米ビットコインETF承認、機関投資家の確信が深まる可能性
Crypto Times 編集部
米での現物型ビットコインETFの承認が、機関投資家たちによるビットコイン投資への新たな信頼を築こうとしています。
海外メディアThe Blockによると大手VC Pantera Capitalのジェネラルパートナーを務めるフランクリン・ビー氏は、今回の米国でのビットコインETFに関する一連の検証で多くの機関投資家がビットコインへのエクスポージャーを持つべきだという確信を深めたと指摘しています。
米SECによってビットコインの現物型ETFが承認されただけでなく、実際に市場からの資金流入も継続的に発生しています。
1月にビットコイン投資信託からETFへの転換が認められたグレースケール社のGBTCからは、他社ETF製品との手数料の違いなどから資金流出が継続的に発生していました。しかし、5月3日、GBTCのETFへの転換承認以来初めて資金流入額が資金流出額を上回りました。
Bitcoin ETF Flow (US$ million) – 2024-05-03
TOTAL NET FLOW: 378.3
(Provisional data)IBIT: 12.7
FBTC: 102.6
BITB: 33.5
ARKB: 28.1
BTCO: 33.2
EZBC: 60.9
BRRR: 35.6
HODL: 8.7
BTCW: 0
GBTC: 63
DEFI: 0For all the data & disclaimers visit:https://t.co/4ISlrCgZdk
— Farside Investors (@FarsideUK) May 4, 2024
ブラックロックやフィデリティなど大手金融機関が手掛ける他のビットコインETF製品への資金流入も再開されており、投資家の関心が再び集まっていることが示されています。
記事ソース:The Block