IOSTがクロスチェーン型ステーブルコイン「iUSD」を発表
2019/03/15・
Yuya
ニュース
先月末にメインネットを始動したブロックチェーンプラットフォーム・IOSTが、独自の米ドルペグ型ステーブルコイン「iUSD」を来週にローンチすることを発表しました。
iUSDは「クロスチェーン型ステーブルコイン」と呼ばれ、Paxos Standard ($PAX)やGemini USD ($GUSD)などの他のステーブルコインをIOSTチェーン上で管理・使用できるトークンです。
同トークンはPAX、GUSDの他にTrueUSD ($TUSD)、Circle USD ($USDC)、DAI ($DAI)の3通貨にも対応しています。
ステーブルコイン同士のスワップはRate3 Networkというプロトコルを通して行われます。
PAXなどの通貨を親チェーン上に存在するRate3のウォレットに送り、Rate3が受取額と1:1でiUSDを発行し送金者のIOSTウォレットに送る、というのが基本的な仕組みになっています。
iUSDを各種ステーブルコインに再変換する際も同様で、iUSDをRate3の指定IOSTアドレスに送金すると、変換先の親チェーンに存在するRate3ウォレットから相当額が返還される仕組みになっています。
他チェーン上のアセット、特にステーブルコインをIOST上で管理できるようにすることで、各種トランザクションやDAppsの利用をより効率的に行える環境を作り出すのが狙いとしています。
iUSDのローンチは来週とされており、公式は今後ニーズに応じて対応するステーブルコインの数も増やしていくとも述べています。
記事ソース : Medium – IOS Foundation