全仮想通貨取引所に対する集団訴訟がスタート
2018/06/02・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!ハードフォークによって紛失した仮想通貨を取り戻すための集団訴訟
現状、HFで発生するコインへの対応は取引所によって異なる
仮想通貨を求める訴訟は判例がない
記事ソース : ハードフォーク訴訟弁護団公式サイト
5月31日、ハードフォークによって紛失した仮想通貨を取り戻すための全仮想通貨取引所に対する訴訟がスタートするというニュースが大阪弁護士会所属の5人の弁護士から成るハードフォーク訴訟弁護団によって発表されました。
仮想通貨を求める初の訴訟!?
弁護団によると、現状、ハードフォークによって発生するコインに関しては、取引所によって対応が異なり、
- フォークコインを付与するか
- 相当額を支払うか
- 何もしないか
に関しても取引所が判断しているとのことです。
仮想通貨に関する法整備はまだまだ未完成な部分が多くある上、今回の活動は仮想通貨を求める新しい訴訟であるため、今までは活動を公にすることはなく、水面下でテスト的にコインチェック社を相手として東京地裁に訴訟を提起していましたが、今までの2回の裁判期日とも想定通りに進んでいるため、5月31日より本格的に活動をスタートしたようです。
今後に関して、ハードフォーク訴訟弁護団は、100万人を超えると言われている国内の仮想通貨保持者を対象として原告を募った後、全国の全仮想通貨取引所に対し、ハードフォークにより生じた仮想通貨の付与を求める訴訟を順次提起する予定のようです。
sota
現状、結局は取引所の中央集権状態ですもんね。本当の意味でフェアに取引が行われるためには必要な動きかなと。