ビットコインETF、カストディの取得単価は65,000ドル
Crypto Times 編集部
ビットコインETFのカストディウォレットのビットコイン取得単価が現在のビットコイン価格を大きく上回る1BTC = 65,000ドルであることが明らかになりました。
#Bitcoin Cost-Basis:
• ETFs/Custody Wallets: $65K
• Binance Traders: $55K
• Mining Companies: $45K – Below this level in past downturns (May 2022, March 2020, November 2018) confirmed a bear market.
• Old Whales: $22K – Never breached historically. pic.twitter.com/knIycXuObD
— Ki Young Ju (@ki_young_ju) August 5, 2024
CryptoQuantの創設者兼CEOのKi Young Ju氏によると、1 BTCのコストとしてバイナンスのトレーダーが55,000ドル、マイニング事業者が45,000ドル、古参の大口が22,000ドルとなっています。
8月5日には、米現物型ビットコインETFから1.68億ドルの資金流出が発生。現在のETFでの保有分は、時価総額全体の4.51%となっています。
現状のビットコインETF取引の多くは個人投資家によるものだと予想されるなか、資産運用会社Off The Chain CapitalのCEOであるブライアン・ディクソン氏は以前、政府系ファンドや年金基金といった機関投資家によるデューデリジェンス(投資判断のための調査)には8ヶ月から1年以上かかることも珍しくないと述べました。
ビットコインETFは今年1月に承認されました。デューデリジェンスの結果、大口のプレイヤーがビットコイン投資へのポジティブな姿勢を取った場合、今夏から年末にかけてこれらの機関投資家の資金がビットコインへETFを通して市場に流入する可能性があります。
その場合、上記プレイヤーの取得単価は現時点の価格よりも高くなり、それに伴いビットコインの価格が上昇する可能性も予想されます。