仮想通貨市場に早く参入したほうが良い理由とは?
Crypto Times 編集部
昨今、「仮想通貨」という単語をネット上で見かける機会が多くなってきたと思います。
単純に決済方法として利用するだけではなく、投機目的で仮想通貨を利用している人も多いです。
そのうち自分も仮想通貨で稼いでみようかな、と思っている人はすぐにでも仮想通貨に参入すべきなのですが、その理由についてこの記事で解説したいと思います。
目次
ビットコインの価値の変遷
仮想通貨の代名詞である「ビットコイン」は、今でこそその価値を中心とした知名度が高まっています。
しかし、どんな株式会社でも最初は無名であったように、ビットコインもまた最初の頃はほとんど価値の無い存在だったのです。
2009年から2017年までの流れ
2008年に基礎部分が論文で発表されて、2009年からスタートした当初のビットコインの価値は、ほぼ0円に近い状態でした。
それが2011年に最初のビットコインバブルが到来し、一時期は1BTCに約1,300円の価値がありました。当初は無価値同然だったことにより、非常に驚かれていました。
続いて、2013年に再びバブルを迎えます。同年に、ビットコインを決済に使用していた闇サイトがFBIに摘発され、閉鎖しました、これによりビットコインはクリアな通貨として評価を改められることになります。
そして同年末、ビットコインは1回目のバブルの最高値の10倍近い価値となり、1BTCが12万円という価値で取引されました。NHKでも特集が組まれ、その知名度を一気に高めることになります。
その後はさまざまな出来事を経て価値が下落していましたが、2017年に入る頃には再び13万円ほどの価値まで戻っています。
2017年末のビットコインの価値は?
1BTCが13万円というのも驚かされますが、ビットコインは12月時点には1BTCで240万円前後の価格を到達しました。
なんと13万円だったビットコインが半年程度で約15倍以上の価値で取引されました。
2017年1月時点では約10万円の価値であったため、1年で24倍の価値になったという計算になります。
新規参入者の多くが思うこと
そんな中で、2017年に入ってからビットコインなどの仮想通貨に参入した人の多くが思っていることは「あの時、仮想通貨を購入しておけばよかった・・・」ということです。
仮に、約10万円の価値がついていた2017年1月に、貯金100万円を全てビットコインに投入していたとします。
現時点で120万円前後の価格で推移しているため、100万円分だったビットコインは1,200万円までその価値を上げていることになります。
取引手数料として支払う金額を考慮したとしても、非常に儲かっている話になります。
仮想通貨の参入に遅れるとどうなるか?
仮想通貨には、ビットコイン以外にもさまざまな銘柄があります。
既に高額な価値になっているビットコイン以外にも参入する余地はありますが、現状右肩上がりな市場なので、遅れるほど不利になってしまう可能性があります。
低価格の仮想通貨が急騰する可能性がある
仮想通貨の魅力の一つは、その価値が数十倍に膨れ上がる可能性があるということです。
まだ価値の低い頃に購入した仮想通貨が高騰すれば、その分だけ資産を増やすことができます。
実際、仮にビットコインが1BTCあたり1円前後の最初期に購入していれば、今頃は200万倍の価値になっていることから見ても理解しやすいと思います。
既に価格の上がっているビットコイン以上に注目されているのが、数多く存在するアルトコインです。
後発のアルトコインたちはビットコインと同じように高騰する可能性を秘めた逸材が多いです。
しかし、一度急騰すればそれだけチャンスを逃すことになるのです。
例えば目をつけた銘柄が1単位100円の頃に購入した場合と500円に値上がりしてから購入するのでは、売却するときの利益の大きさにも違いが生じます。
仮想通貨の運用について勉強するチャンスを逃す
仮想通貨に早く参入すれば、それだけ「仮想通貨についての知識と実戦経験を積むことができる」というメリットがあります。
仮想通貨の価値の上がり方についての予想だけでなく、実際に取引所を利用してどのように仮想通貨をやり取りするのかといった経験方面でのアドバンテージを得られるのは大きなメリットになるのです。
これから仮想通貨市場がさらに拡大していくと予想するのであれば、まだ黎明期と言われている今のうちから実戦経験を積むことをお勧めします。
市場がさらに拡大して、仮想通貨取引でできることが増えてから右往左往しても仮想通貨で儲けることは難しいかもしれません。
少しでも早く参入することにより、市場が大きく変化する前に十分な経験と知識を身に着けておくことで、仮想通貨を使って大きく利益を上げるチャンスを掴むことができます。
仮想通貨の将来性
しかしながら、一部の人はこう思っているのではないかと思います。「仮想通貨は既に新規参入は手遅れである」と。
今までにもアフィリエイトなど数多くのネットビジネスで新規参入のタイミングを逸しているといった話はよく耳にしますが、仮想通貨の世界はそうではありません。
既に高値を記録していたビットコインですら、未だに「黎明期」であると言われています。
ある金融コミュニティによれば、2018年にはビットコインの価値はさらに数倍に跳ね上がるとも言われています。
数多くのアルトコインに至っては、ビットコインの基本システムを利用している、つまりビットコインよりも後発組です。
ビットコインですら黎明期であれば、アルトコインはさらにその黎明の時期であると言わざるを得ません。
つまり、今から参入しても「遅すぎる」ということはありません。新たに仮想通貨が誕生すれば、それが新たな需要となり市場に影響します。
先駆者たちに対しては不利な状況になりますが、経験を積んでいけば彼我の戦力さを埋めることは難しいことではありません。
参入の方法には注意
しかしながら、仮想通貨は「確実に儲けられる世界」というわけではありません。
当然ながら儲けるに当たってのリスクについては十分に理解した上で参入して欲しいところです。
暴落のリスクがある
ビットコインについての説明のところでも触れていますが、2017年末には200万円を越えていた時価がついていましたが現在は120万程度の価格を推移しています。
また、過去にさまざまな出来事によって暴騰と暴落を繰り返しています。チャートで見てみるとわかりやすいのですが、幾度となく山と谷を形成しています。
これは、全ての仮想通貨に言えることです。
仮想通貨に関する良いニュースがあれば時価は跳ね上がります。一方で悪いニュースがあれば時価は暴落をしてしまう可能性があります。
一喜一憂するものではないと思っても、時価についてはそう言えないのです。
現時点で200万円の価値があるビットコインを買って、それが数ヶ月で1万円を切ることだって無いとは言い切れないのです。
まずは余剰金を投入して徐々に拡大を
仮想通貨に参入するにあたっては、「余っているお金」を投入するところから始めてください。
それこそ、資材を投げ打つような博打的な方法は絶対に避けましょう。
もちろん、ビットコインのように急騰すればそれだけ資産を増やすこともできますが、ビットコインですら価値が上がることもあれば下がることもあります。
リスクを下げるためにも分散投資という方法もありますが、そもそも銘柄の見極めができなければそれも意味をなしません。
経験不足の参入最初期には多額の資金を投入せず、宝くじを買うような感覚で「無くなっても生活に支障はない金額」のみを仮想通貨に投資しましょう。