・Henry | Crypto Times( https://x.com/HenryWells1837 ) AMAの内容 自己紹介 こんにちは、日置玲於奈です。 2016年からブロックチェーンの分野に関わり始め、京都大学在学中に参加したセキュリティキャンプを通じてセキュリティへの関心を深めました。2018年には、Ethereumのレイヤー2プロジェクト「Plasma」の研究コミュニティに加わり、リサーチにも従事しました。その後、日本で株式会社ToyCashを設立、NFTを活用した「スカウティングICO」などのサービスを展開してきました。 2021年に、イーサリアムコミュニティの会合に参加した後、スケーラビリティを効率的に向上させる方法について思案している中で「INTMAX」のアイデアを思いつきました。このアイデアを実現することで世界中の決済に大きな変革がもたらされると確信し、活動拠点をスイスに移し、Ryodan SGを創業しました。現在は、レイヤー2ネットワーク「INTMAX」プロジェクトの開発を進めており、アフリカ、アルゼンチン、米国、その他ヨーロッパ諸国を中心に活動しています。 こんにちは、藤本真衣です。2011年にビットコインと出会い、その後ブロックチェーン分野に深く関わるようになりました。ビットコインを知ったきっかけは、私が当時勤めていた会社で立ち上げた寄付プラットフォームにおける海外送金の高額な手数料問題の解決策としてでした。 その後、広告代理店業務でのキャリアを続けながら、並行してビットコインの啓蒙活動にも尽力してきました。以降は、ブロックチェーンの領域での活動を中心に据え、日本初の暗号通貨を利用した寄付サイト「KIZUNA」の立ち上げやブロックチェーン専門の転職支援会社「withB」、そしてブロックチェーン領域に特化したコンサルティング会社「株式会社グラコネ」を設立しました。 国内外のブロックチェーンの専門家との交流を深めながら、NFTの領域にも活動を広げていきました。2020年以降、NFTを活用したPlay2Earnのコンセプトを通じて、貧困国の雇用問題解決に貢献する「Axie Infinity」を開発するゲーム会社「Sky Mavis」への出資を含む、様々なプロジェクトに取り組みました。 ブロックチェーン分野で活動を開始したきっかけは、ビットコインとの出会いからです。特にその低い送金手数料と速い送金スピードが、従来の金融システムにはない新たな価値をもたらすと感じました。これが、貧困問題の解決にも役立つと確信し、それ以来、ブロックチェーンを通じて社会をより健全な形に近づける方法を模索してきました。 INTMAXのアイデアに出会い、そのアイデアを実現させることが貧困問題に対する有効な手段の一つになると確信しました。この信念を胸に、INTMAXプロジェクトの共同創業者として、スイスを拠点に活動を進めてブロックチェーンを通じて社会をより良い形に導くための努力を続けています。 既にメインネットが立ち上がっているLayer2(L2)とINTMAXの違いは何ですか? 既存のLayer2(L2)ソリューションはステートフルですが、INTMAXはステートレスなL2です。ステートレスの特性により、INTMAXでは少量のデータに無限の取引(トランザクション)を含めることが可能です。このアプローチは、ブロックチェーンのデータ負荷を大幅に軽減し、ゼロ知識証明(ZKP)技術によってセキュリティが確保されます。 ※ステートフル:ノードがすべての取引履歴を保持すること。 ※ステートレス:ノードが取引履歴を保持せず、必要な情報のみを扱うこと。 INTMAXは以下の4つの特徴を持っています。 ブロックチェーンを使わないシステム - ステートレス設計により、取引の詳細データをブロックチェーンに保存する必要がなく、取引の追跡が不可能です。 スケーラブル - ステートレスアーキテクチャでは、各ノードが必要な情報だけを処理するため、大量の取引を効率的に処理できます。 プライバシー - INTMAXではZKPを活用し、特定の情報を証明しながらその他の情報を隠すことが可能です。送金の詳細はブロックチェーンのLayer1(L1)に公開されず、圧縮された形式でのみ存在し、個々の取引の内容は復元不可能です。送金履歴はL1から追跡する必要がなく、ブロック生成者も取引内容を見ることができないため、他人の取引の詳細は不明ですが、自己の送受信取引の閲覧は可能です。 ペイメントネットワークに最適 - INTMAXの設計は、高速かつ安価な取引処理を可能にするため、ペイメントネットワークやマイクロペイメントに特に適しています。これにより、小額取引も効率的に処理できます。 INTMAXは、DEX(分散型取引所)の構築は可能ですが、レンディング(貸出)サービスには対応していません。また、他のL2ソリューションと競合するわけではなく、Toronのような安価で高速な送金を提供するシステムが主な競合となります。ステートレスL2としてのINTMAXは、特に送金を助ける役割を果たします。 [caption id="attachment_126152" align="aligncenter" width="467"] INTMAXの特徴 | 画像引用元:INTMAX Website[/caption] INTMAXは企業のNFTユースケースにも活用されることが期待されますが、日置さんの想像するNFTのユースケースの一例を教えてください。 現在、NFTへの関心はやや低下していますが、私はその人気が再燃すると確信しています。特に、リアルワールドアセット(RWA)のトークン化が価値の面で最も高くなると見ています。プロファイルピクチャー(PFP)も興味深いですが、新しい形での流行が期待されています。例えば、日本の不動産をトークン化し、それをNFTとして扱うことが可能です。このようなアセットは、主に海外の投資家によって購入されることが多くなるのではないでしょうか。 また、過去のプロジェクトで注目していたのは「シンギュラリティ」でした。国内では「ノットアホテル」の取り組みが非常にユニークで、NFTを活用する面で目を引いています。 さらに、NFTを「鍵」としての活用も魅力的です。以前、株式会社ToyCashで事業を展開していた際には、NFTを鍵として使用する開発を進めましたが、オンチェーンでの動きが可視化されることにより、鍵の持ち主の利用時期や頻度などのプライバシーが公開される問題があり、商品化には至りませんでした。この経験が、私たちINTMAXがプライバシーを重視する理由の一つです。 RWAとの連携においても、プライバシーの確保が特に重要です。 ※Real-World Assets:現実資産 ※Profile Picture:プロフィール画像 [caption id="attachment_126153" align="aligncenter" width="587"] Real World Asset (RWA) Tokenization Ecosystem | 画像引用元:Tokeny Website[/caption] 多くのL2が立ち上がっていますが、INTMAXはどのように企業や開発者にアプローチするのでしょうか?また、INTMAXはNon EVMですがどのような戦略を持っていますか? INTMAXは「Plasma Free」技術を採用しており、これは従来のEVM対応L2とは異なるアプローチです。プラズマ技術を使用しないこのソリューションは、ステートレス設計を特徴としており、最近の研究によりEVMタイプでもスケーラビリティが向上することが示されました。私たちはこの技術に基づいて開発を進め、10月に公式ローンチを予定しています。 Plasma Free技術では、圧縮データのみがレイヤー1(L1)に保存されるため、よりスケーラブルで低コストな取引が可能になります。また、ロールバック(取引の巻き戻し)もプロトコルレベルで安全に行うための仕組みが導入されています。この新しいアプローチはイーサリアムの創設者ヴィタリック氏からも注目されています。 Plasma Free技術にはネイティブトークンもあり、EVM対応の選択肢も提供しており、INTMAXエコシステム内での活動を希望するユーザーにとって魅力的です。ステートレス設計のもう一つのメリットは、ネットワークが混雑してもガス代が上昇しない点です。 さらに、INTMAXはCryptoTimesのイベントを通じて、プラズマフリー技術についての知識を共有するネットワーキングの場を設けます。7月25日に予定されているミートアップでは、海外からのPlasma Next関係者も参加し、さらなる学びの機会が提供されます。 [caption id="attachment_126154" align="aligncenter" width="433"] INTMAX x Crypto Times Meetup|lu.ma/tvr1cy0d[/caption] コミュニティからの質問 なぜINTMAXを始めようと思ったのですか? ブロックチェーンの非効率性に対する思いが、INTMAXを始める大きな動機でした。 今後ユーザーを拡大するトークン戦略は予定されていますか? トークン戦略については、綿密に計画を立てて進めています。設計しているトークンには、「マイニング」という概念も組み込まれています。 企業との具体的なタイアップはもう決まっていますか? はい、複数の企業とのタイアップがすでに決まっています。 INTMAXは、自分でZK証明をするため、ユーザー側のPCスペックが必要と聞きましたが本当ですか? いいえ、ユーザーのPCスペックに特別な要件はありません。 テストネットには個人でも参加できますか?リワードはありますか? テストネットへの参加は可能ですが、コマンドラインの操作に慣れている必要があります。