分散型取引所「QuickSwap」の特徴や基本的な使い方を徹底解説!
   公開日 : 2021/08/29

分散型取引所「QuickSwap」の特徴や基本的な使い方を徹底解説!

さっちゃんCRYPTO TIMES公式ライター

2017/12のピーク時から仮想通貨に触り始めました。こちらでは通貨・プロジェクトについてまとめた記事を書くことが多いです。クリプト外ではWebまわりの集客、広告に携わっていたりします。

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QuickSwapは、MATICの取引をするなら絶対使うべき分散型取引所(DEX)です。

Polygonネットワークの代表的な取引所で、ガス代が安くなりトランザクションが通りやすくなるメリットがあります。

この記事では、QuickSwapの特徴や基本的な使い方、操作方法について解説します。

ファーミングに対応しており報酬として独自トークン「QUICK」を獲得できるので、LP提供とStakeの両方活用して報酬を受け取りましょう!

QuickSwapの使い方はCryptoTimesの公式Youtubeチャンネルでも公開しているのでぜひチェックしてください。

QuickSwapとは?特徴や機能性を解説!

quickswap-information

最初に、QuickSwapの特徴や機能について解説します。

QuickSwapは分散型取引所(DEX)なので、コインチェックなどの中央集権型のような管理者や仲介者は存在しません。

基本的に自分で管理する必要があり、操作するとスマートコントラクトで処理が行われます。

今までPancakeSwapなどのDEXを利用したことがあれば、使い方はほとんど同じですよ。

QuickSwapの特徴

Polygonネットワークを代表する分散型取引所

polygon

Maticネットワークは、Ethereumと互換性のあるブロックチェーンを目指すプロジェクトとしてPolygonネットワークにリブランドしました。

そのPolygonネットワークをメインとするDEXがQuickSwapです。

Polygonの公式サイトでもQuickSwapが紹介されています。

EthereumネットワークからPolygonネットワークに資産を移動して、QuickSwapなどのDappsを使うことで、スケーラビリティの高さやガス代の安さといったメリットに繋がる仕組みです。

機能性はPancakeSwapやUniSwapと同じ

QuickSwapは、TokenSwap、流動性提供、ファーミング、IDOといった機能性があります。

有名どころのPancakeSwapやUniSwapとほとんど同じ機能です。

QuickSwapはPolygonネットワークですが、PancakeSwapはBSCネットワーク、UniSwapはEthereumネットワークですね。

トークンをQuickSwapに移動するには、Ethereumなどの異なるネットワークからブリッジする必要があります。

ブリッジで移動したトークンを使って、QuickSwapでLP提供やファーミングをする流れです。

トランザクション処理が早く通りやすい

polygon-quickswap

Polygon公式サイトでも紹介されていますが、QuickSwapはトランザクションが通りやすく、しかも高速です。

トランザクションが多く混雑するEthereumの問題解決も含めて開発されたネットワークなので、やはりスピードを重視しています。

少量のガス代で即座にトランザクションが通り、数秒あれば完了します。

ガス代が圧倒的に安い

QuickSwapはガス代が圧倒的に安く優れています。

数円のガス代でも即座にトランザクションが通るので、この点もEthereumの問題解決につながったといえますね。

Ethereumネットワークでは高いときで数万円のガス代が発生するので、Polygonネットワーク系のQuickSwapでガス代を節約するユーザーは多いです。

ただし、ガス代は基本的にMATICで支払うので、事前に準備する必要はあります。

ブリッジのガス代は高い
Polygonネットワーク上のガス代は安いですが、Ethereumからブリッジするときや戻すときのガス代は通常なので高くつきます。

イールドファーミングでQUICKを獲得できる

QuickSwapでは、流動性提供して受け取ったLPトークンを使ってファーミングが可能です。

ファーミングすると独自トークンである「QUICK」を報酬として獲得できます。

LP提供とファーミングを併せて報酬を増やしましょう!

この記事では、ファーミングの手順も解説しているのでチェックしてくださいね。

QuickSwapの基本的な使い方を解説!

実際に、QuickSwapの基本的な使い方や操作方法を解説します。

あらかじめMetaMaskをインストールしておく必要があるので、まだ入っていなければ公式サイトからアクセスして準備してください。

MetaMaskへPolygonネットワークを接続後、QuickSwapと連携してLP提供などを行うイメージです。

QuickSwapの使い方

【事前準備】PolygonとMetamaskの接続・MATICの準備

事前準備として、MetaMaskへPolygonネットワークを接続する必要があります。

方法については、「METAMASKでのMatic(Polygon)ネットワークへの接続方法を解説」でまとめているのでチェックしてください。

MetaMaskにPolygonネットワークを追加後、MATICトークンを送っておく必要があります。

手数料をMATICで支払う必要があるためです。

CryptoTimesの公式Youtube動画でEthereumネットワークからPolygonネットワークへのブリッジ方法を解説しています。

Matic(Polygon)ネットワークに通貨を転送
こちらの記事内でも簡単に手順をまとめているので参考にしてください。

MetaMaskの準備・Polygonネットワークとの接続・MATICの転送といった3つの事前準備が揃うことでQuickSwapの利用を開始できます。

MetaMaskとQuickSwapを連携させる

QuickSwap-MetaMask

QuickSwapとMetaMaskを連携させるので、QuickSwapの公式サイトへアクセスします。

右上の「Connect Wallet」をクリックするとMetaMaskが開いて連携されます。

自分のアドレスとMATICの残高が表示されると連携完了です。

事前準備するとき、MetaMaskにPolygonネットワークを接続した時点で自動的に連携されている場合もあります。

TokenSwapする方法

QuickSwap-TokenSwap1

QuickSwapでTokenSwapするとき、トップページがすでにSwapするページになっているので分かりやすいです。

交換元のトークンと交換先のトークンを選択してください。

画像ではUSDCをDAIにSwapしています。

「Approve USDC」をクリックしてコントラクトを承認しましょう。

MetaMaskが開くのでガス代を選択するのですが、基本的にガス代を増やさなくてもQuickSwapはトランザクションが通りやすいのでデフォルトでOKです。

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もう一度USDCとDAIを選択して、「Swap」をクリックします。

