兵庫県警が日本で初めて駐車金違反で仮想通貨を差し押さえ
2018/07/14・
Crypto Times 編集部
ニュース
日経新聞は今月12日に、兵庫県警が駐車違反金の滞納をしていた男性から仮想通貨3800円相当を差し押さえていたと報じました。県警交通指導課によると、日本国内で駐車違反金を理由に仮想通貨を差し押さえるのは初めての事例です。
駐車違反関連での仮想通貨差し押さえは全国初
対象となった県内在住の男性(59歳)は、2014年から16年の2年間で駐車違反を4回繰り返した後に違反金の10万円を滞納していました。県警が差し押さえた仮想通貨は、男性が業者に預けていたビットコインを含む二種類の通貨で、10日時点のレートでは3800円相当でした。
兵庫県警の県警交通指導課は昨年4月に改正された資金決済法によって仮想通貨が法律上資産として認められたという事実を踏まえて、仮想通貨の差し押さえに踏み切りました。
一般的に差し押さえの対象となるのは銀行口座や給料ですが、男性は預貯金が一切なく、職業も不明だったため差し押さえ可能だった仮想通貨を差し押さえたとしています。男性が今月下旬までに滞納している違反金を納付しなければ仮想通貨は業者によって現金化され、県警に支払われます。
kaz
3800円相当って違反金一回分にも満たないんじゃ…?