世界一の高層ビルを所有するUAEの不動産デベロッパーがICOを計画

世界一の高層ビルを所有するUAEの不動産デベロッパーがICOを計画

アラブ首長国連邦(UAE)で最大規模を誇る不動産デベロッパーのエマール・プロパティーズ(Emaar Properties)は今月11日にプレスリリースを公開し、2019年内にICOを計画している事を明かしました。

エマールグループはスイスのブロックチェーンスタートアップであるLykke AGとパートナーシップを結び、イーサリアムベースのERC20トークンの開発に着手しているとしました。

プレスリリースによると、エマールグループの開発するトークンはリファラル(紹介プログラム)やロイヤリティシステムの構築に使われる事が明記されています。

また、トークンは同社が保有するショッピングモールや商業施設、系列企業でも使えるようになるとのことです。

トークンはまずエマールグループ社内で運用を開始し、12ヶ月以内には決断を下すとしています。

エマールグループは世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファを筆頭に総面積で世界第二位のドバイ・モール、ドバイファウンテン、ドバイ・オペラなど数々の不動産を保有しています。

同社は開発中のトークンは10億ドル(約1,100億円)を超える規模の既存のエコシステムにおいて使われる初のロイヤリティ・リファラルトークンになると主張します。

ドバイおよびアラブ首長国連邦はブロックチェーン技術の発展に積極的で、ブロックチェーンストラテジー2021やDubai ×10計画など先進的な計画を打ち出しています。

記事ソース: Emaar Properties

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