リワードについては現在提供していません。 まとめ 今回のAMAでは、INTMAXの共同創設者である日置氏と藤本氏が登壇し、INTMAXプロジェクトの概要や、その独自技術の強みについて詳しく説明しました。 INTMAXはステートレスなL2ソリューションとしての強みを活かし、特に送金やマイクロペイメントの分野でその能力を発揮することが期待されています。プライバシーを保護しながらスケーラビリティも両立する新たなブロックチェーン技術として、今後のWeb3業界に大きな影響を与える存在になると見られています。 今後も多くの開発者や企業がINTMAXのエコシステムに参加し、この技術を活用して新しいユースケースを創出することが期待されます。 関連リンク INTMAX Website:http://intmax.io/ X (Twitter):https://x.com/intmaxIO Discord :https://discord.com/invite/N7kYGUPDEE Telegram:https://t.me/QM1EbIzxACsxMDk1 boarding bridge X:https://x.com/bb_jpdao Discord:https://discord.gg/boarding-bridge Link3:https://link3.to/boardingbridge Articles:https://crypto-times.jp/user/boarding-bridge/ 関連記事 「INTMAX」がzkRollup技術でEthereumのLayer2を革新、シードラウンドで6.5億円調達完了 Ethereumを拡張し世界のペイメントインフラとするプロジェクトINTMAX、戦略ラウンドを完了 INTMAX Walletless Wallet、生体認証とMPC技術を活用した革新的なウォレットを発表 INTMAX、ステートレスレイヤーでEthereumのスケーリングを行うためにPlasma Nextを発表
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2024/10/12食べて稼げる分散型グルメレビュープラットフォーム 「Plato」AMAレポート
執筆:summerchon 外食をゲーミフィケーションすることで分散型のグルメデータインフラの創造を目指すPlatoのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、ついて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年9月26日(木)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice X(twitter) Giveaway:5,000 FAT Dollar × 1名 & Plato Season 2 Moon Pass × 3名 食べて稼げる分散型グルメレビュープラットフォーム 「Plato」のAMAを開催✈️ ⏰9月26日(木)22:00 🎁Giveaway: 5,000 FAT Dollar × 1名 & Plato Season 2 Moon Pass ×3名 ※リワード当選者はAMA中に選定予定 ✅ Like, RT & Follow ↓ @Plato2Earn & @bb_jpdao ✅ Join AMA メイン会場 ▶️… pic.twitter.com/9owwHBTRMg — boarding bridge (@bb_jpdao) September 19, 2024 スピーカー ・Robert Kao | Co-Founder ・Taka | boarding bridge ・Aki | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Robert | X こんにちは。私は3度の起業経験を持つ創業者で、モバイルアプリ開発者としてのバックグラウンドがあります。以前立ち上げた2つのスタートアップは、いずれも消費者向けモバイルアプリの分野でした。子供の頃は、ニュージャージー州にある叔父のレストランで働いていました。その経験を活かして立ち上げたのがPlatoです。 Platoはどんなプロジェクトか教えてください。 Platoは飲食業界に革命を起こすことを使命とし、外食をゲーム化したプロジェクトです。Platoは報酬プロトコルとして機能し、世界中の1500万の飲食店で「食事して稼ぐ」ことを可能にします。 iOS とAndroidで利用可能な「Plato Eats」アプリを通じて、飲食店のマーケティング予算から得た報酬でデータ収集者のネットワークにインセンティブを与えています。この協力的な取り組みにより、世界最高のグルメデータインフラの創造を目指しています。 Plato | X Platoはユーザーやレストランにとってどのようなメリットをもたらしますか? 利用者にとっては、実際の外食をゲーム化する事によって新しいコミュニケーションが生まれ、より魅力的なものになります。レストラン経営者にとっては、実際の来店客数を増やし、来店者のデータを詳しく分析する事を可能にします。 あるレストランを訪れる顧客が普段どのような食事を好み、どのようなお店に通うのか、さらにはどの地域に住んでいるかなどを追跡することができるシステムが整備されています。このデータをもとに、顧客がその地域に住んでいて日常的に利用しているのか、あるいはたまたま訪れただけなのかも把握できます。こうした詳細な顧客情報をトラッキングし、データベース化できることが大きなメリットとなっています。 現代では、ユーザーが提供したデータを企業が独占し、それを利用してターゲティング広告を打つことが一般的です。しかし、これはユーザーに還元されることなく、企業がデータを一方的に活用している状況です。これに対して、Web3の考え方では、ユーザーが提供したデータを正当に還元しようという取り組みが進められています。 将来的には、加盟店も参加費のようなものを支払う可能性がありますが、その見返りとして来店客の単価が増加し、データ分析を通じて効率的な運営が可能になります。さらに、ユーザーも自分のデータに対してキャッシュバックなどの形で報酬を受け取り、レストラン側と顧客の双方に利益が還元される仕組みが生まれます。 こうした取り組みによって、レストラン、ユーザー、そしてデータ提供を通じた新たな収益構造の3者がWIN-WIN-WINの関係を築けるのです。 White Paper | Plato 具体的にどうすれば食べて稼ぐことができますか? Plato Eatsアプリを通じて報酬を獲得する流れは、次の簡単な3ステップです。 Plato Eatsアプリで飲食店にチェックインします。 アプリを通じて提供された料理の写真を撮ります。 食事後にアプリを通じてレシートを撮影します。 報酬はレシートの金額に対するキャッシュバックとして計算され、還元率は保有するシーズンパスによって変わります。トークン発行イベント(TGE)後は、FATトークンを様々なレストランにステーキングして、あなたが本当に気に入ったレストランをコミュニティにアピールすることが可能になります。また将来的には、Plato加盟店で代金の一部をFATトークンで支払うことができるようになる予定です。 Platoは無料でも始めることができ、アプリをインストールして登録するだけでアプリ内にウォレットが自動生成されます。 レストランで食事をする際にはまず、アプリ上でそのお店にチェックインする必要があります。アプリから店名を検索することもできますが、GoogleマップからPlatoに情報を共有することで簡単にチェックインが完了します。 食べて稼ぐPlatoの始め方&攻略ガイド | Taka 料理が提供されたら、Platoアプリ内のカメラでその写真を撮ります。ここで重要なのは、過去に撮った写真をアップロードするのではなく、アプリ内のカメラによるリアルタイムの撮影が必要であるということです。 会計後には、レシートをPlatoアプリ内のカメラで撮影します。レシートから日付や店名、住所、注文内容などが自動的に読み取られ、Googleマップの情報に合致すると報酬を受け取ることができます。レシートの読み取り精度は徐々に改善される予定です。 X投稿 | Plato Platoを多くのユーザーにスケールする為の施策はありますか? 日本市場では、過去3ヶ月間で月平均80%以上の成長を遂げています。また、全ユーザーの8%が他のユーザーからの紹介によるものです。日本は重要な市場の一つであり、いくつかの日本の飲食店とコラボキャンペーンを進めていく予定です。 また、現在Coinlistとの共同キャンペーンを実施中です。FATトークンの最大1%がこのキャンペーンの参加者に分配されます。 Get FAT Rewards Campaign 直近のマイルストーンや今後のロードマップを教えてください。 私たちのロードマップでは、ユーザーが次に行くレストランを選ぶ際に役立つ、パーソナライズされたおすすめ機能のさらなる開発に力を入れていきます。また、レストランが加盟店として登録できるポータルサイトのオンライン化を楽しみにしています。 最近、日本での最初の加盟レストランとして「貝心のいち撃」とキャンペーンを発表しました。訪れたPlatoユーザーにはラーメンが無料で提供されます。Plato Eatsのホーム画面からもキャンペーンバナーが確認できます。 