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2023/12/22仮想通貨ソラナ、急騰で100ドルに迫る|年初来で800%以上の上昇
レイヤー1ブロックチェーンSolanaの$SOLトークンが直近24時間で*17%以上急騰し1 SOL = 100ドルに迫っています。*記事執筆時 $SOLは2023年1月以来800%以上の価格上昇を見せており、レイヤー1ブロックチェーンの中でもトップの成長率を記録しています。 急成長を続けるSolanaについて、先日、米大手仮想通貨取引所のCoinbaseは公開したレポートの中で言及しました。 In our 2024 Crypto Market Outlook, we dive into the most critical market trends and use cases next year, from the evolution of L2s, gaming, and the decentralized physical infrastructure to de-dollarization, regulation, and tokenization. https://t.co/rYwPoNHZnd — Coinbase Institutional 🛡️📞 (@CoinbaseInsto) December 14, 2023 ハードウェアを介したスケーリングの思想が取り入れられている点や低い手数料での取引実行環境が整っている点において、SolanaはEthereumと差別化されていると同社は指摘。2023年のSolanaのアウトパフォームは、開発者のマインドシェアをさらに拡大したとしています。 2023年の純資金流入においてSolanaがEthereumのフローを上回ったのは、Ethereumやその他ロールアップで現在サポートされていない高性能なアプリケーションにとって、Solanaが選択すべき技術プラットフォームであるという市場の見方が反映されているからであるとの見解を示すCoinbase。 現状のTVLの多くがEVMチェーンに集中している現状について同社は「EthereumのTVLが5億ドルを超えたのはローンチから4年近く経った2019年のことで、来年には開発者のツールが改善されることで非EVMシステムが発展し、流動性の割合が非EVM環境に流れる可能性がある」とコメントしています。 データスループットにおいて、既存のSolanaの10倍の性能になると言われるSolana Firedancerのリリースも予定されるなど、引き続き同プロジェクトの動向に注目が集まります。 米大手VanEck「Solanaは第3位のブロックチェーンになる」2024年の予想を発表 記事ソース:Coinbase 画像引用元:JOCA_PH / Shutterstock.com
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2023/12/21仮想通貨ソラナ、80ドルを突破|過去1年で+560%の価格上昇
レイヤー1ブロックチェーンプロジェクトSolanaの/$SOLトークンが直近24時間で10%以上の価格上昇を見せ、80ドルを突破しました。 今回の上昇により$SOLはRippleの$XRPトークンの時価総額を抜いて第5位にランクインし、*346億ドルの時価総額を記録しています。*記事執筆時 Solanaエコシステムの拡大は続いており、その勢いが感じられるプロジェクトとしてSolana上のミームトークン$BONKが挙げられます。コインベースやBinanceに上場している同通貨は過去60日間で8,700%以上の価格高騰を見せ、時価総額ランクでは61位まで成長しています。 最近売り上げが急激に加速していたことが知られるSolana Labsが手掛けるweb3スマートフォン「サガ(Saga)」は、今月16日に売り切れとなったことが報告されました。 The Saga is SOLD OUT! Words cannot describe how much we appreciate your support. We are nothing without this amazing community 🫂 While these past few days will be cemented in our history, we’re excited for the future 🫡 Stay tuned ✨ pic.twitter.com/KJje8lBDLL — Solana Mobile 🌱 (@solanamobile) December 16, 2023 上記の背景として、Bonkの関連アプリをダウンロードすることで$BONKトークンの受け取りが可能となっており、その報酬額がSagaの本体価格を上回っていたことが指摘されています。 上記以外にも、NFTプロジェクトMad Ladsは11月の底値から$SOL建でフロア価格が+440%以上になっている事例や、分散型マッピングプロジェクトHiveMapperの$HONEYトークンが直近1ヶ月で約1,200%の価格上昇を見せている事例からもSolanaエコシステムの勢いを窺うことができます。 大手資産管理会社VanEckは2024年にSolanaが「時価総額」「Total Value Locked(TVL)」「アクティブユーザー数(AU)」の観点でEthereumに次ぐ第3位のブロックチェーンになると予想。