ビットコイン価格は高値、実態は「ゴーストタウン」?
Crypto Times 編集部

ビットコイン価格が史上最高値に迫る水準で推移する中、ブロックチェーン上の活動は静かであるという乖離が生じているとオンチェーン分析チームGlassnodeは最新レポートの中で伝えています。
レポートによると、ビットコインネットワークの1日あたりのトランザクション(取引)数は、2025年の初めから著しく減少しています。この主な要因は2024年にブームとなったインスクリプションやルーンといった非金融的なトランザクションの活動が大幅に沈静化したことにあると同社は結論付けています。一方で、1トランザクションあたりの平均送金額は3万6200ドルと高い水準を維持しており、特に10万ドルを超える高額取引が全送金額に占める割合は2022年11月の66%から現在では89%にまで増加しているといいます。これは、大口の参加者がより活発にそしてより大きな金額を動かしていることを示唆している可能性があります。
Glassnodeは取引活動の中心舞台が中央集権型の取引所(CEX)を中心とした「オフチェーン」へ移行していると指摘します。現物や先物、オプションなどの取引量はオンチェーンでの決済量を7倍から16倍も上回る規模にまで成長しています。
市場ではOI(未決済建玉)が先物、オプションともにここ数年で著しく増加しており、先物の建玉は77億ドルから528億ドルにオプションは32億ドルから434億ドルに拡大しているといいます。ここで注視すべきは証拠金の構成が変わったことで、2018年から2021年のサイクルでは仮想通貨を証拠金としたデリバティブ取引が好まれていたものの、現在では証拠金としてステーブルコインを用いるのが主流になっていると同チームは説明しています。
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