BNBがXRPを圧倒。時価総額3位へ浮上

バイナンスが手掛けるBNBチェーンのネイティブトークンであるBNBが史上最高値を更新しました。この価格高騰によりBNBは時価総額でリップル（XRP）を上回り、暗号資産市場全体で3位の地位を確立しました。

データによると、BNBは10月8日に過去最高の1,330ドルを記録。過去1週間では約27%、過去1ヶ月では約46%の上昇を見せています。

今回の価格上昇の背景には、BNBチェーンエコシステムにおける実用性の拡大とネットワーク活動の活発化があります。Asterなどの分散型取引所での取引量が急増し、ガス代やガバナンストークンとして使用されるBNBへの需要が高まっています。

BNBの価格上昇はBNBチェーン上でのミームコイン取引の再燃と時期が重なります。ブロックチェーン分析プラットフォームのBubblemapsは、現在の「BNBミームコインシーズン」は近年のサイクルで最も収益性が高いものの一つだと報告しています。

The market has spoken.

BNB’s fundamentals are built for mass adoption — and this is only the beginning.

This post-ATH growth is powered by:

🔸@BNBCHAIN Momentum
58M+ monthly active addresses and #1 daily DEX volume — proof of sustained user activity and growing on-chain… https://t.co/lsk6qXRDCH

— YZi Labs (@yzilabs) October 7, 2025

ベンチャーキャピタルのYZiラボは、BNBのファンダメンタルズがマスアダプション（大衆への普及）のために構築されていると指摘。その要因としてオンチェーンでの勢いの拡大、デュアルバーンメカニズムによるデフレ型の仕組みなどを挙げています。