2030年に向けた$SOLトークンの価格については「ベースで1 SOL =335ドル、ブルマーケットが実現した場合には1 SOL = 3,211ドルまで上昇する」と強気の見解を示しています。 VanEck 🤝 15 Crypto Predictions for 2024 Prediction #1. The US recession will finally arrive, but so will the first spot #Bitcoin ETFs. Over $2.4B may flow into these ETFs in Q1 2024 to support Bitcoin’s price. — VanEck (@vaneck_us) December 7, 2023 データスループットにおいて現状のSolanaの10倍のポテンシャルが獲得出来るとされる「Firedancer」のアップグレードなども計画されている同プロジェクトの動向に引き続き注目が集まります。 記事ソース:Coingecko、Magic Eden 画像引用元:JOCA_PH / Shutterstock.com
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2023/12/19dYdXチェーンでのフルトレードが開始「dYdX」AMA内容まとめ
執筆:杞憂 先日dYdXチェーンをローンチしたばかりの分散型取引所「dYdX」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、6ヶ月間限定のインセンティブプログラムやDYDXトークンのステーキングについて伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 イベント概要 ・日時:2023年12月7日(金)21:00 JST ・場所:bb Discord AMA-Voice/Chat ・Giveaway:dYdX Essential Bandle × 3名 先日dYdXチェーンをローンチした 「dYdX」のAMAをbbで開催!✈️ ⏰12/7 (木) 21:00 bb Discord 🎁dYdX Essential Bandle ×3名 ✅Like & RT, Follow↓@dYdXJapan & @bb_jpdao ✅Join AMA 参加▶️ https://t.co/F6ugUeVHrF 🌐dYdXとは?… — boarding bridge (@bb_jpdao) December 2, 2023 スピーカー ・Hisashi Oki|dYdX Foundation ・Takeshi|dYdX バリデータ(Tané) ・杞憂|boarding bridge ・MaFi|boarding bridge (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Hisashi Oki dYdX Foundationの日本部門リードを務めています。日本の暗号通貨業界で5年以上の経験があり、以前は日本のKrakenでブランドマーケティングおよびコミュニケーション・リーダー、コインテレグラフジャパンの編集長を務めていました。 Takeshi TanéとしてdYdXのテストネットからバリデーターに参加し、dYdXローンチ時にはジェネシスバリデーターに選ばれました。今回のAMAはニューヨークからの参加です。 質問トピック dYdXについて簡単に紹介をお願いします。 dYdXはオーダーブック形式の分散型取引所(DEX)であり、パーペチュアルスワップ(無期限先物取引)というデリバティブ商品唯一のプロダクトになります。クリプトマーケットのボリュームの75%はデリバティブですが、そのボリュームの中でもdYdXは非常に多くの割合を占めています。 使用しているチェーンはもともとイーサリアムでしたが、ガス代の高騰による手数料の問題がありました。そこでコスモスを採用し、このたび独自ブロックチェーンである「dYdXチェーン」をローンチしました。Layer2チェーンの使用という手もありましたが、このdYdXチェーンによってL2よりも一歩先に進んだとも言えます。 トレード画面 | dYdX dYdXへ資金を入金する際には、様々な種類のチェーンと通貨でデポジットすることができます。イーサリアムチェーンよりガス代の安いチェーンを使用することで、入金の際のガス代手数料を大幅に削減することが可能です。 入金画面 | dYdX ユーザーが取引所としてdYdXを選ぶポイントを教えて下さい。 まずはdYdXの完全分散化(V4)が挙げられます。完全な分散化はdYdXの目指すところであり、分散化が透明性や公平性へと繋がります。 また、2017年設立されたdYdXは業界での歴史が長く、マーケットメーカーなどとの関係が強固です。レバレッジDEXの取引量における60%ほどのシェアも獲得しており、暗号資産業界におけるトレーダーの方々からもクリーンなイメージを持ってくれていると思います。 dYdXの目的はDEXの中で1番になることではなく、目指しているのはCEXも含めた取引所ナンバー1です。そのためCEXに寄せたUIも意識しています。 さらにパーミッションレスマーケットという、オンチェーンガバナンスによって一定の条件をクリアすれば、誰もがトークンペアの上場や上場廃止を実施できる仕組みを準備中です。 dYdXチェーン(V4)トレード機能のポイント | dYdXチェーン説明書 先日ローンチされたdYdXチェーンの一番の目玉はなんですか? dYdXチェーンで紹介したい部分はたくさんあります。報酬の話は後に回すとして、まずはトレーダーがガバナンスする取引所という点です。