「Confirm Swap」をクリックすればToken Swapは完了です。

ほとんどの場合ガス代は1円以下となっており、とても割安でSwapすることができます。

流動性提供する方法

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QuickSwapでファーミングするにはLPトークンが必要です。

まず、流動性提供してLPトークンを獲得しましょう。

画像のように「Pool」をクリックして「Add Liquidity」と進んでください。

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画像ではDAIとUSDCを提供します。

それぞれのトークンが1:1になるように調整しましょう。

残高に合わせて片方の数量を入力すると自動で1:1になります。

「Approve」をクリックして承認後、「Supply」へ進んでください。

Confirmすれば流動性提供完了です。

これでLPトークンが発行されます。

ファーミングする方法

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QuickSwapの「Rewards」をクリックしてファーミングします。

ファーミングするペアのプールを選択して「Deposit」してください。

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画像ではDAIとUSDCのペアです。

「Deposit」をクリックして承認後、ファーミングする数量を入力して、「Approve」します。

承認すればファーミング完了です。

ClaimしてQUICKを受取る

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ファーミングしたpoolでClaim(収穫)すると、QuickSwapが発行する「QUICK」トークンを報酬として受け取ることができます。

画像のように「Claim」をクリックしてください。

MetaMaskが開くのでトランザクションを確認して進みます。

これでClaim完了となり、ウォレットにQUICKが付与されているのでチェックしましょう。

ファーミングの解除方法
ファーミングの解除は「Withdraw」をクリックすればOKです。QUICKとLPトークンの両方がウォレットに入ってきます。

LPを解除してトークンを戻す

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QuickSwapの流動性提供を解除して、2つのトークンをウォレットに戻す手順も知っておきましょう。

「Pool」をクリックするとLP提供したプールが表示されるので選択してください。

画像ではUSDCとDAIのペアです。

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「Remove」をクリックするとこのような画面になります。

解除する数量をパーセントで選んでください。

もう一度「Remove」→「Comfirm」と進んで、MetaMaskでトランザクションを確認すれば完了です。

トランザクションは適宜高速化する
Removeしてなかなかトランザクションが通らないことがあります。MetaMaskでガス代(Gwei)を上げて高速化することも可能です。

QuickSwapを使う3つのリスク・注意点を確認しよう

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QuickSwapでは、流動性提供とファーミングにより、LPトークン・ガバナンストークンといった報酬を獲得できます。

トークンのペアによっては価格が上がり、利益が大きくなる可能性がありますが、その分リスクも伴います。

ここでは、QuickSwapを使うなら知っておくべき3つのリスク・注意点を解説するので、ぜひ目を通してくださいね。

QuickSwapのリスク・注意点
  1. インパーマネントロスが発生する可能性
  2. APYが高いほどリスクも上がる
  3. トークンの価格が暴落する可能性

1. インパーマネントロスが発生する可能性

QuickSwapだけでなく、PancakeSwapなどDEXに共通していることですが、流動性提供した後はインパーマネントロスが発生する可能性があります。

インパーマネントロスとは、預けていたトークンを手元に戻すとき、ホールドしているときよりも価格が下がっていることです。

トークンの価格変動があれば、流動性プール内では割合を1:1にするための調整が行われます。

流動性提供を解除して手元に戻すときは、Pool全体の割合でトークンが返却されるため、価格変動があればほぼ必ずロスが発生する仕組みです。

ホールド時と解除時の残高は変動することを忘れないでください。

それでもDEXが人気な理由とは
インパーマネントロスを考慮しても、イールドファーミングで得られる報酬が上回っているので人気があります。高リスクなAPY100%以上も多く存在します。

2. APYが高いほどリスクも上がる

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QuickSwapでファーミングするとき、Reward(報酬)としてAYP(年利)が表示されているのでチェックすると思います。

このAPYが高いほど、インパーマネントロスが多く発生する可能性が高いので注意してください。

もちろん、利益が多くなるメリットはありますが、その分リスクがあります。

例えば、画像のように400%越え、1,000%越えのプールがありますが、これらは価格変動が激しく、単純に利益が増えるだけではなくロスも激しいと覚えておきましょう。

3. トークンの価格が暴落する可能性

QuickSwapで流動性提供するとき、2つのトークンをペアでPoolします。

預け入れている最中にトークンの価格が暴落すると、大幅なインパーマネントロスに繋がるかもしれません。

担保がないマイナーなトークンであればボラティリティに波があり下落の可能性も高いです。

USDCなどのステーブルコインは暴落しにくく安全なので、安定してLP提供するにはおすすめですよ。

TITANの大暴落について
2021年6月にTITANが1日で42億分の1まで大暴落して無価値となりました。$65の価値がほぼゼロとなり、資産を失ったトレーダー多かった事件です。

まとめ

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QuickSwapの基礎知識や基本的な使い方、リスクを解説しました。

今までUniSwapなどのDEXを使ったことがあれば、機能的にほとんど同じなので感覚で使いこなせると思います。

MATICでガス代を支払うため、事前にウォレットに入れておく必要があり、Swapやブリッジが必要な点は注意が必要です。

ただ、Polygonネットワークを使っているためガス代が格安であり、トランザクションが高速なのはメリットといえます。

ファーミングで賢く報酬を獲得できるQuickSwapを使いこなしましょう。

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