【Plato Eatsと熱海のラーメン店「貝心のいち撃」、コラボレーションキャンペーンを開始】 - 記事はこちら👇 https://t.co/3Dd89h8C2Z ===== Plato Eatsと熱海の人気ラーメン店「貝心のいち撃」がコラボ! Platoアプリを使ってラーメンを無料で食べれます🍜#PR — CRYPTO TIMES@暗号資産・ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) September 22, 2024 Platoは世界的にどこまでカバーしていますか? 私たちは世界中のすべての大陸をカバーしています。Googleマイビズネスに登録されている店舗であれば、店舗情報をPlatoに共有できるため、国による制限はありません。ユーザーのネットワークはPlatoのライブマップで確認することができます。 Network | Plato Website ストリークとは何ですか? ストリークとはそシャルゲームにおける連続ログインのような機能です。レビューやソーシャル投稿、友人紹介を継続的に行うことでストリーク条件を達成し、キャッシュバックブーストなどの特典を受けることができます。 同じ店舗を何度もレビューできますか? はい、すでに訪れたことがある飲食店でもチェックインしてキャッシュバックを獲得することが可能です。一方で、まだ誰も訪れたことがないお店を訪問するとパイオニアバッジが獲得できるため、ユーザーにとって新しいお店を利用するモチベーションとなります。 1日に何度もレビューできますか? はい、できます。しかし、通常14時間のクールダウンタイムが設定されており、これをスキップするにはクールダウンの残り時間に応じた$FATを支払う必要があります。また、1日の報酬上限は150ドルに設定されています。これらの制限は、Solana上で発行された私たちのNFTを所有してアプリに転送することで緩和することができます。 Plato Foodies NFT | MAGIC EDEN 飲食店からWeb3への理解を得る工夫はありますか? 飲食店からWeb3の理解を得ることは簡単ではありません。しかしTGE後には、飲食店に対する$FATトークンのステーキングが可能になり、ユーザーはアプリを通じてお見せの人気を高める手助けができるようになります。そして、そのレストランがPlatoに加盟するとリターンを得られる仕組みも実装予定です。 シーズンパスの入手方法を教えてください Plato Eatsのアプリ内で購入できます。また、Discordチャット内でプレセールリンクを見つければ、割引を受けることもできます。 まとめ 今回のAMAでは、Platoが提供する「食べて稼ぐ」分散型グルメレビュープラットフォームについて説明されました。Platoは、外食をゲーム化し、ユーザーが料理の写真やレシートを登録することで報酬を得られる仕組みを提供しています。Googleマップとの連携や、データを正当にユーザーに還元するWeb3の仕組みが特徴です。 今後のロードマップでは、レストランの加盟ポータルやパーソナライズ機能の追加が予定されており、さらなる成長に期待です。 関連リンク Plato Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:summerchon X (Twitter) | Link3
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2024/10/05Scroll上のTVL No.1「Pencils Protocol」AMAレポート
執筆:summerchon 多くの投資機会を1つにまとめ、DeFi、AI、FHE(完全準同型暗号)などを活用して多様な報酬機会を提供するPencils ProtocolのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Pencils Protocolはどのようなプロジェクトなのか、利用できるプロダクト、利用するメリットなどを伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年9月25日(水)21:00 JST 場所:bb Discord & X Space Giveaway:100USDT × 5名 ScrollでNo.1のdapp、$340M TVLと50万人以上のアクティブユーザーを誇るPencils ProtocolのAMAを開催✈️ 📅9月25日(水)21:00 🎁Giveaway:100USDT × 5名 ✅Like, RT & Follow ↓@pencilsprotocol & @bb_jpdao ✅Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️… pic.twitter.com/MQn37hK0SY — boarding bridge (@bb_jpdao) September 21, 2024 スピーカー ・Yutaka | JP Ambassador ・Kiyu | boarding bridge ・MARU | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Pencils Protocol | X こんにちは。Pencil Protocol JP Ambassadorを務めるYutakaです。広告業界を経てWeb3.0に転向し、現在は大手企業のブロックチェーンプロジェクトにBD及びセールスとして関わっています。 Pencils Protocolはどのようなプロジェクトか教えてください Pencils Protocolは、Ethereumで最大規模のLayer2であるScrollのトップネイティブアプリです。革新的なDeFiプロトコル、具体的にはイールドファーミングプロトコルおよびイールドアグリゲーターです。簡単に言うと、主にリステークやその他の機能を通じてユーザーがより多くのお金を運用できるように支援します。 さまざまな投資機会を一つにまとめて効率的に利回りを得られるアグリゲーターであり、集約プラットフォームです。ブロックチェーン上の資産や実世界の資産(RWA)を取引・オークションできる仕組みも提供しています。 さらに、ETHやBTCのエコシステム内でトップクラスのLRTやLSTと連携し、DeFi、AI、FHE(完全準同型暗号)を活用し、より高い利回りと複数の報酬機会を提供する仕組みを実現しています。 私たちは、OKX Ventures、Galxe、Animoca Brandsなど、この分野のトップ投資家から支援を受けており、最近では、Taisu、DePIN X、Bing Venturesなどによる評価額約115億円の新たな資金調達も発表しました。 また、ソーシャル上で強力なトラクションを得ています。 ・Scroll上のネイティブdAppとしてTVL第1位 ・全てのチェーンのイールドファーミングdAppでTVL第3位 ・2024年9月現在のTVL: 3.5億ドル以上 ・zk(ゼロ知識証明)検証済みのアクティブユーザー数: 55万人以上 Backers | 公式Website Pencils Protocolでは主にどのような機能を利用できますか? コアプロダクトとして2つの柱があります。1つの柱はイールド・アグリゲーションで、このプロダクトは、ユーザーのリスク許容度に合わせて2つの異なる商品ラインがあります。イールド・ファーミングは、リスクを許容度が低く、リスクを嫌うユーザーに対し、低リスクで安定した利回りと多層的な報酬を得る機会を提供します。 Vaultsプロダクトは、リスクを求めるユーザーが、レバレッジド・ファーミング、オンチェーン・シンセティック、エキゾチック・オプション、デルタ・ニュートラル、その他特定のリスク・エクスポージャーの機会を含む多様な戦略を通じて、レバレッジド・イールドを追い求めるための、より革新的なハブです。 もう1つの柱はオークションとショップ機能です。様々な種類のトークン資産を提供するだけでなく、非標準トークン資産としてゲームコンポーネント、NFT、ノード、RWAなどもサポートしています。有利なアーリーアクセスの機会を提供することで、ユーザーのトラフィックの入り口として機能します。 Products | 公式Website 他と比較して、Pencils Protocolを利用するメリットを教えてください Pencils Protocol についてのいくつかの重要な点と、Pencils Protocol が DeFi 分野で際立っている理由を強調したいと思います。まず、DeFiとイールドアグリゲーションについて話しましょう。 当社のプラットフォームは、リスクを回避するユーザーと、より冒険的な戦略を求めるユーザーの両方に応えるユニークな機会を提供します。イールドファーミングは、リスクをあまりとりたくないユーザーに対し、低リスクで安定した利回りと多層的な報酬を得る機会を提供します。 Vaultsプロダクトは前述のとおり、レバレッジド・ファーミング、オンチェーン・シンセティック、エキゾチック・オプション、デルタ・ナチュラル、その他特定のリスク・エクスポージャー機会を含む多様な戦略を通じて、リスクを求めるユーザーが高利回りを追い求めるための、より革新的なハブです。Pencils Protocolは、新しいVaults商品ラインにおいて、様々な段階の利回り商品を統一することを目的としています。 1つ目は、Ethereumステーキング資産にはStakeStone、Puffer、Kelp、Etherfiなどのサポートチェーンであり、Ethereum最大のレイヤー2の1つであるScrollとリステーキングインフラ、LSD、LRTからのアップストリーム報酬、solvBTC資産にはSolv Protocolがあります。 