漫画を読んでクリエイターを応援する「DeManga」AMAレポート
boarding bridge
NFTを活用した漫画アプリDeMangaのAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。
今回のAMAでは、DeMangaのプロジェクト概要やトークンインセンティブによるユーザーオンボーディングについて伺いました。
以下はAMAの内容を要約したものです。
目次
- 1 AMA概要
- 2 スピーカー
- 3 AMAの内容
- 4 まとめ
- 5 関連リンク
AMA概要
日時:2023年7月30日(火)22:00 JST
場所:bb Discord AMA-Voice/Chat
Giveaway:Genesis NFT 無料WL x 3、Genesis NFT 有料WL x 10
参加者:206名
漫画📕を読んで稼いで、クリエイターを応援する「DeManga」のAMAを開催✈️
⏰2024年7月30日(火)22:00
🎁Genesis NFT 無料WL x 3
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✅Like, RT & Follow ↓@DeManga_comic & @bb_jpdao
メイン会場 ➡ https://t.co/bEK7ely4lb
同時配信 ➡https://t.co/qapRiRhem5… pic.twitter.com/PfY9Dacj9y— boarding bridge (@bb_jpdao) July 23, 2024
スピーカー
Yoshida | Director of DeManga
魔LUCIAN | Co-Founder OtakuLabs
TakmanKid | boarding bridge
Rairu | boarding bridge
(敬称略)
AMAの内容
自己紹介
Yoshida氏
DeMangaを運営している株式会社スタッフライフのYoshidaです。DeMangaのダイレクターとして、全体の設計から開発まで事業全般を担当しています。宜しくお願い致します。
魔LUCIAN氏
アドバイザーのLUCIANです。
僕はOtakuLabのCo-founderでもあり、OtakuLabとしてもDeMangaと戦略的パートナーシップを結んでサポートしています。宜しくお願い致します。
DeMangaの紹介とチームについて教えてください
DeMangaは、既存の漫画アプリにEarn要素を加えた新しい漫画プラットフォームです。はじめはブラウザでのサービス提供ですが、今後アプリでの展開も予定しています。
弊社スタッフライフはこれまでウェブ領域での事業を通してクリエイターの方々と関わり続けていましたが、ユーザーの声や期待をクリエイターに直接届けたいという思いから、このDeMangaを作ることにしました。
【国内初】読んで・応援して・報酬GET!漫画サービス「DeManga(デマンガ)」 | PR TIMES
DeMangaで読むことのできる漫画について教えてください
具体的な漫画名を上げることはできませんが、現時点で出版社と契約をして4,000作品以上の掲載が決定しています。コアなジャンルの漫画はもちろん、他の漫画アプリに掲載されている作品が多く含まれているため、見たことのある作品が集まったアプリとなる予定です。今後も出版社や取次と協力し更に作品数を拡大していきます。
作家への還元について教えてください
一般的なプラットフォームと比較して、作家への還元を高く設定しています。
例えば漫画が割引で購入される際、通常は割引分を作家とプラットフォームで按分することが一般的です。DeMangaでは割引分をすべてプラットフォーム側が引き受けるため、作家への還元は通常通りの料率で行われます。
今後は作家へのNFT報酬やトークン報酬も検討しており、クリエイターを経済面でもサポートしたいと考えています。
DeManga概要|DeMangaサービス資料より抜粋
トークンを使ったインセンティブ設計について教えてください
インセンティブに使用するトークンは3種類あります。
チップNFT
自分が気に入った漫画に応援権を送り、応援している漫画が週間ランキング入りすると報酬としてチップNFTが貰えます。このNFTは有料漫画購入のための割引券として使用することができますが、次に説明するピッグNFTの成長にも使用できます。
ピッグNFT
ピッグNFTを保有すると送れる応援券の数が増えるため、チップNFTを得られる期待値が上がります。チップNFTを消費してピッグNFTを最大レベルまで成長させるとステーキングすることができ、独自トークンの$MANGAが得られます。
MANGAトークン
$MANGAは発行上限が10億枚のトークンです。ピッグNFTを成長させる最終段階で必要となり、ジェネシスNFTやピッグNFTをステーキングして得ることができます。
$MANGAをステーキングするとDeMangaのガバナンスへ参加でき、参加状況に応じて報酬としてステーブルトークンを獲得できます。MANGAトークンのステーキング量が多くなるほどガバナンスへの関与度が強くなり、多くの報酬を得る機会が与えられます。
ガバナンス参加とは、たとえばDeMangaでおすすめ作品として掲載する漫画を何にするかを決められるなど、DeMangaの運営に関わることができます。
なお、ローンチ時にはステーキング=魔法の貯金箱など、Web3に馴染みのない方でもわかりやすい名称で各機能を実装していく予定です。
DeMangaが現在の漫画界において解決できることはなんでしょうか?
