ビットコイン、425万円以上保有のアドレス数が過去最高に
Crypto Times 編集部
1 BTC/ビットコイン(現在約425万円)以上を保有するアドレスの数が過去最高の約101万個に達していることが明らかとなりました。左記情報は、オンチェーン上の分析データを提供するglassnodeの関連Twitterアカウントによって報告されています。
📈 #Bitcoin $BTC Number of Addresses Holding 1+ Coins just reached an ATH of 1,014,018
View metric:https://t.co/s7tx1xxyz3 pic.twitter.com/iMAXloyO12
— glassnode alerts (@glassnodealerts) August 13, 2023
上記データから、2020年から2022年後半までの期間、1 BTC以上を保有するアドレスの数は緩やかに増減しており、2023年からその数が増加していることが窺えます。
先日、レポートを公開した暗号資産取引所Bitfinexは文書の中で「今後5年以内に取引所のビットコイン供給量が90%減少し、供給不足に陥る可能性がある」と予想。機関投資家の参入やビットコインの採掘のほとんどがすでに完了していることを同社は理由として挙げました。
関連:取引所でのビットコイン供給量、5年以内に90%減の可能性|Bitfinexが予測
記事執筆時のビットコインの価格は29,400ドル付近を記録。6月以降、30,000ドル周辺での動きが続いており、ボラティリティは比較的低い状態が続いています。
glassnodeのオンチェーンアナリストによると、先月7月時点でのビットコインの1ヶ月間におけるボラティリティは22.9%を記録し、2018,19年と同程度の低水準になっています。
Realized volatility for #Bitcoin has collapsed to historical lows.
Across 1-month to 1yr timeframes, this is the quietest we have seen the corn since after March 2020.
Historically, such low volatility aligns with the post-bear-market hangover periods (re-accumulation phase). pic.twitter.com/wilcPgbTSR
— _Checkɱate 🔑⚡🌋☢️🛢️ (@_Checkmatey_) August 7, 2023
米投資会社ARK Investも先日公開したビットコインの月次レポートの中で、先月7月のビットコインのボラティリティの低さに言及しており、ビットコインの価格が近日中に上下どちらかの方向に大きく動く可能性があるとの見解を示しました。
ビットコイン市場において注目されているETFに関して、先日、米国証券取引委員会(SEC)はARK Investが申請していた現物ビットコインETFに対する判断を延期する決定を下したことが明らかとなっています。
ギャラクシーデジタル社のCEOマイク・ノボグラッツ氏は、現物ビットコインETFが4~6ヶ月以内に承認される可能性が高いと予想。引き続きビットコインやその関連情報の動向に注目が集まります。
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記事ソース:glassnodestudio