ビットコイン支持線割れ、次は11万2000ドルまで下落か

週明けの暗号資産市場は急落に見舞われました。ビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）は直近の高値から反落し、さらなる価格下落のリスクが指摘されています。

ビットコインは過去24時間で3%以上下落し、11万8,000ドル台から約11万5000ドルまで値を下げました。イーサリアムも同様に約4%下落しました。

📊Today’s #Matrixport Daily Chart – August 18, 2025⬇️

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— Matrixport Official (@Matrixport_EN) August 18, 2025

暗号資産サービス企業のマトリックスポートは、ビットコインがこれまで支持線として機能していたトレンドラインを割り込んだことから、価格が11万2,000ドルの水準を試す可能性があると分析。今後の市場の焦点は、9月17日に開催される米国の連邦公開市場委員会（FOMC）になるとの見方を示しました。

市場に激震、10億ドルの強制ロスカット発生｜イーサリアムで大量損失

この急落は大規模な強制決済を引き起こしました。CoinGlassのデータによれば、24時間で約4億ドルのレバレッジポジションが清算され、10万6000人以上のトレーダーが影響を受けました。清算額の大部分は価格上昇を見込んでいたロングポジションで、その額は3億600万ドルに上ります。

銘柄別で見ると、イーサリアムのトレーダーが最も大きな打撃を受けました。その他、ソラナ、XRP、ドージコインのトレーダーもそれぞれ大きな損失を被りました。