2つ目は、下流の報酬、私たちはAIとFHE(完全同形暗号化)のエコシステムに拡大しています。Pencils Protocolに預けられた資産は、「リモート投票者」と呼ぶ投票権を付与する証明書を提供します。 これらのリモート投票者は、Zama、Fhenix、Singularity、BitTensor、MyshellなどのAIやFHEプロジェクトのPoS(Proof-of-Stake)メカニズムとして機能し、ユーザーにさらなる報酬をもたらします。要するに、Pencils ProtocolはDeFi、AI、FHEをファーミングとVaultsラインによって単一のエコシステム内に統合しているため、他社との差別化になります。 Farming | 公式Website $DAPPのユーティリティについて教えてください $DAPP トークンは Pencils Protocol のエコシステムの中で重要な役割を果たし、実用性と潜在的な上昇の両方を提供します。ユーザーは$DAPPをステーキングして、1:1の比率でガバナンストークン($pDAPP)を獲得することができます。そして、プロトコルの重要な決定に投票できます。 トークン・ファーミング ではユーザーの皆様へ長期的なコミュニティ参加を促進するため、$DAPPトークンのステーキング・プログラムがTGE(トークン生成イベント)後に開始される予定です。 トークン保有者はPencils Protocol Farmsに$DAPPをステークして$pDAPPを受け取ることができ、その後さらにステークしたり、ユーザーがエコシステムに参加するためのDEXの流動性として提供できます。 オークションプラットフォームにアセットを上場させるには、$DAPPをステークする必要があります。このステーキングメカニズムは、コミュニティがオークションプロセスを監督することで、悪質な行為に対するセーフガードとして機能します。不正行為があった場合、ステークされた$DAPPはコミュニティメンバー間で再配分されます。 ポイントシステムの権利マッピングとして Pencils Protocolの初期参加者には、$DAPPの権利に対応するPencilsポイントが付与されます。将来的には$DAPPがPencilsの機能の一部を代替する予定です。$DAPPホルダーは、新しいファーミングやプライオリティアクセスへの優先的なアクセスも享受できます。 これらの特典には、より高いレバレッジ倍率や、限定戦略商品への優先アクセスなどが含まれます。オンラインショップでは、ユーザーはPencils Protocolのネイティブトークンである$DAPPを活用して、NFT、リアルワールドアセット(RWA)、ポイント、デリバティブの証拠金取引を行うことができます。 $DAPP の長期的な価値を高めるために、革新的なデフレーションメカニズムも設計しました。Vaultsプロダクトの最もエキサイティングな側面の1つは、Vaultの収益の30%が焼却用のアドレスに割り当てられ、循環供給を効果的に削減し、希少性を生み出すことです。これにより、トークンの長期的な価値が上昇します。一方、残りの70%は、エコシステムおよびコミュニティ開発ファンドに投入されます。これらのファンドはさまざまなグロースステージにおいてインセンティブを提供し、将来的に持続可能な開発とユーザーエンゲージメントの強化をサポートします。 保有者や参加者に利益をもたらす強力な経済モデルを構築することで、$DAPP が魅力的な投資機会であり続けることを保証します。このユニークな構造は、価値を高めるだけでなく、コミュニティの絆を強化し、Pencils Protocol エコシステムへの継続的な参加を促します。 $DAPP | 公式Medium 直近達成したマイルストーンと今後のロードマップについて教えてください 9月23日にVaultsがローンチしました。こちらはAIによるナラティブが特徴です。 DAPPトークンは9月18日から22日までTokensoft、Bounce、Coreskyでセールが行われ、9月24日に完売しました。 9月末にはTGEを予定しており、10月に初のトークン資産オークションを実施します。第4四半期にRWAとPayfiをフィーチャーした新しいVaultが登場し、年内にショップ機能でノード販売を行う予定です。 🚀 $DAPP Trading is NOW LIVE! 🚀 The moment you've been waiting for is here! Trade $DAPP on @Bybit_Official, @bitgetglobal, @kucoincom, and @Gate_io RIGHT NOW! 🔥💥 But wait, there’s more! Stake your $DAPP for the next 14 days and earn up to 50% APR! 💰⏳ Don’t miss out on… pic.twitter.com/TdFQLINHM4 — Pencils Protocol (✏️∙🚀) (@pencilsprotocol) September 27, 2024 DAPPトークンのガバナンス機能はどのように機能しますか? 私たちは、Coreskyプラットフォームでの$DAPPのプレIDOフェーズにいることを非常に嬉しく思っており、その興奮を実感しています! $DAPPトークンは、Pencils Protocolエコシステム内で重要な役割を果たし、実用的なユーティリティと潜在的な価値を提供します。ユーザーは$DAPPをステーキングすることで、ガバナンストークン($pDAPP)を1:1の比率で獲得でき、重要なプロトコルの意思決定に参加することができます。 長期的なコミュニティの参加を促すために、$DAPPトークンのステーキングプログラムはTGE後に開始されます。トークン保有者は、Pencils Protocolファームで$DAPPをステーキングすることで$pDAPPを受け取り、これをさらにステーキングしたり、分散型取引所で流動性提供に使用したりすることができます。これにより、ユーザーは私たちのエコシステムに積極的に参加できます。 さらに、オークションプラットフォームでの資産リストには、売り手が$DAPPをステーキングする必要があります。このメカニズムは悪意のある行為に対する防御策として機能し、コミュニティがオークションプロセスを監視します。不正行為があった場合、ステーキングされた$DAPPはコミュニティメンバー間で再分配され、安全性と協力の感覚を育みます。 初期参加者は、$DAPPに関連する権利に対してPencilsポイントを受け取るポイントシステム権利マッピングの恩恵も受けます。プロジェクトが進化するにつれ、$DAPPはPencils内の特定の機能を置き換え、保有者に新しいファーミング手法や優遇政策への優先アクセスを提供し、より高いレバレッジ倍率や独占的で限定された戦略製品を含みます。 私たちのバーチャルショップでは、ユーザーは$DAPPをプラットフォーム通貨として利用し、NFTや実世界資産(RWAs)、ポイント、デリバティブの取引マージンとして活用できます。これにより、Pencils Protocolエコシステム内での保有資産の利用と応用が拡大し、$DAPPは単なるトークンではなく、さまざまな機会への入り口となります。このような魅力的な特徴を持つ$DAPPトークンの販売は、見逃せないイベントです! Pencils Vaults | 公式Medium Pencilsprotocolはどのように大きなユーザー ベースを獲得するのでしょうか? Pencils Protocolは、Scrollエコシステムにおける重要な推進力となる準備が整っており、エコシステムが拡大するにつれて、私たちのプロトコルには多くのユーザーと資本が流入することを期待しています。この成長は、私たちの市場ポジションを強化するだけでなく、トークンの価値の持続的な上昇を支援します。 進化するDeFiの風景を乗り越える中で、私たちの戦略はユーザー体験の最適化と革新的な機能の継続的な導入に焦点を当てています。私たちは、コミュニティの変化するニーズに応えるためにプロトコルを洗練させることにコミットしており、これが長期的なエンゲージメントと成長を促進するために不可欠です。 今後は、より多くの一流機関とのパートナーシップを積極的に追求する計画です。これにより、市場への影響力が広がるだけでなく、ユーザーが私たちの提供物に参加し、利益を得るための追加の機会が生まれます。業界のリーダーと提携することで、私たちは製品の能力を強化し、ユーザーにさらなる価値を提供できるようになります。 このダイナミックな環境の中で、適応力が重要であることを認識しています。私たちは、より多くの実世界資産(RWAs)を統合し、革新的な戦略を通じて流動性の提供を強化するなど、DeFi内の新しいナラティブを探求します。これにより、市場のより大きなシェアを獲得し、分散型金融の分野におけるリーディングプレイヤーとしての地位を固めることを目指します。 私たちのビジョンは明確です:多様なユーザーベースと資本を引き寄せ、成長と$DAPPトークンの価値を推進する繁栄するエコシステムを構築することです。私たちが革新を続け、拡大していく中で、皆さんをこのエキサイティングな旅にお誘いし、Pencils ProtocolがDeFiの未来をどのように形作っているかを目撃していただきたいと思います。 X投稿 | Pencils Protocol まとめ 今回のAMAでは、Pencils ProtocolがScrollエコシステムでトップのDeFiプラットフォームとして、ユーザーに多様な投資機会と報酬を提供していることが説明されました。イールドファーミングやVaultsを活用した効率的な利回りの提供に加え、$DAPPトークンのステーキングやオークションシステムがユニークな機能として紹介されました。 今後は、AIや実世界資産(RWA)との連携による拡大や、新たなVaultsの導入が予定されており、さらなる成長に期待です。 関連リンク Pencils Protocol Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:summerchon X (Twitter) | Link3
