Compound Ⅲが稼働 | 借入可能資産の単一化でリスク削減へ
Crypto Times 編集部
レンディングプロトコルCompoundの最新バージョン「Compound Ⅲ」がリリースされました。
Today, following a successful COMP Governance proposal, Compound III is live 📈3⃣
Compound III is a streamlined version of the protocol, with an emphasis on security, capital efficiency, and user experience.
For borrowers, it’s a game-changing upgrade.https://t.co/lmYs2DThBo
— Compound Labs (@compoundfinance) August 26, 2022
複雑さが取り除かれたとする最新バージョンでは、従来の複数通貨の借入が可能な仕組みが排除され、一つのプールで一種類の通貨のみが借入可能となります。
現在、Compound Ⅲでは、上記画像の通りETH、WBTC、LINK、UNI、COMPを担保にUSDCの借入が可能です。
Compoundは、従来のモデルでは一つの不良資産(Oracleの更新含む)が、プロトコルから全ての資産を流出させる可能性があるとして上記のような個々の担保資産の規模を市場全体で制限する仕組みを新たに導入したとしています。
Compound Ⅲの新たなメリットとして、
- 清算のリスクや清算時のペナルティーの低減
- ガス代の削減
- より多くの借入の実現
が挙げられています。
また、今回のアップグレードには開発者向けの高度なアカウント管理ツールが含まれており、プロトコルの上に新しいUXパターンやアプリケーションの構築が可能です。
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記事ソース:Medium