バリデーターやDYDXトークン保有者は、ガバナンスによる議論と投票を通じて、取引所の方針について決めることができます。 例えば手数料体系の見直し、インセンティブプログラムの導入、上場プロセスの見直しなどが議論の対象になります。 提案・議論はガバナンスフォーラムにて行われ、MintscanやKeplr Dashboardが投票場所として使用されます。 Latest topics | dYdX Community Forum インセンティブプログラムの参加方法を教えてください 2023年11月28日より、6ヶ月間で総額2,000万ドル(約30億円分)のDYDXトークンを使ったインセンティブプログラムが開始されます。4つのトレーディング・シーズンがある見込みで、それぞれのシーズンは4~6週間で構成されます。 インセンティブの割り当て | dYdXチェーン説明書 成果報酬型の賞金プール | dYdXチェーン説明書 インセンティブプログラムはdYdXコミュニティメンバーであるChaos Labs社が主催しており、ダッシュボードにてランキングや取引履歴などの情報を確認できます。ガイドラインなど詳しいインセンティブプログラムの概要についてはdYdX Japanの「dYdXチェーン インセンティブプログラムの概要」でも確認可能です。 インセンティブプログラムの報酬はもう一つあり、それはプロトコルの取引報酬です。「Trade to earn」とも言えるこの機能は、v4でも継続されます。ユーザーは、ブロック毎にテイカー注文の手数料に応じてトレード報酬がDYDXトークンで受け取ることができます。dYdXチェーンでは以前のように月末まで報酬の受け取りを待つ必要がなく、直ちにDYDXトークンを受け取ることが可能です。 1日あたり50,000DYDXの報酬があり、トレーダーは純取引手数料の90%までの範囲内で取引報酬を獲得することができます。報酬の詳しい計算式については、「dYdXチェーン トレード報酬機能がローンチ」をご覧ください。 DYDXトークンをステーキングするメリットは何ですか? DYDXトークンはステーキングすることで、報酬をUSDCで受け取ることができます。 また、6ヶ月間限定のインセンティブプログラムやトレーディング報酬で受け取ったDYDXトークンは、そのままdYdXチェーンのステーキングに使うことができます。ステーキング報酬の原資は、dYdXのトレード手数料です。 DYDXブリッジとステーキングの方法については、Tanéによる「DYDXトークン ブリッジとステーキングの方法 (Keplr編)」をご覧くださればと思います。 dYdX Staking | Keplr Dashboard コミュニティQ&A dYdXチェーンの次はdYdXエコシステムができてくるのでしょうか? dYdXはsubDAOとして、dYdX Grants Program(DGP)を開始しています。この助成金プログラムにより、dYdXコミュニティのトレジャリーから個人やチームにDYDXトークンで助成金が発行されます。 関連記事:『【7億円規模】dYdXの助成金プログラムが始動。個人・チームに最大約5000万円を支援』 dYdXの競合と、そこに対して優位に立てる独自性は何でしょうか? dYdXの競合は中央集権取引所(CEX)だと考えています。優位に立てる独自性としては分散性であり、dYdXにおける手数料は全てステーカーとバリデーターに支払われています。そのため現在は無収入の状態ですが、V3時代の蓄えが十分にあるため問題はありません。 バリデータを選ぶコツは何でしょうか? スラッシングなどのペナルティを過去に受けていないかといったことだけでなく、SNSやフォーラムでの発信内容も選定基準になります。dYdXエコシステムに対して好影響を及ぼす行動を重要視しています。 dYdX Validator | Keplr Dashboard レバレッジDEXのシェア60%に至った理由は何ですか? dYdXがDEXにおける先行者と認識いただけたことが一つの理由です。また、マーケットメイカーとのリレーションがあったことも重要な要素だと考えています。 各国の規制に対してはどのように対応するのでしょうか? 規制への対応については、ロビー活動などが挙げられます。 HedgiesのNFTを持ってると良いことありますか? 他のコミュニティでもよく聞かれる質問ですね。HedgiesのユーティリティをdYdXチェーンでどう出すかは、今後のガバナンスの議題になります。 Hedgies - Collection | OpenSea dYdXはセキュリティ面でどのような施策を講じていますか? dYdXはスマートコントラクトのセキュリティを重視しており、社内検査に加えて大手セキュリティ企業との契約によるシステムの監査を実施しています。 「L2チェーンから1歩先に行っている」の意味を改めて教えてください dYdXはイーサリアムチェーンからレイヤー2へ真っ先に移ったものの、それでは中央集権的な部分が解決できませんでした。そのため自分たちでチェーンを作ってしまおうと考え、dYdXチェーンの開発に至りました。dYdXチェーンにより、dYdXの目指す完全分散化へと向かうことができました。 まとめ dYdXチェーンのフルトレーディング移行が主なトピックでしたが、それに限らずdYdXの目指す完全分散化について理解の深まったAMAでした。レバレッジ取引可能なDEXの代表格といえばdYdXというイメージが昔からありましたが、そこまでの地位を確立できたのは、やはり一貫した分散化へのビジョンによるものではないかと感じられました。 11月28日にローンチされた6ヶ月間限定のインセンティブプログラム、そしてDYDXトークンのステーキングについても、dYdX Foundationの大木さんとバリデータ(Tané)のTakeshiさんという貴重な立場の方からお話を聞くことができ、理解が深まりました。この機会に是非dYdXチェーン(V4)のインセンティブ付きトレード機能を体験してみたいと思います。 関連リンク dYdX Website | Twitter (X) | Discord | Link3 boarding bridge Twitter | Discord | Link3 | Articles 執筆:杞憂 Twitter | Link3