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2024/10/01ビットコインとソラナを繋ぐ次世代通信レイヤー「Zeus Network」AMA レポート
ビットコインとソラナ (Solana) をシームレスに繋ぐZeus NetworkのAMAをCryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Zeus Networkが目指す目標や競合との差別化、提供されるサービスなどについて詳しく伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:8月17日(土)21:00 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat 賞品:$100相当の$ZEUS × 5名 BitcoinとSolanaをシームレスに繋ぐ! Zeus Network のAMAを開催✈️ ⏰ 8月17日(土)21:00 - 22:00 🎁 $100相当の$ZEUS × 5名 ✅ Like, RT & Follow ↓@ZeusNetworkHQ, @ApolloByZeus & @bb_jpdao メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️ https://t.co/rt3KLCASis 💁♂️ スピーカー:… pic.twitter.com/g8K17NC85Z — boarding bridge (@bb_jpdao) August 12, 2024 スピーカー Peter|Zeus Network Growth arata|CryptoTimes Co-founder & CEO bobotango|CryptoTimes AMAの内容 自己紹介とZeusの概要 私はピーターです。Zeus Networkのコアチームのメンバーです。現在、Zeusの最初のdAppであるApolloをリードしています。 Zeus NetworkはSVM (Solana Virtual Machine) 上に構築されたパーミッションレスの通信レイヤーです。私たちはソラナに外部流動性をもたらすことを目指しており、現在はビットコインをソラナに導入し、ソラナDeFiエコシステムにおいてその流動性を利用可能にすることに注力しています。 Zeus Networkの最終的な目標は何でしょうか? ソラナはエコシステムとして、またチェーンとして大規模な採用が可能であり、将来的にはクリプト全体のアプリケーションレイヤーになり得ると考えています。 また、ビットコインについて長期的にはより多くの国、組織、企業で採用されるようになると考えています。そして、ビットコインは仮想通貨分野におけるフラッグシップとなるデジタル資産であると信じています。 Zeus Networkは、高速で手数料が安く、使いやすくてユーザーフレンドリーなユーザー体験を活かし、あらゆるブロックチェーンにとってのプレミアムなレイヤーソリューションとなることを目指しています。 私たちはソラナの外部に流動性をもたらし、すでに強固なエコシステムが存在するソラナにその流動性を引き入れたいと考えています。そして私たちはこれらの活動を通して、ソラナがエコシステムとして成長するよう支援しています。 現在、Zeus Network以外にもBitlayer、Merlin chainなど多くのビットコインスケーリングソリューションが登場しています。Zeusが現在持っている優位性や独自の強みはなんですか? それは非常に良い質問です。この1年で、多くの新しいプロジェクトがビットコインエコシステム、特にビットコインL2ソリューションに進出しているのを目にしました。彼らの課題はチェーン上で日々やり取りをしている実際のユーザーを獲得することだと思います。 その点、ソラナでは需要の増加、新しいユーザー、そして多くの新しい地域ユーザー、特にアジア太平洋地域からの参加が見られます。香港、台湾、日本、韓国、ベトナム、シンガポール、マレーシアといった国々です。開発者も増えており、Superteam Japanが最近立ち上がり、Superteam Vietnamとも協力して取り組んでいます。 Superteamとは Superteamは、各国の代表者がソラナ財団からの助成金を受けて、自国のソラナエコシステムの成長を促進するためのコミュニティ つまり、ソラナコミュニティには実際に活動するユーザーと開発者が存在し、多くの企業やプロジェクトがソラナをより良いエコシステムにするために協力して開発を進めているのです。 私たちにとっての利点は、他のプロジェクトと比較して許可制ではなくすべてが透明性がありチェーン上で可視化されていることです。私たちは分散型でパーミッションレスなアプローチでソラナ上に構築することでクロスチェーン資産と相互運用性において革命を起こそうとしています。 ソラナにはすでに多くのユーザーが存在し、近年目覚ましい成長を遂げているブロックチェーンです。私たちはソラナを断片化された流動性を統合するハブとして確立したいと考えています。ソラナレイヤー自体がすべての人が頼りとするレイヤーとなりオールインワンのエコシステムになることを目指しているのです。流動性はすべてソラナ上にあり多くのサイドチェーンやL2、さまざまな場所に分散しているわけではありません。 Zeus Networkが目指すのは、流動性を直接ソラナに持ち込み人々が簡単に利用できるようにすることです。ビットコインの利用やzBTCの保有がよりシンプルになります。ユーザーはzBTCを使って流動性を提供することでDeFi戦略から利回りを得たり、セルフカストディのもとでzBTCを利用したりできます。 私たちZeus Networkと他のネットワークとの違いはまさにここにあります。私たちは許可制ではなく、透明性を重視しすべてをチェーン上で管理しています。ビットコインの取引はビットコイン上で行われますが、ソラナのバリデータによって検証されます。 少額のビットコイン保有者でもzBTCの発行は可能でしょうか? zBTCはソラナ上の1対1でペグされるビットコインと同等の資産です。誰でもApolloにビットコインを入金することで発行できます。現在、私たちはApolloの最終テストネットを実施中です。 皆さんにテストネットを試してみることをお勧めします。毎日5BTC分のテスト用ビットコインを無料で請求でき、テスト用ビットコインの入金とzBTCの受け取りのプロセスを練習できます。そして、入金、出金などのユーザー体験が得られます。 ソラナチェーン上の他のビットコインスケーリングソリューションと比較してZeus Networkはどのような点が異なるのでしょうか? Zeus NetworkのビジョンはzBTCに限定されるものではなく、外部の流動性をソラナにもたらすことです。 私たちは「ZPL (Zeusプログラムライブラリの略称) 」と呼ばれるプログラムを持っています。これはオープンソースとしておそらく年末か来年には公開予定です。 { 5 . 1 } Empower your native Bitcoin asset with ZPL, making it fast and seamless on Solana ⛈️ The Zeus Program Library (ZPL) is a set of programs that revolutionize how you engage with Bitcoin assets on Solana, seamlessly introducing assets like $BTC, Runes, and Ordinals as… pic.twitter.com/ZoOfjmzUPE — Zeus Network 🟧⛈️🟣 (MUSES) (@ZeusNetworkHQ) May 1, 2024 そして、私たちは他のラッピングされたビットコインとも協力していく予定です。例えば、私たちはStacks、Stacks Foundationと緊密に協力していきます。Nakamotoアップグレードにより彼らはsBTCを持つことになります。 基本的に、これらの種類のビットコインのラッピングバージョンは、zBTCを通じてソラナに載せられます。Zeusノード、Zeusトークノミクス、そしてZPLアーキテクチャという私たちの設計思想により、Zeusネットワークを通じてソラナに流入する取引量はネットワーク自体によって価値が捕捉され、その収益はZeusノードに還元される仕組みになっています。これが、zBTCやZeus Network、ZPLアセットと単なるビットコインのラップバージョンとの決定的な違いです。 Zeus Networkは、単なるラップバージョンを提供するのではなく、ソラナに多様な流動性をもたらすエコシステムです。zBTCだけでなく他のあらゆる資産もソラナに歓迎します。 Zeus Networkは私たちのzBTCに限定されず、他のものも歓迎するエコシステムです。 また、私たちはソラナのDeFiプロジェクトとも積極的に協力しています。