Web3大手アニモカ・ブランズ、三井物産と提携

Web3大手アニモカ・ブランズ、三井物産と提携

香港に拠点を置く大手ブロックチェーンゲーム開発・投資会社Animoca Brandsは、日本の大手商社三井物産と資本業務提携及び戦略的パートナーシップに関する覚書を締結したことを発表しました。


上記パートナーシップでは、三井物産の広範な資産とネットワークを活用し、日本市場におけるWeb3の普及やイノベーションに貢献する新規事業を生み出していくとしています。

また、両者は今後、ブロックチェーン技術のウェルネス分野への応用、脱炭素・カーボンクレジットなどでの協業など、様々な分野でも連携予定。合弁会社の設立も計画しているとしています。

国内企業とAnimocaの取り組みは、これまでにも行われており、昨年8月にAnimoca Brandsの日本拠点企業Animoca Brands KKは三菱UFJ銀行とAnimoca Brands等から4500万ドルの資金調達を実施しました。

関連:Animoca Brands Japanが三菱UFJ銀行、Animoca Brandsから4500万USDの資金調達

Animoca Brandsは、ブロックチェーンゲーム業界の著名なプレーヤーとして「The Sandbox」などの注目プロジェクトを保有しており、Axie InfinityやOpenSea、NBA Top Shotなどのプロジェクトへの投資も行ってきた企業です。

同社は、個人投資家への取引所サービスの提供が先日解禁された香港の「Cyberport」に拠点を設置。デジタル技術コミュニティエリアのCyberportは、香港政府が全額出資するCyberport社が管理するエリアで、過去1年間で約150社のWeb3関連会社が設立されています。

Animoca Brandsは、8億ドル規模のメタバースファンドの設立を計画しており、拡大を続けるメターバースやブロックチェーンゲーム市場において戦略的な施策を続けています。

記事ソース:Animoca BrandsReuters香港政府

画像出典元: T. Schneider / Shutterstock.com

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