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2023/12/12仮想通貨$AVAX(アバランチ)、1週間で80%超の価格高騰
仮想通貨$AVAX(アバランチ)トークンが、過去1週間で80%以上の価格パフォーマンスを見せています。 TradingViewですべてのマーケットを追跡 仮想通貨市場全体が過去1ヶ月間で顕著な価格上昇を見せる中、レイヤー1ブロックチェーンプロジェクトとして$AVAXはトップの価格高騰を見せています。 オンチェーンデータプラットフォームDeFiLlamaのデータによると、AvalancheのTVL(Total Value Locked)は9.35億ドル(約1,360億円)を記録し、過去1週間で*40%の上昇を見せています。*記事執筆時 Avalanche上の主要DEX(分散型取引所)であるTrader Joeの1日の収益(手数料)は、13.3万ドル(約2000万円)を記録。この数字はSushiSwapやCurveの収益を上回っています。 [caption id="attachment_102355" align="aligncenter" width="399"] プロトコルフィーランキング|画像引用元:Crypto Fees[/caption] Avalanche上のDeFiプロトコルでリキッドステーキングやレンディングサービスを提供するBENQIの$QIトークンが7日間で250%以上の高騰を見せるなどAvalancheエコシステム内のプロジェクトも成長を続けており、引き続き同エコシステムに大きな注目が集まります。 記事ソース:CoinGecko、DeFi Llama、Cyrpto Fees 画像引用元:Vector-3D / Shutterstock.com
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2023/12/08米大手VanEck「Solanaは第3位のブロックチェーンになる」2024年の予想を発表
米大手資産管理会社VanEckが2024年に仮想通貨市場で起こる予測を発表し、Solanaが第3位のブロックチェーンになると予想していることを明かしました。 VanEck 🤝 15 Crypto Predictions for 2024 Prediction #1. The US recession will finally arrive, but so will the first spot #Bitcoin ETFs. Over $2.4B may flow into these ETFs in Q1 2024 to support Bitcoin’s price. — VanEck (@vaneck_us) December 7, 2023 同社はSolanaに関して「時価総額」「Total Value Locked(TVL)」「アクティブユーザー数(AU)」の観点でEthereumに次ぐ第3位のブロックチェーンになると予想。現在同チェーンの時価総額、TVL共に6位*1*2、AUは7位*3となっています。*1:CoinGecko参照、*1:DeFi Llama参照、*3:Token terminal参照 Solana躍進の具体例として、Solanaベースの価格オラクル「Pyth」のTotal Value Secured(TVS)が現在Ethereum上の主要DeFiプロトコルで採用されている価格オラクル「Chainlink」のTVSを上回る可能性を持っていると同社はコメント。現在、PythのTVSは19億ドル、Chainlinkの171億ドルの1/9程の規模となっています。 昨今BTCやETHにて注目を集める現物型ETFについても、複数の資産運用会社が来年Solana/$SOLの現物型ETFを申請すると同社は予想しているといいます。 価格高騰を続けるSolanaの$SOLトークンは、過去1ヶ月で約64%、過去1年間で427%のパフォーマンスを見せています。 「1 SOL = 3,211ドル」 VanEckは今年10月、Solanaに関するレポートを公開しました。 Our Solana Valuation by 2030: Base, Bear, Bull Case piece dropped in time for @SolanaConf. 🔗https://t.co/5jijxItZip — VanEck (@vaneck_us) October 27, 2023 同社はレポートの中でデータスループットにおいてSolanaは他のチェーンより現状上回っており、Firedancerのアップグレードでさらに10倍の規模となると述べています。 [caption id="attachment_102016" align="aligncenter" width="658"] 画像引用元:VanEck[/caption] 同社は、2030年に向けた$SOLトークンの価格について「ベースで1 SOL =335ドル、ブルマーケットが実現した場合には1 SOL = 3,211ドルまで上昇する」と予想しています。 Solanaのステーキングプール「Jito」のガバナンストークンの大型エアドロップが実施されるなど、継続的な価格上昇に加えて更なる注目を集めているSolanaに引き続き注目が集まります。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2023/12/07大手VC「a16z」、2024年にクリプト領域で期待する9項目を発表