例えば、Kamino、Raydium、Orca、Driftなどが挙げられます。これらのプロジェクトはzBTC、sBTC、あるいはZPLによってソラナに持ち込まれたその他あらゆるBTCのラップバージョンなど、その形態を問わずソラナ上のビットコイン流動性を活用できる可能性を秘めています。ソラナのDeFiは私たちがもたらす流動性によってさらに発展していくでしょう。 Apolloについて詳しく教えてください ApolloはZPLを使ったZeus Network上に構築された最初のDAppです。 Apolloは「Zeus Networkが動作している」ことを示すデモンストレーションとも言えます。私たちが解決しようとしている最初の問題はビットコインをソラナにもたらすことです。 [caption id="attachment_122501" align="aligncenter" width="697"] APOLLO と Zeus Network の概要[/caption] Zeus Networkを基盤となるレイヤーと考え、Apolloはその上に構築された最初のDAppと考えてください。ビットコイン保有者はビットコインをブロックチェーン上で安全にロックしたまま、ビットコインのネイティブ通貨で利回りを獲得できるようになります。Apolloはソラナ上で1対1のペグzBTCを発行し、預金者は2つの方法で管理できます。 1つはApolloのDeFi戦略を通して金利を得るためのカストディアン方式での管理です。そしてもう1つは自身でzBTCを完全にコントロールする方法です。 - Apolloのサービスは、顧客に利回りを提供するためのポートフォリオとして選択できるものというイメージでしょうか? つまり、利回りを稼ぐには2つの方法があるということです。1つはApolloのVaultです。このVaultはまだ正式に発表されていませんがセキュリティのために7人の署名者がいて分散化されています。 私たちは皆さんのビットコインを直接保有することはありません。ビットコインは信頼できる署名者によって保管されます。また、私たちは大手の保管機関とも提携しておりこれらの詳細はサービス開始前に発表される予定ですのでどうぞお楽しみに。これが私たちの最初の戦略です。ビットコインを預ける際に、最適な利回り戦略を提供し、皆さんが最高の利回りを見つけられるよう努めます。 2つ目の戦略はユーザーが自分で取引したい、もしくはビットコインのポジションを維持したいと考える場合に対応するものです。例えば、ソラナがビットコインを上回る可能性があると予想した際、zBTCを使ってSOLに交換できます。もしSOLがより大きな利益を生んだ場合、再度zBTCに戻すことが可能です。これにより、ソラナを通じてビットコインのポジションを柔軟に取引する機会が提供されます。 将来的にZeus Network上にどのようなdAppsが構築されるのでしょうか? 過去6か月間にわたって私たちが見てきたことについてお話ししたいと思います。 私たちの目標は、ビットコインとソラナのエコシステムをサポートすることです。ビットコインの時価総額は1兆ドル、もしくは2兆~3兆ドルに達することもありますが、その歴史を振り返ると保有者はビットコインを単に保持しているだけでその流動性を活用できていない部分があります。今年はビットコインとソラナのエコシステムにとって非常にエキサイティングな年になると考えています。なぜなら、様々なラップドビットコインのバージョンが登場し、保有者はビットコインで利回りを生み出せるようになるからです。 私たちはビットコインのセキュリティに焦点を当て、保有者がソラナのDeFi上で許可不要かつ匿名でやり取りできる環境を提供したいと考えています。私たちは中央集権的な存在ではなくKYC(本人確認)は必要ありません。検閲を心配せず自分の戦略を実行することができます。そのためビットコインの成長には大きな可能性があると考えています。 ソラナにはすでに堅固なエコシステムがあり多くのDeFiプロトコルや企業が存在していますが、流動性の需要は非常に高いです。例えば、KaminoのUSDCやPayPal USDの借入市場を見ても、流動性を提供する資産に応じて10~19%の利回りが得られます。私たちはビットコインエコシステムのパートナーと協力し、Stacking DAOのリステーキングモデルやsBTCのロードマップについて話し合いを進めています。具体的なパートナーはまだ発表していませんが、Kamino、Orca、Raydium、Driftなどのアクティブな企業が協力しています。また、Ethenaもソラナに参加しており彼らも今後のパートナーとして考えています。 私たちは、流動性を提供することでさまざまなDeFiプロトコルや企業に貢献し、ソラナのエコシステム全体でその流動性を共有できるようにすることを目指しています。 一方、ビットコインのエコシステムにおいては、ビットコインL2、Runes、Ordinalsがあります。これらの資産はZPLアセットに分類され、ソラナにブリッジすることが可能です。ソラナユーザーやRunes、Ordinalsに参加している多くのDegenたちがコミュニティの一員となり、ビットコイナーもDeFiについてより深く学んでいます。 こうした背景から、Zeus Networkとしてはビットコイン保有者が利回りを得られるようサポートし、エコシステム間のギャップを埋める中心的な存在を目指しています。 暗号通貨に関するTwitterやオフラインコミュニティ、テレグラムグループでは、ビットコイン以外の知識も学ばれています。これらの人々は基本的にビットコインを保有しているだけで、何もアクションを起こしていませんでした。しかし、新しいイノベーションやプロジェクトが次々と登場し彼らの関心を引きつけています。その結果、他のエコシステムについても少しずつ学び始めています。ソラナはビットコインエコシステムに初めて関わる人々やビットコイン保有者にとって非常に注目される存在です。 Zeus Networkとしては、ソラナの成功を期待しており、ビットコイン保有者が利回りを得られる仕組みを提供したいと考えています。また、異なるエコシステムやチェーン間のギャップを埋める中心的な役割を果たすことを目指しています。しかし、まずはビットコインのエコシステムに注力して取り組んでいく予定です。 Zeus Network上でdAppsを開発するプロジェクトが出てくる予定ですか? 私たちはすでに厳選したパートナーと協議を進めています。 これらのプロジェクトはDeFi戦略、ステーブルコインの利回り、取引などにおいて、zBTCの流動性を活用したいと考えています。 これらは非常に重要で需要が高いと考えています。なぜなら多くの機会がそこにあるからです。流動性が確保されると開発者がそれを活用し構築を進めることでしょう。 その結果、ユーザーはその流動性を活用し戦略から利益を得る可能性があります。開発者は手数料収入を得られ、流動性を提供する人々も利回りを生み出せるようになります。このように健全ですべての関係者が利益を得られる状況が生まれると考えています。 今後、日本のコミュニティをどのように巻き込んでいくつもりですか? 私たちの計画では日本のコミュニティと関わる方法は多くあります。私たちはIVSを通じて日本のコミュニティとの初期的なつながりを築きました。京都でSuperteam Tokyoのメンバーと会い、CryptoTimesの皆さんにもお会いしました。その結果、日本のエコシステム内のビルダーたちと強固なネットワークを形成できました。Solana Super TokyoとWebXにも参加予定で、2回東京に行くことになります。非常に忙しい月ではありますが、日本での事業拡大に大きな期待を抱いています。もしコミュニティリーダーや、もっと深く関わりたいと考えている方がいれば、ZWG(ゼウス・ワーキング・グループ)というプログラムがあります。 ZWGには2つの役割があります。1つ目はワーキンググループメンバーとして、チームと協力して情報を共有し、TwitterやDiscordでの日本語コミュニティの構築を支援する役割です。2つ目はアンバサダーとして、翻訳やスレッドの作成を通じてZeus Networkに関する正確な情報を広め、認知度を高める役割です。ここで、感動的なエピソードを1つ共有したいと思います。あるメンバー、AJさんの話です。彼は私たちの最初のアンバサダーとして参加してくれ、日本語コミュニティの構築やスレッドの作成に大いに貢献してくれました。そして最近、彼はSuperteam Japanの初期メンバーの1人に選ばれました。これは私たちが目指していたものであり、コミュニティに参加した人たちが私たちとともに学び、成長し、Web3の世界で活躍する姿は非常に誇らしいことです。 また、ZEUS保有者の方々にはノード参加の機会もあります。ノードの設計と要件については、9月か10月に発表予定で、参加者はその詳細を知ることができるでしょう。これによりどの程度の利回りやインセンティブが得られるのかも明確になります。 私たちは成長に貢献できるさまざまな方法を常に探しています。プロダクト面でもコミュニティ面でも、成長に繋がる機会を見つけたいと考えています。テストネットへの参加もその一つの方法です。過去のZeusキャンペーンでは、テストネット参加者に対してエアドロップを行いました。今回も同様の可能性があるのでぜひテストネットに参加してください。何かしらの報酬が期待できるかもしれません。 ただし、テストネットに参加する際は定期的に繰り返し参加し、本物のユーザーとして貢献することが重要です。