猫育成ゲームのCrypto KittiesがGoogle Venturesなど大手VCから大型資金調達!
Crypto Times 編集部

世界中で最も多くプレイされているDAppsの“Crypto Kitties”を開発した、Dapper Labs(ダッパー ラボ)という企業が、グーグルベンチャーズを始め複数の大手VCから合計1500万ドル(約17億円)を調達したことを発表しました。
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クリプトキティーズとは、イーサリアムのERC-721と呼ばれるトークン規格を利用した「猫コレクションゲーム」です。
ERC-721とは、非代替型トークンを作成できる規格で、これによりトークン1つ1つが代替不可能になることで、クリプトキティーズではそれぞれ異なった模様や形をした猫がトークンとして表されています。
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今回の資金調達はロックフェラー家のVCであるVenrockを始めとして、グーグルのベンチャー部門であるGoogle Ventures、サムスンNEXT、アンドリーセンホロウィッツといった大手VCが参加しました。2018年3月にも1200万ドルの大型調達に成功しており、今回の調達で合計額は2785万ドルとなりました。
調達した資金は、Dapper Labsが地元のカナダを中心としてグローバル規模でのサービス拡充やインフラ構築、キャラクターを増やすためのクリエイター支援に使われる予定です。また、同社はビデオゲーム会社であるユニティ(Unity)とディズニー幹部が率いる米国子会社を設立する計画があるようです。