ビットコイン、1億4700万円まで上昇の可能性|著名投資家の見解とは

ビットコイン、1億4700万円まで上昇の可能性|著名投資家の見解とは

著名暗号資産投資家アンソニー・ポンプリアーノ氏は「Why Bitcoin Is Going To $1 MILLION(なぜビットコインは*100万ドルに達するのか?)」というタイトルで現在のビットコイン市場に対する見解を自身のポッドキャストで示しました。*100万ドル = 現在換算約1億4700万円

ポンプリアーノ氏によればビットコインは既に金融システムの隅々まで浸透しておりすべての主要金融機関が参入を進めているとのことです。15年前には政府による規制や禁止を懸念する声が主流だった状況から現在では米国政府高官の多くがビットコインを保有するまでに変化したと同氏は指摘しています。

転換点となったのは世界最大の資産運用会社ブラックロックの参入でした。同氏の分析ではラリー・フィンクCEOがビットコインETFの発売を発表したことで業界全体の流れが変わり、このETFはウォール街史上最も成功した金融商品の一つになったとされています。実際、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)は2024年1月の発売からわずか7週間で100億ドルの運用資産を達成し、ETF史上最速記録を樹立。現在で約850億ドルの規模まで成長しています。

伝統的金融機関と暗号資産企業の融合

JPモルガンとコインベースの提携についても、伝統的金融機関と暗号資産企業の融合を示す重要な動きとして同氏は評価しています。7月30日に発表されたこの提携により、JPモルガンの8000万人以上の顧客は2025年秋からChaseのクレジットカードでコインベース口座に資金を供給でき、2026年からはChase Ultimate Rewardsポイントを暗号資産に交換できるようになります。

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これは主要クレジットカードの報酬プログラムが初めて暗号資産への直接交換を可能にする画期的な取り組みです。興味深いことにポンプリアーノ氏は将来的にコインベースのような暗号資産企業が伝統的な銀行を買収する可能性にも言及しました。

投資戦略と今後の展望

投資戦略の観点からは、ポンプリアーノ氏は中央銀行が金融緩和を続ける限りビットコインの価値は上昇し続けるとの持論を展開。S&P500指数をビットコイン建てで評価すると2020年以降85%下落しているという分析を示し、法定通貨の価値低下に対するヘッジ手段としてのビットコインの重要性を強調しました。

今後の展望としてポンプリアーノ氏は資産のトークン化が急速に進むと予測。既に金やドルのトークン化が実現しており、次は株式へと拡大するとの見方を示しました。さらに、政府レベルでのビットコイン債券発行や戦略的準備金の議論も現実味を帯びてきていると述べています。

同氏はビットコインと人工知能が業界を問わずあらゆる企業で活用可能な技術であることを強調し、レストランから法律事務所までどの分野でも採用が進むと予測しました。

ポンプリアーノ氏の分析はビットコインが単なる投機的資産から、金融システムの重要な構成要素へと変貌を遂げつつあることを示唆しています。

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