一度きりのロボットのような振る舞いではなく、忠実なコミュニティメンバーとしてフィードバックを提供し、サポートをしてくれる方々に報酬を与えたいと考えています。これがテストネット参加のコツです。一貫して本物のユーザーとして関わり続けてください。 ユーザーやコミュニティがZeus Networkに参加するにはどうすればいいですか?? 私たちのコミュニティでは興味をお持ちの方からのご連絡をお待ちしています。 応募には、Discord IDやTwitter ID、過去に手掛けた作品や投稿スレッドなどの情報を記入する申請プロセスが必要です。これらの情報を確認した上で、毎期ごとに優秀な新規応募者を選定しています。また、非活動的なメンバーを排除するための定期的な審査も行っており、コミュニティ全体の活性化を図っています。 私たちはこのプロセスを非常に重要視しており、全メンバーが努力し、最善を尽くして貢献していることを確認したいと考えています。応募に興味がある方は、ぜひご連絡ください。 このポジションは有給であり、報酬はZeusトークンにてお支払いします。私たちと共に成長し、成功を分かち合いながら、この素晴らしい旅の一部となっていただければ幸いです。 Zeus Networkのセキュリティモデルについて詳しく説明してください。具体的には、マルチシグウォレット、バリデータの二重化、潜在的な攻撃ベクトルに対する防御策について教えてほしいです 次回のコール会議では、より技術的な詳細に踏み込むために、開発者を招くことが可能です。基本的に、私が言及したマルチシグウォレットには6〜7人の署名者が必要であり、各投票には3人の署名者が関与します。 正式な発表が行われるまで詳細はお伝えできませんが、マルチシグウォレットの設計は7つあり、業界の主要プレイヤーと協力して流動性を支えています。業界標準を採用するとともに、エコシステムにおける信頼できるパートナーと提携し、署名者プログラムの一環として運用します。 バリデータに関しては、Zeusトークンのしきい値が異なる複数のバリデータが存在する予定で、今後さらに増加する見込みです。現在は、堅実なバリデータグループからスタートし、段階的に拡大する方針です。 また、潜在的な攻撃に対する防御策についてですが、質問の攻撃内容が不明ですがDeFiに関する部分とすると、私たちのメカニズムはバーン&ミントによるもので、預け入れた分だけzBTCがミントされます。zBTCのミントがバックエンドで行われることはなく、すべてが透明なチェーン上で管理されています。これは、透明性が十分でないWBTCとは異なり、zBTCでは全プロセスがZeus scanで確認可能です。そのため、過剰発行やペッグの問題はありません。 Zeus Networkの経済モデルについて教えて下さい。プロトコル手数料はどのように発生し、分配されるのでしょうか? Zeus Networkの経済モデルですが、これは非常に重要です。ZPLアセットについてお話しましたよね?ZPLアセットとは、ビットコイン、ルーム、オーディナルのことです。そして、ビットコインは、最初はzBTCで構成され、その後、ソラナに来るビットコインのレッドバージョンが加わります。 これはZPLとしてカウントされます。つまり、ZPLはZeus Networkを出入りしたり、ビットコインとソラナの間を行ったり来たりします。手数料が発生します。この手数料の一部は、ステーキングプログラムに参加しているZeusノードの保有者、つまりステーカーに還元されます。 ステーキングについて質問している人も見かけます。ノードを実行している人は、この手数料を分配されます。それが1つです。2つ目は、ZPL (Zeus program library) です。これはプラグ可能なプログラムで、流動性を活用してスマートコントラクトを使用し、追加料金を請求したいと考えているサードパーティやプロジェクト、プロトコルが対象です。 [caption id="attachment_122504" align="aligncenter" width="647"] 報酬と収益設計[/caption] 彼らの製品や開発者にとっては、持続可能性のために、追加料金を請求することができます。しかし、このプログラムを経由するすべてのトランザクションには、ZPL手数料、Zeusノード保有者のための手数料が発生します。 これは、人々が私たちの上に構築し、自分たちで手数料を設定し、持続可能なビジネスを展開できるという、win-winの関係です。ユーザーは、誰が誰に支払うのでしょうか?Zeusノードに還元される部分があります。 流動性プロバイダーや検証者に対するインセンティブはどのようなものがあるのでしょうか? 流動性プロバイダーとバリデーターのインセンティブについて説明します。 ユーザーが流動性を提供する方法はたくさんあります。1つは、例えば、RaydiumやOrcaプールで、SolペアにzBTCの流動性を提供することです。彼らのプログラムを使えば、おそらく追加の報酬も得られるかと思います。 そして、もう1つのインセンティブを得る方法は、zBTCを担保に借り入れを行いステーブルコインを得ることです。そして、そのステーブルコインをKaminoに預ければ、USDCで約10%、PayPal USDで約17%の利回りが得られます。 基本的に、これらは、ビットコインの流動性提供者が、Apolloで得ている既存の利回り以上の収益を得ることができるインセンティブです。ApolloにはApolloポイントがあり手数料が発生します。最終的にはさまざまなプラットフォームでキャンペーン、ブーストがある場合にインセンティブが得られる可能性があります。 2024年のロードマップを見ると第2四半期にMusesのアップグレードが予定されています。今後含めてどのようなプロモーションを計画しているのでしょうか? Musesのアップグレードはすでに完了しています。 現在は「Prophecy of Light」と呼ばれる段階に進んでいます。これは、Apolloの最終テストネットの一つです。 /1 APOLLO Public Testnet is now LIVE Final Testnet Campaign: Prophecy of Light Be part of the incentivized campaign:https://t.co/5QPKf21jc1 Guidelines below. pic.twitter.com/q797ZP8rN0 — APOLLO (zBTC SOON) (@ApolloByZeus) August 8, 2024 技術レポートでは、開発に関する最新のアップデートも確認できます。プロモーション活動については、さまざまな地域との協力を進めており、今後も日本を含めた地域で露出を増やしていく計画です。(AMA実施時から)数週間後には日本を訪れる予定もあり、オンライン・オフライン双方で多彩なプロモーションを展開していきます。皆さんとの時間を大切にしながら、プロジェクトの発展に尽力していきます。 ZEUSトークンの価格を上げるための対策はありますか? 私たちは日々このことについて考えています。まず、ここ数か月間、市場は最良の状況ではなく、不安定な状態が続いているためトークンの価格があまり芳しくないかもしれません。しかし、価格を上げるための計画は進行中です。 市場がオープンである以上、価格を直接コントロールすることはできませんが私たちが保証できるのはトークンを投げ売りすることは一度もなかったという点です。チームトークンは(AMA実施時)現在ロックされており、透明性を持って運営されています。 もしトークン価格の低迷について疑問に思う方がいれば、それはチームが販売しているからではなく、市場参加者がリスクを取って売却しているためです。このリスクを踏まえた上で価格を上げるための具体的な計画として、Zeusノードの要件やApolloメインネットの稼働開始に伴うトークン利用の発表が予定されています。これらの発表は間もなく行われ、ロードマップにも記載されています。 市場やコミュニティもこれらの発表を待ち望んでおり、市場が整いプロダクトが準備できれば、ZEUSトークンの価格はそれらを反映することになるでしょう。 私たちはBTCに対するコミットメントに懸命に取り組んできました。これは単なる言葉ではなく、すでに数千BTCの準備が整っています。プロダクトが完成しTVL(Total Value Locked)が構築されれば、さらに多くのトラクションが期待できるでしょう。 なぜプロジェクトに神に関する名前をつけたのですか? ブレインストーミングの過程で、「ゼウス」という名前にとても惹かれました。ゼウスは非常に強力な神であり、神々の中でも頂点に立つ存在です。そして、ビットコインのシンボルである稲妻も、この名前にぴったりでした。 強力でありながら、コミュニティに相応しいイメージを持っていたため「ゼウス」を私たちの名前に選びました。多くの人々にもこの名前が簡単に覚えられ、親しまれているようです。これからも、ゼウスがビットコインやソラナにとって強力な存在であることを確実にしていきたいと考えています。 Dappie NFTについてまだコミュニティ内で言及されているのを見かけますが、アップデートや今後何か計画があるのでしょうか? アルファ情報としてDappie NFTは保持しておくことをお勧めします。メリットがあります。 以前のZeusエアドロップを覚えているでしょうか?人々は再びエアドロップを期待していますが、現時点では確約できません。しかし、Dappie NFTを保持していれば、今後私たちが公開する際に、コミュニティレベルで何か新しい展開が始まる可能性があります。 近いうちに最新の進捗状況をお伝えし、再び皆さんとお会いできることを楽しみにしています。Zeusについてコミュニティがより深く理解し、Apolloテストネットへの参加を通じてインセンティブを得ていただけることを願っています。 また、最後にお知らせですが、私たちは現在、人材を募集しています。皆さんのコミュニティからアンバサダーが誕生し、一緒に素晴らしい日本のコミュニティを築けることを期待しています。 まとめ 今回のAMAでは、Zeus Networkのビジョンや競合との差別化、提供されるサービスについて詳しく解説されました。ビットコインとソラナのエコシステムを繋ぐZeus Networkの役割やzBTCを活用した流動性提供の可能性が窺える内容でしたね。 また、Dappie NFTの保有メリットや今後のプロモーション活動についても触れられ、コミュニティのさらなる成長に向けた期待が示されました。今後もZeus Networkは、日本を含むグローバルなコミュニティとともに、革新的なソリューションを提供し続ける可能性があるでしょう。 関連リンク Zeus Network Website | X (Twitter) | Discord boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles
