HERMES(エルメス)が暗号資産・NFTで商標出願 | 関連事業展開か

HERMES(エルメス)が暗号資産・NFTで商標出願 | 関連事業展開か
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ハイブランド「HERMES(エルメス)」が暗号通貨やNFTマーケット、NFT関連金融サービス、ブロックチェーンベースのユーザー認証サービスなどの分野で商標出願を行ったことが分かりました。

米国特許商標庁(USPTO)認可の弁護士Mike Kondoudis氏のツイートによると、エルメスは8月26日に米国特許商標庁に対して前述の分野での商標出願を実施。エルメスは上記出願の中で、

  • 暗号通貨やNFTの取引・表示・保存・管理のためのコンピュータソフトウェア
  • NFTなどを特徴とするダウンロード可能なコンピュータゲームソフトウェア

に関する記載を行なっています。

エルメスは今年1月、バーキンを模倣したNFTシリーズ「メタバーキンズ」を公開したメイソン・ロスチャイルドに対して商標権侵害などを理由にNY州連邦裁判所に提訴を行いました。

上記以外でエルメスがNFT事業を手掛けた事例は現在見受けられません。

昨今、

  • Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)
  • Tiffany & Co.(ティファニー)
  • GUCCI(グッチ)
  • Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)
  • Burberry(バーバリー)

といったハイブランドが様々なNFTの関連事業を展開しており、ティファニーはCryptoPunksホルダー向けのNFTを30 ETHで販売し250個のNFT全てが販売開始直後20分で完売。1250万ドルの売り上げを記録しました。

関連:Tiffany & Co. が販売したNFT『NFTiff』が250個を即完売

エルメスのNFT事業への参入は明言されていませんが、上記のようなハイブランドでのNFT事業の成功例が増加傾向にあるため、今後本格的に参入する可能性が予想されます。

記事ソース:Twitter

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