数多くの仮想通貨関連プロジェクトに投資を行ってきた大手VCのa16z (crypto)が2024年に期待する仮想通貨領域の項目について言及しました。 Just a few things we're excited for in crypto (2024): → Entering a new era of decentralization → Resetting the UX of the future →The rise of the modular tech stack → AI + blockchains come together → Play to earn becomes play and earn → When AI becomes the gamemaker,… pic.twitter.com/fiL4Eahwuy — a16z crypto (@a16zcrypto) December 6, 2023 同社は来年2024年に期待している内容として下記項目を挙げています。 分散化の新時代への突入 未来のUXのリセット モジュール型技術スタックの台頭 AIとブロックチェーンの融合 「Play to Earn(稼ぐために遊ぶ)」が「Play and Earn(遊んで稼ぐ)」に AIがゲームメーカーになるとき、クリプトは保証を提供する 形式的な検証が形式的でなくなる NFTはユビキタスなブランド資産になる SNARKが主流になる a16zは2016年以来変化が起きていない「秘密鍵の自己保管」「ウォレットとdAppの接続」といった基本的なユーザー体験において、サインインを簡素化するパスキーやスマートアカウント、機能組み込み型のウォレット、高度なRPCエンドポイント等によりWeb2以上のユーザー体験がもたらされると予想しています。 また、ChatGPTやGoogleから新たに発表されたGeminiなど世界中で注目を集めているAI領域に関しては「AIモデルは現在、一握りの大手によってのみ運用されているが、クリプトを使用すればマルチサイドでパーミッションレスな市場を作ることができる」とコメント。クリプト関連技術を利用することで、ブラックボックスの開封やオンライン上のコンテンツの出所の追跡などが可能となり、よりAIによるイノベーションを分散化できるとしています。 - Googleから発表された「Gemini」に関するポスト Check out this demo from Google Research of Gemini's reasoning capabilities to understand and reason about users' intent, use tools, and generate bespoke user experiences that go beyond chat interfaces ↓ #GeminiAI pic.twitter.com/9oa3VFNZER — Google AI (@GoogleAI) December 6, 2023 アクシーやステップンなどのプロジェクトを筆頭に多くの注目を集めたP2E(Play to Earn)に関してもa16zは言及。現状は報酬をもらうための仕事場のようになっているWeb3ゲーム領域は、よりユーザーがゲームプレイを楽しみ、プレイヤーが生み出した価値が還元されるPlay "and" Earn(遊ぶ+稼ぐ)の場へ変化していくと予想しています。 昨今、勢いが衰えつつあるNFTに関しては、スターバックスやNIKE、RedditのNFT導入事例を挙げ、NFTがよりユビキタス(いつでもどこでも存在する)な存在になるとの見解を示しました。 CT Analysis 有料レポート Starbucks:「StarbucksがPolygon上で発行する「Starbucks Odyssey」とは」 NIKE:「NIKE、adidas、PUMAのWeb3動向比較レポート」 Reddit:「Redditの施策から学ぶNFTのマスアダプション戦略 解説・考察レポート」 a16z(a16z Crypto含む)は、直近3ヶ月で下記4つの仮想通貨関連プロジェクトに投資を行っています。 Blackbird:Baseチェーン上に展開されるNFTを活用した飲食店のソリューションを提供 Pimlico:スマートアカウントインフラを開発 EthXY:Telegramチャット上に構築されたMMORPGを開発 Setter:ブランドがWeb3を利用したコマーシャルを可能とするアプリを開発 2023年11月26日-12月2日資金調達を実施したPJ 9選 世界大手VCのa16zの動向はこれまでの実績からも注目されることが多く、今回の発表内容について今後も注視する必要があります。 記事ソース:a16z Crypto 画像引用元:rafapress / Shutterstock.com