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2024/09/25ERC-6551を採用したポイントマーケット「Pichi Finance」 AMAレポート
執筆:MARU NFTウォレットによってトラストレスなポイント取引を実現するPichi FinanceのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、プロジェクトの概要や、Pichi Financeが提供するユニークなウォレット機能、流動性を高める戦略的な計画について詳しく伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年9月10日(火)21:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:100USDT × 5名 ポイント取引プロトコル「Pichi Finance」のAMAを開催✈️ ⏰9月10日(火)22:00 🎁Giveaway:100USDT × 5名 ✅Like, RT & Follow ↓@PichiFinance @bb_jpdao ✅Join AMA メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb 同時配信 ▶️https://t.co/MfwhizqIYQ 💁♂️スピーカー:@PichiFinance | Aether -… pic.twitter.com/Ghd6qkhtQT — boarding bridge (@bb_jpdao) September 3, 2024 スピーカー ・Aether | PichiFinance Marketing ・Peri | boarding bridge ・Aki | boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 こんにちは、Pichi FinanceのAetherです。3、4年前にクリプト業界に足を踏み入れました。以前はNFT関連の会社で働いていた経験もあり、JPモルガンのような大手銀行でも勤務していました。現在は、Pichi Financeでマーケティングを担当しています。 Pichi Finance | X Pichi Financeの目的とビジョンを教えてください Pichi Financeは、様々なプロジェクトのポイントを安心して自由に取引できる仕組みを提供しています。ユーザーのウォレットはNFTとして機能し、暗号資産やポイントを保有できます。このプロジェクトを始めた理由は、秘密鍵を渡す必要なく、担保なしで安全にポイントを取引できる方法がなかったからです。 私たちはOpenSeaのような取引体験を提供し、誰でも簡単に利用できるサービスを目指しています。 マーケットプレイス | Pichi Finance Website 資金調達の状況とチームメンバーの経歴を教えてください これまでに、Mantle NetworkやUOB Signum Capital、DWF Labsといった投資家から合計250万ドルの資金を調達しました。 Pichi Financeには、全部で6~7人のチームメンバーがおり、その中には3人の共同創業者がいます。そのうち2人は、私と同じように金融業界で働いていました。また、ホテル業界でマーケティングに従事していたメンバーもおり、本当に多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっています。 Pichi Finance is excited to announce a $2.5M fundraise, led by @Signum_Capital, UOB Venture Management and @0xMantle! pic.twitter.com/XkWgxe0t47 — Pichi Finance (@PichiFinance) August 1, 2024 ERC-6551を採用したNFTウォレットはどのように機能しますか? Pichi Finance内のウォレットはNFTとして機能します。ETHやUSDCなどのブロックチェーン上の資産を保有しながら、オフチェーンのポイントも獲得できます。基本的には、OpenSeaやBlurでNFTを取引する仕組みに似ていますが、ウォレット自体が資産やポイントを保有できる点が異なります。当然、これらのウォレットはエアドロップを受け取ることも可能です。 SBT(ソウルバウンドトークン)もNFTウォレットごと移譲することができますが、途中でウォレットを変更することはできません。最初に作成したウォレットでエアドロップ活動を行う必要があります。 作成:AKI Pichi Financeの今後の計画を教えてください Mantle上でDEXプールを立ち上げ、Mantle ETHとPCHに流動性を提供するユーザーにインセンティブ報酬を配布します。これにより、取引量を増やし、PCHトークンの取引が安定する環境を作ることを目指しています。 10月には、Sonic EVMやMonad、Berachainの統合を検討しており、プロダクト単位ではCornやUsualMoneyのポイント統合も進めています。これにより、ユーザーはこれらのプロジェクトのポイントを簡単に取引できるようになります。さらに、2回目のエアドロップも控えているので、PCHを購入してステーキングするのをお忘れなく! また、PichiではGameFiのアカウントを取引可能にすることも検討しています。これにより、ユーザーはPichiウォレットを使ってWeb3ゲームに接続し、アカウントをレベルアップさせた後、NFTのようにマーケットプレイスで販売できる仕組みを提供予定です。 Mantle Networkへの入金 | Pichi Finance 公式X Pichi Financeの強みやユニークな点は何ですか? 私たちは、暗号資産市場全体により深い流動性を提供する新しいエコシステムを作り上げることを目指しています。Bubbly Financeも非常に良い成果を出していますが、Pichiはそれらに似た取り組みを進めつつも、独自の特徴を持っています。 また、Whales Marketは暗号資産にトレーディングポイントの概念を導入しましたが、Pichiはその上位互換として、完全にトラストレスな取引環境を提供しています。この仕組みでは、売り手と買い手が一度取引を成立させた後、それをキャンセルすることができません。これにより、より安全で信頼性の高い取引が可能になります。 Bubbly Finance 市場に出ていないトークンや資産の取引をサポートするDEX Whales Market 暗号資産やトークンのプレマーケットおよびポイントマーケットを提供するプラットフォーム Pichi Finance | Website Pichiポイントを貯めるメリットは何ですか? Pichi Financeでは、PCHトークンをステーキングすることで、通常の3倍の倍率で報酬を得られます。たとえば、1,000ドル分のPCHをステーキングすると、3,000ドル相当のポイントが獲得できます。この特別なオファーは、2024年10月1日までの期間限定です。今のうちにPCHを購入し、ステーキングをお忘れなく! Pichiという名前にしたのはなぜですか? 名前は桃をイメージしたブランディングです。デザイナーがそのコンセプトを考案しました。 ロゴがお尻に見えるのは意図的ですか? いえ、意図的ではありませんが、デザイナーが注目を集めるために、少しお尻に見えるデザインにしたようです。 まとめ 今回のAMAでは、Pichi Financeの目指すビジョンや資金調達の進展、そしてウォレットのユニークな機能について詳しく紹介されました。特に、今後のDEXプール立ち上げや新たな統合プロジェクトが計画されており、Pichi Financeの動きに注目です。さらに、ユーザーがPCHトークンをステーキングすることで得られる今後のエアドロップも魅力的です。 今後もエコシステムの拡大に伴い、取引環境が一層充実していくことに期待が寄せられています。今後のPichi Financeの進展を見守っていきましょう。 関連リンク Pichi Finance Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:MARU X (Twitter) | Link3