CFTCトップ人事、トランプ氏への直談判で覆る。その舞台裏とは
よきょい

引用元: T. Schneider / Shutterstock.com
ホワイトハウスは商品先物取引委員会(CFTC)の次期委員長候補であったブライアン・クインテンツ氏の指名を撤回しました。この決定は暗号資産交換業者ジェミナイ(Gemini)の創業者であるウィンクルボス兄弟からの反対が影響したと報じられています。
クインテンツ氏はかつてCFTCの委員を務めました。彼はベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツなどでの経歴を持ち、暗号資産業界と伝統的な金融業界の双方から広く支持されていました。
しかし、ウィンクルボス兄弟が7月にトランプ大統領と直接会談し、クインテンツ氏が政権の方針と合致していないとの懸念を伝えたとされています。この会談後、ホワイトハウスは上院農業委員会に対しクインテンツ氏の指名承認に関する公聴会の延期を要請していました。
クインテンツ氏は声明の中で「CFTC委員長に指名され承認プロセスを経験できたことは生涯の名誉でした」と述べ、民間部門に戻る意向を示しました。ホワイトハウス関係者は指名撤回を認め「トランプ政権は彼を信頼できる盟友と考えており、別の立場で協力することを楽しみにしている」とコメントしました。
ホワイトハウスは近い将来に新たな委員長候補を発表するとしています。後任には証券取引委員会(SEC)の幹部や元CFTC委員など複数の名前が挙がっています。
現在CFTCはキャロライン・ファム氏が委員長代行を務めていますが後任の承認をもって退任する予定です。デジタル資産の規制整備が進む中、CFTCの新しいリーダーシップの行方が注目されます。
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情報ソース:politico