分散型取引所プロトコル「Uniswap」の登録方法と使い方を徹底解説
   公開日 : 2020/09/07

分散型取引所プロトコル「Uniswap」の登録方法と使い方を徹底解説

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KCRYPTO TIMES公式ライター

2017年11月に仮想通貨投資を始めたことをきっかけにDAPPSやブロックチェーンゲームなどに興味を持つように。仮想通貨メディアのライターとして約2年間活動する実績の中でブロックチェーン・仮想通貨の基礎的な知識から専門的な内容まで幅広く発信中。

昨今のDeFi(分散型金融)ブームに伴い、様々なトークンを手軽に交換できるUniswapが注目を集めています。

今回はそんな注目の分散型取引所であるUniswapの使い方について紹介していきます。

「聞いたことがあるけど何ができるのかわからない」
「使ってみたいけどよくわからないから怖いな」

という方は是非本記事を参考にしながらUniswapを使ってみましょう。

(まずは確認)Uniswapとは?

UniswapはETHやEthereum系のトークンを交換できる分散型取引所(DEX)です。

記事執筆現在(9/1)、Uniswapは「世界で最も使われているDEX」として2位の取引量を記録しています。

Uniswapでできることは基本的に下記の2つ。

・トークンの交換(スワップ)

・プール(トークンを預けて報酬をもらう)

「普通の取引所と一緒じゃない?」

と思ったかもしれませんが、Uniswapではこれらをアカウントを作ることなくウォレットを同期させるだけで行うことができます。

では、具体的な方法について解説していきます。

まずはウォレットと同期しよう

まずはじめに、Uniswapとあなたのウォレットを同期させる必要があります。

Uniswapが対応しているウォレットは下記の5つ。

・MetaMask

・WalletConnect

・Coinbase wallet

・Fortmatic

・Portis

今回はMetaMaskを例に説明していきます。

UniswapのTop画面上部の「Connect to a wallet」をクリックします。

同期させたいウォレットをクリックしましょう。

MetaMaskが起動し画面が移動するので、同期させたいウォレットを選択し「次へ」、「Connect」をクリックします。

サイト右上に、

・自分のETH残高

・アドレス名

が表示されていれば同期が完了しています。

トークンを交換する方法

ウォレットとUniswapが同期した状態で「Swap」のタブを選択します。

(今回はETHをYFIに変える流れを例にして説明していきます。)

まず「Select a token」をクリックしましょう。

するとManage Listsが出てくるので今回は1inchの「View list」を選択します。

画面が切り替わりList Tokensが表示されるので検索窓で「YFI」と入力し、1inchにYFIがリスティングされていることを確認します。

再びUniswapの画面に戻りYFIがリスティングされている「1inch」を選択し、1つ前の画面に戻ります。

1inchに対応している通貨を検索できるようになっているのでこちらで「YFI」と入力し、選択しましょう。

ここまですすめると上の画像のようにETHをYFIに変えることができるようになっています。

数量を選択し「Swap」をクリックすると確認画面に移るので問題がなければ「Confirm Swap」をクリックしましょう。

下に表示されている3つの項目について
・Minimum received(最小受信)

→Uniswapでは表示されている枚数はあくまで推定で、実際に交換した時には若干の誤差が生じます。従ってここで表示されている「最小受信」というのは「誤差が生じたとしても最低でもこれだけもらえますよ」という意味になります。

・Price Impact(価格の影響)

→市場価格との差がどれくらいあるかを示しています。

・Liquidity Provider Fee(流動性プロバイダー手数料)

→スワップ(交換)する時にかかる手数料を示しています。Gas代はこれとは別にかかってくるので注意しましょう。

「Confirm Swap」をクリックするとMetaMaskが起動します。

こちらでGas代を確認し、問題なければ「確認」を押せばトークンの交換(スワップ)が完了です。

本当に交換されているか確かめたい場合は、画面右上のアドレスをクリックし「Etherscanで表示」を選択します。

Etherscanでは、これまでの全てのトランザクションを確認できるため今スワップがどのような状態なのかを確認することが可能です。

以上がUniswapでトークンを交換する方法です。

プールへトークンを供給する方法

Uniswapは、ユーザーがプール(預けてる)しているトークンを交換することができるサービスです。そのためには対象のプールにある程度のトークンが提供されていることが絶対条件となります。

そして、ユーザーはUniswapにトークンをプールすることが可能です。ここで預けるメリットとして、対象のプールでSwapが行われると報酬を獲得することができます。

今回はそのプールの方法を説明していきます。

まずはタブを「Pool」に切り替えて「Add Liquidity」を選択します。

先程のトークン交換の時と同じ容量で自分がプールしたいトークンを選択し、プールする量を選択したら「Supply」をクリックします。

*プールは「ETH/AMPL」のように1つのペアをまとめて行います。プールはペアの通貨が1:1になるようにプールする必要があり、2種類の通貨が必須となるので注意しましょう。

「Confirm Supply」をクリックするとMetaMaskが起動しするので、そちらで「確認」をクリックすればプールは完了となります。

プールが完了すると、トップ画面のPoolタブで自分がしているプールの状況を確認することができます。

プールしているトークンを引き出したい時は、プール画面の「Remove」を選択します。

引き出したい通貨の量を選択し、もう一度「Remove」を選択すると、同期しているウォレットへトークンが戻ってきます。

Uniswapを使う上での注意点

野良トークンの上場

Uniswapには「誰でも」「どんなトークンでも」「無条件で」リスティングすることができます。

そのため、あなたが交換したいトークンと似ている名前の詐欺コインをスワップしてしまう可能性があります。

Uniswapは会社が運営している取引所と違い管理者がいない取引所です。

もしトラブルに遭ったとしても自力でなんとかするしかないので、細心の注意を払って利用しましょう。

インパーマネントロスの発生

ユーザーはUniswapのPoolに自分で持っているトークンを提供することで手数料を手に入れることが可能となっています。しかし、これも注意が必要です。

例えば1ETHが400ドルのときに、価格が1ドルのAMPLを400ドル分入れます。これは上述したとおり、トークンのペアを1:1で入れる必要があるためです。

AMPLの価格が、0.6ドルに下がってしまった場合(40%の下落)、一緒に入れているETHもAMPLの価格に引きづられて、下落が発生してしまいます。

この場合、1ETH(400ドル分) : 400AMPL(400ドル分) で入れていたペアをRemoveする際は、 もとに入れていた枚数よりも減ってしまうため、注意が必要です。

最近では、上記のインパーマネントロスを考慮したBalancerやDoDoなどのAMMも多く登場しています。

まとめ

いかがでしたか?

Uniswapのデザインは直感的にサイト操作できますが、日本語に対応していなかったり、普通の取引所とは仕様が違うため戸惑ってしまうことがあります。

DeFiのアプリケーションは実際に自分で資金を入れて使ってみるのが理解する一番の近道です。

Uniswapもまずは許容できる範囲でお金を投じて、実際に使ってみながら感覚を掴んでいくことをオススメします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ct analysis

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