CRYPTO TIMES NIGHT #1 ゲストによるトークセッション

2018/05/17・

ユッシ

CRYPTO TIMES NIGHT #1 ゲストによるトークセッション

CRYPTO TIMES NIGHT #1に関するイベントレポートです。

今回はCRYPTO TIMES運営であるアラタさんと、ゲストとして呼ばれた3人の日本の仮想通貨ブロガー達によって行われたトークセッションに関するレポートです。

それぞれが注目している最先端技術から、日本の仮想通貨界の現状についてなどの興味深い話が沢山聞けました。

こちらのトークセッションの内容を、是非ご覧ください!

テーマトーク

CRYPTO TIMES運営者のアラタさんがモデレーターとして参加しました。

パネル登壇者は自身のブログを運営しているブロガーの方々です。

注目している最新技術は?

「それぞれが今注目している最先端技術は何か」というテーマでまずこのパネルディスカッションがスタートしました。

この問いに対して「センサーに注目している」とBULLヒロさんは答えました。

ブロックチェーンの技術を実際に利用するにはまず前提として情報が必要で、その情報を得るための一つの手段としてセンサーが必要となると語っていました。

また、ブロガーの傍らIT企業で働いているBULLヒロさんによると、大手の通信キャリア3社が共同で低電力、低通信料のIoT専門デバイス開発しているようで、このようなものはこれからどんどん世の中に出ていくだろうと話していました。

また、最先端技術として仮想通貨を挙げたedindinさんはこう語っていました。

「金融というのは実体が無いもの。現実世界に生きている我々にとって実体のある資産を拡張するような仮想通貨は良いと思う」

実体のないものはふとした瞬間に全くの無価値になる可能性があるが、実体のあるものは無価値になる可能性は低いだろうと話していました。

仮想通貨の現状について

仮想通貨の話が出た流れで「今の仮想通貨業界に対して思うことは何か」というテーマでトークがなされました。

このテーマについてedindinさんは「法律が整っていない所に仮想通貨は集まる傾向があるためリスクをしっかり考えるべき」と話します。

法律が整っていないダークマーケットの方が仮想通貨にとっては都合が良いため(プロジェクトなどを進めやすい)仮想通貨はそういう場所に集まるようです。

しかし、法律が整っていないためその分リスクが増えるということも理解しなければなりません。

カズトさんも同じくリスクに関して以下のように言及しました。

「仮想通貨は全てのプロジェクトが上手くいくように思っている人が多い印象がある。10あるうちの8は上手くいかないようなものだと思うので、投資家の人はしっかりリスクに対して意識しないといけない。」

次に話したBULLヒロさんはリスクを少し違った角度から捉えていました。

「リスクがあるということはそれだけ参入障壁があるということ。この状況でリスクを回避する能力を鍛え上げながら情報発信を続けていきたい」

とリスクを逆に利用して自身を磨こうとしているようでした。

セッションによせられた質問

実態のあるもの × ブロックチェーンのプロジェクト

「実態のあるものとブロックチェーン技術が上手く組み合わされているプロジェクトは実際にどんなものがあるか」という質問が投げかけられました。

この質問について、先ほど実体物とブロックチェーンについて話していたedindinさんは「SamuraiX」という不動産とブロックチェーン技術を組み合わせたプロジェクトに注目していると話していました。

CRYPTO TIMESではSamuraiXについて記事を取り上げています。

CEOへのインタビューなどもありますので是非以下の記事をお読みください。

良いICO、オススメの分野

続いて「ICOはどのようなものが良いのか」という質問が上がりました。

それぞれが判断する時の基準や、今注目しているものについて、モデレーターのアラタさんも含めて4人はそれぞれ以下のように話しました

BULLヒロ
投資は別としても、元々顧客をもっているところは強いと思います。
edindin
NEOやEthereumのようなプラットフォームや、実際にそれを使って動くものがあるプロトコル系が強いですかね。
アラタ
シェアリングエコノミーの分野が最近だと、トークンエコノミーと相性が良いのでは?と少し考えています。
カズト
元々あったコンテンツ提供のプラットフォームにブロックチェーン技術が組み込まれたようなものが良いと感じていますね!

4人によると

・顧客を元々持っているもの
・実際にそれを使って動いているものがあるプロトコル系
・シェアリングエコノミーに関するもの
・元々あったコンテンツ提供プラットフォームを拡張させるもの

などがICOとして良いものだそうです。

類似のプロジェクト

最後に「似たようなプロジェクトがあった時はどのように優劣をつけるのか」という質問があげられました。

仮想通貨業界は似たようなプロジェクトが乱立していますが、それらの良し悪しを決める際にどのような基準で考えているのでしょうか。

edindinさんはこの質問について「元々会社でサービスを提供してきちんとした実績があるかどうか見ている。0からスタートしたところとは信頼度で差がある。」と話していました。

またBULLヒロさんは「そのプロジェクトに関わってるメンバーや役員をしっかり見る。あとはチャートをしっかり見る」と述べていました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

CRYPTO TIMES NIGHTでは仮想通貨に関わる人にとって興味深い話がなされていました。

読んでくださった方々にとって参考になる部分があったのではないでしょうか。

以上、CRYPTO TIMES NIGHTのレポートでした!

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