ビットコイン(BTC)、9万ドルから急転直下ーダブルデスクロス形成【仮想通貨チャート分析】
よきょい

1月31日、ビットコイン(BTC)はこれまでの堅調な推移から一転、急激な売り圧力にさらされています。現在約83,618ドル付近で取引されており、心理的節目であった9万ドルさらには8万5000ドルを相次いで割り込む弱気な展開となっています。

BTC/USD – TradingView
最新の4時間足チャートにおいて非常に警戒すべき弱気シグナルが確認されました。短期の7日指数平滑移動平均線(EMA:緑)と中長期の28日EMA(青)が、共にこれまでのサポート水準を大きく下抜け、急激な右肩下がりに転じています。
特に短期EMAが価格を上から押さえつける「デスクロス」の状態が継続しており、反発してもEMAに頭を抑えられる「戻り売り」の構造が明確化しています。
チャートを俯瞰すると、1月中旬に記録した9万7000ドル付近のピークから緩やかに高値を切り下げ続けており、蓄積された売りエネルギーが解放され現在は「自由落下」に近い局面を迎えています。
一時8万1000ドル台まで急落する場面もあり、長い下ひげを残してわずかに反発しているものの買いの勢いは依然として極めて限定的です。
今後の展望:8万ドル維持が正念場
現在の市場環境に基づくと以下のシナリオが想定されます。
- 弱気シナリオ: 現在の8万3000ドル付近の支持基盤が崩れた場合、次の主要なサポートは8万ドルの大台あるいは12月中旬の保ち合い水準である7万8000ドル付近まで下落が加速するリスクがあります。
- 強気シナリオ: 短期的な底打ちを確認するためにはまず8万4000ドル〜8万6000ドルのEMAゾーンを力強く奪還し、週足の終値に向けて価格を戻せるかが焦点となります。
ボラティリティが急拡大している現在、安易な押し目買いはリスクが高く反発の根拠となる出来高の増加や、EMAの上抜けを待つ慎重な姿勢が求められます。

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