MetaMaskがDAO、トークン発行を計画。ConsenSysは約530億円調達

MetaMaskがDAO、トークン発行を計画。ConsenSysは約530億円調達
この記事の3つのポイント!・MetaMaskがDAO、トークン発行を計画
・ConsenSysがシリーズDで約530億円を調達
・MetaMask MAU、3000万記録

MetaMaskが、DAO形成やトークンの発行を計画していることが分かりました。

MetaMaskを手掛けるConsenSys創設者ジョセフ・ルービン氏によると、MetaMaskの斬新で新しい作品の創造を資金面で可能とするDAOを計画しているとしています。(MetaMaskの統治機能は無し)

さらにルービン氏は、MetaMaskのトークンを計画していることを明かしました。

トークンに関する詳細情報は明かされていませんが、先月開催されたETH DenverでMetaMask運営責任者Jacobc.eth氏は「トークン発売は慎重に進められ、キャッシュグラブ(企業が利益目的で短期間で粗末なものを作ること)にはならないだろう。」と述べています。

上記に加えて、MetaMaskを手掛けるConsenSysの大型資金調達も行われました。

昨日、ConsenSysはParaFi CapitalやMicrosoft、Softbank等からシリーズDで4億5000万ドル(約530億円)の調達を行なったと発表。今回の資金調達を経て、ConsenSysの企業価値は70億ドル(約8280億円)となりました。

ParaFi Capital創設者のベン・フォアマン氏、Softbank Investment Advisersのニール・クーニャ=ゴメス氏は下記コメントを残しています。

ParaFi Capital フォアマン氏

“「ConsenSysは、ブロックチェーン分野で最も重要な企業の1つとして台頭してきました。特にMetaMaskは、ユーザーがweb3やDeFiアプリケーションにアクセスするためのゲートウェイであり、消費者や企業にとって世界で最も広く使われているブロックチェーンプロダクトの1つです。ParaFiは、ConsenSysのプロダクトとサービスの長年のパワーユーザーとして、パートナーになることを嬉しく思います。(一部省略) – 引用元:ConsenSys」”

Softbank Investment Advisers クーニャ=ゴメス氏

“「分散型ウェブへのアクセスを強化するというミッションにおいて、Joeとそのチームと提携できることを嬉しく思います。私たちは、ConsenSysが提供する使いやすく中立的で安全なWeb3製品のエコシステムが、前例のないレベルのエンゲージメントを促進し続けていると確信しており、彼らがWeb3の採用を次のレベルに引き上げるのを支援できることに興奮しています。 – 引用元:ConsenSys」”

ConsenSysは、今回の資金調達で調達されたデジタル資産や法定通貨をETHに変換し、財務戦略に基づいてETHと米ドル相当額の比率をリバランスするとしています。

今回調達された資金は、2022年後半にリリース予定のMetaMaskの機能拡張や、人材雇用、NFT事業の促進等に充てられる予定です。

MetaMaskは今年1月の月間アクティブユーザー数で3000万人を達成し、昨年6月のMAU 500万人から約6倍の数字を記録しました。

記事ソース:ConsenSysDecrypt

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks