50万台のパソコンがクリプトジャックのマルウェアに感染し、モネロをマイニング
2018/05/19・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!
1.WinstarNssmMinerというクリプトジャックのマルウェアが検知される
2.マルウェアは感染したデバイスでモネロをマイニングする他、デバイスのクラッシュも可能
3.感染したコンピューターの数は50万台と見られ、大規模な被害が確認された
1.WinstarNssmMinerというクリプトジャックのマルウェアが検知される
2.マルウェアは感染したデバイスでモネロをマイニングする他、デバイスのクラッシュも可能
3.感染したコンピューターの数は50万台と見られ、大規模な被害が確認された
記事ソース:Finance Magnates
ファイナンス・マグネイトは50万台近くのコンピューターが「クリプトジャック」のマルウェアに感染し、3日間で計133XMR(300万円相当)をマイニングしたと18日に報じました。
半年間の感染数に匹敵する規模のマルウェアが検知される
サイバーセキュリティを提供する360トータルセキュリティーは16日に新たな調査レポートを発表し、WinstarNssmMinerと呼ばれるマルウェアが新たに見つかったとしています。このマルウェアは感染したコンピューターをマイニングに利用する他にクラッシュさせることもできると言います。
過去数カ月間で、仮想通貨ブームの隆盛とともにクリプトジャックの件数も増えており、社会問題になりつつあります。
マイクロソフトは2017年9月から2018年1月の間に64万台強のデバイスがクリプトジャックのマルウェアに感染したと発表していましたが、今回のマルウェアは3日間でそれに匹敵する数のデバイスが感染しました。
360トータル社はWinstarNssmMinerは特定のウイルス対策ソフトを検知すると、デバイスを強制的にクラッシュさせるようにプログラムされているとし、マルウェアを削除するのは非常に難しいとしました。
一方で、同社はこのマルウェアがカスペルスキーやアバストといった有名な対策ソフトを検知すると自動的にプログラムを終了すると発表しました。
kaz
トロイの木馬とかじゃなく時代はクリプトジャックか、