現在の漫画業界では出版社や製作委員会など一部の組織の力が非常に強く、人気作品となるための型を強制されるなど、作家のクリエイティビティが活かしきれていません。
DeMangaでは将来的に作家が直接作品を投稿できる仕組みを計画しており、作家が充分な収入を得られることができれば、こうした課題が解決されると考えています。
また、作家たちが直接ファンと交流できる機能や、読者からのフィードバックを直接受け取る機能も実装する予定です。これまで以上にファンが作家を推すことができ、新たな才能が発見されやすい環境を整備していくことも私たちの目標の一つです。
DeManga概要|DeMangaサービス資料より抜粋
今後のロードマップについて教えてください
ジェネシスNFTセールの終了後、クローズドベータ版をスタートします。
クローズドベータ版ではDeMangaの操作も楽しめますが、利用状況に応じたポイントを獲得でき、ポイントに応じた$MANGAのエアドロップを計画しています。
なお、DeMangaはブロックチェーンにJOC(Japan Open Chain)を採用しており、JOCはIEO実施に向け活動しています。JOCのIEO前にNFTを取得でき、新興チェーンに触れることができます。
プレスリリース|JAPAN OPEN CHAIN Webサイト
大手出版社さんへ声がけした際の反応を教えてください
NFTに挑戦したものの良い思い出がない会社が多かったため、「NFTはもういいよ」という反応が殆どでした。ただ、DeMangaは読者がより楽しめて作家が多くの報酬が得られるプラットフォームであり、裏側でブロックチェーンやNFTの技術が使われているものの表側は一般的な漫画アプリと変わらないものだと説明すると納得を得られました。
応援券を使用して投票する際、上位漫画に偏る危険はありませんか?
前回1位になった漫画には応援券の送付上限を設けるなど、偏りを無くす仕組みを取り入れています。これによりさまざまな作品がランクインしやすくなり、ランキングの先読みが難しくなるため、ユーザーの投票の楽しみが増えていきます。
NFTを所有していなくても漫画を読むことはできますか?
はい、可能です。NFTは報酬を獲得しやすくなるオプションとして使われるため、漫画を読むこと自体には影響しません。
広告はありますか?
はい、あります。広告を見ると漫画が読めたりポイントが貰えるなどの仕組みを取り入れる予定です。
資金調達は実施していますか?
していません。そのため、VCの売り圧は発生しません。
まとめ
今回のAMAでは、DeMangaダイレクターYoshidaさんとアドバイザー魔LUCIANさんから、プロジェクト誕生の経緯、コンセプト、今後の計画について詳細な情報をお聞きしました。
DeMangaは日本を代表する産業のひとつである漫画にフォーカスしたプロジェクトで、ユーザーがクリエイターを直接「推す」ことのできる機能が多く取り入れられています。漫画は多くの人にとって身近なものでユーザーが多いため、ローンチ時の盛り上がりが期待されます。
今後のNFTセールなど、最新情報については公式SNSをご確認ください。
関連リンク
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