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ビットコイン、一時大幅な下落も高値圏を維持|2025年までに200,000ドルの予想も

ビットコイン、一時大幅な下落も高値圏を維持|2025年までに200,000ドルの予想も

ビットコインは昨日12月5日、史上初めて10万ドルを超え一時104,000ドルを記録しました。この値動きはトランプ次期大統領も自身専用のSNSプラットフォームで言及するなど世界的に注目を集めました。

トランプ氏の発言|画像引用元:truthsocial.com

その後10万ドルを割り込んだビットコインは本日2024年12月5日朝、数分以内に98,000ドルから90,500ドルまで大幅に急落しました。

この急落によりFTXの破綻時以来となる記録的な清算が発生したと指摘されています。直近12時間以内では*4億ドル規模のロングポジションが清算されています。*coinglass参照

このようなボラティリティの高い動きを見せる中、スタンダードチャータード銀行のデジタル資産リサーチのグローバルヘッドであるジェフ・ケンドリック氏はビットコインが2025年までに200,000ドルに達すると予測しています。

ケンドリック氏は米国の退職基金や世界の政府系ファンド(SWF)、あるいは米国の戦略的ビットコイン準備金などによるビットコインの急激な取り込みが起きた場合、さらに強気なシナリオも想定されると述べています。

同氏は仮想通貨に親和的なトランプ新政権への期待に加え、現物型ビットコインETFのオプション取引開始にも注目。

先月11月には、世界最大の資産運用会社ブラックロックが提供する現物型ビットコインETFのオプション取引が開始されるなど新たな動きが見られるなか、ケンドリック氏はオプション取引が可能になったことで年金基金や退職金口座などからの需要が加速すると予想しています。

同氏は、現在ビットコインETFの保有割合の大半をヘッジファンドと投資顧問会社が占めており、年金基金はわずか1%に過ぎない現状に触れ、総額が400兆米ドルとされる米国の退職金/年金基金のたとえ数%であってもそれらの資金がビットコインに流入すれば価格を大幅に押し上げる可能性があると指摘しています。

ビットコインETFのオプション取引に注目しているのはケンドリック氏だけではありません。ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、オプション取引開始について「20色ほどの色を与えたようなもの」と表現し、トレーダーや機関投資家にとって今後様々な投資戦略が可能になるとコメントしています。

バルチュナス氏は、ビットコインETFオプションは市場全体の流動性向上に寄与し、この流動性の向上が「大口投資家を引き寄せるエサ」になると述べています。今後さらなる市場の活性化が予想されるビットコインの動向に引き続き注目が集まります。


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記事ソース:CNBCcoinglass


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