大手マイニング社のBITMAIN(ビットメイン)が香港証券取引所に上場できない可能性が浮上。昨今の相場の下落が原因か。
ユッシ

-この記事の3つのポイント!・大手マイニング企業のBITMAINが台湾証券取引所に上場できない可能性が
・同時期に上場申請していた他の2社は既に上場が却下
・取引所関係者は「マイニング事業は浮き沈みが激しい」と語る
大手マイニング社のBITMAIN社が香港証券取引所に上場できない可能性があることを日本経済新聞が報じました。
2018年にBITMAIN社を含む仮想通貨マイニング企業3社が香港証券取引所に上場を申請していましたが、BITMAIN社以外の2社は上場が期限内に認められませんでした。
今回上場が認められなかった億邦国際は、今年の5〜6月に申請を行っていましたが今回の上場却下により12月20日付で再申請を行いました。
香港証券取引所の審査の詳細は明らかにされていませんが、取引所の関係者は「事業の浮き沈みが激しく、1〜2年後に業者が存在しているかわからない」などと語っているようです。
香港証券取引所に上場申請してたマイニング大手三社のうち、
Canaanは却下、Ebangもあと2週間で承認されなければ却下らしい。Bitmainには期限まであと3か月以上残っているけど、マイニング以外の事業でHKEXが重視するsustainabilityを示せない限り難しそう。https://t.co/5dbL2UTTtg
— こじらせ女子@Blockchain&China (@icotaku_utgirl) December 18, 2018
昨今の仮想通貨価格下落はマイニング業界に悪影響をもたらしています。
先日GMOインターネットは、マイニング事業で355億円の特別損失を出したことを発表しており、マイニングマシン事業からは撤退することが決まっています。
GMOインターネットがマイニング事業で355億円の特別損失を出したことを発表。自社マイニング事業は継続