ビットコインと世間の熱狂が逆行、2025年強気相場に起きている「異変」とは?

2025/08/18・

よきょい

ビットコインと世間の熱狂が逆行、2025年強気相場に起きている「異変」とは?

引用元: Mehaniq / Shutterstock.com

ビットコイン(BTC)が100日間連続で10万ドルを超えるなど記録的な価格上昇を続けているにもかかわらず、個人投資家の市場参加は低調に推移しています。

過去の強気相場で見られた熱狂はなく、機関投資家が主導する「孤独な上昇」となっているのが2025年の特徴です。

市場観測筋によると、以前の強気相場では一般層の間でビットコインが頻繁に話題に上りましたが、今回はそうした兆候が見られません。Googleトレンドにおける「Bitcoin」の検索数も低水準で推移しており、ドージコイン(DOGE)やリップル(XRP)といった他の主要な暗号資産への関心も限定的です。

この現象の背景には市場の構造変化があると分析されています。ビットコイン現物ETFの承認や金融界の有力者の参入により、市場が機関投資家主導へと移行しました。これにより、個人投資家が「自分たちのための市場ではない」と感じている可能性があります。また、過去の価格変動で損失を被った投資家が慎重になっているとの見方もあります。

個人投資家の不在とは対照的に市場のファンダメンタルズは堅調です。ビットコインは心理的な節目である10万ドルを固め、長期的なトレンドを示す200日移動平均線も10万ドルを上回るなどテクニカル指標は強気を示唆しています。

さらに2025年には米国の退職金口座でビットコインを保有することが法的に認められ、数千万人がアクセス可能になりました。

ビットコインはかつての投機的資産から、機関投資家がポートフォリオに組み入れる安定資産へとその性質を変えつつあります。この変化が、個人投資家の熱狂を伴わない静かな強気相場を生み出していると考えられます。


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