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2023/12/04レイヤー2のTVL、過去最高の151億ドル(約2.21兆円)記録
レイヤー2の総ロック量(TVL)が史上最高規模となる151億ドル(約2.21兆円)を記録しました。L2BEATの最新のデータによると、TVLは過去1週間で4.46%の増加を見せています。 [caption id="attachment_101804" align="aligncenter" width="676"] L2のTVLの推移(全期間)|画像引用元:L2BEAT[/caption] 市場をリードしているのは、ArbitrumとOptimismの2つのプラットフォームです。Arbitrumは80億ドルのTVLで首位を維持し、2位のOptimismは40億ドルのTVLを記録。これらの数字は、3位以下のチェーンを大きく引き離しています。 Arbitrumは最近、STIPと呼ばれる短期インセンティブプログラムを開始しました。このプログラムでは、選ばれたArbitrumエコシステム内のプロジェクトに対して、合計5000万$ARBが配布されます。また、現在Arbitrumコミュニティでは、上記の報酬に2140万$ARBを追加する提案が出されています。 Ethereumの手数料高騰やスケールにおける課題を解決するとして注目を集めているレイヤー2ブロックチェーン。 先日、NFTマーケットプレイスBlurの共同設立者が率いる新たなレイヤー2プロジェクト「Blast」で、"早期アクセス"と称される関連コントラクトアドレスへのブリッジ機能が公開されました。 上記では、2月に予定されているメインネットの公開に先駆けて利回りを稼ぐことや、預け入れた資金量や他ユーザーの招待量に応じてインセンティブ(Blast ポイント)が付与されることがアナウンスされています。 Introducing Blast: The only Ethereum L2 with native yield for ETH and stablecoins. We’ve raised $20m from @Paradigm and @StandardCrypto to build the L2 that helps you earn more. Details on how to get early access at the end of the thread👇 pic.twitter.com/AYYmK8YFx4 — Blast (@Blast_L2) November 20, 2023 *DeFiLlamaのデータによると、Blastの関連アドレスには現在7.2億ドルの資金が預け入れられています。この資金をチェーン上のTVLとして考えると、BlastのTVLはEthereum、Tronに次ぐ第3位に位置しています。*DeFi Llamaでは、dAppに関連付けられているトークンをTVLとしてカウント 急速に資金が集まっているBlastに対して、同プロジェクトのリード投資企業でもあるParadigmのリサーチ責任者Dan Robinson氏は、Blastがレイヤー2チェーンの完成前にブリッジ機能を公開したことや、一度トークンを預けると約3ヶ月間引き出せなくなる仕様になっていることについて「一線を超えている」と批判しています。 Celestiaといったモジュラー型のブロックチェーンプロジェクトも登場し成長を見せるなか、引き続きレイヤー2分野の動向に注目が集まります。 記事ソース:L2BEAT、DeFiLlama
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2023/11/292023年12月10日:東京でzkEVM zk-RollupのLayer2 『Scroll』が初の開発者向けミートアップ「Scroll up in Japan」を開催
zkEVM zk-RollupのLayer2 『Scroll』が 2023年12月10日に「Scroll up in Japan」と題した開発者向けのミートアップを開催します。このイベントを通じて、参加者は成長著しいScrollエコシステムの中で繁栄する日本のプロジェクトを探求することができます。 「Scroll up in Japan」は単なるミートアップではなく、イノベーションとコミュニティの融合の場です。Scrollチームは、参加者が志を同じくする人々と繋がり、洞察に満ちた知識を得て、Scrollエコシステム内で活躍する日本のプロジェクトを発見するための没入型体験を提供することを約束しています。 Join us for an exciting encounter with Scroll at the very first developer meetup in Japan – “Scroll up in Japan,” happening on December 10th! 🇯🇵 Immerse yourself in the world of Scroll and discover the standout Japanese projects thriving within the Scroll ecosystem. With… — Scroll 📜 (@Scroll_ZKP) November 29, 2023 このイベントは、参加者がScrollプラットフォームに直接デプロイする方法を学ぶためのインタラクティブな学習体験を中心に展開します。今回は、開発者向けなのでラップトップを持参することが奨励されており、実践的なセッションを通じて、初心者からベテランまでの参加者が知識を深めることができます。