BTC、ナスダック上昇局面で恩恵受けず|ハイテク株へ資金集中か
Crypto Times 編集部

暗号資産マーケットメイカーのWintermuteは11月12日、ビットコイン(BTC)とナスダック100の相関関係に関する分析レポートを公開しました。
BTC still moves with equities, but only when it hurts
The correlation remains high at ~0.8, but BTC reacts more to Nasdaq losses than gains
This negative performance skew is now at levels last seen in late 2022, yet we’re sitting near all-time highs pic.twitter.com/TO5OGSjzx1
— Wintermute (@wintermute_t) November 13, 2025
レポートによると、BTCとナスダック100の相関係数は約0.8と依然として高い水準にあります。しかし、その内容には「負の非対称性」が存在し、株式市場の上昇局面におけるBTCの反応は鈍い一方で下落局面ではより鋭く連動する傾向があることが示されました。
この種の非対称性は通常、市場心理が冷え込んだ弱気相場の底値付近で観察されるものです。レポートはBTCが史上最高値圏にある現在の価格水準でこの現象が見られることは異例であると指摘しています。
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著者のJasper De Maere氏はこの非対称性の背景にある要因として、主に2つの点を挙げています。
第一に、2025年を通じて機関投資家と個人投資家の双方の注目がメガキャップのハイテク株に集中し、リスク資産への資金が暗号資産よりも株式市場へ向かったことです。
第二に、暗号資産市場の構造的な流動性の脆弱性です。具体的には、ステーブルコイン発行の停滞、ETF流入の鈍化、取引所の市場流動性(Market Depth)が2024年初頭の水準に回復していない点などが指摘されています。この脆弱性が株式市場の下落局面におけるBTCのネガティブな反応を増幅させていると分析されています。
市場参加者の疲弊感はデータにも表れており、365日移動平均で見た「ペインギャップ」(株式下落時に対するBTCの連動の強さ)は、2022年後半の弱気相場以来の最高水準に達しています。
レポートはこうした逆風ともいえるダイナミクス(負の非対称性)が存在するにもかかわらず、BTCが複数の史上最高値を記録し、現在もピークから20%未満の水準を維持している点に注目。「この状況下で価格は堅調に持ちこたえている」と評価しています。
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記事ソース:Wintermute



























































