ビットコインのトランザクション数、歴史的な10億回に到達
Crypto Times 編集部
ビットコインの総トランザクション数が2009年1月のローンチ以来約15年で10億回に到達しました。現在同通貨は1ヶ月で約1550万のトランザクションが刻まれています。
Twitter創設者でビットコイン関連サービスを手がけるBlock社も手がけるジャック・ドーシー氏も自身の公式アカウントでビットコインの節目について言及しています。
1b txn https://t.co/akb8kbe0dD
— jack (@jack) May 6, 2024
BitInfoChartsの最近データによると、2023年4月からビットコインのトランザクション数は増加傾向にあります。
トランザクション手数料については現在約5.3ドルと昨年と比較して高水準となっているものの、同チェーン上の新しいFT規格「Runes」が注目を集めた前月のピークの手数料と比較してその価格は落ち着きを見せています。
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オンチェーンデータプラットフォーマーglassnodeによると、4月29日時点でのRunesのトランザクション手数料は1.17億ドルにも到達しているものの、その勢いは衰えを見せていることが指摘されています。
Following the #Bitcoin Halving, Rune Transactions have accrued a total of $117M in revenue fees, with a staggering $62.4M collected on the day of the halving.
However, a stark decline in revenue can be noted with the current Fees from Rune TXs residing at a value of $1.03M. pic.twitter.com/RpDnn4r88n
— glassnode (@glassnode) April 29, 2024
歴史的な節目となる10億回のトランザクションを達成したビットコインですが、記事執筆時のEthereumの総トランザクション数が23億回、Solanaが2,875億回となっていることからその用途は以前として限られていると言えます。
OrdinalsやBRC-20以外にもRunes、ビットコインレイヤー2など新たな技術や概念も登場、提唱されているビットコインエコシステムに引き続き注目が集まります。
記事ソース:Clark Moody Bitcoin、BitInfoCharts、Solana Explorer、Etherscan