ビットコイン、FOMC後の下落に警戒|鍵は10.7万ドル

2025/09/16・

よきょい

ビットコイン、FOMC後の下落に警戒|鍵は10.7万ドル

米連邦公開市場委員会(FOMC)を9月17日に控え、暗号資産市場が重要な局面を迎えています。ビットコイン(BTC)の価格は会合で示される米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に関するメッセージ次第で大きく変動する可能性があります。

市場ではFRBの姿勢によって価格が12万5000ドルへ上昇するか、あるいは10万7000ドル台まで下落するかの分岐点にあるとの見方が強まっています。

現在ビットコインは重要な価格帯である10万8000ドルから11万6000ドルのレンジ上限付近で推移しています。市場の勢いが回復するためには11万6000ドルの抵抗線を明確に上抜ける必要があります。これに失敗した場合支持線である10万7500ドル付近まで下落する可能性が指摘されています。

暗号資産取引所MEXCのチーフアナリストであるショーン・ヤング(Shawn Young)氏は、FOMCの結果により価格が大きく動くと予測。FRBが積極的な金融緩和を示唆すればビットコインは12万ドルから12万5000ドルを目指す可能性があります。逆に将来の利下げに慎重な姿勢を示した場合、価格は10万7000ドルから10万8000ドルの支持線を試す展開も考えられます。

オンチェーンデータによれば短期保有者による利益確定売りが売り圧力となっています。一方で先週にはビットコインETFに23億ドルが流入しており機関投資家がFOMCの結果を見据えて準備を進めていることがうかがえます。

しかし、シグナム銀行の投資責任者は労働市場の弱さが利下げを後押しする一方で、3%近いインフレ率がFRBを慎重にさせると分析しています。

VALRのCEOであるファルザム・エサニ(Farzam Ehsani)氏はビットコインがさらに上昇するには持続的な金融緩和が不可欠だと述べています。今後のビットコインの短期的な方向性は、FRBがインフレと雇用の課題にどう対応しどのような金融政策の道筋を示すかにかかっています。


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情報ソース:bitfinex

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