このミートアップでは、日本のWeb3分野の著名な専門家との交流も大きな魅力の一つです。参加者は、専門家たちと直接対話し、貴重な洞察を共有する機会を得られるだけでなく、新たなつながりを築くことができます。 今回のイベントの参加者には、限定版のPOAP(Proof of Attendance Protocol)とスワッグが提供される予定です。これらのアイテムは、参加者にとっての特別な記念品となります。 アジェンダは、日本語と英語の両方の参加者を考慮して慎重に作成されており、Scrollの紹介から始まり、デプロイ方法に関する詳細なセッションとFAQに続きます。イベントの締めくくりは、参加者が自らの経験やアイデアを共有する交流セッションとなります。 今回のイベントは、AKINDO、Crypto Times、Hana Network、Kekkai、Frantonなど、業界をリードする複数の団体によってサポートされており、コミュニティ内で高い期待を集めています。さらなるサポーターの参加も予定されており、これが日本のWeb3イノベーションと成長しているScrollエコシステムへの関心を反映しています。 Scrollイベント登録フォーム Scroll Website: https://scroll.io/ Twitter: https://twitter.com/Scroll_ZKP
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2023/11/27約836億円入金のL2プロジェクト「Blast」、投資会社メンバーが批判
ブリッジ機能のみが公開されたEhereumのレイヤー2を目指すプロジェクト「Blast」の昨今の動きに対して、同プロジェクトの出資社でもある投資企業Paradigmのメンバーから批判がなされました。 There are a lot of components of Blast that I’m excited about and would be interested in engaging with people on. That said, we at Paradigm think the announcement this week crossed lines in both messaging and execution. For example, we don’t agree with the decision to launch the… — Dan Robinson (@danrobinson) November 26, 2023 Paradigmのリサーチ責任者Dan Robinson氏は、Blastがレイヤー2チェーンの完成前にブリッジ(目的のチェーンが未公開なので一般的なブリッジとは異なる)を公開したことや、一度トークンを預けると約3ヶ月間引き出せなくなる仕様になっていることについて「一線を超えている」と批判。Blast側とのコミュニケーションを図っているものの、意見の相違があることを明かしました。 Blastは、NFTマーケットプレイスBlurの共同設立者が率いる新たなレイヤー2プロジェクトで、今月21日に早期アクセスが公開。早期アクセスでは、2月に予定されているメインネットの公開に先駆けて利回りを稼ぐことや、預け入れた資金量や他ユーザーの招待量に応じてインセンティブ(Blast ポイント)が付与されることがアナウンスされています。 Introducing Blast: The only Ethereum L2 with native yield for ETH and stablecoins. We’ve raised $20m from @Paradigm and @StandardCrypto to build the L2 that helps you earn more. Details on how to get early access at the end of the thread👇 pic.twitter.com/AYYmK8YFx4 — Blast (@Blast_L2) November 20, 2023 現在、Blastのコントラクト(チェーンではない)にある資金量は現在5.61億ドル(約836億円)となっており、仮にこれをチェーンのTVL(Total Value Locked)として換算すると、Avalanche(6.47億ドル)、Solana(6.31億ドル)に次ぐ規模となります。 Blastに対する批判はRobinson氏以前にも行われており、同プロジェクトの創設者は自身のX(旧Twitter)で「Blastが提供する利回りが高すぎるためネズミ講と批判されるのは理解できるが、利回りは主にLidoとMakerDAOから来ている」との旨の説明をしています。 I've seen a number of misunderstandings about Blast spreading around. While many of these are humorous memes, it's important to set the record straight on a few points: — Pacman | Blur + Blast (@PacmanBlur) November 24, 2023 Blastが公開してるロードマップによると、2024年2月にメインネットの公開と出金が可能となり、同年5月にBlastポイントが交換できるとしています。 記事ソース:Twitter、DeFi Llama